eTA(電子渡航認証)とは?ビジネスでの意味・日本語での言い換え・言い回しての使い方と注意点
eTA ビジネス用語としての意味
eTAとは、「Electronic Travel Authorization(電子渡航認証)」の略で、特定の国へ空路で渡航する際に事前にオンラインで取得する必要がある入国許可制度の一つです。ビジネスの場面では、特に海外出張や国際取引のために渡航が必要な企業担当者や役員が対象となることが多く、渡航手続きにおける必須項目として扱われます。
eTAは、観光や短期の商用目的で渡航する外国人に対して、渡航前に入国の事前許可をオンラインで申請させる制度です。カナダやオーストラリアなどが導入しており、日本のパスポート保持者がこれらの国へ渡航する場合、ビザが不要であってもeTAの取得が必要とされます。eTAの申請はウェブ上で行われ、審査が完了すると登録したパスポートに電子的にリンクされる形で認証が与えられます。空港で紙の書類を提示する必要はありませんが、パスポートと申請内容が一致していることが重要です。
eTAがビジネスで重要視される理由は、入国のスムーズさと渡航前の計画に影響を及ぼす点にあります。例えば、商談や会議のために現地を訪れる必要がある場合、eTAが未取得だったり不備があったりすると、搭乗拒否や入国拒否に繋がる恐れがあります。これは企業活動全体に影響する可能性があるため、eTAの取得と確認は社内の出張管理や総務、人事部門が責任を持って行うべき重要な手続きの一つです。
なお、eTAは一度取得すると数年間(国によって異なります)有効であり、複数回の入国にも利用できますが、パスポートが変わると再申請が必要になる点にも注意が必要です。
まとめ
- eTAは「Electronic Travel Authorization」の略。
- 空路での入国に必要な事前認証制度。
- カナダ・オーストラリアなどで導入されている。
- オンライン申請で数分〜数日で結果が出る。
- 有効期限や再申請の要件があるため注意が必要。
eTAを英語で言うと?
「Electronic Travel Authorization」となります。
eTAの言い換え・言い回しは?
- 電子渡航認可
- 渡航前認証制度
- オンライン渡航許可
- 渡航申請手続き
- 渡航時の事前承認
eTAが使われる場面
- 海外出張前に渡航手続きを社内で確認するとき
- 出張報告書や出張準備資料に記載するとき
- 旅行会社や出張手配部門と申請状況を確認するとき
- 空港のチェックインカウンターで確認を求められるとき
- 海外渡航ガイドや社内マニュアルに記載するとき
eTAを言い換えて失礼がない伝え方・目上・取引先に送る場合
- 渡航に際して必要な認証は、すでに申請・取得済みです。
(The travel authorization required for entry has already been applied for and approved.) - お手数ですが、事前にオンライン渡航認可の取得をご確認いただけますと幸いです。
(We kindly ask that you confirm your online travel authorization in advance.) - 現在、該当の渡航認証については取得手続きを進めております。
(We are currently proceeding with the application for the relevant travel authorization.) - 渡航に先立ち、必要な電子的な認証について確認済みです。
(We have confirmed the necessary electronic authorization prior to travel.) - お客様におかれましては、e認証の取得状況をご一読いただけますと安心です。
(We would appreciate it if you could review the status of your electronic authorization.)
社内メールで言い換えて使用する例文
- 渡航に必要な認可申請は完了しておりますので、フライト当日の準備をお願いします。
(The required travel authorization application has been completed, so please proceed with your travel preparations for the day of the flight.) - 出張にあたり、渡航前の電子認証が必要となりますのでご注意ください。
(Please note that electronic travel authorization is required prior to your business trip.) - 現在、〇〇氏の渡航許可の申請状況を確認中です。進展があり次第ご報告します。
(We are currently checking the status of Mr./Ms. 〇〇’s travel authorization. We will update you once we have more information.) - 渡航に関するすべての必要書類および事前認可は手配済みです。
(All required documents and prior travel authorization have been arranged.) - 渡航に関する承認手続きが完了しましたので、日程どおり進行可能です。
(The travel authorization process has been completed, so we can proceed as scheduled.)
eTAを使用した本文
- このたびの海外出張に際し、渡航に必要となる電子認証について、すでに申請手続きを済ませ、承認済みであることを確認しております。今後の業務に支障をきたすことのないよう、出張前の最終チェックリストとして社内でも再確認を行っております。安心してご出発いただけますよう、サポートを継続いたします。
(Regarding the upcoming business trip, we have already completed the application process for the required electronic authorization, and it has been approved. To ensure a smooth experience with no disruption to work, we are also conducting final checks internally. We will continue to support you for a safe and seamless departure.) - 現地会議に向けた出張の準備として、航空券や宿泊手配とあわせて、渡航認可の電子申請を進めております。予定通りの日程で渡航可能となるよう、関連する業務も含めて調整を行っております。
(As part of the preparations for the overseas meeting, we are proceeding with the electronic travel authorization application along with flight and accommodation arrangements. We are also coordinating related tasks to ensure the trip proceeds as scheduled.) - ご本人の申請内容に不備がないか確認しながら、電子的な渡航認証の登録を進めております。完了後は再度社内共有させていただきます。
(We are currently reviewing the application to ensure there are no discrepancies, and are processing the electronic travel authorization. Once completed, we will share the status internally again.) - 渡航先の要件に基づき、ビザ不要の短期商用であるものの、オンラインでの認証手続きが必要となっております。こちらはすでに対応済みです。
(Based on the destination’s entry requirements, although no visa is required for the short-term business trip, an online authorization is necessary. This has already been addressed.) - 渡航の安全と円滑な入国のため、必要となる電子認証については、出発の数日前までに取得完了するよう手配いたしました。
(To ensure safe and smooth entry, we have arranged for the required electronic travel authorization to be completed several days prior to departure.)
eTAをメールで使用すると不適切な場面は?
eTAという略語をメールでそのまま使うと、不慣れな方には意味が伝わりづらいことがあります。特に、海外渡航の経験が少ない相手や、社内でも渡航業務に直接関わらない部門の方に対して使う場合、専門的な用語のように感じられてしまうことがあります。そのため、eTAという略称だけを単独で使うのではなく、「電子渡航認証」や「オンライン渡航許可」などのわかりやすい言い換えを併記することで、より丁寧で親切な印象になります。
また、海外の政府機関や企業にメールを送る際に、略語の使い方を間違えると誤解を招くおそれもあります。国によってeTAの定義や必要条件が異なるため、正確で丁寧な説明が求められます。略語を使うときは必ず正式名称を併記することが望ましいです。
細心の注意を払い誰にでも不快感を与えない伝え方
- 渡航に先立ち、必要とされている事前認可は、すべて確認・取得済みでございますのでご安心ください。
(All the required pre-travel authorizations have been confirmed and obtained, so please rest assured.) - 今回の出張に際しては、事前の電子認証を含め、必要な準備は完了しております。
(All necessary preparations, including the electronic authorization, have been completed for this business trip.) - 渡航に必要なオンライン手続きについては、当方にて責任を持って対応しております。
(We are responsibly handling the required online procedures for the trip.) - 渡航前の認証につきまして、万全を期すため再度確認いたしました。問題ございません。
(We have double-checked the pre-travel authorization to ensure everything is in order.) - お手数ですが、渡航に関する電子的な許可の有無をご確認いただけますと幸いです。
(We would appreciate it if you could confirm the availability of the electronic travel authorization.)
メール例文集
目上の方・取引先の企業へ言い換え適したメール例文
渡航準備が整っておりますのでご安心ください
このたびの渡航に際しまして、航空券の手配、宿泊先の確保、および入国に必要とされる事前認証手続きまで、すべて滞りなく完了しております。現地でのスケジュールに影響を及ぼすことのないよう、引き続き確認を徹底してまいります。ご安心いただき、当日はどうぞお気をつけてご出発くださいませ。
渡航に必要な認可手続きの完了についてご報告申し上げます
日頃より大変お世話になっております。〇〇の出張準備に関しまして、ご依頼いただいておりました渡航前のオンライン認証の取得を無事完了いたしました。今後の業務が円滑に進むよう、現地での連絡体制についても準備を整えておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
顧客・お客様へ言い換え適したメール例文
渡航に必要な手続きが完了いたしました
このたびは弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。〇月〇日ご予定の渡航に関しまして、必要な事前認証はすべて弊社にて手続き済みでございます。ご出発までに確認いただくべき内容につきましても別途資料としてお送りいたしますので、どうぞご安心ください。
渡航準備の進捗についてのご報告
いつもお引き立てを賜り、ありがとうございます。ご依頼いただいております海外出張の準備状況についてご報告いたします。航空券の手配および入国時に必要とされる認可申請も完了しており、予定通りのスケジュールで問題なくご出発いただける状態です。ご不明な点がございましたら、いつでもお知らせくださいませ。
社内メールで使う際に言い換え適したメール例文
渡航許可の取得について確認済みです
お疲れ様です。〇〇さんの出張に関して、必要となるオンライン渡航認可についてはすでに申請・承認済みです。あわせてパスポート情報との一致確認も済んでおりますので、現地での入国にも支障はございません。フライト前のチェックだけお忘れなきようお願いします。
出張の出発前チェックについて
〇〇さんの海外出張にあたり、事前に必要な申請手続き(電子渡航認可)は完了済みであることを確認しました。現地到着時のスムーズな入国が可能な状態です。なお、緊急連絡先やスケジュールの再確認は前日までにお願いいたします。
相手に送る際の注意点・まとめ
eTAは一見すると専門的な単語のように見えるため、相手に不安感や混乱を与えないよう、丁寧な説明や補足を加えることが大切です。特に略語だけを使うと、「意味が分からない」と感じる方もいるため、「電子渡航認証」など分かりやすい言い換えや簡単な説明を添えると安心して読んでもらえます。
また、国ごとに必要かどうかや有効期限が異なるため、個別の状況に応じた案内が求められます。出張や商談といったビジネスの流れを円滑に進めるためには、相手の負担にならないよう細やかな配慮が必要です。渡航に関する話題は一歩間違えると不安を与えてしまいかねないので、常に相手目線を忘れず、丁寧で分かりやすい言葉を選ぶことが大切です。

