SharePointでツリー表示にするには?分かりやすく説明・解説!必要なファイルを迷わず探そう!
「SharePointのサイトやフォルダがたくさんあって、どこに何があるか一目で分かりにくい…」「いつもパソコンのエクスプローラーみたいに、左側にフォルダの階層が見えるようにしたいんだけど、どうすればいいの?」
こんな風に感じたことはありませんか? SharePoint(シェアポイント)は、多くの情報を整理し、共同で作業を進めるための便利な場所です。しかし、サイトやドキュメントライブラリ、その中のフォルダが増えてくると、全体像を把握するのが難しくなることがあります。そんな時に役立つのが、「ツリー表示」と呼ばれる、まるで木の枝のようにフォルダが階層状に広がる表示方法です。これにより、あなたが探しているファイルへ、より直感的に、迷うことなくたどり着けるようになります。
SharePointの「ツリー表示」ってどんなもの?
SharePointにおける「ツリー表示」とは、サイトの左側に表示されるナビゲーション領域に、サイト内のフォルダやサブサイトが階層状に展開される形で表示される機能のことです。ちょうど、Windowsのエクスプローラーで左側に表示されるフォルダの構造のように、親フォルダの下に子フォルダがぶら下がり、それがさらに枝分かれしていく様子から「ツリー(木)表示」と呼ばれています。
ファイルやサイトの構造が一目で分かる
このツリー表示を有効にすると、ユーザーはサイト内の情報構造を視覚的に把握しやすくなります。特定のドキュメントライブラリの中にどんなフォルダがあるのか、あるいはサイトの中にどんなサブサイトが作られているのかが、一目瞭然で分かります。これにより、「あのファイルはどこにあったかな?」と探す手間が大幅に減り、クリック操作だけで目的のフォルダやサイトへ素早く移動できるようになります。
慣れた操作感でファイルをたどれる
特に、従来のファイルサーバーやPCのエクスプローラーでの操作に慣れている方にとっては、このツリー表示は非常に馴染み深い表示形式です。左側のツリーをたどりながら、自分が探しているファイルの保管場所まで直感的に進んでいけるため、ストレスなくSharePoint内の情報を探索できるようになります。これは、新しいシステムに慣れる上での心理的なハードルを下げる効果も期待できます。
情報探索の効率が上がる
情報探索において、全体像の把握は非常に重要です。ツリー表示は、情報がどのように分類され、どこに何が置かれているかという「地図」のような役割を果たします。これにより、ユーザーは目的のファイルがどのカテゴリに属するかを推測し、そのカテゴリまでツリーをたどっていくことで、より効率的に情報を見つけ出すことができるようになります。
ドキュメントライブラリで「フォルダのツリー表示」を有効にする方法
多くのユーザーが「ツリー表示」を求めるのは、特定のドキュメントライブラリ内で、その中のフォルダ構造をエクスプローラーのように表示させたい場合です。SharePointのモダンUIのドキュメントライブラリでは、この機能を簡単に有効にできます。
まず、ツリー表示にしたいドキュメントライブラリをウェブブラウザで開いてください。ドキュメントライブラリの画面にたどり着いたら、その画面の左側にあるナビゲーションメニュー、または画面上部のメニューバーを見てください。通常、そこに「ビュー」を切り替えるオプションや、設定に関するボタンが配置されています。
画面の左側に「フォルダ」という項目が表示されている場合、その横に「>」(展開)のような矢印アイコンがあるはずです。これをクリックすると、ドキュメントライブラリ内のフォルダが階層状に展開されて表示されます。もしこの「フォルダ」という項目が見当たらない場合は、画面上部のコマンドバーにある「ビューのオプション」(三つの点のアイコンや、表示形式を切り替えるボタンの近く)をクリックしてみてください。
「ビューのオプション」の中に「フォルダーペインの表示/非表示」といった項目、または「ナビゲーションペインを表示」のような設定があるはずです。これをクリックして、表示を有効にしてください。この操作によって、ドキュメントライブラリの左側に、その中に作成されたフォルダがツリー状に展開され、階層構造を一目で確認できるようになります。これで、あなたは目的のフォルダまでツリーをたどって進んでいくことが可能になります。
サイト全体の「ツリー表示」を有効にする方法(クラシック環境向け)
これは、主に以前の「クラシックUI」で構築されたSharePointサイトで利用されていた、サイト全体のナビゲーションにサブサイトやドキュメントライブラリなどを階層表示する機能です。モダンSharePointサイトでは、既定ではこの表示はあまり重視されませんが、設定によって有効にできる場合があります。
まず、ツリー表示を有効にしたいSharePointサイトにアクセスしてください。サイトの画面で、右上にある歯車アイコン(設定)をクリックし、表示されるメニューの中から「サイトのコンテンツ」を選びます。サイトのコンテンツ画面に移動したら、画面の右上、またはページの途中に「サイトの設定」というリンクがあるはずですので、これをクリックしてください。
「サイトの設定」画面にたどり着いたら、「外観と操作」というカテゴリの中に「ツリー表示」という項目があるかどうか探してみてください。もしこの項目があれば、それをクリックし、設定画面で「ツリー表示を有効にする」といったチェックボックスにチェックを入れて「OK」ボタンを押してください。この操作によって、サイト全体の左側ナビゲーションに、サブサイトやドキュメントライブラリなどが階層状に表示されるようになるはずです。
ただし、現在のモダンSharePointサイトの多くは、このクラシックなツリー表示をデフォルトでは使わず、よりシンプルで整理されたナビゲーション(「サイトのナビゲーション」と呼ばれる、手動でリンクを設定するメニュー)を推奨しています。そのため、もしこの「ツリー表示」の項目が見当たらなかったり、有効にしても期待通りの表示にならなかったりする場合は、そのサイトがモダンUIに特化している可能性が高いです。
ツリー表示をより効果的に活用するためのヒント
ツリー表示を有効にすることで、ファイルの探索が格段に便利になりますが、さらに効果的に活用するためのいくつかのポイントがあります。
フォルダ構造をシンプルに保つ
ツリー表示が便利だからといって、むやみに深いフォルダ階層を作りすぎると、かえって目的のファイルにたどり着くまでに時間がかかってしまうことがあります。フォルダの階層は、できるだけシンプルに、そして分かりやすい分類で設計するように心がけましょう。これにより、ツリー表示のメリットを最大限に引き出すことができます。
メタデータと検索機能を組み合わせる
モダンSharePointでは、フォルダによる分類だけでなく、「メタデータ」(ファイルに付けるタグのような情報)や強力な検索機能の活用が推奨されています。ツリー表示で大まかな場所を特定し、そこからメタデータでファイルを絞り込んだり、検索機能で特定のキーワードを含むファイルを素早く見つけ出したりするなど、複数の機能を組み合わせることで、情報探索の効率はさらに向上します。
OneDrive同期と連携してエクスプローラーからアクセスする
SharePointのドキュメントライブラリをOneDrive同期クライアントであなたのPCに同期させると、WindowsのエクスプローラーからもSharePointのファイルを、通常のフォルダのようにアクセスできるようになります。エクスプローラーの左側ナビゲーションにもSharePointのフォルダが表示され、ツリー表示に近い感覚で操作できるため、普段使い慣れた環境でファイル管理を行いたい場合に非常に便利です。
まとめ
SharePointの「ツリー表示」は、サイトやドキュメントライブラリ内の情報構造を視覚的に把握し、必要なファイルやサイトへ素早くアクセスするための非常に便利な機能です。特にドキュメントライブラリ内でのフォルダのツリー表示は、ファイルの探索効率を大きく高めます。
あなたのSharePoint環境のバージョンやサイトの種類によって有効にする方法は異なりますが、これらの方法を試して、あなたのSharePointをもっと使いやすく、情報を探しやすい環境に変えてみてください。

