SharePointで「ファイルが共有できない!」原因と解決策:「サーバーに到達できません」エラーを徹底解説!
「SharePoint(シェアポイント)に保存されているファイルを他の人に共有しようとしたら、『サーバーに到達できません』ってエラーが出てしまって困ったな…」「このファイル、すぐに共有したいのに、サーバーに繋がらないと何もできないんだけど、どうすればいいの?」
こんな風に感じたことはありませんか? SharePointは、ファイル共有や共同作業をスムーズに進めるための大切な場所です。しかし、いざファイルを共有しようとした際に、「サーバーに到達できません」というメッセージが表示されると、どこに問題があるのか分からず、非常に困惑してしまうかもしれません。このエラーは、業務の停滞につながるだけでなく、情報共有の遅延にも直結するため、原因を特定して対処することが非常に重要です。
SharePointでファイルを共有する際に「サーバーに到達できません」となる原因はいくつか考えられますが、その多くは特定でき、適切な対処法を知っていれば、比較的簡単に解決できます。これは、インターネット接続の問題、SharePoint側のサービスの問題、あるいはあなたの会社のネットワーク設定によるものかもしれません。
「サーバーに到達できません」ってどんな意味?「接続できない」というサイン
SharePointでファイルを共有しようとした際に表示される「サーバーに到達できません」というエラーメッセージは、その名の通り、あなたのパソコンやWebブラウザが、SharePointのサービスが動作しているサーバーと、何らかの理由で通信ができない状態にあることを意味します。これは、Webサイトを見ようとしたときに「ページが表示できません」と出るのと似た状況です。
なぜ「サーバーに到達できない」と表示されるのか?
このメッセージは、SharePointのファイル共有機能が、サーバーと情報をやり取りする必要があるのに、その通信がうまくいっていないことを示しています。
- 道の途中で問題が発生: あなたのパソコンからSharePointのサーバーまでの「道筋」(インターネット回線、会社のネットワーク、途中の機器など)のどこかに問題があり、データがサーバーに届いていない可能性があります。
- サーバーが応答していない: SharePointのサーバー自体が、一時的にダウンしていたり、非常に込み合っていて応答できなかったりする場合もあります。
- 認証の前の段階で問題: 厳密には「認証エラー」(401エラー)とは異なりますが、ログイン情報や共有設定をサーバーに送る前に、そもそもサーバーとの通信が確立できない場合にこのメッセージが出ることがあります。
ファイル共有時に「サーバーに到達できません」となる主な原因
SharePointでファイルを共有する際に「サーバーに到達できません」となる場合、様々な理由が考えられます。エラーメッセージは明確ですが、その背景にある具体的な原因はいくつかありますので、一つずつ確認していくことが大切です。
対策1:インターネット接続とネットワーク環境を確認する(最も一般的)
これが「サーバーに到達できません」エラーの最も基本的で、かつ中心的な原因です。あなたのパソコンがインターネットに正しく接続できていなければ、SharePointのサーバーに到達することはできません。
原因
- インターネット接続が切断されている、または非常に不安定:ご自宅や会社のインターネット回線が一時的に切断されていたり、通信速度が極端に遅かったり、不安定になったりしている場合、SharePointのサーバーとの通信が確立できません。
- Wi-Fiの電波状況が悪い:無線LAN(Wi-Fi)の電波状況が悪く、通信が途切れがちになっている。
- LANケーブルの接続不良:有線LANを使っている場合、ケーブルが抜けていたり、正しく接続されていなかったりする。
- VPN接続の問題:在宅勤務などでVPN(仮想プライベートネットワーク)経由でSharePointにアクセスしている場合、VPN接続が不安定だったり、VPNサーバーに負荷がかかっていたりすると、通信が中断されることがあります。
対処法
- インターネット接続の安定性を確認する:まずは、他のウェブサイト(例: Google)に問題なくアクセスできるか確認してください。もしアクセスできない場合、パソコンのインターネット接続自体に問題があります。
- ネットワーク環境を見直す:Wi-Fiルーターの電源を一度抜き差しして再起動する、Wi-Fiの電波状況が良い場所に移動する、可能であれば有線LAN接続に切り替えるなどを試してみてください。
- VPN接続を一時的に切断してみる:VPNを利用している場合、一度VPNを切断して、直接インターネット経由でSharePointにアクセスし、共有を試してみてください。これで解決すれば、VPN接続に問題がある可能性が高いです。
- パソコンを再起動する:一時的なネットワーク設定の問題や、システムリソースの問題を解消するため、パソコンを完全に再起動し、もう一度共有を試してみてください。
対策2:SharePoint Onlineのサービス状態を確認する(クラウド版の場合)
ごく稀に、マイクロソフトのSharePoint Onlineサービス自体に問題が発生している場合があります。
- Microsoft 365/SharePoint Onlineサービスの一時的な障害:マイクロソフトのSharePoint Onlineサービスや、Microsoft 365の認証サービス(Azure AD)に、一時的な障害やメンテナンスが発生している場合、サーバーに到達できなくなることがあります。これは広範囲に影響することがあります。
- Microsoft 365テナントの特定の不具合:ごく稀に、あなたの会社が利用しているMicrosoft 365のテナント(契約単位)に、特定の不具合が発生している場合。
対処法
- Microsoft 365 サービス正常性ダッシュボードを確認する(管理者向け):会社のMicrosoft 365管理者に依頼し、Microsoft 365 管理センターの「サービス正常性」ダッシュボード(https://www.google.com/search?q=admin.microsoft.com にサインイン後、「正常性」→「サービス正常性」)を確認してもらってください。もしSharePoint Onlineや関連サービスに障害が発生していれば、復旧を待つしかありません。
- 時間をおいてから再試行する:サービスの一時的な問題であれば、数分から数時間(サービス正常性ダッシュボードで情報が提供される場合もあります)待ってから、再度ファイル共有を試みてください。
対策3:会社のネットワーク設定やセキュリティによるブロック
会社のネットワーク環境で、特定の通信がブロックされている場合があります。
- ファイアウォールによるブロック:会社のネットワークに設定されているファイアウォールが、SharePoint Onlineへの特定の通信(特にファイル共有機能が使うポートやプロトコル)をブロックしている。
- プロキシサーバーの問題:プロキシサーバーが正しく設定されていない、または一時的に不調であるため、SharePoint Onlineへの接続を妨げている。
- DNS解決の問題:SharePointサイトのURL(https://yourcompany.sharepoint.com)をIPアドレスに変換するDNS(Domain Name System)サービスに問題があり、サーバーの場所を特定できない。
対処法
- 会社のIT管理者に相談する:会社のファイアウォールやプロキシサーバー、DNS設定が原因だと疑われる場合、必ず会社のIT部門やネットワーク管理者に連絡してください。彼らに、SharePoint Onlineとの通信(特にファイル共有機能が利用するURLやポート)が許可されているか確認してもらいましょう。マイクロソフトは、SharePoint Onlineに必要な通信先のURLとIPアドレスのリストを公開していますので、それを参考にしてもらってください。
- DNSキャッシュをクリアする:パソコンのDNSキャッシュが古い情報を持っている場合に備え、コマンドプロンプトを管理者として開き、「ipconfig /flushdns」と入力してEnterキーを押すことでDNSキャッシュをクリアできます。その後、再度共有を試してみてください。
対策4:WebブラウザやOfficeアプリ、OneDriveの問題
あなたのパソコンで使っているWebブラウザや、Officeアプリ、OneDrive同期クライアントに問題がある場合も考えられます。
- ブラウザのキャッシュまたはCookieの破損:Webブラウザが古い、または破損したキャッシュデータやCookieを保持していると、SharePointサイトの機能が正しく動作せず、サーバーとの通信がうまくいかないことがあります。
- 古いブラウザのバージョン:使用しているWebブラウザが古いバージョンだと、SharePointの最新の機能やセキュリティプロトコルに対応できていない場合があります。
- ブラウザの拡張機能/アドオンの干渉:インストールされているブラウザの拡張機能やアドオンが、SharePointの機能に干渉している可能性があります。
- OneDrive同期クライアントの不調:もしSharePointのファイルをOneDrive同期クライアントを通じてエクスプローラーから共有しようとしている場合、OneDriveアプリ自体に同期エラーが発生していたり、アプリが正常に動作していなかったりすると、問題が起きることがあります。
対処法
- ブラウザのキャッシュとCookieをクリアする:Webブラウザの設定から、「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieと他のサイトデータ」をすべての期間でクリアします。その後、ブラウザを完全に終了し、再起動してから再度共有を試します。
- 別のWebブラウザで試す:普段使っているブラウザでうまくいかない場合、別のブラウザ(例: Microsoft EdgeやFirefox)でSharePointを開き直し、共有を試してみることで、ブラウザ側の問題かを切り分けられます。
- ブラウザの拡張機能を一時的に無効にする:インストールしているブラウザの拡張機能をすべて一時的に無効にしてから、共有を試します。これで解決した場合は、拡張機能が原因である可能性が高いです。
- OneDrive同期クライアントの状態を確認する:タスクバーにあるOneDriveアイコン(雲のマーク)を確認し、エラーがないか確認してください。エラーがあれば、先にその同期エラーを解決する必要があります。OneDriveアプリを再起動したり、リセットしたりすることも有効です。
対策5:SharePoint Server(オンプレミス版)の問題
もし会社でSharePoint Server(自社サーバーで運用するSharePoint)を使っている場合、サーバー側の問題も考えられます。
- SharePointサービスの停止:SharePoint Serverの動作に必要な重要なサービス(例: WebサーバーサービスであるIIS、SharePoint Administrationなど)が停止している。
- IISアプリケーションプールの問題:SharePointのWebアプリケーションが使用するIISのアプリケーションプールが停止している。
- データベース接続の問題:SharePointサーバーとデータベースサーバー間の接続に問題がある。
- サーバーリソースの不足:サーバーのCPU、メモリ、ディスクI/Oが逼迫している。
対処法(SharePoint Server管理者向け):
- IISサービスの再起動:サーバーにログインし、コマンドプロンプトを管理者として開き、「iisreset」と入力して実行します。
- SharePointサービスの確認:サーバーマネージャーから「サービス」を開き、関連するSharePointサービスが「実行中」になっているか確認します。
- イベントログやULSログの確認:サーバーのイベントビューアやSharePointのULSログを確認し、エラーの原因に関する詳細な情報を探します。
「サーバーに到達できません」は「通信経路」のサイン!適切な対策で解決を!
SharePointでファイルを共有する際に「サーバーに到達できません」というエラーが表示されるのは、あなたのパソコンとSharePointサーバー間の「通信経路」に何らかの問題があることを意味します。
- まずは、インターネット接続が安定しているか、そしてブラウザのキャッシュをクリアすることから試してみてください。
- それでも解決しない場合は、Microsoft 365のサービス状態や、会社のネットワーク設定(ファイアウォール、プロキシ、DNS)に問題がないかを確認します。
- オンプレミス版のSharePoint Serverを使用している場合は、サーバー自体の状態を確認する必要があります。
これらの原因と対処法を一つずつ確認し、適切な対策を講じることで、あなたはこれらの問題を解決し、SharePointでのファイル共有をスムーズに行えるようになるでしょう。
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