power automateダウンロード方法は?分かりやすく説明
Power Automateには大きく分けて、クラウド上で動作する「Power Automate (クラウドフロー)」と、PCにインストールして使う「Power Automate Desktop (PAD)」の2種類があります。ダウンロードが必要なのは主に後者のPower Automate Desktopです。
「Power Automateって聞くけど、どこからダウンロードするの?」「インストールが必要なのかな?」
Power Automate(パワー・オートメイト)を使って業務を自動化したいけれど、まずどこから始めればいいのか、ダウンロードやインストールの方法が分からない、という方もいるかもしれません。Power Automateには、ウェブブラウザで使うものと、パソコンにインストールして使うものがあり、それぞれアクセス方法が異なります。
ここでは、それぞれのPower Automateの種類と、ダウンロード・アクセス方法について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。これで、あなたはスムーズにPower Automateを使い始めることができるでしょう。
Power Automate (クラウドフロー):ダウンロードは不要!ウェブブラウザで使う
まず知っておきたいのは、Power Automateの主な機能である「クラウドフロー」を作成・管理するために、特別なソフトウェアをダウンロードしてPCにインストールする必要はないということです。これはすべてウェブブラウザ上で動作します。
特徴
- クラウドベース: インターネット環境があれば、どこからでもアクセス可能です。
- サーバー連携: Outlook、Teams、SharePoint、Salesforceなど、クラウド上のサービスと連携して自動化を行います。
- ダウンロード不要: インストール作業が不要なため、すぐに使い始めることができます。
アクセス方法
- Webブラウザを開く: Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla FirefoxなどのWebブラウザを起動します。
- 公式サイトにアクセス: Power Automateの公式ポータルサイト、またはMicrosoft 365のポータルからアクセスします。
- Power Automate ポータル: https://make.powerautomate.com/
- Microsoft 365ポータル(Office.com)にサインインし、アプリ一覧から「Power Automate」を選択することもできます。
- Microsoftアカウントでサインイン: お持ちのMicrosoft 365アカウント(会社のメールアドレスなど)でサインインします。
これで、すぐにフローの作成を始めることができます。非常に手軽ですね。
Power Automate Desktop (PAD):PCにインストールして使う
Power Automate Desktop (PAD) は、PC上での操作(画面クリック、キー入力、ファイルの移動など)を自動化するためのRPA(Robotic Process Automation)機能を提供するツールです。この機能を使いたい場合は、あなたのPCにソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要があります。
特徴
- RPA機能: Webブラウザやデスクトップアプリケーションの画面操作を自動化できます。
- ローカルPCでの実行: インストールされたPC上でフローが実行されます。
- Windowsに標準搭載されている場合がある: Windows 11にはPower Automate Desktopがプリインストールされています。Windows 10の場合は、手動でダウンロード・インストールが必要です。
- 無償で利用可能(一部機能は有償ライセンスが必要): Windowsユーザーは、基本的なデスクトップフローの作成と手動実行は無償で利用できます。ただし、スケジュール実行やWeb API連携などの高度な機能には、有償のPower Automateライセンス(例:Power Automate Premium)が必要になります。
ダウンロードとインストール方法(Windows 10の場合)
Windows 11をご利用の場合は、スタートメニューから「Power Automate」と検索して起動できる可能性があります。もし見つからない場合や、Windows 10の場合は以下の手順でダウンロード・インストールしてください。
- Power Automateの公式サイトにアクセス:
- Webブラウザで Power Automateのサイト https://make.powerautomate.com/ にアクセスし、Microsoft 365アカウントでサインインします。
- サインイン後、左側のメニューから「デスクトップフロー」を選択します。
- 表示された画面の右上に「Power Automate for desktop のダウンロード」というリンクがあるので、これをクリックします。
- または、直接Microsoft Storeから検索してダウンロードすることも可能です。Microsoft Storeを開き、「Power Automate」と検索し、「入手」または「インストール」をクリックします。
- インストーラーをダウンロード:
- クリックすると、「Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe」のような名前のファイルがダウンロードされます。ダウンロードが完了するまでしばらく待ちます。
- インストーラーを実行:
- ダウンロードが完了したら、ブラウザの下部に表示されるダウンロードバーから「ファイルを開く」をクリックするか、PCの「ダウンロード」フォルダを開いて、ダウンロードした「Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe」ファイルをダブルクリックして実行します。
- インストールを進める:
- インストーラーが起動すると、セットアップウィザードが表示されます。
- 「Power Automate をインストールします」という画面が表示されるので、「次へ」をクリックします。
- 「使用条件に同意します」という項目が表示されるので、内容を確認し、「インストール」をクリックします。(ユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合は「はい」をクリックして許可します)
- インストールが完了するまで待ちます。これには数分かかる場合があります。
- ブラウザ拡張機能のインストール(推奨):
- インストールが完了すると、「ブラウザ拡張機能を有効にします」という画面が表示されることがあります。これは、Webブラウザの操作を自動化するために必要な機能です。
- 普段お使いのブラウザ(Chrome、Edge、Firefoxなど)のアイコンをクリックし、画面の指示に従って各ブラウザにPower Automateの拡張機能を追加(有効化)してください。
- Power Automate Desktopを起動してサインイン:
- インストールが正常に完了すると、「インストール成功」という画面が表示されます。「アプリの起動」をクリックしてPower Automate Desktopを起動します。
- 初回起動時には、Microsoftアカウントでのサインインが求められます。Microsoft 365アカウントを入力し、パスワードを入力してサインインしてください。
- 国/地域(通常は「日本」)を選択し、「開始する」をクリックすると、Power Automate Desktopのコンソール画面が表示されます。
これで、Power Automate Desktopを使ってRPAフローを作成・実行する準備が整いました。
2つのPower Automateの使い分け
クラウドフロー(https://www.google.com/search?q=make.powerautomate.com):
インストール不要。Webブラウザからアクセス。
クラウドサービス間(Outlook、Teams、SharePoint、Salesforceなど)の連携を自動化したい場合に使う。
Power Automate Desktop (PAD):
PCにインストールが必要。
Webブラウザやデスクトップ上のアプリケーション操作を自動化したい(RPA)場合に使う。
ほとんどの場合、両者を連携させて利用することで、クラウドサービスからPC上の操作まで、より包括的な自動化を実現できます。まずは、目的とする自動化がどちらのタイプに該当するかを把握し、適切な方から使い始めてみましょう。

