所感(しょかん)とは?
【単語】
所感
読み方
しょかん
意味
「所感」とは、特定の出来事や事柄に対して感じたことや考えたことを指します。自分の感想や意見を少しフォーマルに表現したいときに使われる言葉です。特にビジネスや公式な場面で、個人的な感想を述べる際に適しています。
言い換えると
- 感想
- 考え
- 意見
- 所感想
- 印象
目上の方に使える言葉?
はい、「所感」は目上の方に対しても問題なく使用できる表現です。自分の感想や意見を述べる際に、「拝見した所感をお伝えします」や「以下、私の所感を述べさせていただきます」といった形で使うと、敬意を保ちながら自分の考えを伝えることができます。
ただし、あまりに主観的な内容を述べると、適切さを欠く場合があるため注意が必要です。
どういう場面で使う言葉?
会議やイベントでの感想を述べる場面
「本日の会議で議論された内容について、所感を申し上げます。」
「セミナーを受講した所感として、大変勉強になる内容でした。」
上司や取引先に報告する場面
「先日の視察についての所感を以下にまとめました。」
「提案内容を拝見し、所感を共有させていただきます。」
自己評価や自己表現の場面
「プロジェクトを終えた所感として、チーム全員の努力に感謝しています。」
「この業務を経験して感じた所感は、今後の課題に活かしたいということです。」
文章や書類で感想を述べる場面
「貴社の取り組みに対する所感を記載いたしました。」
「以下、報告書を拝見した所感です。」
謝辞やまとめの場面
「最後に、感謝を込めた所感を述べさせていただきます。」
「本プロジェクトを通じての所感として、多くの学びがありました。」
注意点
- 適切な敬語表現を使う
「所感を申し上げます」「拝見した所感を述べます」のように、文脈に応じて敬語を適切に使いましょう。 - 主観的すぎない内容にする
ビジネスやフォーマルな場面では、感想や意見に具体的な根拠を添えると説得力が増します。例えば、「非常に有意義だと感じました」だけでなく、「具体的には〇〇の部分が印象的でした」と補足するのが良いです。 - 簡潔かつ要点を絞る
所感は簡潔にまとめることで、相手に伝わりやすくなります。冗長にならないように注意しましょう。 - フォーマルな場面に適する
「所感」は丁寧で堅い表現のため、カジュアルな場面では「感想」や「考えたこと」など、より平易な言葉を使う方が適切です。