真摯(しんし)とは?|意味・言い回しメールでの注意点を例文を使用して説明

真摯(しんし)とは?

単語

真摯

読み方

しんし

意味

「真摯」とは、物事に対して誠実で真剣に向き合う態度や姿勢を表します。嘘偽りがなく、ひたむきで一途な様子を表現する際に使われます。主にビジネスやフォーマルな場面で、誠意や真剣さを強調する言葉として用いられることが多いです。

言い換えると

  • 誠実
  • 真剣
  • 一生懸命
  • 謙虚
  • ひたむき

目上の方に使える言葉?

はい、「真摯」は目上の方に対しても適切に使用できるフォーマルな表現です。敬意を込めた文章や発言の中で、「真摯に取り組む」「真摯に対応いたします」といった形で使うことが可能です。相手に対する敬意や自分の誠意を伝えるのに適した言葉です。

どういう場面で使う言葉?

業務やプロジェクトへの取り組みを表現する場面

「真摯に課題に向き合い、解決策を模索しております。」

「今後も真摯に業務に取り組む所存です。」

謝罪や反省を述べる場面

「ご迷惑をおかけしたことを真摯にお詫び申し上げます。」

「いただいたご指摘を真摯に受け止め、改善に努めます。」

相手への対応を強調する場面

「お客様のご要望に真摯に対応させていただきます。」

「真摯な姿勢でご相談にお応えいたします。」

自分の態度や姿勢を述べる場面

「真摯に学び続けることが、自分の成長につながると考えています。」

「全力で真摯に挑戦し続ける所存です。」

相手を評価する場面

「貴社の真摯な取り組みに心より敬服いたします。」

「彼の真摯な態度が、プロジェクト成功の鍵となりました。」

注意点

  • 具体的な内容と組み合わせる
    「真摯」という言葉は抽象的であるため、「真摯に何を行うのか」を明確にすることで、説得力のある表現になります。たとえば、「真摯に対応いたします」ではなく、「迅速に原因を調査し、真摯に対応いたします」と具体的にすることが効果的です。
  • 敬語を添えて丁寧に伝える
    目上の方や取引先には、「真摯に取り組ませていただきます」「真摯に対応いたします」といった敬語を用いることで、誠意がより伝わります。
  • ポジティブな場面でも使える
    「真摯」は反省や謝罪だけでなく、前向きな取り組みや誠実な対応を示す場面でも使える言葉です。
  • カジュアルな場では避ける
    「真摯」はフォーマルなニュアンスが強いため、日常会話やカジュアルな文脈では、「誠実」「一生懸命」などの言葉に置き換える方が自然です。
  • 軽々しく使わない
    「真摯」は重みのある言葉であるため、頻繁に使用すると軽く感じられる場合があります。本当に誠意を伝えるべき場面で選んで使うことが大切です。