職責(しょくせき)とは?
単語
職責
読み方
しょくせき
意味
「職責」とは、職務や役職において担うべき責任や義務を指します。特定の職業や役割に伴う責務を意味し、仕事や組織内での役割を果たす上での重要な概念です。
言い換えると
- 職務上の責任
- 義務
- 任務
- 責務
- 職務に伴う義務
目上の方に使える言葉?
はい、「職責」はフォーマルな表現であり、目上の方やビジネスシーンでも適切に使用できます。特に、相手の役職や職務への尊敬を示しつつ話題にする際に使うことができます。
どういう場面で使う言葉?
責任を強調する場面
「私はこの職責を全うするべく全力を尽くしてまいります。」
「貴殿の職責の重さを拝察し、深く敬意を表します。」
役割や任務を述べる場面
「この新たな職責を担うことを光栄に存じます。」
「職責に基づき、適切な判断を行ってまいります。」
フォーマルな挨拶や報告の場面
「職責を果たすことで、組織の発展に寄与したいと考えております。」
「この職責において、誠心誠意取り組む所存です。」
責任の所在を明確にする場面
「各々の職責を明確にすることで、業務の効率化を図ります。」
「職責に基づく行動が、信頼の基盤を築くものと考えます。」
リーダーシップや役職の重要性を示す場面
「彼の職責は、組織全体の方向性を決定する重要なものでした。」
「職責に忠実であることが、成功への第一歩です。」
注意点
- 敬意を示す表現を加える
「職責」を用いる際には、特に目上の方に対して敬語を併用すると丁寧な印象を与えます。たとえば、「貴職の職責に敬意を表します」といった形です。 - フォーマルな文脈で使用する
「職責」はビジネスや公式な文書、スピーチなどで使用される表現であり、日常会話では「役割」や「仕事上の責任」などの言葉に置き換える方が自然です。 - 具体性を持たせる
「職責」だけでは抽象的に感じられる場合があるため、どのような役割や責任について言及しているのかを明確にすると効果的です。 - ポジティブな文脈で使う
「職責」は仕事の責任や役割を前向きに受け止めるニュアンスで使われることが多い言葉です。批判的な文脈で使う際には慎重を期する必要があります。 - 責任を強調しすぎない
「職責」は重さを伴う言葉であるため、繰り返し使うと文章が堅苦しく感じられる場合があります。他の表現とバランスを取ることが重要です。
使用例
- 手紙の例文
「このたび新たな職責を拝命し、その重責を深く受け止めております。」 - スピーチの例文
「職責を全うし、皆様の期待に応えるべく努力してまいります。」 - 報告書の例文
「職責を果たす中で、さらに業務の効率化と成果の向上を目指してまいります。」