「問い合わせで希望された納期には間に合わない・難しいと返信メール」例文・失礼がない書き出しと締めの挨拶

「問い合わせで希望された納期には間に合わない・難しいと返信メール」例文・失礼がない書き出しと締めの挨拶

問い合わせに対して、依頼された納期が難しい場合に使用します。業務の進行状況、社内のリソース、突発的なトラブル、部品や材料の調達状況など、さまざまな要因によって納期が希望通りにならないことがあります。

このような場合できるだけ早く相手に知らせ、可能な限り代替案を提案することで、相手に負担をかけないようにすることが重要です。


気をつけること

1. できるだけ早く連絡する

納期が難しいことが判明した時点で、速やかに連絡を入れることが大切です。相手のスケジュール調整に支障をきたさないようにするためにも、できるだけ早めに対応しましょう。

2. 代替案を提示する

ただ「間に合いません」と伝えるのではなく、調整可能な納期や部分納品の可能性を伝えることで、相手の負担を軽減できます。

3. 相手への配慮を忘れない

納期の変更は相手にとって不都合を生じる可能性があるため、「ご迷惑をおかけし申し訳ございません」といった謝罪や配慮の言葉を添えることで、誠意を伝えることができます。


ほかの失礼がない言いかえ

  • 「大変恐縮ですが、ご希望の納期での対応が難しい状況です。」
  • 「現在の進捗状況を踏まえますと、ご希望の納期には間に合わせることが難しい見込みです。」
  • 「申し訳ございませんが、スケジュールの都合上、ご希望の日程での納品が難しくなっております。」
  • 「できるだけ早く対応させていただきますが、ご希望の納期に関して再調整をお願いできればと存じます。」
  • 「誠に申し訳ございませんが、ご指定の納期には対応が難しいため、別の日程での調整をお願いできますでしょうか。」

「希望された納期には間に合わない・難しい」書き出しと締めの挨拶

書き出し

  • 「お世話になっております。」
  • 「いつもお引き立ていただき、誠にありがとうございます。」
  • 「お問い合わせいただきました件につきまして、ご連絡いたします。」
  • 「ご依頼いただきました○○について、現在の進捗をご報告いたします。」
  • 「納期について重要なご連絡がございますので、お手数ですがご確認をお願いいたします。」

締めの挨拶

  • 「ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。」
  • 「調整の上、改めて納期をご連絡させていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。」
  • 「何かご不明点がございましたら、お気軽にお申し付けください。」
  • 「お手数をおかけいたしますが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。」
  • 「引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。」

「希望された納期には間に合わない・難しい」例文

1. 納期延長をお願いする場合

「お問い合わせいただきました件について、現在の進捗状況を踏まえますと、ご希望の納期には間に合わせることが難しい状況です。誠に恐縮ですが、○○日までの納期延長をご検討いただけますでしょうか。」

2. 代替案を提示する場合

「ご依頼の件につきまして、現在対応を進めておりますが、ご指定の期日には間に合わせることが難しい見込みです。可能であれば、部分納品を行う、または納期を○○日まで延長する形での対応はいかがでしょうか。」

3. 急ぎの依頼に対応できない場合

「お問い合わせいただき、誠にありがとうございます。スケジュールを確認いたしましたところ、他の案件との兼ね合いもあり、ご希望の納期には対応が難しい状況です。大変申し訳ございませんが、納期について再調整のご相談をさせていただけますでしょうか。」

4. 誠意を込めた謝罪を含める場合

「このたびはご依頼いただき、誠にありがとうございます。ご希望の納期に沿う形で対応したく存じましたが、諸事情により予定通りの納品が難しくなっております。誠に申し訳ございませんが、○○日までの納期延長をご容赦いただけますでしょうか。」

5. 相手の意向を確認しつつ納期を調整する場合

「ご希望の納期について確認させていただきましたが、現在の状況では対応が難しい状況です。できる限り早めに進めておりますが、納期を○○日以降に変更することは可能でしょうか。」


避けるべき表現

1. 断定的で冷たい表現
✖「納期に間に合いませんので、ご了承ください。」
→「申し訳ございませんが、ご希望の納期に対応することが難しい状況です。」

2. 代替案を示さない表現
✖「この日までにできないので、別の日にしてください。」
→「現状のスケジュールでは○○日までの納品が難しいため、○○日でのご対応をご検討いただけますでしょうか。」

3. 過度に曖昧な表現
✖「今のところ間に合いそうにないので、また相談します。」
→「現在の状況を踏まえますと、ご希望の納期には対応が難しいため、○○日まで延長いただくことは可能でしょうか。」


言い換えの例

・納期調整を依頼する際の表現
✖「希望の納期には無理です。」
〇「ご希望の納期に間に合わせることが難しいため、調整のご相談をさせていただければと思います。」

・謝罪を含めた表現
✖「納期に間に合いません。」
〇「ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、ご希望の期日には対応が難しい状況です。」

・納品可能な日程を提示する場合
✖「その日は無理なので、別の日にしてください。」
〇「現状の進行状況を踏まえますと、○○日での納品が可能ですので、ご検討いただけますと幸いです。」


目上の方へ「希望された納期には間に合わない・難しい」

納期が厳しい旨を率直にお伝えするお知らせ

いつも多大なるご指導をいただき、ありがとうございます。〇〇部署の△△です。先日ご要望いただきました納期に関しまして、現行のスケジュールのままですと仕上がりが間に合わない可能性が高い状況となっております。特に必要部材の調達に時間を要しており、見直しを行っても、指定いただいた日時までに完成させることは厳しい見通しです。
ただ今、社内外の関係者と改めて協議し、作業工程を少しでも短縮できるよう努めておりますが、間に合わない事態を回避できない可能性が高いため、大変心苦しく思っております。
つきましては、代替案や納品日を再検討させていただきたいと考えております。もし差し支えなければ、ご都合やご要望を再度お聞かせいただけますと幸いです。期限が迫る中での再調整をお願いする形となり、誠に恐れ入りますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。
今後とも変わらぬご指導をお願い申し上げます。何卒よろしくお願いいたします。

作業工程の詳細を共有して理解を求めるご連絡

日頃より貴重なお時間を割いてご助言をいただき、ありがとうございます。△△課の□□です。先日頂戴しました納期に関して、改めてプロジェクト内の作業工程を精査いたしましたところ、量産試作の進捗に大幅な遅れが発生し、指定いただいた期限内での完了が困難であると判明いたしました。
現在、可能な限り各担当部署の作業を並行化する努力を続けているものの、調整の余地にも限りがあり、正直なところ予定通りの納品は非常に厳しいと感じております。
このように厳しい状況にある中、もしご猶予をいただければ、必要なクオリティを保った形で実施できると考えております。何かご希望や追加の要望がございましたら、ぜひお知らせください。極力ご要望に沿えるよう対策を検討いたしますので、どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。
引き続きのご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

状況の変化と早急なご相談をお願いする報告

いつも温かいお力添えを賜り、心より感謝申し上げます。〇〇担当の△△です。このたびご指示いただいた納期について、実作業に取り掛かる中で新たな要件が追加され、予定していたスケジュールよりも時間を要することが判明いたしました。
本件について、可能な範囲で部内のリソースを増強しようと試みましたが、専門スタッフが限られており、提示いただいた日程のままでは成果物の品質が低下しかねないリスクが高まっています。現段階で最善策を検討しているところですが、何分リソースの確保が難しく、納期に間に合わせることが極めて困難となっております。
つきましては、お忙しいところ誠に恐れ入りますが、納期の再設定も含め、早急にご相談をさせていただきたく存じます。ご都合のよろしいお日にちをお知らせいただけますと大変助かります。
今後もご期待にお応えできるよう尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

社内外の調整が追いつかないことをお詫びする説明

日頃よりお導きをいただき、ありがとうございます。△△チームの□□です。先般ご希望いただいた期日までの納品につきまして、関連部署と連携を図っておりましたが、在庫不足や外注先の都合により、調整が予定より大幅に遅れが生じております。
こちらも追加のリソースを確保すべく検討を行っておりますが、根本的な材料入手の問題が解消されず、このままでは期日どおりの完了が厳しい状況です。大変申し訳ございませんが、品質を下げないためにも、納期に余裕を持たせていただくことをお願いできればと考えております。
もし可能であれば、次回のミーティングまでに具体的なスケジュール再提案を行いたいと考えております。ご不便をおかけしますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。今後とも変わらぬご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

新たな要望に伴う期限の再設定をお願いするご提案

いつも丁寧なお力添えをいただき、心からお礼申し上げます。〇〇係の△△です。追加のご要望を先日承りましたが、内容が拡充されたことにより、当初想定していたスケジュールでは納品物の品質保証が難しい見込みとなっております。
これまでのプランでは、ご指定の期日に仕上げることを前提に動いてまいりましたが、新たな項目への対応には別途時間が必要となりました。可能な限り最短で仕上げる方法を模索しておりますが、実務担当者との調整が追いつかず、期日内での完成が厳しいのが現状です。
このため、大変恐縮ではありますが、納期を再度ご相談させていただきたくお願い申し上げます。お忙しい中で申し訳ありませんが、ご理解とご協力をいただければ幸いです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

取引先の企業へ「テーマの内容」を使用しての良いのか?言い換え適したメール例文

受注内容拡大による日程調整をお願いする通知

平素より大変お世話になっております。株式会社〇〇の△△と申します。このたびご依頼いただいた案件に関しまして、追加の仕様が含まれることが先日判明いたしました。これに伴い、既存のスケジュールに影響が出ており、当初のご希望納期での納品が難しい見込みとなっております。
弊社としても最大限努力し、可能な限り遅延を最小限に抑えられるよう手配を進めております。しかしながら、必要となる部材や人的リソースの手配に想定以上の時間を要しており、現状ではご希望日に間に合わせることが厳しい状態です。
つきましては、納期の再設定についてご協力をお願いできればと存じます。差し支えなければ、改めて新たな納期のご相談をさせていただきたいと思いますので、もしご都合やご要望がありましたらお聞かせいただければ幸いです。今後ともご支援とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

生産ラインの遅延による完了時期変更をご相談する案内

いつも大変お世話になっております。〇〇株式会社の営業部、□□でございます。先日ご依頼いただきました商品の生産スケジュールに関しまして、契約工場からの連絡によると、一部機器の故障が発生し作業が遅れている状況です。
誠に残念ではございますが、当初お約束していた日時までに全量を納品することが非常に厳しくなってまいりました。現在、修理や生産ラインの切り替えなど手を尽くしておりますが、数日の遅延が生じる恐れがございます。
つきましては、新たな納品予定日を改めてご相談できれば幸いです。ご迷惑をおかけいたしますが、早急に詳細スケジュールをご連絡差し上げますので、何卒ご理解賜りますようお願いいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

追加要件による作業量の増加で納期変更をお願いする申し入れ

平素より弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。株式会社〇〇の△△です。先日ご依頼いただいた内容を再度確認したところ、新たに盛り込むべき部分が追加されており、当初の規模を大きく上回る作業量が必要となっております。
この影響で、オリジナルの計画を大幅に修正することを余儀なくされ、結果としてご希望納期を守るのが難しい状況となりました。弊社としても作業体制を強化し、納期短縮に向けた方法を模索しておりますが、現在の見通しでは時間的に厳しいものと判断せざるを得ません。
大変恐縮ではありますが、納期を再設定していただくか、優先度を見直した段階的な納品の方法をご相談させていただきたく存じます。ご不便とご負担をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。今後とも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。

物流トラブルによる配送遅延を報告し納品日の変更を依頼するお知らせ

いつも弊社とのお取引をありがとうございます。〇〇商事の□□でございます。先日のご注文に関しまして、海外からの輸送便に遅れが生じており、必要部材が予定よりも遅れて到着する見込みです。
その結果、当初ご案内しておりました納期では商品の仕上げが間に合わず、ご期待に沿えない可能性が高まっております。社内でも緊急対策チームを立ち上げ、少しでも納期を短縮すべく手配を進めておりますが、不可抗力に近い状況ゆえ、完全に間に合わせることが難しい状況です。
誠に勝手ながら、新しい納品日程をご提案させていただきたく、ご相談の機会をいただければ幸いに存じます。お急ぎのところご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。引き続きご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

クオリティ確保を優先したい旨を伝えて納期延長を願うご連絡

日頃より弊社の製品をご採用いただき、感謝申し上げます。〇〇製作所の△△でございます。今回ご指定いただいた納期に関しまして、技術検証の段階で想定外の不具合が見つかり、修正に追加時間が必要となっております。
もし急ぎ対応を行った場合、製品クオリティが安定しないまま納品するおそれがあり、お客様にご満足いただけない結果となってしまう可能性がございます。弊社といたしましては、万全の状態で商品をお届けし、アフターサポートにも万全を期したいと考えております。
そのため、現在の納期をいったん延長させていただくことで、より完成度の高い製品としてお納めしたい所存です。勝手な申し出となり恐縮ではございますが、納品日程について再度ご相談をさせていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

新規取引先に「希望された納期には間に合わない・難しい」

開始間もないお取引に対する誠意ある日程修正のお願い

このたびは弊社にご依頼をいただき、誠にありがとうございます。株式会社〇〇の□□と申します。初めてのお取引にもかかわらず、早速ご要望の納期を頂戴しておりますが、現状では当初のスケジュールに沿った完了が難しい見通しとなっております。
理由といたしましては、製造に必要な専用設備が急遽保守点検に入り、稼働再開の目途が予定より遅れているためです。弊社としても別ラインへの振替や外部委託の検討など、あらゆる手立てを講じておりますが、当初の期日に間に合う見通しが立たない状況です。
せっかくお声がけいただいたにもかかわらず、このようなお願いを差し上げることを大変心苦しく思っております。誠意をもって対応を進めてまいりますので、ぜひ納期の再調整についてご検討いただければ幸いです。ご不明点やご希望などございましたら、お気兼ねなくお問い合わせください。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

作業のボリューム確認不足を詫びて延期をお願いする報告

このたびは弊社サービスにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。〇〇事業部の△△です。先日お伺いしたご要望をもとに作業範囲を精査いたしましたところ、予想以上に大掛かりな作業工程が必要であることが判明いたしました。
新規のご依頼ということもあり、最初にお示しした納期は概算の見込みで設定しておりましたが、詳細を詰めるにつれ当初の予定より多くの専門スタッフと工程が求められる状態です。結果的に、ご指定の期日内での納品は現実的に難しいと判断せざるを得なくなりました。
弊社の見込みが甘かったことを深くお詫び申し上げます。今後はより正確なスケジュールと計画を提示し、再度納期をご相談させていただきたいと考えております。何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

新規プロジェクトのリスク発生による納品日程修正を提案する通知

このたびお取引の機会をいただき、重ねて御礼申し上げます。株式会社〇〇、担当の□□でございます。新しく着手しましたプロジェクトにおいて、初期テストの段階で予測していなかった不具合が生じており、追加の検証時間が必要な状況です。
弊社といたしましては、できる限り迅速に不具合を解消し、最短での完了を目指しております。しかしながら、現状のままではご指定の納期に合わせて十分な品質を確保することが難しく、納品後の運用にも影響が及ぶリスクが考えられます。
誠に心苦しいお願いではございますが、安全かつ確実な稼働を実現するためにも、納品日程の延長をご検討いただけますでしょうか。具体的な再スケジュールにつきましては、改めて詳細をご提案させていただきますので、ご意見をいただければ幸いです。今後とも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます。

外部パートナーとの連携が予想以上に掛かることを説明する連絡

このたびは弊社にご興味をお持ちいただき、心より感謝申し上げます。〇〇開発の△△と申します。現在進めておりますプロジェクトにおいて、外部パートナーとの調整作業が想定以上に時間を要しており、既存のタイムラインでの納品が困難な状況となっております。
初めてのお取引でご信頼いただく大切なタイミングに、納期延長をお願いする形になってしまい、誠に恐縮でございます。弊社としても複数の外部企業との共同作業を同時進行で行っており、コミュニケーションの頻度を高めるなど対策を講じておりますが、まだ解決までに多少のお時間をいただく必要があると考えております。
もしご要望や優先順位などございましたら、改めて共有していただけると助かります。今後とも信頼を築けるよう尽力いたしますので、何とぞご理解をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

提案時点との仕様変更が生じたため納期見直しを打診するお知らせ

このたびは弊社へのご依頼を誠にありがとうございます。株式会社〇〇、営業担当の□□でございます。事前にご提案していた仕様に変更点が生じ、その変更内容を確認しながら進めている段階で、当初計画していたスケジュールをオーバーする見込みとなっております。
初めてのお取引ということで、できるだけ早くご要望に応えたいと考えておりますが、品質の担保や安全面の検証を丁寧に行うためには、追加で時間が必要との結論に至りました。お急ぎの旨は重々承知しておりますが、やむを得ずご希望の日程での納品を難しいと判断いたしました。
納期を再調整させていただくことにご理解をいただけますと幸いです。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。今後ともご期待に沿えるよう全力を尽くしてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

顧客・お客様へ「希望された納期には間に合わない・難しい」

ご依頼内容のボリューム拡大で締切に間に合わない旨を伝えるお詫び

いつも弊社サービスをご利用いただき、ありがとうございます。〇〇サポートセンターの△△です。今回ご注文いただきました件につきまして、詳細な作業内容を改めて確認させていただいたところ、ご依頼の範囲が予想を上回る規模となっていることがわかりました。
そのため、当初お約束しておりました日程内での作業完了が難しく、誠に申し訳ございません。弊社としては、いち早く対応すべくスタッフを増強するなど努力を重ねておりますが、品質を維持しながら短期間で仕上げるには厳しい状況でございます。
つきましては、納期の延長をご相談させていただければと存じます。お急ぎの中、心苦しいご連絡となり大変恐縮ですが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。今後ともお客様にご満足いただけるサービスを提供できるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

配送トラブルにより予定日に間に合わないことを報告するご連絡

このたびは弊社商品をお買い求めいただき、誠にありがとうございます。〇〇カスタマーサービスの□□でございます。ご指定いただいたお日にちに間に合うよう手配を進めておりましたが、運送業者から輸送の遅延が発生しているとの連絡がございました。
誠に申し訳ございませんが、この影響で当初ご案内していたお届け日までに配送完了するのは難しい見通しです。弊社も運送業者と連携を取り、少しでも早くお届けできるよう対策を急いでおりますが、確定した日程をお伝えできるまで今しばらくお時間をいただきたく存じます。
大切なお買い物の到着を心待ちにされているかと存じますところ、ご不便をおかけいたしますことを重ねてお詫び申し上げます。状況が整い次第、改めてご連絡を差し上げますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

作業スタッフ手配の混雑により約束日時を変更させていただくお願い

このたびは弊社サポートプランへのお申し込み、ありがとうございます。〇〇サービスセンターの△△でございます。現在、ご依頼いただいた訪問作業のスタッフ手配を進めておりますが、同時期に集中してご依頼が殺到しており、当初ご提示した日程での対応が難しくなっております。
お客様の大切なお時間をいただくにあたり、しっかりとした対応を行うためには、スタッフが十分に確保できる日程でお伺いする必要がございます。誠に心苦しいのですが、作業日時を再度調整させていただきたくお願い申し上げます。
もしご都合のよいお日にちなどございましたら、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。至急社内でも手配を進め、最短でのご案内ができるよう尽力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

新規オーダーの規模拡大に伴う納期再検討をお願いするご提案

平素より弊社をご利用くださり、誠にありがとうございます。株式会社〇〇の□□でございます。先日ご注文いただいたオーダー品に関しまして、追加の仕様が加わった影響により、生産ラインの切り替えが必要となりました。
通常よりも作業工程が増加する見込みでして、当初お伝えしていた納期内での完成が難しくなってきております。お客様には早めのお届けを期待していただいているなか、こうしたご連絡を差し上げることを大変申し訳なく存じます。
少しでも早く仕上げられるよう社内でリソースの再配置を検討しておりますが、やむを得ず期日を延長させていただく可能性がございます。ご迷惑をおかけいたしますが、納期の再検討にご協力をお願い申し上げます。何かご質問やご要望などございましたら、遠慮なくお申し付けください。

未確定事項の影響で当初納期が難しい旨を丁寧に説明するご連絡

このたびは弊社へご依頼いただき、ありがとうございます。〇〇サポート課の△△です。現在進行中のご注文について、詳細仕様の確定に遅れが出ているため、当初の作業スケジュールに大きく影響が及んでおります。
もし急ぎで作業を進めますと、仕上がり品質に問題が生じる恐れがあり、お客様に十分ご満足いただけない結果となる可能性もございます。弊社としては、今後の運用を考慮した最良の仕上がりでご提供したいと考えておりますが、そのためには追加の検討時間が必要になってしまうのが現状です。
つきましては、納期を少し延ばす形で再調整させていただくことをお願い申し上げます。お待ちいただくことになり大変心苦しいのですが、ご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

社内メールで「希望された納期には間に合わない・難しい」

部署間連携不足で期日に支障が生じることを報告する連絡

お疲れさまです。〇〇部の△△です。現在進行中のプロジェクトにおいて、他部署との連携が遅れており、当初の納期に間に合わないおそれがあると判明しました。特に新機能の実装箇所について合意が得られていないまま工数を見積もっていたため、実質的に作業がストップしている状態です。
このままですと、全体スケジュールにも大きな影響が出る可能性が高いため、早急に関連部署との打ち合わせを設定したいと考えています。日時については、後ほど候補をいくつか提示いたしますので、ご都合をお聞かせいただけますと幸いです。
皆さまにはご迷惑をおかけしますが、円滑に進めるためにもご協力をよろしくお願いいたします。引き続きチーム一丸となって取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

同僚へ作業優先度の見直しを依頼する連絡

各位お疲れさまです。〇〇課の□□です。現在対応しているタスクについて、想定よりも大幅なボリュームが発生しており、当初設定していた期限に収めるのが難しい状況です。特に▲▲機能追加に伴うコードレビューやテストが増え、作業負荷が急上昇しております。
そこで、全体タスクの優先度を再度見直し、どうしても今期中に対応が必要なものを精査した上で、一部タスクの期限延長を検討する必要があると考えています。もし差し支えなければ、それぞれ担当しているタスクの中で重要度が高いものを優先的に進めていただき、他の業務は後回しにするなど調整を行っていただければ助かります。
皆さまのお力をお借りしながら、最終的には全体をうまく収めたいと思います。どうかご理解とご協力をお願いいたします。何か不明点やご意見などありましたら、遠慮なくお知らせください。

納品の遅れが発生しそうな顧客案件を共有する報告

いつもありがとうございます。〇〇部の△△です。現在進めている顧客案件において、一部外注先からの納品が滞っているため、納期が遅れる可能性が高くなってきました。すでに外注先には催促の連絡を入れており、早期対応を依頼しているところです。
しかし、今後の進捗によっては、顧客に納期延長の打診を行わざるを得ない状況にもなりかねません。早めに社内で情報を共有し、顧客対応の方針を決定しておく必要があると考えております。
大変恐縮ですが、各担当の皆さまには、万一納期が延びた場合に備えて、新しいスケジュール案の検討や、顧客への説明資料の準備などご協力をいただけるようお願いいたします。後ほど打ち合わせの場を設けますので、お忙しい中恐れ入りますが、ご参加をよろしくお願いいたします。

チームメンバーに追加リソースを依頼し納期を守れない可能性を伝える連絡

お疲れさまです。〇〇課の□□です。現在、××プロジェクトの対応を進めておりますが、想定外の要件追加が複数発生し、リソースの不足が深刻化しています。このままの体制ですと、納期に間に合わないリスクが非常に高いため、別チームや他部署からのヘルプを依頼することを検討中です。
つきましては、もし他部署に余力のあるメンバーがいましたら、短期間だけでもお手伝いをお願いできないかご調整いただけると助かります。限られた時間の中でクオリティを保つには、どうしても人員を増強せざるを得ない状況です。
皆さまの負担が増えてしまい大変心苦しいのですが、今後の実績にも影響する重要案件ですので、ご支援をお願いいたします。何か良い案や改善策があれば、ぜひご意見いただけますよう、よろしくお願いいたします。

プロジェクト全体の進捗を見直し納期厳守が難しい旨を共有するアナウンス

お疲れさまです。〇〇プロジェクトの推進担当、△△です。先日の進捗会議でお伝えした通り、現在各タスクが想定よりも時間を要しており、現行のタイムラインどおりに最終納品することが難しくなってまいりました。
現状、特に大きなボトルネックとなっているのは、検証工程と品質チェックに時間を割かざるを得ない点です。品質を確保するためには省略できない作業ではありますが、このままでは納期に間に合わない見通しです。
つきましては、プロジェクトメンバー全員と相談の上、納期の再調整を視野に入れた計画修正を提案する予定です。具体案を早急にまとめて共有いたしますので、その際にはぜひご意見やご要望をお知らせください。全員で最良の方策を見つけられればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

「希望された納期には間に合わない・難しい」注意点、まとめ

  • 要望を受けた日時での納品が困難だと判断した場合は、できるだけ早い段階で率直に伝えることが大切。連絡が遅れるほど相手に与える不信感や負担が増大するため、状況が判明したら速やかに報告・相談する。
  • 相手が納期を厳守したい理由を理解することも重要。特に社外の場合、相手側にはさらに先のスケジュールや別の関係者が存在する可能性が高く、遅延が連鎖するリスクを考慮する必要がある。
  • ただ「難しい」と伝えるだけでなく、理由を明確に説明し、代替案や新たな納期の目処を示すことで、相手の信頼を損なわないよう配慮する。トラブル回避だけでなく、今後の協力体制を築くうえでも誠実な対応が求められる。
  • クオリティを下げることで無理やり納期を間に合わせると、結果的に追加修正やクレームが発生して関係が悪化する恐れがある。長期的視点から考え、品質と納期のバランスを丁寧に擦り合わせることが大切。
  • 社内外問わず、スケジュールの再調整をお願いする際は、相手の立場や業務状況にも配慮した言葉遣いや敬意を示すことを忘れない。相手が目上であれば丁寧な敬語を、取引先や新規顧客なら誠意を伝える言葉を用い、同僚には協力を仰ぐ姿勢をもって接する。
  • 遅延の要因が解消される見通しや、新たな日程の根拠などをできる限り具体的に提示することが肝要。相手が安心できるような説明を心掛けることで、不安や不満を軽減し、理解と協力を得やすくなる。