Teamsでファイルをアップロード中にエラー?その原因と解決策を徹底解説!
Microsoft Teamsで、チャット中に大切なファイルを共有しようとしたら、アップロードの途中でエラーが出てしまって、ファイルが送れない…そんな経験はありませんか? 急ぎで共有したい資料があるのに、肝心のファイルがアップロードできないとなると、情報共有が滞ったり、仕事が進まなかったりと、イライラしますよね。まるで、郵便局で荷物を送ろうとしたら、なぜか途中で受け付けてもらえないような状態です。
この「チャットへのファイルのアップロード中のエラー」は、Teamsユーザーが遭遇しやすいトラブルの一つですが、いくつかの原因が考えられます。そして、その多くは適切な対処法で解決できます。
チャットへのファイルアップロード中にエラーと出るのはなぜ?
Teamsでチャットへのファイルのアップロード中にエラーが表示される原因は、ファイル自体の問題、インターネット接続の不安定さ、ストレージ容量の制限、あるいはTeamsアプリや組織のIT設定まで、多岐にわたります。まるで、荷物を送ろうとしたら、荷物が大きすぎたり、送れないものが含まれていたり、電波が悪かったり、あるいは郵便局が閉まっていたりするようなものです。ここでは、よくある原因をいくつかご紹介しますので、あなたの状況に当てはまるものがないか確認してみてください。
インターネット接続が不安定かも?
ファイルのアップロードには、安定したインターネット接続が必須です。Wi-Fiの電波が弱かったり、有線LANケーブルがきちんと挿さっていなかったりすると、データの送信が途中で途切れてしまい、アップロードエラーが発生します。
アップロードするファイル自体に問題があるかも?
- ファイルサイズが大きすぎる: Teamsのチャットで直接共有できるファイルのサイズには上限があります(現在、250GB)。非常に大きなファイルをアップロードしようとすると、エラーになるか、極端に時間がかかります。
- ファイル名に特殊文字が含まれている: ファイル名にTeamsやOneDrive/SharePointでサポートされていない特殊な記号(例:
*,:,<,>,?,/,\,|,",%,#)が含まれている場合、エラーが発生することがあります。 - ファイルが破損している: アップロードしようとしているファイル自体が破損している場合、Teamsがファイルを正しく読み込めず、エラーになることがあります。
- ファイルが使用中: アップロードしようとしているファイルが、別のアプリケーションで開かれたままになっているなど、PC上で使用中である場合、Teamsがアクセスできずにエラーになることがあります。
クラウドストレージの空き容量が足りないかも?
Teamsのチャットで共有されたファイルは、通常、あなたのOneDrive for Businessに保存されます。もしあなたのOneDriveの空き容量が不足している場合、新しいファイルをアップロードできずにエラーが発生することがあります。
Teamsアプリのキャッシュが古いままかも?
Teamsアプリは、動作を速くするために一時的なデータ(キャッシュ)を保存しています。このキャッシュが破損したり古くなったりすると、ファイルのアップロード機能に悪影響を与えることがあります。
組織のセキュリティ設定やITポリシーで制限されているかも?
企業や組織によっては、セキュリティやコンプライアンス上の理由から、特定の種類のファイル(例: 実行可能ファイル、特定の拡張子のファイル)のアップロードを制限していたり、アップロードするファイルのサイズに個別の制限を設けていたりする場合があります。
Teamsアプリに一時的な不具合があるかも?
ごく稀にですが、Teamsアプリ自体に一時的な不具合が発生していて、ファイルのアップロード機能が正しく動作しないことがあります。これはPCの再起動やアプリの再インストールで解決することが多い、比較的よくある原因です。
まず試したい!簡単な解決方法
Teamsでファイルのアップロード中にエラーが出た時に、まず試してほしい基本的な解決方法をご紹介します。焦らず、一つずつ確認してみてください。多くの場合、これらの簡単な手順で問題が解消されます。
インターネットの接続を確認してみよう
ファイルのアップロードには、安定したインターネット接続が不可欠です。Wi-Fiルーターの電源を入れ直したり、有線LANケーブルを抜き差ししてみたりと、接続が安定しているか確認しましょう。可能であれば、他のウェブサイトが見られるか、別のオンラインサービスが利用できるか試してみるのも良いでしょう。
アップロードするファイルをもう一度確認してみよう
- ファイルサイズ: ファイルが非常に大きい場合(数GB以上)、分割してアップロードするか、OneDriveやSharePointに直接アップロードしてからリンクを共有することを検討しましょう。
- ファイル名: ファイル名に特殊文字が含まれていないか確認し、もし含まれていれば、半角英数字と一般的な記号(
-,_,.など)のみのシンプルな名前に変更してみてください。 - ファイルが使用中でないか: アップロードしようとしているファイルが、WordやExcelなどの他のアプリケーションで開かれていないか確認し、開かれている場合は一度閉じてから再試行しましょう。
パソコンをもう一度立ち上げ直してみよう
一番手軽で、意外と効果があるのがPCの再起動です。PCを再起動することで、一時的なシステムの不具合やネットワーク接続のリフレッシュ、Teamsアプリのメモリ解放が行われ、ファイルのアップロードがスムーズになることがあります。
Teamsアプリを完全に閉じてから開いてみよう
Teamsアプリがフリーズしているだけの場合や、一時的な不具合が発生している場合、一度完全に終了させてから再度起動することで問題が解決することがあります。単にウィンドウを閉じるだけでなく、タスクマネージャー(Windowsの場合: Ctrl + Shift + Esc、Macの場合: Command + Option + Esc)からTeamsのプロセスを終了させると確実です。
タスクマネージャーを使ったTeamsの強制終了例
Windowsの場合、キーボードの Ctrl キーと Shift キーと Esc キーを同時に押してタスクマネージャーを起動します。「プロセス」タブの中で「Microsoft Teams」または「Teams」という名前を探します。見つけたら、それを選択して画面右下の「タスクの終了」ボタンをクリックします。これでTeamsが完全に閉じられます。その後、再度Teamsを起動してファイルのアップロードを試してみてください。
// WindowsタスクマネージャーでのTeams終了手順
1. キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押して「タスクマネージャー」を開く。
2. 「プロセス」タブをクリック。
3. アプリケーションの一覧から「Microsoft Teams」を探す。
4. 「Microsoft Teams」を選択し、「タスクの終了」ボタンをクリック。
5. タスクマネージャーを閉じ、再度Teamsを起動する。
もっと深く!原因を探る改善策
簡単な方法で解決しない場合は、もう少し深く原因を探り、それに応じた改善策を試してみましょう。まるで、専門家がより詳細なトラブルシューティングを行うようなものです。
Teamsアプリのキャッシュを消してみよう(効果的!)
「ファイルのアップロード中のエラー」問題の解決に、Teamsアプリのキャッシュクリアが非常に効果的です。Teamsアプリは、動作を速くするために一時ファイル(キャッシュ)を保存しています。このキャッシュが破損したり古くなったりすると、ファイルのアップロード機能に悪影響を与えることがあります。
Teamsキャッシュのクリア方法例
Windowsの場合
- Teamsアプリを完全に終了させます(タスクマネージャーからも終了していることを確認)。
- ファイルエクスプローラーを開き、アドレスバーに
%appdata%\Microsoft\Teamsと入力してEnterキーを押します。 - 開いたフォルダ内の「Cache」フォルダと「GPUCache」フォルダ、さらに「IndexedDB」フォルダの内容(
IndexedDBフォルダ自体ではなくその中のファイル)を削除します。重要なファイルは含まれていませんのでご安心ください。 - パソコンを再起動し、Teamsを再度起動してファイルのアップロードを試してみてください。
Macの場合
- Teamsアプリを完全に終了させます。
- Finderを開き、「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択します。
- ボックスに
~/Library/Application Support/Microsoft/Teamsと入力して「移動」をクリックします。 - 開いたフォルダ内の「Application Cache」「Cache」「Code Cache」「GPUCache」「IndexedDB」などの全てのフォルダを削除します。
- パソコンを再起動し、Teamsを再度起動してファイルのアップロードを試してみてください。
OneDriveの空き容量を確認してみよう
Teamsのチャットで共有されるファイルは、あなたのOneDrive for Businessに保存されます。OneDriveの空き容量が十分にあるか確認しましょう。
OneDriveの空き容量確認方法例
- ウェブブラウザで
portal.office.comにアクセスし、Microsoft 365アカウントでサインインします。 - 左側のメニューまたはアプリランチャーから「OneDrive」を選択します。
- 画面左下、または設定アイコン(歯車マーク)から「OneDriveの設定」>「その他の設定」>「ストレージの利用状況」などと進むと、現在の使用量と残りの空き容量を確認できます。
- もし空き容量が少ない場合は、不要なファイルを削除するか、IT管理者にストレージ容量の増加を相談してみましょう。
Teamsアプリをもう一度入れ直してみよう
キャッシュのクリアなどで解決しない場合、Teamsアプリのプログラムファイル自体が破損している可能性もゼロではありません。この場合は、再インストールが最も確実な解決策です。一度Teamsをアンインストールし、Microsoftの公式サイトから最新版をダウンロードして再インストールしてみてください。
会社のネットワーク環境やIT設定に原因があるかも?
個人のPCやTeamsアプリに問題がなさそうな場合、お勤めの会社のネットワーク環境やIT管理者の設定が原因である可能性があります。
ファイアウォールやセキュリティソフトの設定を確認しよう
Windowsのファイアウォールや、インストールされているセキュリティソフト(ウイルス対策ソフトなど)が、TeamsからOneDriveへのファイルアップロード通信をブロックしている可能性があります。
確認方法: ファイアウォールやセキュリティソフトの設定を開き、TeamsとOneDriveへの通信が許可されているか確認しましょう。必要であれば、Teamsを例外に追加するか、一時的にファイアウォールやセキュリティソフトを無効にしてアップロードを試してみてください。ただし、セキュリティリスクが高まるため、IT管理者への相談と並行して慎重に行いましょう。
プロキシサーバーやネットワーク制限を確認しよう(IT管理者向け)
会社のネットワークでプロキシサーバーを使用している場合や、特定の通信ポートが制限されている場合、TeamsからOneDriveへのファイルアップロードに必要な通信が妨げられている可能性があります。確認方法(IT管理者向け): 社内のIT管理者やヘルプデスクに、「Teamsでファイルをアップロード中にエラーが出るのですが、ネットワークのプロキシ設定やファイアウォールが原因ではないでしょうか?」と直接問い合わせるのが最も確実です。TeamsやOneDriveに必要な通信ポートやドメイン(*.microsoft.com, *.office.com, *.onedrive.comなど)については、Microsoftの公式ドキュメントで公開されています。
組織で特定のファイルのアップロードが制限されていないか確認しよう(IT管理者向け)
セキュリティポリシーやコンプライアンス上の理由から、IT管理者がMicrosoft 365(SharePoint/OneDriveを含む)で特定の種類のファイル(例: .exe, .zip, .batなど)のアップロードを制限している場合があります。
確認方法(IT管理者向け): SharePoint管理センターやMicrosoft 365管理センターで、テナント全体またはOneDrive/SharePointサイトコレクションレベルで、アップロード制限に関する設定が有効になっていないか確認します。
別のアップロード方法を試してみよう
Teamsのチャットで直接アップロードができない場合でも、ファイルを共有する別の方法はあります。急ぎの場合に試してみてください。
OneDriveに直接アップロードしてからリンクを共有しよう
Teamsのチャットではなく、直接OneDrive for Businessにファイルをアップロードしてから、そのファイルの共有リンクをTeamsチャットに貼り付ける方法です。これが最も確実な回避策となります。
OneDriveにアップロードしてリンクを共有する方法例
- ウェブブラウザで
portal.office.comにアクセスし、Microsoft 365アカウントでサインインします。 - 左側のメニューまたはアプリランチャーから「OneDrive」を選択します。
- OneDrive上で、ファイルをアップロードしたいフォルダに移動するか、新しいフォルダを作成します。
- 「アップロード」ボタンをクリックして、目的のファイルを選択しアップロードします。
- アップロードが完了したら、そのファイルの横にある「…(その他のオプション)」をクリックし、「共有」を選択します。
- 共有設定を確認し(リンクを知っているすべてのユーザー、特定のユーザーのみなど)、リンクをコピーしてTeamsチャットに貼り付けます。
Teamsの「ファイル」タブに直接アップロードしよう
もしファイルを共有したい相手が特定のチームにいるのであれば、そのチームの「ファイル」タブに直接ファイルをアップロードすることも可能です。チームのファイルはSharePointに保存されるため、チャットのOneDriveとは異なる経路でアップロードされることがあります。
チームのファイルタブにアップロードする方法例
- Teamsアプリの左側にある「チーム」アイコンをクリックします。
- ファイルを共有したいチームとチャネルを選択します。
- 上部のタブで「ファイル」タブをクリックします。
- 「アップロード」ボタンをクリックするか、ファイルを直接ドラッグ&ドロップしてアップロードします。
もし改善しない場合の最終手段
ここまでの方法を全て試してもTeamsでチャットへのファイルのアップロード中にエラーが続く場合、より専門的な調査が必要になるかもしれません。一人で抱え込まず、適切なサポートを求めましょう。
IT管理者に相談してみよう
あなたが企業や組織でTeamsを利用している場合、やはり社内のIT管理者やヘルプデスクに相談するのが最も確実です。この問題は、ネットワークインフラストラクチャ、ストレージの割り当て、あるいは組織のセキュリティポリシーに関わる可能性が高いため、IT管理者が関与する領域に原因があることが多いです。具体的な状況(ファイルの種類、サイズ、エラーメッセージ、試したことなど)を明確に伝えることで、スムーズなサポートを受けられるでしょう。
エラーメッセージが出たらメモしよう
ファイルのアップロード中に表示されるエラーメッセージは、問題解決の重要な手がかりになるため、スクリーンショットを撮るか、正確にメモを取っておきましょう。IT管理者やMicrosoftのサポートに問い合わせる際に非常に役立ちます。
Microsoftのサポート情報を確認しよう
Microsoftの公式サポートサイトには、TeamsやOneDriveのトラブルシューティングに関する詳細な情報が多数掲載されています。エラーコードや状況に応じて、関連するサポート記事を探してみるのも良いでしょう。ただし、専門的な内容も含まれるため、IT管理者への相談と並行して確認することをおすすめします。
ファイルアップロードエラーを解決し、スムーズな情報共有を!
Teamsでチャットへのファイルのアップロード中にエラーが発生する問題は、情報共有を滞らせ、業務に大きな影響を与えかねません。しかし、今回ご紹介した「インターネット接続の確認」「ファイル自体の問題確認」「PC/アプリの再起動」「キャッシュのクリア」「OneDriveの空き容量確認」といった簡単な対処法から、より専門的な「ファイアウォール/セキュリティソフトの設定見直し」「プロキシ/ネットワーク制限の確認」「IT管理者への相談」まで、様々な原因と改善方法があることをご理解いただけたかと思います。
多くの場合、ファイル自体の問題やTeamsアプリのキャッシュ、あるいはインターネット接続の不安定さが原因であることが多いため、まずはこれらの簡単な手順から試してみてください。それでも解決しない場合は、迷わずIT管理者に相談し、組織のネットワーク環境やMicrosoft 365のファイル共有ポリシーを確認してもらうのが最も確実な解決策となります。

