メンティとは?ビジネスでの意味・日本語での言い換え・言い回しての使い方と注意点
ビジネス用語としての「メンティ」は、経験や知識がまだ浅い人が、指導を受けながら成長していく立場を指します。主に「メンタリング」という人材育成の関係において使われる言葉で、指導する側は「メンター」、指導を受ける側が「メンティ」と呼ばれます。どちらも英語の「mentor」「mentee」から来ていますが、日本語でもそのままカタカナとして定着しつつあります。
メンティは、単に教えを受ける存在ではなく、メンターとの対話や実務を通じて、自ら成長する意欲を持っている人のことです。業務に関する知識やスキルだけでなく、職場の文化や人間関係の築き方、仕事への姿勢なども学ぶ対象となります。
特に新入社員や若手社員が対象となることが多く、メンタリング制度の中で中堅社員や上司がサポート役となり、定期的な面談や実務を通じてフォローする関係性が作られます。メンターが一方的に指導するのではなく、メンティ自身も積極的に質問し、目標を持って成長に向かう姿勢が重要とされています。
メンタリング制度は、単なるOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)とは異なり、心理的な安心感や職場定着率の向上、人材育成の土台としても重視されています。メンティにとっては、安心して相談できる存在がいることが、業務の理解を深め、自信につながっていく大きな支えになります。
また最近では、キャリアチェンジやリスキリングの場面でも、メンティという立場が用いられることがあり、年齢や立場に関係なく「新たな分野を学びたい人」がメンティとなるケースも増えています。
メンティの意味まとめ
- 指導を受けながら成長していく立場の人
- メンタリング関係で、メンターから支援を受ける存在
- 主に若手社員や新入社員が対象だが、学び直しの場面でも使われる
- 業務スキルだけでなく、職場文化や人間関係も学ぶ対象
- 成長意欲を持ち、積極的に学ぶ姿勢が求められる
メンティを英語で言うと?
mentee(メンティ)といいます。
メンティの言い換え・言い回しは?
- 指導を受ける社員
- 育成対象の部下
- 成長を目指す若手
- サポート対象の職員
- 学びの過程にある社員
メンティが使われる場面
- 新入社員が先輩社員の指導を受けているとき
- 若手社員がメンタリング制度の対象となっているとき
- キャリア支援制度で指導役がついているとき
- 中途採用社員が会社の制度に慣れる過程
- 部署異動後に業務習得のためサポートを受けるとき
メンティを言い換えて失礼がない伝え方・目上・取引先に送る場合
- 現在、先輩社員のご指導のもと、業務習得に努めております
(I am currently working on learning my duties under the guidance of a senior colleague.) - ただいま、育成対象の一員として、業務に必要な知識を習得中です
(I am currently part of a development program, working to acquire the necessary knowledge.) - 現在、経験を積ませていただいている立場にございます
(I am currently in a position where I am gaining experience through ongoing training.) - 先輩方の支援のもと、日々知識とスキルの向上に努めております
(With the support of my senior colleagues, I am making daily efforts to improve my skills and knowledge.) - 社内育成制度のもとで、段階的に業務理解を深めている最中です
(I am currently deepening my understanding of the job through the company’s development program.)
メンティ・社内メールで言い換えて使用する例文
- 現在、指導社員のもとでOJTを進めております
(I am currently undergoing on-the-job training under the supervision of my mentor.) - 業務理解を深めるため、先輩からのアドバイスを受けながら取り組んでいます
(I am working on tasks while receiving advice from my senior to deepen my understanding.) - チーム内でサポートを受けつつ、徐々に担当業務に慣れてきました
(With support from the team, I am gradually becoming familiar with my responsibilities.) - 先輩社員との面談を通じて、今後の課題を明確にしております
(I am clarifying my future challenges through discussions with my senior colleague.) - 指導のもとでの実務経験を通じて、実践的な理解を深めております
(Through practical experience under guidance, I am enhancing my hands-on understanding.)
メンティを使用した本文
メンタリングの支援を受けながら業務に取り組む
現在、配属先の先輩社員の指導のもと、業務に取り組んでおります。まだ不慣れな点も多いですが、丁寧にご指導いただきながら、日々学びを重ねております。
(Currently, I am working under the guidance of a senior colleague in my assigned department. Although I am still unfamiliar with many aspects, I am learning every day with their support.)
若手として成長段階にある旨を伝える
私はまだ実務経験が浅く、現在は成長段階にある立場ですが、先輩の支えを受けながら日々前向きに業務に取り組んでおります。
(Though I have limited work experience, I am at a developmental stage and am tackling my duties positively with the support of my seniors.)
社内制度の活用による育成対象であることを伝える
現在、社内の育成制度の対象として、段階的に実務を学ばせていただいております。ご迷惑をおかけする場面もあるかと思いますが、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
(I am currently part of the internal development program, gradually learning through practical tasks. I may require support at times, but I appreciate your continued guidance.)
メンタリングの場面を自然に表現
定期的にメンターとの面談を行っており、業務への取り組み方や、キャリアに関する相談をさせていただいております。
(I regularly have meetings with my mentor, where I seek advice on work approaches and career development.)
サポートを受けながら自主的に取り組んでいることを伝える
先輩方から日々多くのアドバイスをいただいておりますが、自ら考え行動する姿勢も大切にしながら取り組んでおります。
(I receive daily advice from my seniors, but I also make sure to approach tasks proactively and independently.)
メンティをメールで使用すると不適切な場面は?
「メンティ」という言葉は、カタカナであることや、英語のニュアンスをそのまま日本語に取り入れている点から、相手によってはわかりにくく、伝わりづらいことがあります。特に、年齢層が高めの方や日本語中心の業務環境にある方には、「メンティ」という言葉だけでは、立場や状況が理解されにくい可能性があります。
また、取引先や社外の関係者に向けて「私はメンティです」などと書くと、「専門用語を使っていてわかりづらい」「自分の立場を強調しすぎている」といった印象を与えることもありえます。そのため、丁寧に言い換えることで誤解を防ぎ、伝えたい内容を明確にすることが大切です。
メンティ 細心の注意を払い誰にでも不快感を与えない伝え方
- ただいま先輩社員のご指導を受けながら、業務に取り組んでおります
(I am currently working while receiving guidance from my senior colleague.) - 配属後間もないため、日々多くのことを学ばせていただいております
(As I have recently been assigned, I am learning many things every day.) - 経験を重ねていく立場にあり、サポートを受けながら業務を行っております
(I am in a stage of gaining experience and working under support.) - 育成対象として、社内で段階的にスキルの習得を進めております
(As part of the development program, I am steadily acquiring skills.) - ご指導のもと、少しずつ業務理解を深めている最中です
(With your guidance, I am gradually deepening my understanding of the tasks.)
メンティ メール例文集
目上の方・取引先の企業へ言い換え適したメール例文
自身が育成段階であることを伝える
いつも大変お世話になっております。私は現在、社内の指導体制のもとで段階的に業務を習得している立場にございます。まだ至らない点も多く、日々学びながらの対応となっておりますが、誠心誠意努めてまいりますので、何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
指導のもとで業務を担当していることを伝える
このたびはご連絡をいただき、誠にありがとうございます。私は現在、配属先の指導社員のもとで業務にあたっております。経験不足のため、ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、今後より一層の努力を重ねてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
顧客・お客様へ言い換え適したメール例文
サポートを受けながら担当していることを丁寧に伝える
平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。私は現在、先輩社員の支援を受けながら業務を担当させていただいております。不慣れな点もございますが、しっかりと責任を持って対応いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
経験を重ねている途中であることをやわらかく伝える
いつもお引き立ていただき、心より感謝申し上げます。私は現在、業務経験を積みながら日々学びの姿勢で業務に取り組んでおります。ご迷惑をおかけすることのないよう細心の注意を払ってまいりますので、引き続きご指導賜りますようお願い申し上げます。
社内メールで使う際に言い換え適したメール例文
新人として成長過程であることを伝える
お疲れ様です。現在、指導社員のサポートのもと、業務内容の理解を深めながら取り組んでおります。不明点がありました際はご教示いただけますと幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。
指導を受けながら仕事を進めていることを丁寧に報告
お疲れ様です。現在、先輩社員のアドバイスを受けながら業務を進めております。まだ十分に対応しきれない場面もあるかと存じますが、真摯に取り組んでまいりますので、何卒ご指導のほどお願いいたします。
メンティ 相手に送る際の注意点・まとめ
メンティという言葉は、現代のビジネス用語として広まりつつある一方で、カタカナであるがゆえに、受け取る相手によっては意味が分かりづらかったり、馴染みがなく違和感を持たれる可能性があります。特に、メールや文書で用いる際には注意が必要です。
誤解を避けるためにも、自分がどのような立場で、どのようなサポートを受けているのかを日本語で丁寧に説明することが大切です。「育成中」「経験を積んでいる段階」「先輩の指導のもと」といった表現に置き換えることで、相手にも伝わりやすく、柔らかい印象を与えることができます。
相手の立場に配慮した言葉選びを心がけることで、安心感や誠実さが伝わり、より良い信頼関係を築く一助となるでしょう。

