「昨日はありがとうございました」目上にも使えるビジネスメール例文・書き出しと締めの挨拶

「昨日はありがとうございました」

前日にお世話になった相手へ感謝の気持ちを伝える際に使われます。

日常生活では、友人や家族との食事会、仕事の打ち合わせ、イベントへの招待、助けてもらったときなど、さまざまな場面で使われる表現です。相手に対する感謝の気持ちを示しつつ、関係をより良くするための一言として役立ちます。

ビジネスの場では、取引先との会食や商談、セミナー参加後、上司や同僚との打ち合わせの後などに使われることが多いです。ただ「ありがとうございました」と伝えるだけでなく、何に対して感謝しているのかを明確にすると、より丁寧で心のこもったメッセージになります。

また、メールやメッセージで送る際には、相手への配慮を示しつつ、次につなげる一言を添えると、より良い関係を築くことができます。

「昨日はありがとうございました」使うときに気をつけること

相手に対して適切な敬意を払うことが重要です。カジュアルな場面では問題なく使えますが、ビジネスの場では少し工夫が必要です。例えば、目上の方や取引先には「昨日はお時間をいただき、誠にありがとうございました」といったように、より丁寧な言葉を使うのが望ましいでしょう。

また、単に「昨日はありがとうございました」と言うだけでなく、「お忙しい中お時間をいただき、貴重なお話を伺えて大変勉強になりました」など、感謝の理由を添えると、より好印象を与えることができます。

さらに場面によっては「お礼が遅くなり申し訳ございません」と一言添えることで、礼儀正しさを表現することもできます。

「昨日はありがとうございました」ほかの失礼がない言いかえ

  • 「昨日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
  • 「昨日は貴重なお話を聞かせていただき、感謝申し上げます。」
  • 「昨日はご親切に対応してくださり、心より感謝いたします。」
  • 「昨日は温かいおもてなしをありがとうございました。」
  • 「昨日の打ち合わせでは、多くの学びを得ることができました。感謝申し上げます。」

「昨日はありがとうございました」書き出しと締めの挨拶

書き出しの挨拶

  • 「お世話になっております。」
  • 「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
  • 「昨日は大変お世話になりました。」
  • 「昨日はお忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました。」
  • 「昨日はお会いでき、大変うれしく思いました。」

締めの挨拶

  • 「今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。」
  • 「またお会いできるのを楽しみにしております。」
  • 「引き続き、よろしくお願い申し上げます。」
  • 「改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。」
  • 「また何かございましたら、お気軽にお知らせください。」

「昨日はありがとうございました」例文

ビジネスで会議の後に送る場合
「昨日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。貴重なご意見をお伺いすることができ、大変勉強になりました。」

友人との食事後に送る場合
「昨日は楽しい時間をありがとうございました。久しぶりにお会いできて、とても嬉しかったです。」

取引先との打ち合わせ後に送る場合
「昨日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

イベントやセミナー参加後に送る場合
「昨日は素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。とても有意義な時間を過ごすことができました。」

助けてもらったことへの感謝を伝える場合
「昨日はお忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。おかげさまで無事に進めることができました。」

使ってはいけない場面

この表現は広く使えますが、以下のような場面では注意が必要です。

1. 具体的な感謝の内容を添えない場合
単に「昨日はありがとうございました」だけでは、何に対するお礼かが伝わりにくいことがあります。特にビジネスメールでは、「お時間をいただき」「貴重なご意見を伺うことができ」といった具体的な内容を添えるのが望ましいです。

2. 目上の方に対してカジュアルに伝える場合
「昨日はありがとうございました!」とだけ送ると、親しみやすさはあるものの、ビジネスの場ではややカジュアルすぎる印象を与えることがあります。目上の方や取引先には「誠にありがとうございました」「深く感謝申し上げます」といった表現を使うと良いでしょう。

3. 感謝を伝えずに別の要件を追加する場合
例えば、「昨日はありがとうございました。ところで、次の件について…」と続けると、お礼が形だけになってしまい、印象が薄れてしまいます。お礼の言葉をしっかり伝えてから、次の要件を話すようにしましょう。

4. お礼を伝えるタイミングが遅すぎる場合
例えば、1週間以上経ってから「昨日はありがとうございました」と伝えると、違和感を与えることがあります。できるだけ早めにお礼を伝えることが大切です。

ふさわしい言葉に言い換えた例

  • よりフォーマルな表現にする場合
    ✖「昨日はありがとうございました。」
    〇「昨日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
  • 感謝の内容を明確にする場合
    ✖「昨日はお世話になりました。」
    〇「昨日はお忙しい中、打ち合わせの機会をいただき、大変感謝しております。」
  • カジュアルな場面で使う場合
    ✖「昨日はどうも!」
    〇「昨日は本当にありがとう!とても楽しかったよ。」
  • 再会の機会を楽しみにする場合
    ✖「またよろしくお願いします。」
    〇「またお会いできることを楽しみにしております。」
  • メールで丁寧に伝える場合
    ✖「昨日はありがとうございました。」
    〇「昨日はお忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました。貴重なお話を伺うことができ、大変有意義な時間となりました。」

目上の方へ「昨日はありがとうございました」お礼メール

心からの感謝を込めて

いつも大変お世話になっております。昨日は、貴重なお時間を割いていただき、私どもの業務に対して丁寧なご指導および貴重なご意見を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。おかげさまで、今後の取り組みに対する具体的な改善策が見えてまいりましたため、改めて感謝の意を表す次第でございます。なお、いただきましたご助言は、各部署とも共有させていただき、より一層の業務の充実を図る所存でございます。今後とも何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、まずは略儀ながら書中をもってお礼申し上げます。

貴重なご指導への感謝

いつも温かいご指導を賜り、誠にありがとうございます。昨日は、特に私どもの提案内容に関して詳細かつ実践的なアドバイスをいただき、深く感謝いたしております。ご教示いただいた内容は、今後の業務改善の礎となるものであり、各方面での展開に大いに役立つものと確信しております。これに懲りることなく、今後もさらなる成長を目指し、全力を尽くしてまいりますので、引き続きご指導賜りますようお願い申し上げます。何かご不明な点がございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせください。

昨日のご配慮に感謝申し上げます

いつもお世話になっております。昨日は、急なお願いにもかかわらず、温かいご配慮と貴重なご意見を賜り、誠にありがとうございました。いただいたお力添えは、私どもの業務運営において非常に大きな支えとなっており、今後の計画に反映させる所存でございます。また、今回のご助言を踏まえ、各関係部署と連携を取りながら業務の改善に努める所存です。末筆ながら、重ねてお礼申し上げ、今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。

深いご助言に感謝いたします

平素より大変お世話になっております。昨日は、私どもの企画に対して多角的な視点からご意見をいただき、非常に参考になるお話を伺うことができました。ご助言いただきました点は、今後の事業展開において重要な指針となるものであり、社内にて真摯に検討させていただく所存です。ご多忙の中、このような機会を設けていただきましたことに対し、心より感謝申し上げます。今後ともどうぞ末永くご指導賜りますようお願い申し上げます。

お時間をいただいたことに感謝

日頃より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。昨日は、私どもの案件に対して貴重なお時間を割いていただき、詳細なご説明とともに具体的な改善策をお伝えいただきましたこと、深く感謝申し上げます。ご指導いただいた内容は、今後の業務遂行に大いに役立つものであり、関係各所にて共有し、迅速な対応を進めております。引き続き、ご高配を賜りますようお願い申し上げ、まずは略儀ながら書中にて御礼申し上げます。


取引先企業へ「昨日はありがとうございました」お礼メール

先般のご高配に深謝いたします

いつも大変お世話になっております。昨日は、貴社担当者様との打合せの中で、私どもの提案に対し具体的なご意見と今後の協力体制についてのご説明をいただき、誠にありがとうございました。貴社の的確なアドバイスは、私どもの業務改善にとって極めて有意義であり、今後の連携においても大いに参考とさせていただく所存です。今後とも、相互の信頼関係を基盤に、より一層の発展を遂げるべく努めてまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

お取引に際し心より感謝申し上げます

日頃より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。昨日は、貴社とのお打合せの際、私どもの業務に対する温かいお言葉と具体的な改善策のご提案をいただき、重ねて感謝申し上げます。お伝えいただいたご意見は、今後の事業展開において重要な指針となり、全社一丸となって取り組むべき課題と認識しております。今後とも、お互いの発展に向けたパートナーシップを大切にしていく所存でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

昨日のご対応に対するお礼

いつも大変お世話になっております。昨日は、急なご依頼にもかかわらず、迅速かつ丁寧なご対応をいただき、誠にありがとうございました。貴社のご協力のおかげで、業務上の課題が円滑に解決へ向かい、今後のプロジェクトの進行に大変安心して取り組むことができる状況となっております。いただきましたご配慮は、今後も継続して良好な関係を築く上で大きな支えとなります。今後とも何卒変わらぬご高配をお願い申し上げます。

迅速なご配慮への感謝

日頃より大変お世話になっております。昨日は、貴社より迅速かつ的確なご配慮をいただき、私どもの要望に対して親身になってご対応いただきましたこと、心より感謝申し上げます。貴社のご尽力により、業務の円滑な遂行が実現できましたことは、私どもにとって非常に心強いものと感じております。今後とも、お互いの信頼を礎とした取引関係をより一層深めていく所存ですので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

貴社のご協力に感謝申し上げます

平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。昨日は、弊社の案件に関しまして、貴社の豊富な知見と具体的なご意見を賜り、心より感謝申し上げます。貴社のご協力は、今後の事業展開にとって大変貴重なものと捉えており、早速社内にて情報共有を進めております。引き続き、相互にとって有益な取引関係を構築していけるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


新規取引先へ「昨日はありがとうございました」お礼メール

初対面のお取引に感謝いたします

いつもお世話になっております。昨日は、初めてのご面会の機会を賜り、弊社の事業内容および今後の展望について詳しくご説明いただきましたこと、誠にありがとうございました。新たなご縁を大切に、今後の協力関係の構築に向けて前向きに取り組む所存でございます。ご不明な点やご要望がございましたら、何なりとお申し付けくださいますようお願い申し上げ、重ねて感謝の意を表する次第でございます。

新たなご縁に感謝申し上げます

平素よりお世話になっております。昨日は、初めての打合せにおいて、弊社に対する温かいご挨拶とともに、今後の協力関係を前向きに進めるための具体的なお話を伺い、深く感謝いたしております。お寄せいただきましたご意見は、双方にとって有益な取引関係を築く上で大変貴重なものと考え、社内での検討を重ねているところでございます。何卒、今後とも変わらぬご支援とご高配をお願い申し上げます。

ご初訪問に深く感謝しております

いつも大変お世話になっております。昨日は、弊社初のご訪問という貴重な機会を通じ、貴社の業務内容や今後の連携の可能性について詳細にご説明いただき、心より感謝申し上げます。いただきましたご意見は、今後の事業展開において重要な指針となり、早速社内で共有し、具体的な施策を検討しております。今後とも、貴重なご助言を賜りながら、共に発展してまいりたく存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

昨日のご案内に心から御礼申し上げます

日頃より大変お世話になっております。昨日は、初めてのご面会において、貴社の業務に対する丁寧なご説明と、今後の連携に向けた具体的なお話を伺うことができ、誠にありがとうございました。今回のご案内により、弊社としても貴社との協力体制をより一層強化する必要性を実感いたしました。今後、具体的な連携方法について改めてご相談させていただければと存じます。何卒、末永いお付き合いのほどお願い申し上げます。

初回のお取引開始への感謝の意

平素よりお世話になっております。昨日は、弊社との初めてのお取引に際し、温かいご挨拶とともに、今後の発展に向けた前向きなお話を賜り、心より御礼申し上げます。貴社との新たな関係構築にあたり、今回いただきましたご助言やご提案は非常に貴重なものと認識しており、早速今後の業務に反映させる所存でございます。どうぞ引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


顧客・お客様へ「昨日はありがとうございました」お礼メール

ご利用いただき心より感謝申し上げます

いつも格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。昨日は、弊社のサービスをご利用いただき、またお忙しい中ご来店くださったことに対し、深い感謝の意を表させていただきます。お客様からいただいた温かいお言葉や貴重なご意見は、今後のサービス向上の大切な参考とさせていただいております。今後とも、より一層ご満足いただけるよう努めてまいりますので、何かご要望等がございましたらどうぞお気軽にお知らせください。

昨日のご来店に感謝の気持ちを込めて

日頃より弊社をご利用いただき、誠にありがとうございます。昨日は、貴重なお時間を割いてご来店いただき、直接お話を伺う機会を得ましたこと、心より御礼申し上げます。お客様のお声は、今後のサービス改善および新たな商品の開発において大変重要なものであり、全社員一丸となって取り組む所存でございます。今後とも、末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

お客様への感謝と今後のご案内

いつも弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。昨日は、突然のご来店にもかかわらず、温かいお言葉とともに貴重なご意見をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。いただいたお声は、今後のサービス向上に向けた大切な資源と捉えており、各部署で検討を重ねております。今後、より良い環境づくりを進めてまいりますので、引き続きご支援をお願い申し上げます。

ご愛顧に対する深い感謝

平素より弊社へのご信頼とご支持を賜り、誠にありがとうございます。昨日は、貴重なご来店とともに、私どもの取り組みに対して温かいお励ましの言葉をいただき、深い感謝の念に堪えません。お客様からのご意見を励みに、今後もより一層サービス向上に努めてまいります。何かお気づきの点がございましたら、どうぞ遠慮なくお知らせくださいますようお願い申し上げます.

お忙しい中のご来店に対する御礼

いつも弊社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。昨日は、お忙しい中ご足労いただき、実際にサービスをご体験いただくとともに、詳細なお話をお伺いする機会をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。お客様からいただきました貴重なお声は、今後のサービス改善のための大切な指針とさせていただき、社員一同励んで取り組む所存でございます。今後とも、何卒ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


社内向け「昨日はありがとうございました」感謝のご連絡

皆様のご協力に心より感謝

各位、いつもお疲れ様でございます。昨日は、部署間の連携を強化するための重要な会議において、各担当者がそれぞれの役割を果たしてくださり、業務が円滑に進行したことに対し、心より感謝の意を表します。皆様のご協力のおかげで、迅速に問題解決へ向かうことができ、今後のプロジェクトの成功にも大きく寄与する結果となりました。今後も一丸となり、さらに良い成果を上げられるよう努めてまいりましょう。

部署内のご支援に対して感謝いたします

いつも熱心に業務に取り組んでいただき、誠にありがとうございます。昨日は、急な対応が必要となった案件において、各部署から迅速かつ柔軟なご支援をいただき、円滑な解決に結びつけることができました。皆様のご協力と連携の精神は、社内全体における大きな励みとなっております。引き続き、互いに支え合いながら、業務の改善と効率化を推進していく所存です。

昨日の業務サポートに感謝

各位、いつもご尽力いただきありがとうございます。昨日は、繁忙期にもかかわらず、各自が迅速に業務を遂行してくださったおかげで、予想以上の成果を上げることができました。皆様の専門知識とチームワークにより、難しい課題にも柔軟に対応することができ、非常に心強い限りです。今後とも、全員で協力しながら、さらなる業務改善に取り組んでまいりましょう。

チームの協力に深い感謝の意

各位、日頃より多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。昨日は、部内での急なトラブル発生に対し、迅速かつ的確なご対応をいただき、業務全体がスムーズに回復したことに感謝の意を表します。皆様の高い意識と責任感により、社内全体の士気も向上しており、今後のプロジェクトにも良い影響を及ぼすものと確信しております。これからも共に力を合わせ、より一層の発展を目指してまいりましょう。

内部連携へのご協力に感謝

各位、いつも温かいご協力に心より感謝申し上げます。昨日は、急な業務変更にもかかわらず、部署間の円滑な連携と情報共有が図られ、結果として大きな成果を挙げることができました。皆様がそれぞれの専門分野で力を発揮してくださったことは、社内全体の業務効率向上に大いに寄与しており、非常に頼もしい限りです。今後もお互いに協力し合いながら、さらなる成長を実現してまいりましょう。


「昨日はありがとうございました」まとめ

  • 相手の立場や関係性に合わせた敬意ある言葉遣いを徹底し、業務上の信頼関係を大切にする。
  • 感謝の気持ちを具体的に記述することで、相手に対する思いが伝わりやすくなる。
  • 冒頭では必ず挨拶とお礼の言葉を明記し、締めには今後の協力や連携を促す一文を添える。
  • 内容全体が丁寧かつ分かりやすい文章構成となるよう、各項目で相手に合わせた工夫を行い、誠意を込めた連絡となるよう心掛ける。
  • 書面全体のトーンを統一し、誤解のないように具体的かつ親切な言い回しを使用する。