「お気軽にお申し付けください」丁寧なビジネスメール例文・書き出しと締めの挨拶

お気軽にお申し付けください!丁寧なビジネスメール例文・書き出しと締めの挨拶

「お気軽にお申し付けください」は、相手に対して遠慮せずに何でも頼んでほしいという意図を伝えるために使われます。ビジネスや日常の会話の中で、相手に対して柔らかく、安心感を与える言い回しとして利用されることが多いです

  • 顧客サービスやサポートの場面
    顧客に対して、何か質問や不明点があれば遠慮せずに問い合わせて欲しいときに使います。例えば、商品やサービスに関する説明をした後で、疑問を解消してもらうために使用します。
  • 依頼やお願いをする際に気軽さを伝えたいとき
    自分が相手にお願いをするとき、あまり堅苦しくなく、気軽にお願いしてもらいたいという気持ちを表現するために使います。
  • 業務の依頼時やサポートをお願いする場合
    上司や同僚、取引先に対して、業務に関する手伝いやサポートをお願いする際に、「何かあれば遠慮せずにお知らせください」と伝えたいときに使います。
  • サービスや商品に関してのアフターフォローを行う際
    例えば、商品の納品後やサービスの提供後に、「何か問題があれば、お気軽にお申し付けください」と伝えることで、相手に安心感を与えます。
  • 相手に対してリラックスした気持ちで話して欲しい場合
    相手が緊張していると感じた時に、「気軽にお申し付けください」と言うことで、相手に対してリラックスしてもらうための配慮を示す際に使います。

「お気軽にお申し付けください」使用する際の注意点

相手との関係に応じて使う

「お気軽にお申し付けください」という言葉は、あまりにも親しい関係やカジュアルすぎる相手に対して使うと、逆に距離感が生じてしまうことがあります。相手との関係を考え、ビジネスシーンやあまりカジュアルな会話でない場合に使用するのが適切です。

言葉が軽すぎないように注意

「お気軽にお申し付けください」という表現は柔らかい言い回しですが、あまりにもフランクすぎると、相手に対して不誠実に感じられることがあります。状況によっては、より丁寧な言い回しが求められることもあるので、相手やシチュエーションに応じて使うことが大切です。

あまり使いすぎない

頻繁に「お気軽にお申し付けください」と使うと、相手があまりにも簡単に頼んでしまい、実際には重要なことを頼まれる場合に重みがなくなる可能性もあります。適切なタイミングで使うようにし、必要以上に繰り返さないようにしましょう。

相手の立場に配慮する

相手が上司や目上の人である場合、あまりにも「お気軽にお申し付けください」と言うと、軽んじていると受け取られることがあります。こうした場合には、もう少し控えめで丁寧な言い回しを心掛けると良いでしょう。

具体的なサポート内容を示す

「お気軽にお申し付けください」というフレーズを使う際には、どのようなサポートを提供できるのか、相手が実際に頼む際に不安に感じないように、具体的なサポート内容を示しておくと良いでしょう。

「お気軽にお申し付けください」他の失礼がない言い回し

  • 「ご遠慮なくお申し付けください。」
    もう少し丁寧な表現です。「お気軽に」よりも少し堅い表現になります。
  • 「何かございましたらご相談ください。」
    「お気軽にお申し付けください」の代わりに、相手に相談を促す言い回しです。
  • 「ご質問があれば、どうぞお知らせください。」
    質問に対して遠慮せずに尋ねてほしいことを伝えるフレーズです。
  • 「必要な際にはお知らせいただければと思います。」
    より控えめな表現で、依頼をお願いする際に使える言い回しです。
  • 「何かお困りのことがあれば、すぐにお申し付けください。」
    助けが必要な時に頼んでほしいという意図を伝える言い回しです。

「お気軽にお申し付けください」書き出しの挨拶と締めの挨拶

「お気軽にお申し付けください」書き出しの挨拶

  • 「お世話になっております。」
    「もしご不明な点があれば、お気軽にお申し付けください。」
  • 「いつもお世話になっております。」
    「何かございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。」
  • 「ご無沙汰しております。」
    「必要な際には、どうぞお気軽にお申し付けください。」
  • 「こんにちは。」
    「もしお手伝いできることがあれば、お気軽にお申し付けください。」
  • 「初めてご連絡いたします。」
    「何か不明点があれば、いつでもお気軽にお申し付けください。」

「お気軽にお申し付けください」締めの挨拶

  • 「今後ともよろしくお願い申し上げます。」
    「ご不明な点があれば、どうぞお気軽にお申し付けください。」
  • 「引き続きよろしくお願いいたします。」
    「何かございましたら、遠慮なくお知らせください。」
  • 「何卒よろしくお願い申し上げます。」
    「もしお困りの際には、お気軽にお申し付けください。」
  • 「ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」
    「今後ともご協力いただければ幸いです。」
  • 「お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。」
    「何か不明点があれば、いつでもお気軽にお知らせください。」

目上の方へ「お気軽にお申し付けください」

謹んでご案内申し上げます

平素より大変お世話になっております。先般ご依頼いただきました案件につきまして、弊社内で検討を重ねた結果、さらなる改善策を講じる運びとなりました。何かご不明点や追加のご要望がございましたら、どうぞご遠慮なくご指示いただければと存じます。今後ともご高配を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
末筆ながら、引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

ご高配賜りますようお願い申し上げます

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。今回、○○プロジェクトの進捗状況につきまして詳細なご報告をさせていただく運びとなりましたが、もしご不明な点や追加でご確認されたい事項がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し付けいただければ幸甚に存じます。今後も更なる改善と精進を重ね、貴重なご意見を賜りながら業務に邁進してまいります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

慎重にご提案申し上げます

いつも大変お世話になっております。先般の打合せに基づき、今後の対応策としまして、より円滑な業務運営を実現するための新たな取り組みを検討しております。つきましては、貴重なご意見やご要望がございましたら、どうぞ遠慮なくお知らせいただければと存じます。今後とも、貴社のご期待に沿えるよう尽力いたしますので、何卒ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

深甚なるご指導賜りますようお願い申し上げます

平素よりご愛顧いただき誠にありがとうございます。今回、社内の改善策といたしまして、従来の運用方法を見直し、新たな取り組みを実施する運びとなりました。つきましては、貴重なご経験を踏まえたご意見やご指示をいただければ、幸いに存じます。どうぞ、何なりとご連絡いただければと心よりお願い申し上げます。
今後ともご指導賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

心よりご助言賜りたく存じます

平素はひとかたならぬご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。先般ご相談させていただいた件につきまして、再度内容を精査し、改善の余地があると判断いたしました。もしご不明な点や補足していただきたい事項がございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせいただければと存じます。貴殿の貴重なご助言を賜りながら、より一層業務に邁進してまいりたいと考えております。
何卒、宜しくお願い申し上げます。


取引先企業へ「お気軽にお申し付けください」

ご連絡差し上げます

平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。弊社では、先般ご相談いただきました案件につきまして、迅速かつ的確な対応を進めるため、担当部署と連携して検討を行っております。ご不明な点や追加のご依頼がございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせいただけますようお願い申し上げます。
今後とも、貴社との信頼関係を一層強固なものにしてまいりたく存じますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

貴社との連携を深めるために

平素より大変お世話になっております。先日の打合せにおいてご提示いただきましたご要望につきまして、弊社内で具体的な改善策を検討しております。ご提案内容に関して、さらにご意見やご要望がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し付けいただければと存じます。貴社とより良い協力関係を築いていけるよう、全力を尽くす所存でございます。
引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

今後のご協力のお願い

平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。今回、弊社の新たなサービス展開に関しまして、貴社におかれましてもご関心をお持ちいただけるのではないかと存じ、慎重に準備を進めております。何かご不明点や追加のご要望がございましたら、どうぞご遠慮なくお伝えいただければ幸いです。
今後とも、双方にとって有益な関係を築けますよう、宜しくお願い申し上げます。

円滑な連絡体制の構築について

平素より格別のお引き立てをいただき、誠にありがとうございます。弊社では、今後の業務連携の円滑化を図るため、各担当者間での情報共有を一層強化する所存でございます。もし、貴社側におかれましても何かお気づきの点やご提案がございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせいただければと存じます。
今後とも末永いお取引を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

ご意向に応じたご提案を

平素より大変お世話になっております。先般のお打合せを踏まえ、弊社ではお客様のご要望に沿った最適な対応策を検討しており、今後のサービス向上に努める所存でございます。ご意見やご要望などがございましたら、何なりとご連絡いただければと存じます。貴社のご期待に応えるべく、引き続き努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


新規取引先へ「お気軽にお申し付けください」

初めてのご連絡を申し上げます

平素よりご多忙のところ失礼いたします。弊社は、このたび新たな取引先様としてご縁を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。今後、円滑な取引関係を構築するため、弊社担当者が詳細なご説明をさせていただく所存でございます。ご質問やご不明な点がございましたら、どうぞご遠慮なくご連絡いただければ幸いです。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

新たな協力関係のご提案

この度は、弊社にご興味をお持ちいただき誠にありがとうございます。新規のお取引先様として、今後とも相互の発展を目指し、積極的に情報交換を進めていきたいと考えております。ご相談やご不明な点がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し付けいただければと存じます。
引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

ご興味を賜りたく存じます

平素より大変ご多忙の中、突然のご連絡を失礼いたします。弊社では、貴社との新たな連携の可能性を模索すべく、各種サービスのご案内を準備している次第でございます。もしご質問やご要望などがございましたら、どうぞご遠慮なくご指示いただければ幸いです。貴社との実りある関係構築に向け、努めてまいりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

ご縁を大切にするご案内

平素よりお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。弊社では、今回のご縁を大変光栄に受け止め、貴社との連携をより一層深めるため、具体的な取り組みを進めております。ご不明な点や追加のご意見がございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせいただければと存じます。
今後とも、末永いお付き合いを賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

今後の発展に向けてのご相談

平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。弊社は、貴社との今後の発展を見据えた提案を準備しており、その過程でお互いにとって有益な情報交換ができればと考えております。ご質問やご要望等がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し付けいただけますようお願い申し上げます。
何卒、宜しくお願い申し上げます。


お客様へ「お気軽にお申し付けください」

お客様への心温まるご案内

いつも弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。お客様により快適にご利用いただくため、今後のサポート体制の強化を図る運びとなりました。ご意見やご要望がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し出いただければと心よりお願い申し上げます。
今後とも、お客様にご満足いただけるサービスの提供に努めてまいりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

お取引の円滑化を図るために

平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。弊社では、お客様とのお取引をより一層円滑に進めるため、サポート体制の見直しを行っております。万が一ご不明な点や追加のご要望がございましたら、どうぞご遠慮なくご連絡いただければ幸いです。
引き続き、安心してご利用いただける環境づくりに努めてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

安心してご利用いただくために

平素は弊社サービスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。今回、サービス向上の一環として、各種お問い合わせ窓口の強化を図る運びとなりました。お客様がどのようなご質問やご要望でも迅速に対応できるよう努めておりますので、何かお気づきの点がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し付けいただければと存じます。
今後とも、お客様にご安心いただけるサービス提供を目指し、努力してまいります。

お客様のご要望にお応えするために

日頃より格別のお引き立てをいただき、誠にありがとうございます。弊社では、お客様一人ひとりのご意見を大切にし、サービスの向上に繋げるべく、各種改善策を実施しております。もし、何かご不明な点やご希望などがございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせいただければと存じます。
これからもお客様のご期待に添えるよう精進してまいりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

お客様第一のサービスをご提供いたします

平素より大変お世話になっております。弊社は、お客様に最高のサービスを提供するため、日々改善活動を続けております。お客様からのご意見やご要望は、今後のサービス向上に欠かせない大切な情報と考えておりますので、どうぞお気軽にお申し出いただければ幸いです。
今後とも、変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


社内連絡「お気軽にお申し付けください」

社内連絡のご案内

各部署の皆様、いつもご尽力いただき誠にありがとうございます。今回、業務の効率化および情報共有の強化を目的とした新たな取り組みについてご案内申し上げます。何かご意見や追加で確認されたい点がございましたら、どうぞご遠慮なくご連絡いただければと存じます。
今後とも、より良い職場環境の実現に向け、皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

部内の意見交換を促すために

日頃より、社内連携の円滑化にご協力いただき、誠にありがとうございます。今回、業務改善の一環として、各部署間の意見交換の場を設ける運びとなりました。疑問点や改善点など、何かお気づきの点がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し出いただけますようお願い申し上げます。
引き続き、全員で協力し合いながら、より一層の業務効率化に努めてまいりましょう。

円滑な業務進行のために

各位、日頃よりお疲れ様でございます。今回、社内の業務進行における一層の円滑化を図るため、新たな連絡体制を整備いたしました。疑問点やご提案がございましたら、どうぞお気軽にお申し出いただければと存じます。皆様の意見を積極的に取り入れながら、より働きやすい環境の構築に努めてまいります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

各部署間の情報共有のお願い

平素より大変お世話になっております。弊社では、各部署間の円滑な情報共有を一層推進するため、定例ミーティングの実施と共に、連絡体制の再検討を行っております。もし、疑問点や改善のご意見がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し付けいただければ幸いです。
今後とも、全社一丸となって業務効率の向上に努めてまいりましょう。

協力体制強化のためのご連絡

各位、いつもお疲れ様でございます。弊社内の協力体制をさらに強化し、迅速かつ正確な業務遂行を目指すため、各部署との連携方法を見直す運びとなりました。疑問点やご提案等ございましたら、どうぞお気軽にお知らせいただければと存じます。
皆様の積極的なご協力をお願い申し上げ、引き続き宜しくお願いいたします。


使用上の注意とまとめ

  • 適切な敬意を込めること
    上司や取引先、顧客に対しては、常に敬意を表する丁寧な言葉遣いを心掛ける必要がございます。再確認したい事項やご要望の際は、柔らかくかつ誠実な表現を用いると良いでしょう。
  • 受け手に応じた語調の調整
    対象となる相手(目上の方、取引先、新規取引先、顧客、社内メンバー)それぞれにふさわしい語調や挨拶文を選び、相手の立場に配慮した文面にすることが重要です。
  • 代替表現の工夫
    「お気軽にお申し付けください」の代わりに、相手に配慮しながらも安心してご連絡いただけるような表現(例:ご遠慮なくご指示いただければ、どうぞご不明な点がございましたらお知らせください、等)を工夫して使用することが推奨されます。
  • 文章の流れと丁寧な結び
    ビジネスメールでは、冒頭の挨拶から本文、そして結びの挨拶まで一貫して丁寧な言葉遣いを維持することが求められます。内容に合わせた適切な締めの言葉を忘れずに記載しましょう。
  • 内容の具体性と明瞭さ
    相手に誤解を与えないよう、具体的な情報と依頼内容を明確に伝えるとともに、疑問点や追加の要望に対しても柔軟に対応できる旨を記述することが望ましいです。
  • 常に改善意識を持つこと
    連絡文面は状況に応じて随時改善していく必要がございます。今回のご案内文もその一環として、今後のコミュニケーションの円滑化に向けた取り組みの一部と位置付け、継続的な見直しを行う姿勢が大切です。