「遅れるかもしれない(可能性)」 目上にも使える?丁寧なビジネスメール例文・書き出しと締めの挨拶
約束や予定された時間、納期に間に合わない可能性があるときに、事前に相手へ伝えるために使います。主にビジネスや日常のやり取りで用いられ、相手が予定を調整しやすくなるように配慮する意味があります。
会議の開始時間に間に合わないかもしれない場合や、プロジェクトの進行が想定より遅れている場合などに、相手に影響を与えそうな場合は早めに連絡を入れることが大切です。相手への負担を考慮しつつ、誠実な態度で伝えることが求められます。
「遅れるかもしれません」使うときに気をつけること
1. できるだけ早めに伝える
遅れそうな可能性が出てきた時点で、すぐに相手に知らせることが大切です。特にビジネスでは、予定の変更が相手に影響を及ぼすことが多いため、事前の報告が信頼につながります。
2. 明確な理由を添える
「遅れるかもしれません」とだけ伝えるのではなく、なぜ遅れそうなのかを簡潔に説明すると、相手も納得しやすくなります。例えば、「確認作業が想定より時間を要しているため」など、具体的な理由を伝えることが大切です。
3. 代替案や対応策を提示する
ただ遅れると伝えるのではなく、「〇〇時までには対応できる見込みです」「先に一部だけお渡しできます」など、相手にとっての解決策を示すことで、印象を良くすることができます。
4. 謝罪と配慮の気持ちを示す
相手に不便をかける可能性があるため、「申し訳ありません」「ご迷惑をおかけします」といった謝罪の言葉を添えることで、より誠実な印象を与えられます。
「遅れるかもしれません」ほかの失礼がない言いかえ
- 「予定よりも時間がかかる可能性がございます。」
- 「現在対応中ですが、完了までに少しお時間をいただくかもしれません。」
- 「調整を進めておりますが、少しお待たせする可能性がございます。」
- 「スケジュールに影響が出る可能性があるため、改めてご連絡いたします。」
- 「作業を進めておりますが、遅延が生じる可能性がございますので、ご報告いたします。」
「遅れるかもしれません」書き出しと締めの挨拶
書き出し
- 「お世話になっております。」
- 「いつもお力添えいただき、ありがとうございます。」
- 「進捗について、ご連絡させていただきます。」
- 「ご迷惑をおかけする可能性があり、申し訳ございません。」
- 「ご報告がございますので、ご一読いただけますと幸いです。」
締めの挨拶
- 「ご不便をおかけし申し訳ございませんが、ご理解のほどお願い申し上げます。」
- 「引き続き、対応を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
- 「何かご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。」
- 「進捗があり次第、改めてご報告させていただきます。」
- 「ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。」
「遅れるかもしれません」例文
進捗報告のメール
「お世話になっております。現在の作業進捗についてご報告いたします。想定より確認作業に時間がかかっており、納期が遅れる可能性がございます。できる限り迅速に対応いたしますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
上司への報告
「現在進行中の案件についてですが、作業の進捗を確認したところ、予定より遅れが生じる可能性があります。納期への影響を最小限に抑えるため、引き続き対応を進めます。進捗がありましたら、改めてご報告いたします。」
取引先への連絡
「ご依頼いただいた件についてご連絡申し上げます。現在、対応を進めておりますが、作業の都合上、納期が延びる可能性がございます。進捗状況を確認し、改めてご報告いたしますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。」
チーム内での連絡
「皆様、現在の作業進捗についてお知らせいたします。追加の調整作業が発生したため、スケジュールに遅れが生じる可能性があります。進捗を確認しながら進めてまいりますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。」
部署間の調整
「現在進めているプロジェクトについてですが、工程の一部に予想以上の作業負荷がかかっており、予定より遅れる可能性があります。現在、対応策を検討しておりますので、決まり次第ご連絡いたします。」
「遅れるかもしれません」避けたほうがよい使い方
1. 直前になって報告する
納期の遅れが確実になってから報告すると、相手の対応が難しくなります。できるだけ早めに伝え、相手が調整しやすいように配慮しましょう。
2. ただ遅れるとだけ伝える
「遅れます」とだけ言うのではなく、「○○の作業に時間がかかっている」「想定外のトラブルが発生した」など、理由を明確にすることが大切です。
3. 無責任な印象を与える言葉を使う
「すみません、遅れます」「たぶん間に合わないかも」といった曖昧な表現は避け、できるだけ具体的に伝えることで、相手に安心感を与えることができます。
ふさわしい言葉に言い換えた例
・緊急性がある場合
✖「遅れます。」
〇「現在、対応を進めておりますが、予定していたスケジュールに影響が出る可能性がございます。」
・相手に負担をかけたくない場合
✖「遅れるかもしれませんが、何とかなりますか?」
〇「進捗の状況を考慮すると、調整が必要になる可能性がございますが、ご都合はいかがでしょうか?」
・謝罪の気持ちを込めたい場合
✖「すみません、遅れると思います。」
〇「ご迷惑をおかけし申し訳ございません。迅速に対応を進めておりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
目上の方へ「遅れるかもしれない」
相手の負担を考慮し誠実に伝える工夫
お疲れ様です。いつも格別のご指導を賜り、心より感謝しております。〇〇の件につきまして、進行状況を再度確認いたしましたところ、想定以上に時間を要する段階であることが判明いたしました。大変申し訳ないのですが、完了予定日が当初の見込みより遅れてしまう可能性がございます。
本来であれば迅速に結果をお示しできるよう努めるべきところ、私の見通しが甘かったことを深く反省しております。少しでも早く仕上げられるよう、手順を見直して全力を尽くしてまいりますので、何卒ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
引き続きよろしくお願い申し上げます。ご多忙のところ恐縮ですが、ご理解のほどお願い申し上げます。
作業内容を整理して進捗を明確に示す姿勢
いつも温かいご助言を賜り、誠にありがとうございます。先日ご依頼いただいた〇〇に関しまして、担当部署と連携しつつ作業を進めております。ですが、検討すべき項目が追加で発生し、予定よりも作業期間が長引くおそれが出てまいりました。
一刻も早く完了できるよう段取りを再調整しておりますが、もし最終納品日が数日ほど遅れる場合には、改めて詳細をご報告いたします。お忙しい中ご不便をおかけする形となり恐縮ではございますが、引き続きご指導を賜れますと幸いです。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。いつも支えてくださり、ありがとうございます。
適切な謝罪を添えて早期報告する大切さ
日頃より多大なるお力添えをいただき、深く御礼申し上げます。現在取り組んでおります〇〇プロジェクトの進捗についてご連絡いたします。想定外の問題が発生し、解決に要する時間が増えそうな見通しです。誠に恐縮ながら、完了時期が当初の予定より後ろ倒しになるかもしれません。
問題点の洗い出しと対応策を検討中でございますが、迅速に解決に導くために他部署とも連携を強化しているところです。進展があり次第、できる限り速やかにご報告差し上げます。お忙しい中、お手数をおかけいたしますが、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
段取り不足を認め助力を仰ぐ姿勢
いつも丁寧にご指導いただき、ありがとうございます。先日お任せいただいた〇〇に関して、スケジュールを再度見直しましたところ、作業工程で見落としていたタスクが見つかりました。大変申し訳ないのですが、全体的な見通しを再調整した結果、完成時期が当初想定より遅れる恐れがございます。
事前に十分な確認をせず、現場に混乱を招いたことを深くお詫び申し上げます。なるべく早期に問題を解消するよう追加の人員を調整し、スピードアップを図りたいと考えております。進捗状況についてはこまめにご報告いたしますので、もしご不明点などございましたら遠慮なくお知らせください。
引き続きよろしくお願いいたします。重ねて恐縮ですが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
確認事項を徹底して不安を軽減する配慮
日頃より多方面でご支援いただき、ありがとうございます。〇〇作業の進捗についてご連絡申し上げます。現段階で複数の確認事項が未解決のまま残っており、解決に時間を要する見込みが立っております。そのため、納品日が若干ずれ込む可能性が高いです。
本来であれば即座に問題点を洗い出し対処すべきところ、私の対応が遅れ大変申し訳ございません。早急に関係部署と情報を共有し、問題解決に向けて全力で取り組んでおります。手戻りがないよう入念に作業を進めますので、今後ともご助言をいただけますと幸いです。
何かご要望やご不安な点などございましたら、ご遠慮なくお知らせください。引き続きよろしくお願いいたします。
取引先の企業へ「遅れるかもしれない」
スケジュール変更に伴う誠実な連絡
いつも大変お世話になっております。〇〇株式会社の××です。ご依頼いただいた件につきまして、進行中の作業が一部想定外の手間を要しているため、完成までにもう少し時間が必要になるかもしれません。
迅速に対応できるよう全力を尽くしておりますが、万が一作業完了が当初の約束日を超過しそうな場合は、すぐにご連絡を差し上げます。ご迷惑をおかけする形となり恐縮ではございますが、今しばらくお待ちいただけますとありがたいです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。ご不明点などありましたら、遠慮なくお知らせください。
進捗共有をこまめに行い信頼を保つ姿勢
平素より格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。現在取り組んでおります〇〇の件でご報告です。工程を再点検しましたところ、追加修正が必要となり納期が多少遅れる可能性が生じました。
ご希望の品質を確保するために修正箇所を丁寧に見直している最中です。少しでも早く納品できるよう努めておりますが、進捗に変動が出た場合は随時お知らせいたします。ご不便をおかけすることがないよう、最善を尽くしますので、引き続きよろしくお願いいたします。
何かご相談事項や懸念点がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
不測の事態をわかりやすく説明する工夫
いつも弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。ご注文いただいた〇〇に関し、製造工程で機材トラブルが起きたことにより、納品までの作業に遅れが生じている状況です。場合によってはお届け予定日が当初予定より後ろにずれ込むおそれがございます。
もちろん復旧作業を急ぎ進めておりますが、安全と品質を確保するためには一定の時間が必要となる見込みです。進捗に変動があり次第、速やかにご案内いたします。大切なお取引であるにもかかわらず、このようなご連絡となり申し訳ございません。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。ご理解をいただけますよう、お願いいたします。
品質確保のために納期調整を提案する誠意
平素よりお力添えをいただきありがとうございます。〇〇企画の進捗についてご案内申し上げます。ご要望のクオリティを満たすために再度検証を行った結果、納品日が若干ずれ込む可能性が出てまいりました。
迅速さも大切ですが、期待される品質を損なわないよう綿密に作業を進めております。もし納期延長をご了承いただける場合は、追加で必要な日程をご相談させていただければ幸いです。もちろん、できる限り早めに仕上げるよう全力で取り組みますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。
他に何かご不明点やご要望などございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせください。
取引継続への配慮を忘れずに謝意を伝える書き方
日頃より弊社とのお取引を賜り、深く感謝しております。ご注文いただいている〇〇の生産が、予期せぬ材料不足により進行に遅れをきたしてしまいました。そのため、発送時期が当初の予定よりも後ろにずれてしまう可能性がございます。
社内にて緊急手配を進め、極力スムーズに作業を行うよう手配しております。もしお急ぎであれば対策を検討いたしますので、ご都合やご要望をお聞かせいただけますと助かります。いつもご厚情をいただいているにもかかわらず、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
今後とも末永くお付き合い賜りたく、何卒よろしくお願いいたします。
新規取引先に「遅れるかもしれない」
初回のご依頼であることを踏まえ丁寧に対応する意識
このたびは弊社へお声掛けいただき、誠にありがとうございます。〇〇株式会社の××と申します。早速ご依頼いただいた件に着手しているところですが、想定外のデータ不備が見つかり、修正作業を行う必要が生じました。
そのため、納品予定が少し長引く見通しとなっております。今後の計画につきましては、随時進捗状況をご連絡いたしますので、ご不明点や追加のご要望などございましたら遠慮なくお知らせください。初めてのお取引にもかかわらず、このようなお伝えとなり大変心苦しいのですが、どうかご理解いただけますと幸いです。
誠心誠意取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
信頼関係を築くための真摯な謝罪
このたびはお取引の機会をいただき、心より感謝いたします。ご依頼品の作成をスタートしておりますが、品質チェックの段階で追加修正が必要と判明いたしました。結果として、完成までに通常よりやや時間を要するおそれがございます。
初めてのやり取りですので、ご不安をおかけしないよう詳しくご説明を差し上げたいと存じます。もし作業期間を延ばすことで問題が生じる場合は、可能な限り別の対策を講じることも検討いたします。ご不明点やご要望など、何でもお気軽にご相談ください。
今後ともお引き立ていただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
詳細なスケジュールを提示し早期連絡に努める取り組み
このたびは弊社へご発注いただき、ありがとうございます。今回の案件につきましては、当初ご提示した納期内に完了できるよう準備を進めてまいりましたが、テスト段階で一部問題が見つかり、追加調整の時間を要する事態となっております。
最善を尽くして工程を圧縮しようとしておりますが、もし万が一納期に間に合わない場合には、○日ほどの延長をお願いする可能性がございます。できるだけ早い段階で再度ご連絡いたしますので、大切な初回取引においてこのようなお願いをすること、大変恐縮ではございますが、ご了承いただけますようお願いいたします。
引き続きご支援を賜りたくお願い申し上げます。お困りごとなどございましたら遠慮なくお知らせください。
トラブル状況を隠さず報告し理解を得る姿勢
このたびは弊社サービスをお選びいただき、誠にありがとうございます。ご依頼いただいた〇〇に関連する作業中、一時的なシステム障害が発生し、現在復旧作業に取り組んでおります。そのため、納期が当初の計画よりも後ろにずれる可能性が生じております。
初回の大事なお取引にもかかわらず、スムーズに進められず申し訳ございません。問題解決に向けて担当チームを増員し、できる限り短期間で復旧を完了させる予定です。状況が変化次第、早めにご連絡を差し上げます。今後とも長いお付き合いをさせていただくためにも、誠意を持って対応してまいります。
ご不安な点等ございましたらいつでもご連絡ください。よろしくお願いいたします。
新たな要望に臨機応変に対応し納期を再検討する柔軟さ
このたびはお取引をいただき、誠にありがとうございます。貴社のご要望を反映するため、追加で細かいカスタマイズを施すこととなりました。より良い成果物をご提供するには重要な調整と考えておりますが、その結果、完成までのスケジュールが長めになる見込みです。
初回にもかかわらず、すぐに納品ができずに申し訳ございません。ご希望のクオリティを確保するためにも、作業期間をある程度確保させていただきたく存じます。早めに作業計画を再整理のうえ、ご報告させていただきます。何か懸念がございましたら、ご遠慮なくお知らせください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
顧客・お客様へ「遅れるかもしれない」
顧客満足を最優先に考え安心感を与える姿勢
いつも弊社をご利用いただき、ありがとうございます。ご注文いただいております〇〇につきまして、現在生産ラインで細部の検品作業を強化しているため、通常よりもお届けに時間がかかる見通しです。もし予定日を過ぎる場合には、すぐにご連絡いたします。
大切なお客様にご満足いただける製品をお届けするため、徹底した品質管理を行っております。お待たせしてしまう可能性がある点、心苦しく思いますが、どうかご理解くださいますようお願い申し上げます。
引き続き弊社の商品を安心してご利用いただけるよう尽力いたします。何かご質問などございましたら、いつでもお問い合わせください。
不安を緩和し信頼を維持するための言葉掛け
日頃より弊社サービスにご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。現在お客様にご依頼いただいている〇〇の進捗についてご連絡です。想定外の在庫不足が判明し、補充の手配に多少お時間をいただく状況となっております。そのため、お届けが所定の時期を過ぎる可能性がございます。
もちろん、お約束の日時をできるだけ守れるよう全力で調整を続けておりますが、万が一遅れが生じる場合には迅速にお知らせいたします。ご迷惑をおかけしないよう最善を尽くしますので、どうかご理解をお願いいたします。
今後とも末永く弊社をご利用いただけますよう、よろしくお願いいたします。ご質問がございましたらいつでもご連絡ください。
状況変化に応じて連絡をこまめに行う約束
このたびは弊社商品をお選びいただき、ありがとうございます。〇〇のご注文を受け、すぐに作業に取りかかったのですが、外部サプライヤーの都合により納期が若干遅れる可能性が出ております。
現在、代替手段などを検討してできるだけ早くお届けできるよう努力しております。もし明確な遅延が確定した際には、改めてお知らせし、到着予定日をあらためてご案内いたします。大切なお客様のお時間を頂戴することとなり申し訳ございませんが、引き続きご安心いただけるよう対応を進めてまいります。
今後とも弊社をよろしくお願いいたします。ご不安がございましたら遠慮なくお申し付けください。
期待に応えるための追加対応を明示する流れ
平素より弊社をご利用いただき、ありがとうございます。今回ご注文いただいた〇〇について、品質向上を目的とした追加検査を実施した結果、通常の出荷時期をわずかに超過する可能性がございます。
慎重な点検を行うことで、お客様により良い状態で商品をお届けできるよう努めております。少しでも早く出荷できるよう全社体制で作業を進めておりますので、もし遅れが生じる場合にはご連絡を差し上げます。いつも弊社をご愛顧いただいているにもかかわらず、お待たせするかもしれない点を心よりお詑び申し上げます。
引き続き、安心してお取引いただけるよう最善を尽くします。ご要望などございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせください。
必要があればキャンセルや代替案も検討する提案
いつも弊社をご利用いただき、誠にありがとうございます。先日ご注文いただきました〇〇の件でご連絡いたします。予期せぬ輸送トラブルが発生し、商品の到着が当初の予定より遅延する恐れが生じております。
万が一お急ぎの場合には、在庫状況によっては他の同等品をご案内できるかもしれません。また、やむを得ずキャンセルをご検討される場合も、ご遠慮なくご相談ください。お客様のご意向を最優先に調整させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。
今後とも弊社商品をお選びいただけますよう、対応を改善してまいります。引き続きご利用くださいますようお願いいたします。
社内メールで「遅れるかもしれない」
全体の進行に影響を与えないよう早めに共有する取り組み
お疲れ様です。〇〇プロジェクトに関してお知らせです。予定していたタスクの一部で問題が発生し、完了時期が若干後ろ倒しになるかもしれません。
社内リソースを調整して、作業速度を上げられないか検討中です。最終的な納期を守るためにも、関係各位にはご協力をお願いすることになるかと思います。もしご都合がつかない場合や追加の要望がある場合、早急にお知らせください。
可能な限り円滑に進められるよう努力しますので、引き続きよろしくお願いいたします。
他部門との連携を密にし責任を果たす意識
皆様、お疲れ様です。〇〇部の××です。新規案件の進行についてご報告いたします。追加要件が発生した結果、仕様確認に時間がかかりそうで、当初予定のスケジュールがやや遅れる恐れがあります。
他部門との調整を進め、スケジュールを組み直すことも検討しております。各担当者の方には改めてタスク優先度を確認いただき、影響を最小限に抑えるようにしたいと思います。不明点や懸念事項があれば、遠慮なくお知らせください。
皆様のご理解とご協力を賜りながら、迅速に対処してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
プロジェクト管理ツールを活用し透明性を高める方策
〇〇プロジェクトチームの皆様へ。進捗管理を担当している××です。現在のステータスをツールで確認したところ、一部タスクにおいて想定外の手間が発生しているようで、完了予定が当初計画より後ろにずれる見込みです。
ただちに作業割り当てを再検討し、どの程度スケジュールに影響が出るか分析中です。もし進行状況に変更があれば、ツール上にて随時アップデートいたします。ご自身のタスクに影響を及ぼす場合は、コメント欄やチャットなどで積極的に情報共有いただければ助かります。
皆様と連携しながら、できるだけ納期を守る方向で努力しますので、よろしくお願いいたします。
気付きがあれば早めに声を上げ合うチームワーク
チームメンバーの皆様、いつもお疲れ様です。〇〇プロジェクトの現状についてお知らせいたします。テスト工程で想定よりも複雑な不具合が見つかり、修正にかかる時間が増えそうです。よって、最終的なリリース時期がずれ込む可能性が出てまいりました。
ただし、全員で手分けして検証を進めれば対応を早められるかもしれません。もし時間やスキルに余裕がある方がいらっしゃれば、お手伝いいただけると非常に助かります。何か気付きや改善策があれば、ぜひ共有をお願いいたします。
引き続き、一致団結して取り組んでまいりましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
情報伝達の抜け漏れを防ぎ組織全体で支援し合う姿勢
社内の関係者各位へ。〇〇部の××です。現在進んでいる△△の案件ですが、外部との連絡が思うように進まず、見込んでいた納期に間に合わない恐れが出てまいりました。
担当者として早急に対処案を模索しているところですが、もし同じ外部企業とお取引経験がある部署や、対応策をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスをお願いできれば幸いです。社内一丸となって問題を解決し、プロジェクトを遅らせないよう努めたいと考えております。
何かご協力いただける点などございましたら、遠慮なくお声掛けください。よろしくお願いいたします。
「遅れるかもしれません」を使用する際の注意点、まとめ
丁寧な言い換えを意識する
「遅れるかもしれない」という直接的な言葉だけでは相手に不安を与えかねません。ビジネス相手や状況に合わせて「多少お時間を頂戴する可能性がございます」「納品が当初予定より遅延する恐れがございます」など、礼儀を保った表現に置き換えると安心感が高まります。
早めの報告とこまめな進捗共有
遅延が発生しそうな段階で先に連絡を入れておけば、相手がスケジュールを調整しやすくなります。報告が遅いほど相手の印象は悪くなり、信用を失うリスクも高まりますので、気付いた時点で速やかに説明を行うことが大切です。
必要に応じて代替案や補償策を提示
特に顧客や外部の取引先など相手に影響が及ぶ場合には、ただ遅れると伝えるだけでなく、代わりの対応策を提示すると誠意が伝わりやすいです。場合によっては納期の再調整や補償の検討なども視野に入れましょう。
自分の非を素直に認め責任を果たす
遅延の理由に関わらず、結果として相手のスケジュールを乱すことになります。言い訳ばかりではなく、自分の見通しの甘さや準備不足を認める言葉を添え、再発防止策をきちんと明示すると、今後も信頼関係を続けやすくなります。
お詫びの気持ちと感謝を常に忘れない
相手に迷惑がかかる以上、冒頭や結びには謝罪と感謝をしっかりと盛り込みましょう。相手が受け入れやすい言葉遣いに心を配り、真摯な態度を見せることで、コミュニケーションの摩擦をやわらげる効果が期待できます。