SharePoint|”もう一度やり直すには、ページを再読み込みしてください”原因・改善方法を分かりやすく説明

SharePointで「ページを再読み込みしてください」と表示される原因と解決策:スムーズな作業を取り戻そう!

「SharePoint(シェアポイント)で作業していたら、『もう一度やり直すには、ページを再読み込みしてください』っていうメッセージが出たんだけど、これってどういうこと?」「このメッセージが出ると、作業が中断しちゃって困るんだよね。どうすれば直せるのか、原因を知りたいな…」

こんな風に感じたことはありませんか? SharePointは、会社やチームの情報を共有し、共同作業を進めるためのとても便利な場所ですが、作業中に突然このようなメッセージが表示されると、何が起きたのか分からず、不安になるかもしれません。このメッセージは、SharePointのページが何らかの理由で一時的に不安定な状態になり、正常に動作を続けられなくなったことを示しています。

SharePointで「もう一度やり直すには、ページを再読み込みしてください」と表示される原因はいくつか考えられますが、その多くは特定でき、適切な対処法を知っていれば、比較的簡単に解決できます。これは、パソコンの環境設定や、ネットワークの問題、あるいはSharePoint側の一時的な状況によるものかもしれません。


 

「ページを再読み込みしてください」ってどんな意味?なぜ表示されるの?

SharePointで「もう一度やり直すには、ページを再読み込みしてください」というメッセージが表示されるのは、そのページで何らかの処理がうまく行かず、現在のページの表示や機能が不安定な状態になっていることを示しています。これは、ユーザーに対して「現在のページの情報を一度クリアして、もう一度最初から表示し直してください」と指示しているわけです。

なぜこのメッセージが表示されるのか?

このメッセージは、SharePointのページが、以下のような状況に陥った場合に表示されることが多いです。

  • 一時的な通信エラー: あなたのパソコンとSharePointのサーバー間の通信が、一時的に途切れたり、不安定になったりした場合。
  • ページのスクリプトエラー: ページを構成しているJavaScriptなどのプログラム(スクリプト)が、何らかの理由で正しく実行されなかったり、エラーを起こしたりした場合。これは、Webパーツの設定ミスや、カスタムJavaScriptの不具合、あるいはWebブラウザの一時的な問題によって引き起こされることがあります。
  • データの一時的な不整合: ページが表示しようとしているデータが、サーバー側で一時的に利用できなかったり、期待する形式と異なっていたりした場合。
  • WebブラウザやPCのリソース不足: あなたが使っているWebブラウザが大量のメモリを消費していたり、パソコンの処理能力が一時的に不足していたりして、ページを正しくレンダリング(表示)しきれなかった場合。
  • SharePoint側の一時的な問題: ごく稀に、マイクロソフトのSharePoint Onlineサービスや、オンプレミスのSharePointサーバー側で、一時的な不具合や高負荷が発生している場合。

このメッセージは、通常、フローが中断したり、データが保存できなかったりする前に、ユーザーに状況を知らせ、簡単な操作で回復を促すためのものです。


「ページを再読み込みしてください」となる主な原因と対策

SharePointでこのメッセージが表示される場合、様々な原因が考えられます。一つずつ確認し、それぞれに合った対処法を試していきましょう。

対策1:WebブラウザとPCの環境を確認する(まず試すべきこと)

最も一般的で、かつ自分で比較的簡単に解決できる可能性のある原因です。多くの場合、Webブラウザの一時的な問題でこのメッセージが表示されます。

原因

  1. ブラウザのキャッシュまたはCookieの破損:Webブラウザが古い、または破損したキャッシュデータやCookieを保持していると、SharePointサイトのコンテンツを正しく読み込めず、ページの表示や機能に問題が生じることがあります。
  2. 古いブラウザのバージョン:使用しているWebブラウザが古いバージョンだと、SharePointの最新のレンダリング技術やセキュリティプロトコルに対応できず、表示やスクリプトの実行に問題が生じることがあります。
  3. ブラウザの拡張機能/アドオンの干渉:インストールされているブラウザの拡張機能やアドオン(例: 広告ブロッカー、セキュリティツール、PDFリーダーなど)が、SharePointのスクリプトやコンテンツの読み込みに干渉している場合があります。
  4. PCの性能不足またはリソース不足:あなたのパソコンのメモリが少ない、CPUの処理能力が低い、または多数のアプリケーションが同時に起動していてリソースを消費している場合、ブラウザがSharePointページを正しくレンダリングしきれず、表示が不安定になることがあります。

対処法

  1. 指示通りに「ページを再読み込み」する:メッセージの指示に従い、まずはWebブラウザのリロードボタン(更新ボタン)をクリックするか、キーボードのF5キー(またはCtrl + R、MacではCmd + R)を押して、ページを再読み込みしてください。これで解決することも少なくありません。
  2. 強制的にキャッシュを無視して再読み込みする:それでも解決しない場合は、ブラウザのキャッシュを無視して強制的に再読み込みを試します。WindowsならCtrl + F5、MacならCmd + Shift + Rを押してみてください。
  3. ブラウザのキャッシュとCookieをクリアする:より確実な方法として、お使いのWebブラウザの設定(例: Google Chromeの「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの消去」)から、「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieと他のサイトデータ」をすべての期間でクリアします。その後、ブラウザを完全に終了し、再起動してから再度SharePointサイトにアクセスしてみてください。
  4. 別のWebブラウザで試す:現在使用しているブラウザ(例: Google Chrome)でうまくいかない場合、別のブラウザ(例: Microsoft Edge, Firefox)でSharePointサイトにアクセスし、問題が特定のブラウザに起因するものかを切り分けます。
  5. シークレットモード/プライベートブラウズで試す:ブラウザのシークレットモード(Chrome)やプライベートブラウズ(Edge/Firefox)でアクセスしてみます。これにより、キャッシュや拡張機能の影響を受けずにサイトを表示できるため、問題の切り分けに役立ちます。
  6. ブラウザの拡張機能を一時的に無効にする:インストールしているブラウザの拡張機能をすべて一時的に無効にしてから、SharePointサイトにアクセスし、問題が解決するか確認します。これで解決した場合は、一つずつ有効に戻して、問題の原因となっている拡張機能を特定します。
  7. PCを再起動する:パソコン自体のリソース不足や一時的な不具合の場合、パソコンを完全に再起動し、何も他のソフトを起動せずにもう一度SharePointにアクセスしてみてください。

 

対策2:ネットワーク接続の問題を確認する

あなたのパソコンとSharePointのサーバー間の通信が、不安定になっている場合に発生します。

原因

  1. インターネット接続の不安定さ:ご自宅や会社のインターネット回線が一時的に切断されたり、速度が極端に低下したり、不安定になったりした場合。
  2. Wi-Fiの電波状況が悪い:無線LAN(Wi-Fi)の電波状況が悪く、通信が途切れがちになっている。
  3. VPN接続の問題:在宅勤務などでVPN(仮想プライベートネットワーク)経由でSharePointにアクセスしている場合、VPN接続が不安定だったり、VPNサーバーに負荷がかかっていたりすると、通信が中断されることがあります。
  4. 会社のネットワーク制限:会社のファイアウォールやプロキシサーバーの設定が、SharePoint Onlineへの通信を一時的に妨げている場合。

 

具体的な対処法

  1. インターネット接続の安定性を確認する:他のウェブサイト(例: Google)に問題なくアクセスできるか確認してください。
  2. ネットワーク環境を見直す:Wi-Fiルーターの再起動、Wi-Fiの電波状況が良い場所に移動、可能であれば有線LAN接続への切り替えを試してみてください。
  3. VPN接続を一時的に切断してみる:VPNを利用している場合、一度VPNを切断して、直接インターネット経由でSharePointにアクセスできるか試してみてください。それで解決すれば、VPN接続に問題がある可能性が高いです。
  4. 会社のIT管理者に相談する:もし会社のネットワーク環境が原因だと疑われる場合、会社のIT部門やネットワーク管理者に連絡し、問題がないか確認してもらいましょう。

 

対策3:SharePointサイトの構成または設定に起因する問題

特定のSharePointサイトのページ設定や、コンテンツに問題がある場合に、このメッセージが表示されることがあります。

原因

  1. Webパーツの問題:ページに配置されている特定のWebパーツ(Webページに表示される部品)が破損している、正しく構成されていない、または古い/互換性のないWebパーツ(特にカスタムWebパーツやサードパーティ製Webパーツ)が原因で、ページ全体のレンダリングが妨げられ、スクリプトエラーを起こしている。
  2. カスタマイズの問題:SharePointサイトに適用されたカスタムJavaScriptやCSSといった独自開発のコードが、何らかの理由で正しく実行されなかったり、エラーを起こしたりしている。特に、旧来のJavaScriptインジェクションなど、モダンSharePointの環境で推奨されないカスタマイズが、更新によって機能しなくなると、この問題を引き起こすことがあります。
  3. データの一時的な不整合:ページが表示しようとしているデータが、サーバー側で一時的に利用できなかったり、期待する形式と異なっていたりする。

 

対処法(サイトの管理者向け)

  1. 別のページやサイトにアクセスしてみる:もし特定のページで問題が起きる場合、そのサイトの別のページや、別のSharePointサイトにアクセスできるか試してみます。これにより、問題が特定のページ固有のものか、サイト全体、あるいは環境全体に及んでいるかを切り分けられます。
  2. Webパーツの問題を切り分ける:問題のページが判明している場合、そのページのURLの末尾に「?contents=1」を追加してアクセスします(例: https://yourtenant.sharepoint.com/sites/your_site/SitePages/Home.aspx?contents=1)。これにより、ページ上に配置されたWebパーツが一覧表示される画面が開きます。この画面から、問題のWebパーツ(特にカスタムで作られたものやサードパーティ製のもの)を削除または閉じることで、問題が解決するか確認できます。
  3. 最近のサイト変更を元に戻す:もし最近サイトのデザイン、Webパーツの追加、カスタムコードのデプロイなど、サイトに変更を加えたばかりであれば、その変更を元に戻すことを検討します。変更が原因で不具合が発生している可能性があります。
  4. Microsoft 365サポートへの問い合わせ(SharePoint Onlineの場合):上記を試しても解決しない場合や、サイト全体の問題であると思われる場合は、組織のMicrosoft 365管理者を通じてマイクロソフトのサポートに問い合わせるのが最も確実です。管理者はMicrosoft 365管理センターからサポートチケットを発行できます。

SharePoint Server(オンプレミス版)に起因する問題

あなたが会社のサーバーでSharePoint Serverを運用している場合、サーバー側の設定やサービスに問題がある可能性も考えられます。

原因

  1. SharePointサービスの停止:SharePoint Serverの動作に必要な重要なサービス(例: SharePoint Administration、SharePoint Timer Service、WebサーバーサービスであるIISなど)が停止している。
  2. IISアプリケーションプールの問題:SharePointのウェブアプリケーションが使用するIIS(Internet Information Services)のアプリケーションプールが停止している、または設定に問題がある。
  3. サーバーリソースの不足:SharePointサーバー自体のCPU、メモリ、ディスクI/Oなどのリソースが逼迫しており、ページの処理が間に合っていない。

 

対処法(SharePoint Server管理者向け)

  1. IISサービスの再起動:サーバーのコマンドプロンプトを管理者として開き、iisresetと入力して実行します。これにより、Webサーバーサービスが再起動され、多くの一時的な問題が解決します。
  2. SharePointサービスの確認:サーバーマネージャーから「サービス」を開き、関連するSharePointサービス(「SharePoint Administration」「SharePoint Timer Service」など)が「実行中」になっているか確認します。停止している場合は起動します。
  3. IISアプリケーションプールの確認:IISマネージャーを開き、SharePoint Webアプリケーションが使用するアプリケーションプールが「開始済み」になっているか確認します。停止している場合は開始します。
  4. イベントビューアとULSログの確認:SharePointサーバーの「イベントビューア」(特にアプリケーションログやシステムログ)と、SharePointの「ULSログ」(Unified Logging System logs)を確認します。ここに、エラーの原因に関する詳細な情報が記録されている場合があります。

「ページを再読み込みしてください」は「回復のサイン」!

SharePointで「もう一度やり直すには、ページを再読み込みしてください」というメッセージが表示されるのは、そのページが「一時的に不安定」になっていることを示しており、多くの場合、簡単な操作で回復できます。これは、あなたへの「回復のサイン」だと考えてください。

  • まずはWebブラウザのキャッシュクリアや強制再読み込みを試してみましょう。
  • それでも解決しない場合は、インターネット接続や、SharePointサイトのWebパーツ、カスタマイズに問題がないかを確認していきます。
  • オンプレミス版のSharePoint Serverを使用している場合は、サーバー側のサービスや設定を確認する必要があるかもしれません。

このメッセージが出ても慌てずに、原因を一つずつ潰していくことで、必ずこの問題も解決し、スムーズなSharePointでの作業を再開できるはずです。