SharePointからteamsのファイルを選択し一括削除する方法

SharePointからTeamsのファイルをまとめて削除する方法:チャネルのファイルを効率よく整理しよう!

「Teams(チームズ)のチャネルに古いプロジェクトのファイルがたくさん溜まってしまった…」「一括で削除して整理したいんだけど、どうすればいいの?」「Teamsから消したらSharePointからも消えるのかな?」

こんな風に感じたことはありませんか? Microsoft Teamsは、チームでのコミュニケーションやファイル共有にとても便利ですが、プロジェクトが進むにつれてチャネルにファイルがどんどん増えてしまい、整理が必要になることがありますよね。一つずつファイルを削除するのは手間がかかりますし、まとめて効率よく削除したいと考えるのは当然です。

Teamsのチャネルで共有されているファイルは、実はSharePoint(シェアポイント)に保存されています。そのため、SharePointの機能を使うことで、Teamsのファイルをまとめて効率よく削除することができます。


Teamsのファイルは、実はSharePointに保存されている!

Teamsのチャネルでファイルを共有する際、あなたはTeamsの画面上で行いますが、そのファイルは裏側で自動的にSharePointの「ドキュメントライブラリ」という場所に保存されています。これは、TeamsとSharePointが密接に連携しているためです。

ファイルが保存されている「本当の場所」

Teamsの各「チーム」には、対応するSharePointの「サイト」が一つ自動的に作成されます。そして、そのチーム内のそれぞれの「チャネル」(例えば「一般」「営業」など)には、対応するSharePointサイトの「ドキュメントライブラリ」の中に、「フォルダー」が自動的に作成されます。あなたがTeamsのチャネルにアップロードするファイルは、そのチャネル名と同じ名前のSharePointフォルダーの中に保存される、という仕組みです。

つまり、Teamsのチャネルからファイルを見ているように見えても、実際にファイルが保存されている「本当の場所」はSharePointなのです。

SharePointで削除すればTeamsからも消える

この仕組みを理解すると、SharePointでファイルを削除すれば、Teamsの該当チャネルからもそのファイルが見えなくなる、ということが分かります。そのため、Teamsのチャネルのファイルをまとめて削除したい場合は、SharePointのWeb画面から操作するのが最も効率的で確実な方法になります。


SharePointからTeamsのファイルをまとめて削除する主な方法

SharePointのWeb画面からファイルをまとめて削除するのが、一番簡単で一般的なやり方です。

方法1:SharePointのWeb画面からまとめて削除する(最もおすすめ)

これが、Teamsのファイルを効率よくまとめて削除する、最もおすすめの方法です。

  1. 削除したいファイルがあるSharePointの場所を開きます。ウェブブラウザでSharePointサイトにアクセスし、目的のファイルが保存されているドキュメントライブラリやフォルダーを開いてください。
    • どこを開けばいい?: Teamsのチャネルのファイルを見ているときに、画面上部に表示される「SharePointで開く」ボタンをクリックすると、直接そのチャネルのファイルが保存されているSharePointのフォルダーに移動できます。これが一番簡単で確実な方法です。
    • または、自分でSharePointサイトにアクセスし、対応するチームのサイト名 → 「ドキュメント」ドキュメントライブラリ → 該当のチャネル名と同じフォルダー(例: 「General」や「Sales」など)を探して開いてください。
  2. 削除したいファイルやフォルダーをまとめて選択します。画面上で、削除したいファイルやフォルダーの左にあるチェックボックスをクリックして選択します。一つだけでなく、いくつでもまとめて選ぶことができます。複数のフォルダーを丸ごと削除することも可能です。
  3. 画面上部の「削除」ボタンをクリックします。ファイルやフォルダーを選択すると、画面上部のメニューバーに「削除」ボタン(ゴミ箱のアイコン)が表示されますので、これをクリックします。
  4. 削除の確認メッセージが表示されたら、「削除」をクリックします。「選択した〇個のアイテムを削除してもよろしいですか?」といった確認のメッセージが表示されます。内容をよく確認し、間違いがなければ「削除」ボタンをクリックします。

    これで、選択したファイルやフォルダーは、SharePointのごみ箱に移動されます。

この方法のメリット

  • 直感的で分かりやすい: パソコンのファイル操作に近い感覚で、Web画面上で簡単にまとめて削除できます。
  • 効率的: 多数のファイルを一度に処理できるため、手作業の負担が大幅に減ります。
  • 確実にTeamsに反映: SharePointから削除するため、確実にTeamsのチャネルからもファイルが見えなくなります。

その他の削除方法(状況に応じて活用)

状況によっては、上記以外の方法も選択肢になります。

方法2:OneDrive同期クライアントを使ってパソコンのエクスプローラーから削除する

SharePointのドキュメントライブラリをあなたのパソコンのOneDrive同期クライアントで同期している場合、パソコンのエクスプローラーからファイルを削除することもできます。

  1. 削除したいファイルがあるSharePointの場所を「同期」します。ウェブブラウザでSharePointサイトにアクセスし、目的のファイルが保存されているドキュメントライブラリやフォルダーを開いてください。画面上部の「同期」ボタンをクリックし、その場所をあなたのパソコンのOneDriveフォルダーと同期させます。
  2. パソコンのエクスプローラーからファイルをまとめて削除します。同期が完了すると、Windowsのファイルエクスプローラー(パソコンのファイルを見るソフト)の左側に、SharePointのフォルダーが表示されます。そのフォルダーを開き、削除したいファイルやフォルダーをまとめて選択し、Deleteキーを押すか、右クリックして「削除」を選びます。
  3. 同期が完了するのを待ちます。エクスプローラーでファイルを削除すると、OneDrive同期クライアントが自動的にSharePointへその削除情報を送信し、同期を完了させます。これにより、SharePoint上のファイルも削除され、Teamsからもファイルが見えなくなります。

この方法のメリット

パソコンの操作に慣れている人向け: いつものパソコンの操作でファイルを削除できます。

この方法で知っておいてほしいこと

同期エラーに注意: OneDrive同期クライアントにエラーが発生していると、削除がSharePointに反映されない可能性があります。

時間がかかる場合がある: ファイルの数やサイズが多い場合、同期が完了するまでに時間がかかることがあります。

方法3:PowerShellスクリプトを使う(大量・自動化・管理者向け)

非常に大量のファイル(数万、数十万件以上)を削除したい場合や、特定の条件を満たすファイルを定期的に自動で削除したい場合は、PowerShell(パワーシェル)スクリプトを使う方法があります。これは、SharePointの管理者など、専門的な知識を持つ方向けの方法です。

PowerShellの環境を準備します。

SharePoint Online Management ShellやPnP PowerShellといったモジュールをインストールし、PowerShellのスクリプトを実行できる環境を整えます。

スクリプトを作成・実行します。

削除したいファイルの条件(例:特定のフォルダ内のファイル、特定の作成日以前のファイルなど)を記述したスクリプトを作成し、実行します。

この方法のメリット

  • 非常に効率的: 大量のファイルを短時間で処理できます。
  • 自動化が可能: スクリプトを組めば、定期的な自動削除なども実現できます。
  • 詳細な制御: 削除対象のファイルを細かく制御できます。

この方法で知っておいてほしいこと

  • 専門知識が必要: PowerShellのスクリプトに関する知識と、SharePointの管理権限が必須です。
  • 慎重な実行: スクリプトは強力なため、誤って実行すると意図しないファイルまで削除してしまうリスクがあります。実行前に必ずバックアップを取り、テスト環境で十分に確認することが不可欠です。

ファイルを削除する際の「とても大切なこと」

SharePointやTeamsのファイルを削除する際には、後で後悔しないように、いくつか確認しておきたい大切な点があります。

削除されたファイルは「ごみ箱」に入る

SharePointで削除されたファイルは、すぐに完全に消えるわけではありません。まず、SharePointサイト内の「ごみ箱」に移動します。このごみ箱に、通常93日間(管理者が設定変更することも可能です)保管されます。この期間内であれば、ファイルを元の場所へ「復元」することができます。万が一、間違って削除してしまっても、焦らずごみ箱を確認してください。

ごみ箱からも削除されると完全に消える

サイトのごみ箱に入ったファイルは、一定期間が経過すると「サイトコレクションのごみ箱」という次の段階のごみ箱に移動します。そこからも削除されると、ファイルは完全にSharePoint上から消えてしまい、通常の方法では復元できなくなります。

削除されるのはファイルの実体のみ

ファイルを削除しても、そのファイルへの「共有リンク」自体は消えない場合があります。リンクを受け取った人がそのリンクをクリックしても、ファイルが削除されているため、アクセスできなくなります。もし共有リンクも完全に無効にしたい場合は、そのリンクも合わせて削除する必要があります。

チームメンバーへの事前連絡

大量のファイルを削除する場合、チームメンバーがそのファイルにアクセスできなくなります。事前にチームメンバーや関係者に削除の計画を伝え、必要なファイルがないか確認してもらうようにしましょう。これにより、削除後の混乱や業務への影響を最小限に抑えることができます。

削除する権限

ファイルを削除するには、そのファイルが保存されているドキュメントライブラリやフォルダーに対して、あなたが「編集」権限(または「共同作成者」以上の権限)を持っている必要があります。


 

SharePointからTeamsのファイルを効率よく安全に削除しよう!

Teamsのチャネルに溜まったファイルをまとめて削除するには、SharePointのWeb画面から操作するのが最も効率的でおすすめの方法です。

  • SharePointのWeb画面でファイルをまとめて選択し、「削除」ボタンをクリックするのが一番簡単です。
  • パソコンのエクスプローラーから操作したい場合は、SharePointの場所を「同期」してから削除する方法もあります。
  • 大量削除や自動化が必要な場合は、PowerShellスクリプトの利用を検討してください。

どの方法を選ぶ場合でも、削除されたファイルはごみ箱に移動することを覚えておきましょう。そして、削除する前には、必ず関係者への連絡と、本当に削除して良いかの最終確認を忘れずに行ってください。