情誼（じょうぎ）とは？
単語
情誼
読み方
じょうぎ
意味
「情誼」とは、人と人との間に生まれる温かい情愛や、心の通った親しい交わりを意味します。特に、友情や誠意、相手への思いやりなどが含まれた関係性を指す言葉です。親密な友人同士や互いに深い敬意を持つ間柄で用いられることが多いです。
言い換えると
- 友情
- 親愛の情
- 思いやり
- 心の交わり
- 親密な関係
目上の方に使える言葉？
はい、「情誼」は目上の方やフォーマルな場面でも使用できる敬意を込めた言葉です。特に、感謝や敬意を伝える際に、「情誼を賜り感謝申し上げます」といった形で使うと、深い感謝の気持ちが伝わります。
どういう場面で使う言葉？
感謝を表す場面
「これまでのご情誼に、心より感謝申し上げます。」
「情誼あふれるご支援を賜り、誠にありがとうございました。」
友情や親密な関係を述べる場面
「彼とは情誼を重ね、長年の親友となりました。」
「お互いの情誼が、私たちの関係をより深めています。」
フォーマルな挨拶やスピーチで使用する場面
「皆様の温かい情誼を感じ、大変心強く存じます。」
「これからも変わらぬ情誼を賜りますよう、お願い申し上げます。」
ビジネス関係の絆を表現する場面
「お取引先様との情誼を大切にしながら、事業を発展させてまいります。」
「これまで築いてきた情誼が、我々の成功を支えております。」
歴史的・文学的な文脈で使用する場面
「彼の作品には、情誼に満ちた人間関係が描かれています。」
「多くの偉人たちが情誼を結び、互いに励まし合いました。」
注意点
- 敬意を込めた表現を心がける
「情誼」は感謝や敬意を伴う言葉として使用されるため、「賜る」「感謝する」といった敬語表現と組み合わせることで、より丁寧な印象を与えます。 - フォーマルな場面での使用に適する
「情誼」は公式な挨拶文やビジネスの場でも使える言葉ですが、カジュアルな会話では「友情」や「親愛の情」といった平易な言葉を使う方が自然です。 - 感謝や絆を強調する文脈で使用する
この言葉には「深い感謝」や「親密な関係」を示すニュアンスが含まれるため、そうした場面に適しています。たとえば、「長年の情誼に感謝する」といった表現が効果的です。 - 文脈に応じた適切な補足を加える
「情誼」は抽象的な表現であるため、どのような具体的な関係や行動に基づくものかを補足すると、言葉の意味がより伝わりやすくなります。 - 過剰な使用を避ける
高尚な語彙であるため、多用すると文章が堅くなりすぎることがあります。適切な場面でのみ使用し、他の言葉とバランスを取ることを心がけましょう。
