壮健(そうけん)とは?
単語
壮健
読み方
そうけん
意味
「壮健」とは、心身ともに健康で元気な様子を意味します。特に、年齢を重ねた人が健康であることを称える場面で用いられることが多い表現です。手紙やスピーチなど、フォーマルな場面で相手の健康を気遣う言葉として使われます。
言い換えると
- 健康で元気なこと
- 心身ともに健やか
- 健全
- 健康で丈夫
- 体調が良い
目上の方に使える言葉?
はい、「壮健」は敬意を込めたフォーマルな表現であり、目上の方への手紙やスピーチで使用するのに適しています。たとえば、「ご壮健でいらっしゃいますことを心よりお慶び申し上げます」などの形で使うと丁寧です。
どういう場面で使う言葉?
手紙で相手の健康を気遣う場面
「貴殿ますますご壮健のこととお慶び申し上げます。」
「ご壮健にてご活躍のことと存じます。」
スピーチや挨拶での使用
「皆様がご壮健でお過ごしのことを心よりお祈り申し上げます。」
「先生がご壮健でいらっしゃること、何よりの喜びでございます。」
健康を称える場面
「ご高齢にもかかわらず、常にご壮健でいらっしゃることに敬服いたします。」
「その壮健なお姿には、周囲の方々も感銘を受けております。」
フォーマルな文書や挨拶状での使用
「拝啓 初夏の候、貴社ますますご繁栄とご壮健のこととお喜び申し上げます。」
「末筆ながら、皆様のご壮健を心よりお祈り申し上げます。」
公式なイベントや祝辞での使用
「本日ご壮健なお姿を拝見し、大変嬉しく存じます。」
「これからもご壮健にて益々のご活躍をお祈り申し上げます。」
注意点
- 敬語と併用する
「壮健」を使う際は、「ご壮健でいらっしゃる」「ご壮健のこととお喜び申し上げます」といった敬語を必ず添えることで、相手への敬意を示します。 - フォーマルな文脈で使用する
「壮健」は格式の高い言葉であり、主に公式な手紙やスピーチで使われます。カジュアルな場面では「健康で」「元気で」などの平易な表現が適切です。 - 相手の健康を願う文脈で使用する
「壮健」は健康に関する言葉であるため、体調を気遣う表現や、相手の健康を祈るニュアンスを伴う場面で使用します。 - 過剰な使用を避ける
同じ文章内で「壮健」を繰り返し使用すると冗長になる可能性があるため、「健やか」「健康」といった表現と使い分けると良いでしょう。 - ポジティブな文脈で使用する
健康を祝う、または願う場面で使用される言葉であるため、批判や否定的な文脈には適しません。
使用例
- 手紙の例文
「拝啓 新春の候、貴殿ますますご壮健にてご活躍のこととお喜び申し上げます。」 - スピーチの例文
「本日、このように皆様がご壮健でいらっしゃること、大変喜ばしく存じます。」 - 挨拶状の例文
「皆様のご壮健をお祈り申し上げ、引き続きのご指導をお願い申し上げます。」