「私どもの不手際で」目上にも使える?丁寧なビジネスメール例文・書き出しと締めの挨拶

「私どもの不手際で」目上にも使える?丁寧なビジネスメール例文・書き出しと締めの挨拶

「私どもの不手際で」は、自社や自分のミスによって相手に迷惑をかけた際に、謝罪の意を込めて使う表現です。取引先や顧客に対して、ミスが発生した原因が自社側にあることを明確に伝え、誠意をもって謝罪するために使用されます。

使用される主な場面

  • 納品の遅延や誤配送が発生した場合
    例:「私どもの不手際で、納品が遅れてしまい、誠に申し訳ございません。」
  • 事務処理や手続きにミスがあった場合
    例:「私どもの不手際で、書類の記載内容に誤りがございました。」
  • 連絡や対応が遅れた場合
    例:「私どもの不手際で、ご連絡が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。」
  • 会議やイベントの運営に問題が発生した場合
    例:「私どもの不手際で、会場の手配に不備がありましたことを深くお詫び申し上げます。」
  • 提供した商品やサービスに不具合があった場合
    例:「私どもの不手際で、ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。」

「私どもの不手際で」使用する際の注意点

謝罪の伝え方に関する注意点

  1. 責任を明確にする
    「私どもの不手際で」という言葉を使うことで、責任が自社にあることを明確に伝えられます。ただし、相手の責任に言及するような表現は避けましょう。
  2. 言い訳をしない
    謝罪の際に、「しかし」「とはいえ」といった言葉を続けて弁解すると、誠意が伝わらないことがあります。ミスの原因説明をする場合でも、言い訳がましくならないよう注意が必要です。
  3. 具体的な対策を伝える
    同じミスを繰り返さないためにどのような改善策を講じるのかを伝えることで、誠意が伝わりやすくなります。

他の失礼がない言いまわし

  1. 「弊社の不手際により」
    「私ども」を「弊社」と表現することで、よりフォーマルな印象になります。
  2. 「当方の不備により」
    「不手際」を「不備」と言い換えることで、少し柔らかい印象になります。
  3. 「こちらの手違いで」
    「不手際」の代わりに「手違い」を使うことで、比較的軽微なミスであることを伝える際に適しています。
  4. 「私どもの落ち度で」
    「不手際」とほぼ同じ意味ですが、より強く自責の念を示す表現です。
  5. 「弊社の対応の不備で」
    「対応の不備」とすることで、具体的に何が問題だったのかが伝わりやすくなります。

「私どもの不手際で」書き出しの挨拶と締めの挨拶

謝罪の意を込めた書き出し

1. 丁寧な謝罪の書き出し

拝啓 貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
このたびは、私どもの不手際でご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

2. 迅速な対応を伝える書き出し

お世話になっております。
私どもの不手際により、ご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。早急に対応させていただきますので、何卒ご容赦くださいませ。

3. 具体的な改善策を伝える書き出し

いつもお世話になっております。
このたびは、私どもの不手際によりご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。

4. 誠意を強調する書き出し

お世話になっております。
私どもの不手際でご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。重ねてお詫び申し上げます。

5. 信頼回復を意識した書き出し

拝啓 貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
私どもの不手際により、ご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。引き続き誠意をもって対応させていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

謝罪の意を込めた締めの挨拶

1. 丁寧な締めの挨拶

このたびの件につきまして、重ねてお詫び申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

2. 迅速な対応を伝える締めの挨拶

今後はこのようなことがないよう、十分に注意いたします。引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。

3. 具体的な改善策を伝える締めの挨拶

再発防止に向け、社内での確認体制を強化してまいります。何卒ご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。

4. 信頼回復を意識した締めの挨拶

今後とも信頼回復に努めてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

5. 誠意を強調する締めの挨拶

ご迷惑をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。何卒ご寛容のほど、お願い申し上げます。

「私どもの不手際で」目上の方へ使用する場合

誠意あるご報告と再発防止策のご説明

いつも大変お世話になっております。
先日の会議におきまして、私どもの不手際により、十分なご説明ができず、重要な情報が不明瞭な状態となってしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。今回の件につきましては、原因を慎重に検証し、資料の再確認および補足資料の作成を実施いたしました。今後は、事前の準備をより一層徹底し、同様の事態が発生しないよう努める所存でございます。
何卒ご理解とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。


ご指導への深い感謝と改善への決意

いつもご高配を賜り、誠にありがとうございます。
先日のご説明におきまして、私どもの不手際が原因で、伝えるべき要点が十分にお伝えできず、○○様にご迷惑をおかけしましたこと、誠に申し訳なく存じます。今回の事態を厳粛に受け止め、今後は関係部署との連携を一層強化し、説明内容の精査・補完を徹底いたします。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。


反省を胸にした再確認と資料改訂のご報告

いつも大変お世話になっております。
先般の会議において、私どもの不手際により、説明内容に不足が生じた結果、○○様にご不便をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。現在、該当部分の原因を精査し、資料の改訂および補足説明の準備を進めております。今後は、事前の確認体制を一層強化し、より分かりやすく丁寧なご説明を実現する所存です。
何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


説明不備に対する真摯な反省と再発防止への取り組み

いつもご指導いただき、誠にありがとうございます。
先日の打合せにおいて、私どもの不手際により、説明が不十分であったため、○○様にご迷惑をおかけしましたこと、深く反省しております。今後は、資料作成の段階から入念な確認を行い、補足資料を併せてご提出するなど、再発防止に向けた改善策を講じる所存です。
何卒ご高配のほどお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


お詫びと今後の対策についてのご連絡

いつも大変お世話になっております。
先日、私どもの不手際により、説明内容が十分に整わず○○様にご迷惑をおかけしましたこと、誠に申し訳なく存じます。今回の件につきましては、関係資料の再検討および説明内容の補足を速やかに実施し、再発防止策を徹底するための体制を整えております。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします

「私どもの不手際で」取引先の企業へ使用する場合

ご案内内容の再検証と訂正のご連絡

平素より大変お世話になっております。
先日ご案内申し上げました件につきまして、私どもの不手際により、説明が不十分で必要な情報が正確にお伝えできなかった点、誠に申し訳なく存じます。該当箇所は直ちに再検証し、補足説明を加えた改訂版の資料を作成いたしました。改めて正確な情報をご提供させていただく所存ですので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


情報伝達の不足に対する迅速な改善措置のご報告

いつもお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
先般のご連絡におきまして、私どもの不手際により、説明内容が十分でなく、貴社にご不便をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。現在、該当部分につきましては、内容の再整理と補足資料の追加を実施し、改訂版の資料を近日中にご送付する準備を進めております。
何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


説明不足による混乱を解消するための再確認のご連絡

平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
先日送付いたしましたご案内に関しまして、私どもの不手際により、必要な情報が十分にお伝えできなかった点につきまして、深くお詫び申し上げます。現在、該当箇所は再確認および補足説明を実施し、改訂版の資料として改めてご提供する所存です。今後は、情報提供の際の確認体制をさらに強化して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます.


説明内容の充実と再発防止に向けた改善策のご案内

平素より大変お世話になっております。
先般のご連絡に際し、私どもの不手際により、説明内容が不十分であったため、貴社にご迷惑をおかけしましたこと、誠に申し訳なく存じます。今回の件につきましては、資料の再確認および補足資料の作成を実施し、改訂版のご案内を追ってご送付させていただく準備を進めております。
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


説明不足に対するご迷惑を解消するための再検討のご連絡

平素より大変お世話になっております。
先日ご案内申し上げました内容におきまして、私どもの不手際により、説明が十分でなかったために、貴社にご迷惑をおかけしましたこと、誠に申し訳なく存じます。現在、該当内容は再検討の上、補足説明を加えた改訂版の資料を準備中です。今後は、情報提供の精度を高め、再発防止に努める所存です。
どうぞよろしくお願い申し上げます

「私どもの不手際で」新規取引先へ使用する場合

初回ご案内内容の見直しと深いお詫び

初めまして。
このたび、弊社よりご送付いたしました初回ご案内におきまして、私どもの不手際により、説明が不十分で必要な情報が十分に伝わらなかった点につきまして、深くお詫び申し上げます。現在、該当箇所は再確認の上、補足資料を加えた改訂版のご案内を準備中でございます。今後は、より丁寧かつ明確なご説明を実現するため、万全の体制で臨む所存です。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


初回ご連絡の内容補完と配慮の徹底

初めまして。
先日お送りいたしました弊社ご案内に関しまして、私どもの不手際により、説明内容に不足があり、貴社に十分な情報が提供できなかった点、誠に申し訳なく存じます。今回、該当部分につきましては、内容の再整理と補足資料の作成を実施し、改訂版のご案内を改めてご送付する運びとなりました。初回のお取引開始にあたり、より一層の配慮をもってご説明させていただきたく存じます。
どうぞよろしくお願いいたします.


初対面における説明不足の改善と迅速な再送のご連絡

初めまして。
弊社の初回ご案内に際し、私どもの不手際により、説明が十分に行き届かず、貴社にご不便をおかけしましたこと、誠に申し訳なく存じます。該当箇所は既に再確認および補足説明を実施し、改訂版の資料を近日中にご送付する予定です。今後は、初対面のご案内に際して、より明確で丁寧な情報提供を心がける所存です。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


初回ご連絡に対する説明不足のお詫びと再確認

初めまして。
先日ご案内申し上げました内容において、私どもの不手際により、必要な情報が十分にお伝えできなかった点につきまして、深くお詫び申し上げます。現在、該当部分は内容の再検証と補足資料の整備を実施し、改訂版のご案内を追ってご送付させていただく運びとなりました。初回のお取引開始にあたり、より一層の配慮をもって情報提供に努める所存です。
どうぞよろしくお願いいたします.


初回ご連絡の内容見直しによる信頼回復への取り組み

初めまして。
弊社からご送付いたしました初回ご案内に関し、私どもの不手際により説明が不足していたため、貴社に伝えるべき情報が十分にご提供できなかった点、誠に申し訳なく存じます。現在、該当部分につきましては、内容の再確認と補足資料の作成を進め、改訂版の資料として追ってご送付させていただく予定です。今後は、初回のご案内に際して、より丁寧で分かりやすい説明を提供し、信頼回復に努める所存です。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします

「私どもの不手際で」顧客・お客様へ使用する場合

ご愛顧いただく皆様への深いお詫びと補足のご案内

いつも弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
先日お送りいたしましたご案内において、私どもの不手際により、説明が十分でなく、皆様に必要な情報が不明瞭であった点につきまして、心よりお詫び申し上げます。現在、該当部分は内容の再確認および補足説明を実施し、改訂版のご案内資料を準備中でございます。今後は、より丁寧かつ明確なご説明を心がけ、皆様にご安心いただけるよう努めて参ります。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


お客様へのご説明不足に対する迅速な改善措置のご報告

いつも大変お世話になっております。
先般のご案内におきまして、私どもの不手際により、説明が不十分であったため、重要な情報が十分にお伝えできなかった点につきまして、誠に申し訳なく存じます。現在、該当箇所は内容の再整理および補足資料の作成を進め、改訂版のご案内を近日中にご提供する所存です。
何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


ご利用者様への安心をお届けするための再確認とご案内

いつも弊社をご利用いただき、誠にありがとうございます。
先日お送りいたしましたご案内に関しまして、私どもの不手際により説明が不足していたため、皆様に必要な情報が十分に伝達されなかった点、深くお詫び申し上げます。現在、該当部分につきましては再確認および補足説明を実施し、改訂版の資料として追ってご送付する準備を進めております。今後は、より明快で安心いただけるご案内を徹底して参ります。
どうぞよろしくお願いいたします.


説明不足に対するお詫びと情報補完のご案内

いつも大変お世話になっております。
先日ご案内申し上げた内容におきまして、私どもの不手際により、説明が十分でなく、伝えるべき情報が不足していた点につきまして、誠に申し訳なく存じます。今回の件につきましては、内容の再確認と補足資料の整備を実施し、改訂版のご案内を速やかにご提供させていただく予定です。
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


ご案内内容の再確認と補足による信頼回復への取り組み

いつも弊社サービスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
先般お送りいたしましたご案内において、私どもの不手際により説明が不十分で、皆様にご不便をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。現在、該当部分につきましては内容の再確認および補足説明を実施し、改訂版のご案内資料を作成中です。今後は、より分かりやすく丁寧なご案内を提供し、皆様の信頼回復に努めて参ります。
どうぞよろしくお願いいたします

「私どもの不手際で」社内メールで使用する場合

内部連絡における説明不足の反省と改善策の共有

各位
先日の会議において、私どもの不手際により、説明が十分に行き届かず、必要な情報が不十分であったため、業務上の混乱を招いた点につきまして、深くお詫び申し上げます。今回の事態を踏まえ、説明内容の再確認および補足資料の作成を徹底し、今後は内部連絡の際により明確かつ配慮ある情報提供ができるよう努める所存です。ご意見やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします.


チーム内情報共有の再確認と改善の取り組み

皆さん
先日のプロジェクト会議において、私どもの不手際により説明が不足し、情報の共有に不備があったこと、誠に申し訳なく存じます。今回、内容の再整理および補足資料の作成を実施し、今後は内部連絡の際により円滑な情報共有が行えるよう、確認体制の強化を図って参ります。皆さんのご協力とご意見をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします.


社内連絡の精度向上に向けた再確認のご案内

各位
先日送付いたしました社内報告において、私どもの不手際により説明が不十分で、伝達すべき情報に一部欠落が生じた点につきまして、深く反省しております。今回の件を受け、説明内容の再確認と必要な補足説明を徹底することで、今後の連絡精度の向上を図る所存です。何かお気づきの点がございましたら、ご遠慮なくお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします.


内部連絡における情報共有の見直しと再発防止策

皆さん
先日の会議において、私どもの不手際により、説明内容が十分でなく、一部情報が共有されなかったため、業務に支障をきたしたことを深くお詫び申し上げます。今回、内容の再確認と補足資料の整備を実施し、今後は内部連絡に際して、より正確かつ配慮ある情報提供を徹底する所存です。皆さんのご協力とご意見を賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします.


社内連絡体制の見直しと改善策のご提案

各位
先日お送りした内部連絡に関し、私どもの不手際により説明が十分でなく、必要な情報が適切に伝わらなかった点につきまして、誠に申し訳なく存じます。今回の経験を踏まえ、今後は説明内容の再検証および補足資料の作成を徹底し、社内全体での情報共有の円滑化を図る所存です。ご意見等ございましたら、ぜひお知らせくださいますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします

「私どもの不手際で」を使用する際の注意点、まとめ

ビジネスメールにおいて「私どもの不手際で」という表現は、自己のミスや準備不足を率直に認める謝罪表現として広く用いられております。しかしながら、相手に対して誠意を十分に伝えるためには、単にこの一文だけではなく、何がどのように不足していたのか、またそれに対してどのような改善策を講じるのかを具体的に記載することが重要です。

【注意点】
具体的な内容の明示
「私どもの不手際で」という表現に続け、どの点においてご説明が不足していたのか、または業務にどのような影響を与えたのかを明記することで、相手に対する誠意と反省の度合いが伝わります。
改善策・再発防止の取り組みの提示
謝罪後に、今後同様の事態を防止するために実施する具体的な対策や改善策を記載することにより、単なる謝罪にとどまらず、前向きな改善の意思が伝わります。
相手に合わせた言葉遣いの工夫
目上の方、取引先、新規取引先、顧客・お客様、社内それぞれで、敬語や表現の柔らかさ、具体性のレベルを調整し、相手の立場に応じた適切な文面を心掛けることが大切です。
文面全体の丁寧さと配慮
冒頭・締めのご挨拶、候補日や具体的な依頼事項、改善策の詳細など、全体の文面にわたって丁寧な言葉遣いを維持することで、相手に対する敬意と誠意が伝わります。