更問い(さらとい)|意味・言い換え・目上の方に使える?英語では?メールの書き方・例文

更問い(さらとい)とは?

「更問い(さらとい)」は、物事を深く掘り下げて再度確認したり、疑問点を明確にしたりする行為を指します。特に、議論や交渉の場面で一度の質問では解決できない場合に、さらなる質問や確認を行うことを意味します。これにより、相手の意図や事実を明確にするために、繰り返し確認をする際に使われる表現です。

更問いを使用した場面

  • ご提案の内容について更問いさせていただきます。
  • 契約内容について更問いを行い、詳細を確認したいと考えています。
  • この問題について、さらに更問いをさせていただいてもよろしいでしょうか。
  • ご説明いただいた内容に関して、更問いをして再確認させていただきます。
  • お話の中で気になる点がありましたので、更問いをさせていただきます。

更問いはそのまま使用してよいの?

「更問い」という表現はビジネスシーンでも使用することができますが、相手によっては少し堅苦しく感じる場合があります。使う場面としては、議論や会議、交渉の中で明確にしたい点がある時に適切です。しかし、日常のやり取りではもう少し簡潔な表現を使った方が良いこともあります。適切な状況で使用することが求められます。

  • 適切な例: ご提案内容について、さらに詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか。
  • 適切な例: 契約に関するいくつかの点について、もう一度確認させていただけますか。
  • 不適切な例: この問題について更問いをすることに決めました。(強い口調で聞こえる場合)
  • 不適切な例: これは更問いでは済まされない問題だと思います。(否定的な印象を与える場合)

更問いの失礼がない言い回し

「更問い」を使う際は、相手に対して失礼にならないように配慮が必要です。言葉を柔らかくすることで、疑問や確認を強調しつつ、相手に不快感を与えずに伝えることができます。例えば「お伺いする」や「確認させていただく」といった表現にすると、より丁寧で適切な印象を与えることができます。

  • ご提案内容について、改めてお伺いしたいことがあります。
  • 契約内容について、もう少し詳しく確認させていただきます。
  • お話しいただいた件に関して、再度確認させていただきます。
  • もしよろしければ、追加でお聞きしたい点がいくつかあります。
  • お手数ですが、こちらの点についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
  • いくつか不明点がございますので、再度ご確認いただけますでしょうか。

英語で使用するには?

「更問い」は、すでに行った質問に対して再度確認することを指します。英語では、”follow-up question”(フォローアップの質問)や “further inquiry”(さらに詳しい質問)と訳されることが一般的です。主に、すでに話題に上った内容についてさらに詳しく尋ねる時に使います。以下に具体的な英文例を挙げます。

  • I’d like to ask a follow-up question regarding your previous answer.
    (あなたの前の答えに関して、もう一つ質問したいのですが)
  • Can I ask a further inquiry about the details you mentioned?
    (あなたが言った詳細について、さらに質問してもいいですか?)
  • After hearing your explanation, I have a follow-up question.
    (あなたの説明を聞いた後、さらに質問があります)
  • Let me ask a further question to clarify your point.
    (あなたの言っていることを明確にするために、さらに質問させてください)
  • Could you please answer a follow-up question?
    (フォローアップの質問に答えていただけますか?)
  • I have one more inquiry regarding the previous topic.
    (前の話題に関して、もう一つ質問があります)
  • This is just a follow-up question based on what you said earlier.
    (これはあなたが以前言ったことに基づいたフォローアップの質問です)
  • Can I ask a follow-up question to better understand your perspective?
    (あなたの視点をよりよく理解するために、フォローアップの質問をしてもいいですか?)
  • I’d like to clarify something with a further question.
    (さらに質問して、何かを明確にしたいです)
  • Do you mind if I ask a follow-up question about that?
    (それについて、フォローアップの質問をしても構いませんか?)

敬語ではなく気軽に使うには?

「更問い」を気軽に使う場合は、少しカジュアルな表現に変えて使います。友達や同僚との会話では、シンプルに「もうちょっと聞いてみていい?」や「ちょっと質問してもいい?」といった形で使うことができます。

  • その件について、もうちょっと聞いてもいい?
    (少しカジュアルに質問する)
  • その話の続きをちょっと聞きたいんだけど。
    (話題に関連した質問を軽く投げかける)
  • ちょっと確認なんだけど、あの件についてもう少し詳しく教えてくれる?
    (軽く確認する)
  • その部分、もう少し詳しく教えてもらえたら嬉しい!
    (詳しく質問する)
  • あのこと、ちょっと気になるんだけど聞いてもいい?
    (興味を持って質問する)
  • あの話、少し補足してもらえない?
    (話を補足してもらう)
  • その点について、さらに聞いてもいいかな?
    (少しカジュアルに再確認する)
  • その話の続きが気になるから、ちょっとだけ聞いてもいい?
    (話を深掘りする)
  • そのこと、ちょっと質問しても大丈夫?
    (気軽に質問を持ちかける)
  • それについて、もうちょっと教えてくれる?
    (詳細を尋ねる)