遅刻連絡メール例文|上司や会社に対して、できるだけ丁寧に怒らせない書き方・注意点

遅刻連絡メール例文|上司や会社に対して、できるだけ丁寧に怒らせない書き方・注意点

社会人として、どんなに気をつけていても予期せぬ事態で遅刻をしてしまうことはあるでしょう。そのような時、いかに丁寧かつ迅速に連絡できるかが、あなたの信頼を守る上で非常に重要です。このブログ記事では、様々な状況に対応できる遅刻連絡のビジネスメール例文を20例ご紹介し、それぞれのケースにおけるポイントを詳しく解説します。

遅刻で上司を怒らせないためのメール

遅刻の連絡は、上司に送る際に特に気を使いますよね。怒らせてしまうのを避け、スムーズに理解を得るためには、いくつかのポイントがあります。

迅速な連絡を心がける

まず最も大切なのは「遅れると分かった時点で、できるだけ早く連絡を入れる」ことです。上司はあなたの出社を前提に業務を進めているため、連絡が遅れるほど対応が難しくなり、イライラさせてしまう可能性があります。たとえ詳細な状況が不明確でも、「遅れる可能性がある」旨をまず伝え、情報が入り次第改めて連絡する旨を添えましょう。

簡潔かつ明確な情報を伝える

メールの本文は、長々と状況説明をするよりも、「簡潔」「必要な情報」をまとめることが重要です。

  • 遅刻への深いお詫び: 冒頭で「大変申し訳ございません」と、心からの謝罪を伝えましょう。
  • 遅刻理由: 具体的に何が原因かを簡潔に述べます。ただし、言い訳がましくならないよう注意してください。
  • 到着予定時刻: 最も重要な情報の一つです。おおよそで構わないので、何時頃に出社できるかを明確に伝えましょう。
  • 業務への影響と対応策: 自分の遅刻が、その日の業務や会議にどう影響するかを予測し、それに対する対応策を提示することで、上司の負担を減らせます。たとえば、「〇〇会議には間に合いませんが、資料は事前に共有しておきました」や「〇〇の業務は、到着次第すぐに取り掛かります」といった具体的な内容です。

誠意と反省の姿勢を示す

どんな理由であれ、遅刻は上司や周囲に迷惑をかける行為です。そのため、メール全体から「誠意」「反省」の気持ちが伝わるように意識してください。 「ご迷惑をおかけし大変恐縮ですが」「以後このようなことのないよう、自己管理を徹底いたします」といった言葉を添えることで、反省している姿勢を示すことができます。

上司の立場を考慮した言葉選び

上司はあなたの業務だけでなく、部署全体の業務状況を把握し、責任を負っています。そのため、あなたの遅刻が部署全体にどのような影響を与えるかを理解し、その上で配慮の言葉を使いましょう。 「ご多忙の折、大変恐縮ですが」「ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます」といった表現は、上司への敬意を示し、配慮している姿勢が伝わります。

不要な情報は避ける

個人的な事情や、業務に直接関係のない詳細な状況説明は、かえって上司を煩わせる可能性があります。簡潔に、「業務に影響する範囲の情報」を伝えるに留めましょう。

これらの点に注意してメールを作成することで、上司もあなたの状況を理解しやすくなり、不必要な怒りを買うことを避けられるでしょう。


 

電車遅延による遅刻

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。現在利用している電車が〇〇線での人身事故の影響で運行を見合わせており、会社への到着が〇〇時頃になる見込みです。

〇〇時〇〇分からの〇〇会議には間に合いませんが、到着次第すぐに参加させていただきます。それまでの間、〇〇さんに私の分の資料を共有していただけると幸いです。

ご迷惑をおかけして大変恐縮ですが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

体調不良による遅刻

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。今朝から体調が優れず、現在〇〇(症状を具体的に記載。例:発熱、頭痛、吐き気など)の症状があり、本日の出社が難しくなりました。

大変恐縮ではございますが、本日は在宅勤務とさせていただきたく、ご許可いただけますでしょうか。在宅勤務中は、〇〇(担当業務名)の業務を進めさせていただきます。もし、出社が必要な業務が発生した場合は、〇〇さんにご相談させていただきます。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

寝坊による遅刻

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。私の不注意により寝坊してしまい、会社への到着が〇〇時頃になる見込みです。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。到着次第、すぐに業務に取り掛からせていただきます。本日は〇〇(担当業務名)の業務を優先して進めさせていただきます。

以後このようなことのないよう、自己管理を徹底してまいります。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

子どもの体調不良による遅刻

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。今朝、子どもの体調が急に悪化してしまい、病院へ連れて行く必要があるため、本日の出社が遅れます。

会社への到着は〇〇時頃になる見込みです。〇〇時〇〇分からの〇〇会議には間に合いませんが、到着次第すぐに参加させていただきます。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

交通機関の乱れ(遅延証明書なし)による遅刻

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。現在利用している〇〇線が、〇〇(原因を具体的に記載。例:強風、システム障害など)の影響で運行に乱れが生じており、会社への到着が〇〇時頃になる見込みです。

〇〇時〇〇分からの〇〇会議には間に合いませんが、到着次第すぐに参加させていただきます。それまでの間、〇〇さんに私の分の資料を共有していただけると幸いです。

ご迷惑をおかけして大変恐縮ですが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

災害による遅刻(公共交通機関が停止)

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。〇〇(災害の種類。例:大雨、地震など)の影響により、現在利用している公共交通機関がすべて停止しており、会社への出社が困難な状況です。

現在のところ、〇〇(状況を具体的に記載。例:交通機関の復旧目処が立たない、自宅待機要請が出ているなど)のため、本日は在宅勤務とさせていただきたく、ご許可いただけますでしょうか。在宅勤務中は、〇〇(担当業務名)の業務を進めさせていただきます。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

自宅でのトラブルによる遅刻(ガス漏れ、水道管破裂など)

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。今朝、自宅で〇〇(トラブルの内容を具体的に記載。例:ガス漏れが発生し、業者対応が必要、水道管が破裂し、修理対応が必要など)が発生し、その対応のため、本日の出社が遅れます。

現在、〇〇(対応状況を具体的に記載。例:業者を手配中、応急処置中など)であり、会社への到着は〇〇時頃になる見込みです。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

病院の予約による遅刻(あらかじめ伝えてある場合)

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。本日〇〇時からの病院の予約があり、出社が遅れております。

〇〇時頃には会社に到着し、業務を開始できる見込みです。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

病院の予約による遅刻(急遽決まった場合)

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。今朝、急遽〇〇(症状を具体的に記載。例:強い腹痛、めまいなど)が発生したため、病院を受診することになりました。つきましては、本日の出社が遅れます。

現在、病院に滞在中であり、会社への到着は〇〇時頃になる見込みです。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

来客対応で遅刻する取引先への連絡

 

件名:お打ち合わせ時間変更のお願い(〇月〇日 貴社名 氏名)

株式会社〇〇

〇〇様

いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。

大変申し訳ございません。〇月〇日〇時より予定しておりますお打ち合わせの件でご連絡いたしました。

誠に恐縮ではございますが、〇〇(当方の事情を具体的に記載。例:急なトラブル対応、体調不良など)により、誠に恐縮ながら、お打ち合わせ開始時間を〇〇時〇〇分から〇〇時〇〇分へ変更させて頂くことは可能でしょうか。

お忙しいところ大変申し訳ございませんが、ご検討いただけますと幸いです。

取り急ぎ、ご連絡申し上げます。

署名


 

出張先でのトラブルによる遅刻

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。現在、出張先の〇〇(場所)で〇〇(トラブルの内容を具体的に記載。例:交通機関の遅延、急な打ち合わせ延長など)が発生し、〇〇時からの〇〇会議への参加が遅れる見込みです。

〇〇時頃にはオンラインで参加できるよう手配いたします。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

問い合わせに対する遅刻連絡(回答遅延)

 

件名:お問い合わせへのご回答遅延のお詫び(お問い合わせ番号:〇〇)

〇〇様

いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。

先日はお問い合わせいただき、誠にありがとうございました。

お問い合わせいただいた件につきまして、現在〇〇(状況を具体的に記載。例:調査に時間を要している、担当者不在のため確認に時間を要しているなど)ため、ご回答が遅れております。

誠に申し訳ございませんが、〇〇(具体的な回答予定日時。例:本日中に改めてご連絡いたします、週明けまでにはご回答いたしますなど)までにお時間を頂戴してもよろしいでしょうか。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

目上の方への遅刻連絡(緊急事態)

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部長

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。今朝、〇〇(緊急事態の内容を簡潔に記載。例:家族の急病、予期せぬ事故など)が発生し、会社への出社が遅れます。

現在、〇〇(対応状況を簡潔に記載。例:病院へ向かっている、警察に連絡済みなど)であり、〇〇時頃には状況が落ち着く見込みです。会社への到着は〇〇時頃になるか、場合によっては本日は在宅勤務とさせていただくかもしれません。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。状況が分かり次第、改めてご連絡させていただきます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

会社から社員への遅刻に関する注意喚起

 

件名:【重要】遅刻・欠勤に関する注意喚起とお願い

社員各位

お疲れ様です。〇〇(部署名または総務部)です。

日頃より業務にご尽力いただき、誠にありがとうございます。

さて、最近、遅刻や欠勤の連絡が一部で遅れるケースが見受けられます。

業務に支障をきたすだけでなく、周囲の社員にも多大なご迷惑をおかけすることになりますので、今一度、遅刻・欠勤時の連絡ルールについてご確認いただきたく存じます。

  • 遅刻・欠勤時は、必ず定時までに直属の上司へ〇〇(連絡方法。例:電話、メール、チャットツールなど)でご連絡ください。
  • 遅刻の場合は、おおよその到着時刻を併せてご連絡ください。
  • 体調不良の場合は、無理せず自宅療養に専念してください。

上記ルールを遵守いただき、円滑な業務運営にご協力をお願いいたします。

何かご不明な点がありましたら、〇〇部〇〇までお問い合わせください。

今後ともよろしくお願いいたします。

〇〇部 〇〇


 

出社中のアクシデントによる遅刻(交通事故など)

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。本日、出社途中に〇〇(アクシデントの内容を簡潔に記載。例:交通事故に遭い、警察による現場検証のため、自転車で転倒し、怪我をしたためなど)が発生し、会社への到着が大幅に遅れる見込みです。

現在、〇〇(状況を具体的に記載。例:警察官と話をしている、救急車を待っている、病院へ向かっているなど)であり、正確な到着時間はまだ分かりません。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。状況が分かり次第、改めてご連絡させていただきます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

採用面接における遅刻連絡

 

件名:〇月〇日 〇時 採用面接 遅刻のご連絡(氏名)

株式会社〇〇

採用ご担当者様

〇〇です。

本日〇月〇日〇時より採用面接のお時間を頂戴しております〇〇と申します。

大変申し訳ございません。現在、〇〇(遅刻理由を簡潔に記載。例:電車遅延のため、体調不良のためなど)により、面接のお時間に間に合わない可能性がございます。

現在のところ、〇〇時頃には御社に到着できる見込みでございます。

皆様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんが、〇〇時からの面接を〇〇時頃にずらしていただくことは可能でしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。

取り急ぎ、ご連絡申し上げます。

署名


 

納期遅延と併せての遅刻連絡

 

件名:納期遅延と出社遅延のご連絡(〇月〇日 〇〇案件)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。〇〇案件の〇〇(成果物名)の納期に関して、〇〇(具体的な遅延理由。例:予期せぬシステムトラブル、急な仕様変更など)が発生し、本日〇〇時までにお約束しておりました納期に間に合わない可能性がございます。

つきましては、本日中に〇〇時までに納品できるよう、現在調整を進めております。

また、誠に恐縮ではございますが、上記の対応に時間を要しております関係で、本日の出社が〇〇時頃になる見込みです。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

チームメンバーへの遅刻連絡(上司にもCC)

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 チームメンバー各位

CC: 〇〇部長

お疲れ様です。〇〇です。

大変申し訳ございません。現在、〇〇(遅刻理由を簡潔に記載。例:電車遅延のため、体調不良のためなど)により、本日の出社が〇〇時頃になる見込みです。

〇〇時〇〇分からの〇〇会議には間に合いませんが、〇〇(業務に関する指示や依頼。例:今日の朝会は〇〇さんに進行をお願いします、〇〇のタスクは〇〇さんにお任せしますなど)で対応をお願いできますでしょうか。

皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

遠隔地からの業務開始遅延連絡(ネットワークトラブルなど)

 

件名:業務開始遅延のご連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。現在、自宅のインターネット回線が〇〇(具体的なトラブル内容。例:通信障害、ルーター故障など)のため、業務を開始できません。

プロバイダーに問い合わせたところ、復旧には〇〇時間ほどかかる見込みとのことです。そのため、本日の業務開始が〇〇時頃になる見込みです。

ご迷惑をおかけし大変恐縮ですが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


 

連絡手段が限られている場合の遅刻連絡(電話が繋がりにくい場所など)

 

件名:遅延連絡(〇月〇日 氏名)

〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

大変申し訳ございません。現在、〇〇(場所の状況。例:電波状況の悪い場所にいる、騒音の大きい場所にいるなど)におり、電話での連絡が困難なため、メールにてご連絡いたしました。

〇〇(遅刻理由を簡潔に記載。例:電車遅延のため、体調不良のためなど)により、会社への到着が〇〇時頃になる見込みです。

ご迷惑をおかけし大変恐縮ですが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、ご報告申し上げます。

署名


遅刻連絡における重要なポイント

遅刻連絡は、単に「遅れます」と伝えるだけでは不十分です。相手に安心して、かつ適切に対応してもらうためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。

迅速な連絡を心がける

遅刻が判明した時点で、できるだけ早く連絡を入れることが鉄則です。判断に迷うような状況でも、とりあえず「遅れる可能性がある」旨を伝えておく方が良いでしょう。連絡が遅れるほど、相手に余計な心配をかけ、業務に支障をきたす可能性が高まります。

簡潔かつ明確に伝える

連絡内容は、簡潔かつ明確に伝えることが重要です。長文で状況をだらだらと説明するのではなく、必要な情報を端的にまとめてください。

具体的には、以下の3点を必ず含めましょう。

  • 遅刻する旨のお詫び
  • 遅刻理由(簡潔に)
  • 到着予定時刻(または業務開始予定時刻)

影響と対応策を示す

自分の遅刻が周囲の業務にどのような影響を与える可能性があるかを考え、それに対する対応策を併せて伝えることで、相手の負担を軽減することができます。例えば、会議に間に合わない場合は「資料の共有をお願いします」、特定の業務がある場合は「〇〇さんに代理をお願いできますでしょうか」など、具体的な指示や依頼を盛り込みましょう。

誠意と反省の気持ちを伝える

どんな理由であれ、遅刻は相手に迷惑をかける行為です。そのため、メールの文面からは誠意反省の気持ちが伝わるように意識してください。「大変申し訳ございません」「ご迷惑をおかけし大変恐縮ですが」といった謝罪の言葉を適切に盛り込みましょう。

都度連絡を行う

当初伝えた到着予定時刻が変更になる場合は、改めてその旨を連絡しましょう。状況が不透明な場合は、「分かり次第、改めてご連絡します」と一言添えておくことで、相手は安心して待つことができます。


相手に合わせた書き方と注意点

遅刻連絡のメールは、送る相手によって文面や表現を適切に変える必要があります。

上司・目上の人へ

上司や目上の人への連絡は、特に丁寧さ敬意が求められます。

件名

遅刻の理由を簡潔に含め、誰からの連絡か分かるように氏名を記載しましょう。(例:遅延連絡(〇月〇日 氏名))

宛名

役職名と氏名を正確に記載しましょう。(例:〇〇部 〇〇様、〇〇部長)

本文

  • 冒頭で「大変申し訳ございません」と深くお詫びの気持ちを伝えます。
  • 遅刻理由を簡潔に説明しますが、あまり詳細に語りすぎる必要はありません。あくまで業務への影響を考慮した上で簡潔に伝えることが大切です。
  • 到着予定時刻を明確に伝え、その後の業務における影響や対応策を具体的に示します。
  • 「ご迷惑をおかけして大変恐縮ですが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます」など、相手への配慮の言葉を添えましょう。
  • 結びは「取り急ぎ、ご報告申し上げます」など、簡潔にまとめます。

 

同僚・チームメンバーへ

 

同僚やチームメンバーへの連絡は、上司への連絡よりもややフランクな表現でも問題ありませんが、丁寧さを忘れないようにしましょう。

件名

上司への連絡と同様に、簡潔に誰からの連絡か分かるように記載します。

宛名

「チームメンバー各位」「〇〇さん」など、関係性に応じて使い分けましょう。

本文

  • 謝罪の言葉は必要ですが、上司への連絡ほどかしこまる必要はありません。
  • 遅刻理由を簡潔に伝えます。
  • 到着予定時刻を伝え、もし自分の業務で誰かに協力をお願いする場合は、具体的に依頼内容を記述しましょう。
  • 「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」といった表現で締めくくっても良いでしょう。

 

取引先・社外の人へ

 

取引先や社外の人への遅刻連絡は、会社の信用にも関わるため、特に慎重かつ丁寧な対応が求められます。

件名

何の件での連絡か、具体的に記載しましょう。(例:〇月〇日 〇時 〇〇のお打ち合わせ時間変更のお願い(貴社名 氏名))

宛名

会社名、役職名、氏名を正確に記載しましょう。

本文

  • 「大変申し訳ございません」「誠に恐縮ではございますが」など、最大限の謝意を伝えます。
  • 遅刻理由を伝える際は、相手に不信感を与えないよう、簡潔かつ客観的な事実を述べましょう。個人的な事情は極力避け、やむを得ない状況であることを伝えます。
  • 変更案や代替案を提示し、相手の都合を最優先する姿勢を示しましょう。(例:〇時〇分に変更させて頂くことは可能でしょうか、改めて日程を調整させていただければ幸いです)
  • 「お忙しいところ大変申し訳ございませんが、ご検討いただけますと幸いです」など、相手への配慮を忘れないようにしましょう。
  • 結びは「取り急ぎ、ご連絡申し上げます」が適切です。

 

会社から社員へ(注意喚起など)

会社として社員全体に遅刻に関する注意喚起を行う場合は、丁寧かつ明確な言葉で、ルールお願いを伝えることが重要です。

件名

「【重要】遅刻・欠勤に関する注意喚起とお願い」のように、内容が伝わる件名にします。

宛名

「社員各位」など、対象を明確にします。

本文

日頃の感謝を述べつつ、問題提起へとつなげます。

具体的な状況や懸念点を明確に伝えます。

会社としてのルール守ってほしいこと箇条書きなどで分かりやすく提示します。

ルール遵守の協力をお願いし、何かあった場合の連絡先を記載します。


遅刻連絡で避けるべき表現と行動

遅刻連絡をする際には、以下のような表現や行動は避けるべきです。

曖昧な表現や言い訳がましい言葉

「たぶん〇時くらいには…」「もしかしたら遅れるかも…」といった曖昧な表現は、相手を不安にさせます。正確な時間が分からなくても、現時点での見込みを伝え、「状況が分かり次第改めてご連絡します」と付け加える方が親切です。また、「寝坊してしまいましたが、昨日の疲れが…」など、言い訳がましく聞こえる表現も避けましょう。

不必要な情報の羅列

遅刻の理由を細かく説明しすぎる必要はありません。特に個人的な事情は、かえって相手に心配をかけたり、言い訳に聞こえたりする可能性があります。簡潔に、業務に関わる範囲で伝えるようにしましょう。

無断遅刻・無断欠勤

最も避けなければならないのが、無断遅刻無断欠勤です。いかなる理由があっても、必ず事前に連絡を入れるのが社会人としての最低限のマナーです。連絡を怠ると、信頼を失うだけでなく、会社全体に大きな迷惑をかけることになります。

連絡手段の誤り

緊急性の高い遅刻連絡は、電話が最も確実な手段ですが、状況によってはメールやチャットツールも有効です。しかし、相手がすぐに確認できる手段を選ぶことが重要です。例えば、会議中であることが分かっているのに電話をかけるのは控えるべきですし、重要な連絡をチャットツールだけで済ませるのも状況によっては不適切です。

連絡後の放置

一度連絡を入れたからといって、その後の状況を放置してはいけません。到着がさらに遅れる場合や、業務に大きな影響が出る場合は、速やかに再度連絡を入れましょう。