Teams | パソコンにTeamsを入れる方法は?
Microsoft Teams(以下、Teams)は、現代のビジネスコミュニケーションに欠かせないツールです。オンライン会議、チャット、ファイル共有、タスク管理など、チームでの共同作業を強力にサポートします。Teamsをパソコンで利用するには、専用のデスクトップアプリをインストールするのが最も推奨される方法です。Webブラウザ版に比べて機能が豊富で、通知機能も充実しており、より快適な利用体験が得られます。
Teamsアプリインストールの「基本のキ」を理解する
Teamsアプリのインストールは、大きく分けて二つの主要な方法があります。ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。
- 公式サイトから直接ダウンロードしてインストールする方法: これが最も一般的で、推奨される方法です。最新の安定版アプリを直接入手できます。
- Microsoft 365(旧Office 365)ポータルからダウンロードしてインストールする方法: 既にMicrosoft 365を契約している組織のユーザーの場合、ポータルサイトから他のOfficeアプリと合わせてダウンロードすることも可能です。
どちらの方法を選んでも、最終的にインストールされるTeamsアプリは同じです。
事前準備:スムーズなインストールのためのチェックリスト
インストールを始める前に、いくつか確認しておくとスムーズに進みます。
インターネット接続の確認
Teamsアプリのダウンロードには、安定したインターネット接続が必要です。Wi-Fi接続が不安定でないか、有線LANが接続されているかを確認しましょう。ダウンロード中に接続が切れると、最初からやり直しになる場合があります。
システム要件の確認
Teamsアプリは、WindowsとmacOSの両方に対応しています。お使いのOSのバージョンが、Teamsの最低システム要件を満たしているか確認しましょう。
- Windows: Windows 10以降(またはWindows 8.1 / Windows Server 2012 R2以降の特定のバージョンでも利用可能ですが、最新の機能はWindows 10以降で最適化されています。)
- macOS: macOS 10.15 Catalina以降(最新バージョンへのアップデートが推奨されます)
十分な空きディスク容量があるかも確認してください。通常、数GB程度の空き容量があれば問題ありません。
管理者権限の確認(一部の環境のみ)
会社のパソコンなど、セキュリティ設定が厳重な環境では、ソフトウェアのインストールに管理者権限が必要な場合があります。もし管理者権限がない場合、IT部門や情報システム担当者に相談してインストールを依頼するか、一時的な管理者権限を付与してもらう必要があります。個人のパソコンであれば、通常は問題ありません。
Microsoft 365アカウントの準備
Teamsを利用するには、Microsoftアカウント(個人用)または組織のMicrosoft 365アカウントが必要です。事前にアカウント情報(メールアドレスとパスワード)を準備しておきましょう。
最も一般的な方法:Teams公式サイトから直接ダウンロードしてインストールする
それでは、推奨される一般的なインストール方法をステップバイステップで解説します。
Teamsダウンロードページへアクセス
お使いのWebブラウザ(Google Chrome, Microsoft Edge, Safariなど)を開きます。
Microsoft Teamsの公式サイトのダウンロードページにアクセスします。
検索エンジンで「Teams ダウンロード」と検索するか、以下のURLを直接入力します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/download-app(日本語版)
Teamsデスクトップアプリのダウンロード
- ダウンロードページにアクセスすると、「デスクトップ版」と「モバイル版」のダウンロードオプションが表示されます。
- 「デスクトップに Teams をダウンロード」セクションを見つけ、「Teams をダウンロード」ボタンをクリックします。
- お使いのOS(Windows または Mac)が自動的に認識され、対応するインストーラーファイルがダウンロードされます。
- Windowsの場合、通常
Teams_windows_x64.exeやTeams_windows_x86.exeといったファイル名になります。(x64は64ビット版、x86は32ビット版を指します。最近のPCはほとんどが64ビット版です。) - Macの場合、通常
Teams_osx.pkgといったファイル名になります。
- Windowsの場合、通常
- ダウンロードが完了するまでしばらく待ちます。ファイルサイズは比較的小さいため、通常は数分で完了します。
インストーラーの実行(Windowsの場合)
- ダウンロードが完了したら、ブラウザのダウンロード履歴から、またはダウンロードしたフォルダ(通常は「ダウンロード」フォルダ)から、ダウンロードした
Teams_windows_x64.exe(またはx86.exe)ファイルをダブルクリックして実行します。 - 「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というユーザーアカウント制御(UAC)の警告が表示される場合があります。これは一般的なセキュリティ警告ですので、「はい」をクリックして実行を許可します。
- インストーラーが起動し、自動的にインストールが開始されます。Teamsは、通常、特別なインストールオプションや設定画面は表示されず、バックグラウンドでサイレントインストールされます。
- インストールが完了すると、Teamsアプリが自動的に起動します。デスクトップにショートカットが作成されたり、スタートメニューにアイコンが追加されたりします。
インストーラーの実行(Macの場合)
- ダウンロードが完了したら、ダウンロードした
Teams_osx.pkgファイルをダブルクリックして実行します。 - インストーラーのウィンドウが表示されます。「続ける」をクリックします。
- インストール先の選択画面が表示されます。通常はそのまま「続ける」で問題ありません。
- 「インストール」ボタンをクリックします。パスワードの入力が求められた場合は、Macのユーザーパスワードを入力してインストールを続行します。
- インストールが完了すると、「インストールが完了しました」というメッセージが表示されます。「閉じる」をクリックしてインストーラーを終了します。
- LaunchpadまたはアプリケーションフォルダからTeamsアプリを探して起動します。
Microsoft 365ポータルからダウンロードしてインストールする(組織ユーザー向け)
既にMicrosoft 365の契約があり、そのアカウントでTeamsを利用する場合、Microsoft 365ポータルからもダウンロードできます。
Microsoft 365ポータルにサインイン
- Webブラウザを開き、Microsoft 365のポータルサイト (https://www.google.com/search?q=portal.office.com) にアクセスします。
- ご自身の組織のMicrosoft 365アカウント(メールアドレスとパスワード)でサインインします。
Teamsアプリのダウンロードとインストール
- ポータルサイトのホーム画面または左側のアプリ一覧から「Teams」アイコンをクリックします。
- TeamsのWeb版が起動します。画面の左下、またはブラウザのアドレスバーの近くに「デスクトップアプリをダウンロード」といった案内が表示されることがあります。このリンクをクリックすると、デスクトップアプリのインストーラーがダウンロードされます。
- ダウンロードが完了したら、「3.3. インストーラーの実行」の手順に従ってインストールを進めます。
Teamsアプリへのサインインと初期設定
インストールが完了し、Teamsアプリが起動したら、いよいよサインインして利用を開始します。
Teamsアプリの起動とサインイン
- Teamsアプリを起動すると、サインイン画面が表示されます。
- 「メールアドレス、電話番号、またはSkype」の入力欄に、ご自身のMicrosoftアカウントまたは組織のMicrosoft 365アカウントのメールアドレスを入力します。
- 「サインイン」ボタンをクリックします。
- パスワードの入力が求められるので、パスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。
- 組織アカウントの場合、多要素認証(MFA)が設定されている場合は、スマートフォンアプリでの承認や認証コードの入力など、追加の認証が求められます。指示に従って認証を完了します。
初期設定(組織アカウントの場合)
- 組織のMicrosoft 365アカウントでサインインした場合、通常は自動的に所属している組織のTeams環境に接続されます。
- 初めてTeamsを利用する場合、簡単なチュートリアルが表示されたり、プロフィール写真の設定を促されたりすることがあります。これらはスキップしても構いません。
アプリの確認と基本操作
- サインインが完了すると、Teamsのホーム画面が表示されます。左側のメニューバーには、「アクティビティ」「チャット」「チーム」「カレンダー」「通話」「ファイル」などのアイコンが表示されているはずです。
- これで、Teamsデスクトップアプリのインストールとサインインは完了です。チャットを始めたり、チームに参加したり、会議をスケジュールしたりできるようになります。
トラブルシューティング:もしインストールやサインインでつまずいたら?
万が一、Teamsのインストールやサインインで問題が発生した場合、以下の点を確認してみてください。
インストールファイルが破損している可能性
ダウンロードしたインストーラーファイルが正しくダウンロードされなかった、または破損している可能性があります。一度ファイルを削除し、再度公式サイトからダウンロードし直してみてください。
インターネット接続の不安定さ
ダウンロード中やサインイン中にインターネット接続が途切れていないか、Wi-Fiの電波状況などを確認しましょう。有線LAN接続に切り替えるのも有効です。
管理者権限の不足(Windows/Mac)
企業で管理されているパソコンの場合、ソフトウェアのインストールに制限がかけられていることがあります。その場合は、IT部門や情報システム担当者に連絡し、インストールを依頼するか、一時的な権限付与を依頼してください。
セキュリティソフトの干渉
ご自身のパソコンにインストールされているセキュリティソフト(アンチウイルスソフト)が、Teamsのインストールをマルウェアなどと誤検知し、ブロックしている可能性があります。一時的にセキュリティソフトを無効にしてインストールを試すことも考えられますが、これはセキュリティリスクを伴うため、自己責任で行うか、IT管理者に相談してから実施してください。
Microsoft 365アカウントのパスワード誤りやロック
- サインインできない場合、入力したメールアドレスやパスワードが間違っている可能性があります。大文字・小文字、半角・全角などを確認し、正確に入力し直してください。
- パスワードを複数回間違えた場合、アカウントが一時的にロックされている可能性もあります。パスワードリセットの手続きを行うか、組織のIT管理者に問い合わせましょう。
Teamsのサービス障害
ごくまれに、Microsoft Teams側のサービスで一時的な障害が発生している場合があります。Microsoft 365のサービス稼働状況を示すWebページ(「Microsoft 365 Service Health Dashboard」などで検索)を確認し、障害情報が出ていないか確認してみてください。
ファイアウォールやプロキシの設定
企業ネットワーク内で、ファイアウォールやプロキシサーバーの設定が厳しいために、Teamsの通信がブロックされている可能性があります。IT管理者に相談し、Teamsが使用するポートやURLが許可されているか確認してもらう必要があります。
アプリのキャッシュクリアや再インストール
もし以前にTeamsをインストールしていて、不具合がある場合は、一度Teamsを完全にアンインストールし、関連するキャッシュデータも削除してから、再度インストールを試すことで問題が解決する場合があります。
- Windowsのアンインストール手順: コントロールパネルまたは設定アプリから「プログラムのアンインストール」を選択し、「Microsoft Teams」と「Teams Machine-Wide Installer」の両方をアンインストールします。その後、
%appdata%\Microsoft\Teamsフォルダを削除してキャッシュをクリアします。 - Macのアンインストール手順: アプリケーションフォルダからTeamsアプリをゴミ箱にドラッグします。その後、ユーザーのライブラリフォルダ内の関連ファイルを削除してキャッシュをクリアします。 (
~/Library/Application Support/Microsoft/Teamsなど)
Teamsアプリで快適なコミュニケーションを
Teamsデスクトップアプリをパソコンにインストールすることは、Teamsの機能を最大限に活用し、快適なオンラインコミュニケーションを実現するための第一歩です。Webブラウザ版に比べて、安定性、通知の確実性、マイクやカメラの制御、そしてMicrosoft 365の他のアプリケーションとの連携の深さにおいて優れています。
今回解説した手順に従えば、ほとんどの方がスムーズにインストールとサインインを完了できるはずです。万が一トラブルが発生した場合でも、それぞれの原因と対処法を理解していれば、冷静に対応し、IT管理者に的確な情報を提供することで、早期解決に繋がります。

