「くどい」の一般的な意味と英語で言うと
「くどい」という形容詞は、人の話し方や物事の進め方、文章の書き方などが、必要以上にしつこく、繰り返しが多くてわずらわしいと感じられる状態を指します。特に、内容がくどくて聞き手がうんざりするような話や、説明が長すぎて簡潔さを欠く場合によく使われます。味に対しても使われることがあり、例えば「くどい味」というと、味付けが濃すぎてしつこく感じられることを意味します。また、表情や態度が過剰で、見る人に不快感を与えることにも「くどい」という語が当てはまります。この言葉は、話す相手や状況によっては失礼に受け取られる可能性があるため、注意して使う必要があります。英語では、「tedious」「repetitive」「wordy」「pushy」「overly persistent」「too rich」など、文脈に応じてさまざまな訳語が当てはまります。たとえば、話し方がくどいなら「tedious」や「long-winded」、味がくどいなら「too rich」や「overpowering」などが適しています。なお、検索してみると「くどい 話し方」「くどい 性格」など、ネガティブな印象と関連づけて語られることが多いです。日常生活では、くどいと言われないように気をつけることが礼儀や円滑な人間関係につながると考えられます。
「くどい」の一般的な使い方と英語で言うと
- 彼の説明は毎回くどすぎて、最後まで聞いていると内容が頭に入ってこないことが多いです。
(He always explains things in such a tedious way that it’s hard to follow until the end.) - 上司からの指示がくどすぎて、結局何をすればいいのか分からなくなりました。
(My boss gave such long-winded instructions that I ended up confused about what to do.) - この料理は味が濃すぎてくどく感じるので、少し控えめにしたほうが良いかもしれません。
(This dish tastes too rich, so it might be better to tone it down a bit.) - くどいお世辞を連発されると、かえって警戒心が強くなってしまいます。
(When someone gives overly persistent compliments, it actually makes me more cautious.) - 話がくどくて、途中で何度も同じことを繰り返すので、聞いているのがつらくなります。
(His talk is so repetitive and long that it’s painful to listen to.)
似ている言い回しと失礼がない言い回し
- しつこい:くどいと同様に何度も繰り返して相手に負担を与える様子
- 長ったらしい:話や文章が無駄に長く、簡潔さを欠いている様子
- 重たい:話や内容が精神的に重く感じられるときに使われる
- 回りくどい:直接的に伝えず、遠回しな言い方で分かりにくい状態
- 丁寧すぎる:過度に丁寧な言い方がかえってわざとらしく感じられる場合
性格や人格として言われた場合は?
「くどい」と性格を指して言われた場合、その人が一つの話題に固執して繰り返し語ったり、細かすぎる説明を延々と続けたりする性向があることを示します。人間関係においては、周囲の人がその人物と会話する際に疲れを感じたり、話す意欲を失ったりする原因になる可能性もあります。また、「くどい性格」と評されることで、無意識のうちに相手に不快感を与えていることに気づかず、人間関係がこじれることもあるため、慎重さが求められます。意図せずに相手にしつこさを感じさせてしまう場合、自身の話し方や態度を一度振り返ることが大切です。
「くどい」をビジネスで使用する場面の例文と英語
ビジネスの場では、「くどい」は否定的な意味合いが強く、特に説明や説得の場面で、簡潔さや要点が求められる中で使われます。冗長な会議、回りくどいメール、しつこい提案などに対して使われることがあります。以下にビジネスの中で「くどい」が使われる例文を示します。
- このプレゼンは内容がくどく、同じ情報を何度も繰り返しているように思われました。
(This presentation felt tedious, as it repeated the same information multiple times.) - お客様への提案がくどすぎて、かえって信用を失ってしまったようです。
(The proposal to the client was overly pushy, which may have led to a loss of trust.) - くどいメールで再確認を何度も求めると、相手に不快感を与える可能性があります。
(Sending overly detailed follow-up emails can annoy the recipient.) - 営業トークがくどくなりすぎると、かえって契約に結びつきません。
(When sales talk becomes too persistent, it can backfire and prevent a deal.) - 社内文書においてくどい表現を避け、簡潔で伝わりやすい言葉を心がけるべきです。
(In internal documents, we should avoid wordiness and aim for clear and concise language.)
「くどい」は目上の方にそのまま使ってよい?
「くどい」という言葉は、感情的で直接的な響きが強く、目上の方や取引先など、敬意を払うべき相手に対して使うのは適切ではありません。特に、会議や打ち合わせの場において、「くどい話し方ですね」などと口にすると、批判や非難と受け取られやすく、人間関係に悪影響を与える可能性が高いです。また、ビジネスでは信頼関係が重視されるため、少しでもネガティブな印象を与える表現は避けることが望ましいです。代わりに、婉曲的な言い方や、内容に焦点を当てた言い回しで伝えることが求められます。
- 相手の努力や意図を尊重しつつ改善点を提案することが大切です
- 抽象的かつ穏やかな表現に言い換えるようにしましょう
- 否定の言葉を避け、肯定的な語で包み込むように伝えることが効果的です
- あくまで提案として提示する口調が礼儀を保つ鍵です
- 話の長さや繰り返しを問題にする際は、全体の効率や目的に着目するようにしましょう
「くどい」の失礼がない言い換え
- ご説明がとても丁寧で、少々情報が多いように感じられました。
- 大変詳しくお話しいただきましたので、要点を再度整理していただけますと幸いです。
- 念入りなお話に感謝申し上げますが、簡潔なまとめを加えていただけると助かります。
- 貴重なお話の中で、繰り返しご説明いただいた点は十分に理解いたしました。
- 内容がとても充実しておりましたので、今後は要点を中心に伺えるとありがたく存じます。
注意する状況・場面は?
「くどい」という言葉は日常的に使われる一方で、使い方を間違えると相手に強い否定の印象を与えてしまいます。特に、人の話し方や態度、味付けなどに対して使われる際は、その人の努力や好みを否定するように受け取られる可能性があります。また、公共の場やビジネスの現場など、複数人が関わる場面では、発言の影響が広がりやすいため、より慎重に言葉を選ぶべきです。子どもや部下に対してであっても、「くどい」と断定的に言うことで萎縮させたり、不満を抱かせたりする原因にもなります。感情的な響きを避けるためには、相手の立場に立って言葉を柔らかくする工夫が必要です。
- 上司や年長者に対して「くどい」と言うのは極めて失礼と受け取られます
- 商談や会議の場で相手の説明を「くどい」と評価するのは不適切です
- 家庭内でも、家族の話に対して否定的に使うと関係が悪化する恐れがあります
- 食事の感想としても、好みを否定されたと感じる人が多いため避けた方が良いです
- SNSなど公開の場で誰かの発言を「くどい」と断ずると、トラブルに発展しかねません
「くどい」のまとめ・注意点
「くどい」という言葉は、話し方、文章、態度、味などに対して、しつこさや重さ、繰り返しの多さを指摘するときに使われます。しかしながら、その語感はやや否定的で直接的な響きがあり、相手に不快感を与える可能性が高いため、使用する場面や相手には十分に配慮が必要です。とくに目上の方や取引先、お客様など敬意を持って接するべき相手に対して使うのは避け、丁寧な言い換えを心がけることが大切です。また、自分自身の話し方や伝え方においても、「くどくならないように」意識して簡潔かつ明確に伝える努力が求められます。相手がどのように受け取るかを想像しながら、言葉選びには慎重さが必要です。特にビジネスでは、時間を無駄にせず、誤解を生まないためにも、冗長な説明やしつこい主張は避けるべきです。「くどい」は便利な言葉ではありますが、使い方次第で人間関係を損ねることもあるため、思いやりのある使い方を常に意識することが求められます。
形容詞とは?
形容詞とは、ものや人の「ようす」をあらわすことばです
形容詞とは、色・大きさ・こころの動きなど、名詞のようすを説明することばでございます。
- 例:
- 青い 空 → 空の色を言います。
- 大きい ケーキ → ケーキの大きさを言います。
- うれしい 気持ち → 心の感じを言います。
おもに二つのグループがあります
| グループ | 例 | 名詞につけるとき | 文の終わりで使うとき |
|---|---|---|---|
| –い形容詞 | あたらしい、たかい | い をそのまま残します例:あたらしい 本 | 語尾をかえて活用します例:本があたらしかった です。 |
| –な形容詞 | しずかな、べんりな | 名詞の前で な を付けます例:しずかな 公園 | 文の終わりでは な が消えます例:公園はしずかです。 |
ポイント
- –い形容詞は語尾の「い」を変えて過去形(~かった)、否定形(~くない)などにできます。
- –な形容詞は「な」を取り、後ろに「です/でした/ではありません」などを付けます。
言葉の裏にあるニュアンス:形容詞を使うときに気をつけたいこと
日常会話の中で、何気なく使っている「形容詞」。
「かっこいい」「ヤバい」「うざい」「エモい」など、感情や印象を端的に伝えられる便利な言葉ですよね。
でも実はこの形容詞、文脈や相手との関係性によって、思わぬ誤解を招くことがあるって知っていますか?
同じ言葉でも「良い意味」「悪い意味」がある
たとえばこんな言葉。
- 「ヤバい」:
「この映画、マジでヤバい!」 → 最高!という意味。
「それはヤバいな…」 → 危ない・悪いという意味。 - 「エグい」:
「スキルがエグい!」 → めっちゃ上手い!
「その話エグいな…」 → きつすぎる、気持ち悪い。
こういった形容詞は、一見フランクで面白く感じられますが、相手が意味を取り違えると「失礼」に聞こえることも。
形容詞は「相手の価値観」によって刺さり方が変わる
ある人にとって「派手」は褒め言葉でも、別の人にとっては「悪口」に聞こえることがあります。
また、「細い」「オタクっぽい」「変わってる」など、善悪の評価が分かれる言葉は特に注意が必要です。
安心・信頼関係のある相手ならOK?でも…
たしかに、友達同士や同じノリの仲間内では、多少のスラングや誇張表現も通じやすいです。
しかし、たとえ仲のいい相手でも「言葉の選び方ひとつで、空気が変わる」ことはよくあります。
気持ちよく話すために:形容詞の選び方を見直そう
- 相手の反応を見ながら使う
相手が笑ってる?引いてる?微妙な表情?表情を読み取る力が大事です。 - 初対面やフォーマルな場では避ける
「スラング形容詞」はカジュアルすぎる印象を与えることがあります。 - 置き換えの語彙を持つ
「ヤバい」ばかりに頼らず、「印象的だった」「衝撃的」「クオリティが高い」など、場面に合わせた言い換えができると大人の余裕を感じさせます。
形容詞は、相手の気分を明るくもできるし、逆に傷つけてしまうこともあるデリケートな言葉。
だからこそ、「誰に・どんな場面で・どう使うか」を意識して使うことで、より伝わる言葉、より伝わる人間関係が築けるはずです。

