もちろん可能です。ビジネスメールで使う際の言い回し敬語でメール例文

もちろん可能です。ビジネスメールで使う際の言い回し敬語でメール例文

「可能」という言葉を使わず、ビジネスメールの言い回し

  • ご依頼の内容、承知いたしました。すぐに対応いたします。
  • ご指示通り、進めさせていただきますので、よろしくお願いします。
  • お申し出いただいた件、対応準備が整いました。
  • ご希望に沿って、手配させていただきます。
  • お伝えいただいた内容について、すぐに進行いたします。
  • こちらの件、すぐに実行に移させていただきます。
  • ご要望の通り、進めさせていただきますので、ご安心ください。
  • ご指摘いただいた通りに対応いたします。
  • 必要な準備を整え、対応を始めます。
  • ご確認いただいた内容に従い、対応を進めます。

可能ですとは?使ってはいけないの?

「可能です」とは、何かが実現できる、または行うことができる状態を指す表現です。主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられ、相手に対して柔らかく肯定の意思を伝える際に使われます。カジュアルな会話では「できる」や「大丈夫です」などが使われることが多いですが、ビジネスでは「可能です」を用いることで丁寧な印象を与えます。

例えば、取引先からの依頼やスケジュール調整の際に、「○○は可能です」と答えることで、簡潔かつ適切に対応できます。

可能ですの使用例

  • 本件については、来週中の対応が可能です。
  • 資料のご送付は、本日中に可能です。
  • お打ち合わせの日程変更は可能ですので、ご希望をお知らせください。
  • オンラインでの対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。
  • 追加注文にも対応可能です。
  • こちらのプランは、カスタマイズが可能です。
  • 急ぎの対応も可能ですが、詳細を確認させていただきます。
  • キャンセルは、前日まで可能です。
  • 今週中の納品が可能か、確認いたします。
  • 柔軟な対応が可能ですので、ご安心ください。

可能ですはそのまま使用してよいの?

「可能です」は、ビジネスメールや会話において適切な表現ですが、より丁寧な言い回しが求められる場面では、「可能でございます」や「対応可能です」とすることで、さらに丁寧な印象を与えられます。

ただし、カジュアルな場面ではやや堅い表現になるため、「できます」や「大丈夫です」と言い換えると自然になります。たとえば、親しい同僚との会話で「その件、可能です」と言うと少し硬い印象を与えるため、「大丈夫ですよ」などに置き換えるのが適切です。

可能ですの失礼にあたる使い方とは?

「可能です」を使用する際に注意すべき点として、断定的な表現になりすぎないようにすることが挙げられます。例えば、「それは可能です」とだけ述べると、冷たい印象を与えることがあります。

また、上司や目上の人に対して「可能です」とだけ伝えると、簡潔すぎて敬意に欠ける場合があります。この場合は、「可能かどうか確認いたします」「可能かと存じます」などの表現を使うと、より丁寧になります。

可能ですの失礼がない言い回しは?

ビジネスシーンで丁寧に伝えるために、「可能です」を以下のように言い換えると、より柔らかく、敬意を込めた表現になります。

  • 対応可能でございます。
  • 問題なく可能かと存じます。
  • 調整の上、可能か確認いたします。
  • ご希望の日時で対応可能です。
  • 柔軟に対応することが可能です。
  • 可能な範囲で対応させていただきます。

これらの表現を使うことで、より丁寧かつ円滑なコミュニケーションを取ることができます。


依頼を受けた際の返信(承諾)

件名: ご依頼の件について

お世話になっております。〇〇株式会社の△△(あなたの名前)です。

この度はご連絡いただき、ありがとうございます。
ご依頼の内容、承知いたしました。すぐに対応いたします。作業が完了次第、改めてご報告させていただきますので、少々お時間をいただければと存じます。

また、ご要望に沿って進めるため、追加の確認事項が発生した場合には、適宜ご連絡をさせていただくことがあるかもしれません。その際は、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


クライアントの希望に沿った対応をする場合

件名: ご希望内容の対応について

お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。

先日は詳細をご共有いただき、誠にありがとうございました。
ご希望に沿って、手配させていただきますので、ご安心ください。必要な準備を進め、完了次第、速やかにご連絡いたします。

なお、作業の進捗に応じて、ご確認をお願いする場面があるかもしれません。その際はお手数ですが、ご対応いただけますようお願い申し上げます。

引き続き、何かご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。


指示に従って作業を進める場合

件名: ご指示の件、対応開始のご報告

お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。

ご指示いただきました件について、承知いたしました。
お伝えいただいた内容について、すぐに進行いたします。作業の詳細については、改めて途中経過をご報告させていただきますので、何か追加のご希望がございましたら、遠慮なくお申し付けください。

また、スムーズに進行できるよう、必要に応じて適宜ご確認をお願いする場合がございます。その際はご協力いただけますと幸いです。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

以下に、「可能です」を使わずに言い換えた場合のビジネスメール例を3つ追加します。それぞれの見出しに、どのように言い換えたかを明記しました。


依頼内容を進めることを伝える場合(「問題なく対応いたします」と言い換え)

件名: ご依頼の件について

お世話になっております。〇〇株式会社の△△(あなたの名前)です。

この度はご連絡いただき、誠にありがとうございます。
ご依頼の内容について、問題なく対応いたします。準備を進め、作業が完了次第、改めてご報告いたしますので、少々お待ちください。

万が一、追加の確認事項が発生した場合には、適宜ご相談させていただくことがあるかもしれません。その際は、ご対応のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


依頼された作業を進行する場合(「対応いたします」と言い換え)

件名: 作業進行についてのご報告

お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。

ご連絡いただき、ありがとうございます。
お伝えいただいた内容について、対応いたします。進捗については適宜ご報告させていただきますので、ご不明な点がございましたら、お気軽にお知らせください。

また、ご希望の調整が必要な場合には、早めにお知らせいただければと思います。スムーズに進めるため、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

何かございましたら、いつでもご連絡ください。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


クライアントのリクエストに沿う場合(「ご要望に沿って進めさせていただきます」と言い換え)

件名: ご要望への対応について

お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。

先日は詳細なご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ご要望に沿って進めさせていただきます。スケジュールに沿って対応を進め、完了後に改めてご報告いたしますので、ご確認をお願いいたします。

もし追加のご要望や変更点がございましたら、早めにお知らせいただければ幸いです。何かご不明点などがございましたら、遠慮なくご連絡ください。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

以下に、「可能です」を使わずに言い換えたビジネスメール例をさらに3つ追加します。各見出しに、どのように言い換えたかを記載しました。


依頼事項を了承し進める場合(「承知しました。対応いたします。」と言い換え)

件名: ご依頼の件について

お世話になっております。〇〇株式会社の△△(あなたの名前)です。

この度はご連絡いただき、ありがとうございます。
ご依頼の件、承知しました。対応いたしますので、ご安心ください。作業完了後に改めてご報告いたします。

なお、追加のご指示やご変更がございましたら、事前にお知らせいただければ幸いです。スムーズな対応を心掛けてまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


相手の要望に応じる場合(「ご希望の内容で進めさせていただきます。」と言い換え)

件名: ご希望内容での対応について

お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。

ご連絡いただき、ありがとうございます。
ご希望の内容で進めさせていただきます。作業の詳細については、進捗があり次第、ご報告いたします。

また、途中で確認が必要な場合には、改めてご連絡させていただくこともあるかと思いますので、その際は何卒よろしくお願いいたします。何かご不明点等がございましたら、お気軽にお知らせください。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


スケジュールに沿って対応する場合(「予定通り進めてまいります。」と言い換え)

件名: スケジュールに沿った対応について

お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。

ご確認いただき、ありがとうございます。
ご指示いただいた内容につきましては、予定通り進めてまいります。作業が完了しましたら、改めてご報告いたしますので、少々お待ちいただけますようお願いいたします。

なお、進行にあたり確認が必要な点が出てきましたら、適宜ご連絡させていただきます。その際はお手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

何かございましたら、遠慮なくお申し付けください。引き続き、よろしくお願いいたします。

以下に、「可能です」を使わずに言い換えたビジネスメール例をさらに3つ追加します。各見出しに、どのように言い換えたかを記載しました。


依頼内容を受け入れる場合(「承りました。進めさせていただきます。」と言い換え)

件名: ご依頼の件について

お世話になっております。〇〇株式会社の△△(あなたの名前)です。

ご連絡いただき、ありがとうございます。
ご依頼の件、承りました。速やかに進めさせていただきますので、ご安心ください。完了次第、改めてご報告いたします。

もし追加のご希望や修正点がございましたら、お早めにご連絡いただけますと幸いです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


指示に従い対応を進める場合(「ご指示どおり進めております。」と言い換え)

件名: ご指示の件、進捗のご報告

お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。

ご指示いただきました件について、ご連絡ありがとうございます。
現在、ご指示どおり進めております。作業の進捗については、適宜ご報告させていただきますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

引き続き、何かございましたらお気軽にお知らせください。よろしくお願い申し上げます。


相手の要望に対応できることを伝える場合(「対応可能な状況です。」と言い換え)

件名: ご要望についてのご回答

お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。

この度はご連絡いただき、ありがとうございます。
ご要望の件につきまして、対応可能な状況です。具体的な対応スケジュールについては、改めてご連絡いたしますので、少々お待ちください。

また、進行にあたり追加で確認が必要な点がございましたら、事前にご相談させていただくこともあるかと存じます。その際は、何卒よろしくお願いいたします。

何かご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。引き続き、よろしくお願い申し上げます。