鞭撻(べんたつ)とは?
単語
鞭撻
読み方
べんたつ
意味
「鞭撻」とは、他人を励ましたり、教え導いたりすることを指します。特に、相手を厳しく指導したり、努力を促したりするニュアンスを伴います。「ご指導ご鞭撻」という形で、指導や支援をお願いする際によく使われます。
言い換えると
- 励まし
- 助言
- 指導
- 努力を促すこと
- 教え導くこと
目上の方に使える言葉?
はい、「鞭撻」はフォーマルな表現であり、目上の方に対しても適切に使用できます。特に、「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」といった形で、敬意を込めた表現として多用されます。
どういう場面で使う言葉?
感謝や支援のお願いを述べる場面
「今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」
「これまでのご鞭撻に対し、心より感謝申し上げます。」
挨拶やスピーチでの使用
「本日を機に、さらなる努力を重ねてまいりますので、どうぞご鞭撻ください。」
「新たな職場でも、皆様のご指導ご鞭撻を賜りたく存じます。」
手紙やビジネスメールで使用する場面
「貴社のご指導ご鞭撻により、今後とも発展に努めてまいります。」
「何卒ご鞭撻くださいますようお願い申し上げます。」
謙虚な態度を示す場面
「まだまだ未熟な私ではございますが、どうかご鞭撻ください。」
「皆様からのご鞭撻を糧に、精進してまいります。」
目上の方への感謝や敬意を伝える場面
「これまでの温かいご指導とご鞭撻に、心より御礼申し上げます。」
「皆様からのご鞭撻があったからこそ、この結果を得られました。」
注意点
- 敬語と併用する
「鞭撻」は格式のある言葉であり、目上の方に対して使用する際は敬語表現を添えるのが一般的です。「ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」といった形で丁寧さを加えましょう。 - フォーマルな場面で使用する
「鞭撻」は主にビジネスや公式な挨拶、スピーチで使用される言葉です。日常会話では「助言」や「指導」といった平易な表現を選ぶ方が自然です。 - 感謝の意を強調する
「ご指導ご鞭撻」を使う際は、感謝の言葉や謙虚な態度を添えることで、相手への敬意をしっかりと伝えることができます。 - 多用を避ける
文章内で「ご鞭撻」を繰り返すと冗長に感じられることがあります。同じ文章内で使いすぎないよう注意し、「ご指導」や「ご助言」など他の表現と組み合わせてバランスを取ると良いでしょう。 - 具体的な文脈で使う
「ご鞭撻」を用いる際は、その指導や助言が具体的に何を指しているのか、簡単に説明を加えるとより相手に伝わりやすくなります。たとえば、「業務におけるご鞭撻をよろしくお願いいたします」といった形です。