「「珍しい」意味は?言い換えは?ビジネスでも使える?深読みされない失礼がない使い方例文
「珍しい」は、日常ではあまり見かけないことや、普通とは違った状態や物事、人の行動などに対して使われる形容詞です。「めったにないこと」「変わっていて興味深いこと」「普通とは違って印象に残ること」などを意味します。たとえば、季節外れの出来事、普段は見かけない料理、独特な趣味を持つ人などに対して使われます。「珍しい」は、その対象に対して驚きや関心を持つニュアンスも含まれているため、単に「違う」という意味ではなく、「良い意味で印象的」という場合に使われることが多いです。英語では “rare” や “unusual” という語が最も近く使われることが一般的です。ただし文脈により “extraordinary” や “remarkable” なども該当する場合があります。
インターネット上では、「珍しい〇〇」といった語句で多くの検索がされており、例えば「珍しい名字」「珍しい動物」「珍しい苗字」「珍しい出来事」など、人々が一般とは違うものに対して関心を持っていることが分かります。また、SNSなどでも「これは珍しい」と驚きを交えた投稿が多く見られ、日常から少し外れた出来事や品物に対する関心の高さが伺えます。「珍しい」は感動や興味を引き起こすポジティブな形容詞であり、会話の中でも話題を広げるきっかけになる便利な言葉といえるでしょう。
「珍しい」の一般的な使い方と英語で言うと
- 今日は夏なのに雪が降っていてとても珍しい現象だと驚いてしまいました
(It’s snowing today even though it’s summer, which is a very rare phenomenon and quite surprising.) - 彼の趣味は切手を集めることで、なかでも珍しいデザインの切手にこだわっているようです
(His hobby is collecting stamps, and he especially focuses on those with rare designs.) - あのレストランでは珍しい食材を使った料理が食べられると聞いて楽しみにしていました
(I was looking forward to trying dishes at that restaurant because I heard they use unusual ingredients.) - その鳥は日本では珍しい種類なので、見かけることができてとても嬉しかったです
(That bird is a rare species in Japan, so I was very happy to be able to see it.) - 彼女の髪の色は日本では珍しく、周囲の人たちの目を引いていました
(Her hair color is unusual in Japan, and it attracted a lot of attention from people around her.)
似ている言い回しと失礼がない言い回し
- 稀な:頻度が非常に少ないことに焦点を当てた言葉
- 一風変わった:通常とは異なる様子を丁寧に伝える言い方
- 個性的な:人や物が独自の魅力を持っていることをやわらかく表す
- ユニークな:他に似たものがない特異な特徴を肯定的に表現
- 印象的な:心に強く残るような特徴を持っているときに使うやさしい言い方
性格や人格として言われた場合は?(どういう意味?)
人に対して「珍しい性格」と言う場合、その人が他の多くの人とは違う考え方や行動、価値観を持っているという意味になります。ただし、この言い方は良くも悪くも取れるため、使う際には注意が必要です。好意的に言えば「他の人にない魅力がある」「ユニークな考えを持っている」という意味で使えますが、言い方によっては「変わり者」や「理解しづらい人」と捉えられる場合もあります。したがって、相手との関係性やその場の空気をよく見極めることが大切です。本人に向かって直接使う場合には、柔らかい表現や前後の言葉で肯定的な意味を含める工夫が求められます。
「珍しい」をビジネスで使う場合はどういう意味か?
ビジネスの場では「珍しい」は、新しい取り組みや、例外的な対応、一般的でない提案に対して使われることがあります。また、特別な事例や状況を説明する際に使うと、強調や関心を引く効果もあります。ただし、感情的に聞こえやすいため、丁寧な言い回しが必要です。
- 今回は珍しいケースではありますが、前向きに対応を検討させていただきます
(This is indeed an unusual case, but we will consider how we can respond positively.) - 当製品は珍しい仕様で設計されており、他社との差別化に成功しております
(This product is designed with rare specifications, which helps differentiate it from competitors.) - このようなご要望は珍しく、今後の改善に向けて参考にさせていただきます
(Such requests are rare, and we will take them into account for future improvements.) - こちらの事例は珍しいため、改めて詳細を社内で共有いたします
(This case is unusual, so we will share the details again within our team.) - ご提示いただいた条件は珍しいものですが、慎重に検討いたします
(The conditions you presented are unusual, but we will consider them carefully.)
「珍しい」は目上の方にそのまま使ってよい?
「珍しい」という言葉は、一般的に柔らかく、失礼な印象を与えにくい形容詞ですが、使い方によっては「見慣れない」「変わっている」といったニュアンスが強く出てしまい、場合によっては無礼に受け取られる可能性もあります。特に目上の方や取引先などに対して使用する際は、直接的な表現を避け、やや遠回しに言い換える方が無難です。「珍しいですね」と感想的に言ってしまうと、個人の価値観を押しつけているように聞こえることもあるため、注意が必要です。敬意を払う意味でも、相手の特徴を尊重しながら表現を選ぶことが大切です。
- その特徴的なご対応、非常に興味深く拝見いたしました
- なかなかお目にかかれない取り組みで、大変勉強になりました
- 独自のお考えを伺い、大変刺激を受けました
- 通常とは異なる視点からのお話で、非常に印象深く感じました
- こうした対応は貴重であり、今後の参考とさせていただきます
「珍しい」の失礼がない言い換え
- いつもと異なる視点をご提供いただき、非常に参考になりました
- 通常ではなかなか得られないご提案に深く感謝申し上げます
- 独自性のあるご意見をいただき、心より感銘を受けました
- 新しい観点からのご説明、大変勉強になりました
- 他では見られない内容で、貴重なお時間となりました
注意する状況・場面は?
「珍しい」という言葉は、日常的にはよく使われる便利な形容詞ですが、使用する場面や相手によっては誤解を生む可能性があります。特に対人関係において、人の容姿や言動、文化的背景に対して「珍しい」と言ってしまうと、相手にとっては「変わっている」「普通ではない」と受け取られ、無意識のうちに差別的または軽視的な印象を与える場合もあります。また、職場やビジネスのやりとりでは、特定の行動や提案を「珍しい」と評価することで、それが例外的・不自然と捉えられるおそれもあるため、特に慎重な言葉選びが求められます。
- 相手の外見や服装に対して使うと、失礼に受け取られる可能性がある
- 異文化の習慣や食べ物に対して「珍しい」と表現すると、差別的に感じられることがある
- 上司の提案や方針に対して「珍しいですね」と言うと、否定的に捉えられることがある
- 初対面の方に対して使うと、不用意に距離を置かれてしまうことがある
- ビジネス文書では「珍しい」は曖昧な表現とみなされる場合があり、具体性を求められる
「珍しい」のまとめ・注意点
「珍しい」という言葉は、日常会話でもビジネスのやりとりでも幅広く使える便利な形容詞ですが、使い方によっては相手に誤解を与えたり、不快な思いをさせてしまう可能性があります。本来は肯定的な意味で使われることが多く、「興味深い」「印象に残る」「特別である」といったニュアンスを持ちますが、場合によっては「変わっている」「普通ではない」といった否定的な受け止め方をされることもあるため、注意が必要です。特に対人関係やビジネスの場面では、相手への配慮を忘れず、尊重の気持ちを込めた表現に置き換える工夫が求められます。言葉は相手との関係性を大きく左右する要素であるため、たった一言で印象が決まってしまうことも少なくありません。「珍しい」はその対象をどう捉えるかによって意味合いが変化する柔軟な語であり、その柔軟性を理解した上で使いこなすことが、円滑なコミュニケーションにつながります。
形容詞とは?
形容詞とは、ものや人の「ようす」をあらわすことばです
形容詞とは、色・大きさ・こころの動きなど、名詞のようすを説明することばでございます。
- 例:
- 青い 空 → 空の色を言います。
- 大きい ケーキ → ケーキの大きさを言います。
- うれしい 気持ち → 心の感じを言います。
おもに二つのグループがあります
| グループ | 例 | 名詞につけるとき | 文の終わりで使うとき |
|---|---|---|---|
| –い形容詞 | あたらしい、たかい | い をそのまま残します例:あたらしい 本 | 語尾をかえて活用します例:本があたらしかった です。 |
| –な形容詞 | しずかな、べんりな | 名詞の前で な を付けます例:しずかな 公園 | 文の終わりでは な が消えます例:公園はしずかです。 |
ポイント
- –い形容詞は語尾の「い」を変えて過去形(~かった)、否定形(~くない)などにできます。
- –な形容詞は「な」を取り、後ろに「です/でした/ではありません」などを付けます。
言葉の裏にあるニュアンス:形容詞を使うときに気をつけたいこと
日常会話の中で、何気なく使っている「形容詞」。
「かっこいい」「ヤバい」「うざい」「エモい」など、感情や印象を端的に伝えられる便利な言葉ですよね。
でも実はこの形容詞、文脈や相手との関係性によって、思わぬ誤解を招くことがあるって知っていますか?
同じ言葉でも「良い意味」「悪い意味」がある
たとえばこんな言葉。
- 「ヤバい」:
「この映画、マジでヤバい!」 → 最高!という意味。
「それはヤバいな…」 → 危ない・悪いという意味。 - 「エグい」:
「スキルがエグい!」 → めっちゃ上手い!
「その話エグいな…」 → きつすぎる、気持ち悪い。
こういった形容詞は、一見フランクで面白く感じられますが、相手が意味を取り違えると「失礼」に聞こえることも。
形容詞は「相手の価値観」によって刺さり方が変わる
ある人にとって「派手」は褒め言葉でも、別の人にとっては「悪口」に聞こえることがあります。
また、「細い」「オタクっぽい」「変わってる」など、善悪の評価が分かれる言葉は特に注意が必要です。
安心・信頼関係のある相手ならOK?でも…
たしかに、友達同士や同じノリの仲間内では、多少のスラングや誇張表現も通じやすいです。
しかし、たとえ仲のいい相手でも「言葉の選び方ひとつで、空気が変わる」ことはよくあります。
気持ちよく話すために:形容詞の選び方を見直そう
- 相手の反応を見ながら使う
相手が笑ってる?引いてる?微妙な表情?表情を読み取る力が大事です。 - 初対面やフォーマルな場では避ける
「スラング形容詞」はカジュアルすぎる印象を与えることがあります。 - 置き換えの語彙を持つ
「ヤバい」ばかりに頼らず、「印象的だった」「衝撃的」「クオリティが高い」など、場面に合わせた言い換えができると大人の余裕を感じさせます。
形容詞は、相手の気分を明るくもできるし、逆に傷つけてしまうこともあるデリケートな言葉。
だからこそ、「誰に・どんな場面で・どう使うか」を意識して使うことで、より伝わる言葉、より伝わる人間関係が築けるはずです。

