この仕事を受けたくないを取引先に伝えたい|取引先・問い合わせ先に丁寧(失礼なく)断る敬語とメール例文・書き方

「『この仕事を受けたくない』取引先に丁寧に断る敬語とメール例文・書き方」

取引先に「この仕事を受けたくない」と伝える際には、感情的な印象を避け、断る理由を簡潔かつ丁寧に説明し、誠意を示すことが大切です。「現在の状況ではお引き受けするのが難しい状況です」といった表現を使い、必要に応じて代替案や他の提案を示すことで、良好な関係を保つ配慮が求められます
  • 「恐れ入りますが」「申し訳ございませんが」など、クッション言葉を使用する。
  • 断る理由を簡潔かつ具体的に説明する。
  • 「現状では難しい」や「お力添えできず心苦しい」など、相手への配慮を示す言葉を添える。
  • 必要に応じて代替案や他の提案を示す。
  • 最後に感謝やお詫びの言葉を添えて締めくくる
  • 【例文1】「恐れ入りますが、現在のリソースの都合により、今回のご依頼をお引き受けすることが難しい状況でございます。大変申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。」
  • 【例文2】「このたびはお声がけいただき誠にありがとうございます。しかしながら、現在の状況ではご期待に添うことが難しく、やむを得ず辞退させていただきたく存じます。」
  • 【例文3】「大変恐縮ではございますが、弊社の現状では十分な対応が難しいため、今回はお力添えできない形となりますことをお詫び申し上げます。」

リソース不足を理由に丁寧に断る場合

件名:お仕事のご依頼についてのお詫び

〇〇様

いつも大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、誠にありがとうございます。せっかくのご提案を頂戴したにもかかわらず、現在のリソース不足により、十分にご期待にお応えするのが難しい状況です。誠に申し訳ございませんが、今回のご依頼は辞退させていただきたく存じます。

ご迷惑をおかけし心苦しい限りではございますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。また、今後ご協力できる機会がございましたら、ぜひお声がけいただけますと幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

業務内容が適合しない場合の断り方

件名:ご依頼についてのお断りとお詫び

〇〇様

平素よりお世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、誠にありがとうございます。せっかくお声がけいただきましたが、弊社の専門分野外の内容であるため、十分にご期待に沿える対応が難しい状況でございます。

誠に勝手ではございますが、今回のご依頼については辞退させていただきたく存じます。別の形でお力添えできる機会がございましたら、ぜひご相談いただければ幸いです。

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

納期が厳しい場合の断り方

件名:ご依頼に関するお詫び

〇〇様

平素よりお世話になり、ありがとうございます。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、心より感謝申し上げます。しかしながら、現状のスケジュールでは納期までに十分な対応を行うことが難しく、やむを得ず辞退させていただきたく存じます。

ご期待に添えない結果となり、大変申し訳ございません。今後、状況が整いました際には、再びお力添えさせていただければと存じます。

このたびの件について、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

他の業務との兼ね合いを理由に断る場合

件名:ご依頼のお断りについて

〇〇様

いつも大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、心より感謝申し上げます。しかしながら、現在進行中の業務との兼ね合いにより、十分な対応が難しい状況です。ご期待に添う形でお力添えできないことを、心よりお詫び申し上げます。

今回のご依頼を辞退させていただく形となりますが、引き続きご相談いただける機会がございましたら、ぜひお声がけいただければと存じます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

代替案を提案しつつ断る場合

件名:ご依頼内容に関するご提案とお詫び

〇〇様

平素よりお世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、誠にありがとうございます。恐縮ではございますが、現状のリソースやスケジュールの都合から、今回のご依頼をお引き受けするのが難しい状況です。誠に申し訳ございません。

なお、○○については、△△様にご依頼いただくことをご検討いただけますと幸いです。過去に同様の案件を手掛けられており、適切な対応が可能かと存じます。

このたびのご期待に添えず申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

能力不足を理由に丁寧に断る場合

件名:ご依頼についてのお詫び

〇〇様

平素より大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、心より感謝申し上げます。しかしながら、今回の案件について私の技術や経験では十分にお応えすることが難しいと判断いたしました。

誠に申し訳ございませんが、今回のご依頼を辞退させていただきたく存じます。貴社の重要な案件において、適切な結果をお届けできる形でご対応いただければと存じます。

何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

スケジュールの都合を理由に断る場合

件名:お仕事のご依頼について

〇〇様

平素よりお世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、誠にありがとうございます。大変光栄なお話ではございますが、現在のスケジュールが非常に逼迫しており、今回の案件をお引き受けすることが難しい状況です。

ご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。また、今後のご依頼に対しては全力でお応えできるよう、調整を進めたいと考えております。

何卒よろしくお願い申し上げます。

リソース不足を明確に伝える場合

件名:ご依頼についてのお断りとお詫び

〇〇様

いつも大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼を賜り、誠にありがとうございます。しかしながら、現在のリソースでは十分な対応が難しく、貴社にご満足いただける形で進行することが叶いません。

誠に申し訳ございませんが、今回のご依頼について辞退させていただければと存じます。このたびのご期待にお応えできず、深くお詫び申し上げます。

引き続き何かお力になれる機会がございましたら、ぜひお声がけいただけますと幸いです。

専門分野外の案件を理由に断る場合

件名:お仕事のご依頼に関するお詫び

〇〇様

平素より大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、誠にありがとうございます。恐縮ではございますが、今回の案件は弊社の専門分野外であり、十分にご期待に応えられない可能性がございます。

そのため、誠に申し訳ございませんが、本件については辞退させていただきたく存じます。貴社のさらなるご発展に寄与できる別の形でのご協力を模索できればと考えております。

何卒よろしくお願い申し上げます。

事情を詳細に説明せず断る場合

件名:ご依頼についてのお断り

〇〇様

平素よりお世話になり、ありがとうございます。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼を賜り、誠にありがとうございます。恐縮ではございますが、現在の状況では十分な対応が難しく、今回のご依頼をお引き受けすることが叶わない状況です。

ご期待に沿えず大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますと幸いです。今後、再びお力になれる機会がございましたら、ぜひお声がけいただければと存じます。

よろしくお願い申し上げます。

内容に対する経験不足を理由に断る場合

件名:ご依頼に関するお断りのお願い

〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、誠にありがとうございます。せっかくのお声がけをいただきながら恐縮ですが、今回の案件は私のこれまでの経験と異なる領域であり、十分にお力添えできないと判断いたしました。

このような形でのお返事となり申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。別の形で貢献できる機会がございましたら、ぜひお知らせください。

引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

リスクを理由に断る場合

件名:お仕事のご依頼について

〇〇様

平素より大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびの○○のご依頼につきまして、真摯に検討を進めてまいりましたが、実施に伴うリスクが高く、十分にご期待に応える形で対応することが難しいと判断いたしました。

誠に恐縮ではございますが、今回の案件について辞退させていただきたく存じます。ご期待に沿えず、大変申し訳ございません。

今後も何かお役に立てる機会がございましたら、ぜひお声がけいただけますと幸いです。

タイミングが合わないことを理由に断る場合

件名:お仕事のご依頼についてのお詫び

〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○のご依頼をいただき、誠にありがとうございます。しかしながら、現在の状況とスケジュールの都合上、今回の案件をお引き受けすることが難しいと判断いたしました。

貴社のご期待に応えられず申し訳なく存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。また、今後スケジュールが合う際には、ぜひお声がけいただけますと幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

対応規模が大きすぎる場合の断り方

件名:ご依頼に関するお断り

〇〇様

平素よりお世話になりありがとうございます。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびの○○のご依頼についてご検討させていただきましたが、対応規模が当方の現状を超える内容であり、十分に責任を持って遂行することが難しい状況です。

誠に申し訳ございませんが、今回の案件について辞退させていただきたく存じます。このたびはご期待にお応えできず、大変申し訳ございません。

引き続き何かございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。何卒よろしくお願い申し上げます。

他案件への集中を理由に断る場合

件名:お仕事のご依頼についてのお詫び

〇〇様

いつも大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)でございます。

このたびは○○の案件についてお声がけいただき、誠にありがとうございます。現在、進行中の案件に全力を注いでいる状況であり、十分な対応が難しいため、今回のご依頼を辞退させていただきたく存じます。

ご期待に沿えず心苦しい限りですが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。今後、スケジュールに余裕がある際にはぜひご協力させていただければと思います。

よろしくお願い申し上げます。