子供にエロ(アダルト)広告を見せたくない・広告を出させないようにする!やり方・完全版
お子さまがスマホやタブレットを使っているとき、ふと画面をのぞき込んだら、子どもにはまだ見せたくないような広告が表示されていて、ドキッとした経験はありませんか? どうしてこんな広告が表示されるのだろう、うちの子に限って大丈夫、と思いつつも、もしも何か影響があったら…と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、インターネットの世界には、大人の興味や関心に合わせて自動的に広告が表示される仕組みがたくさんあります。そのため、たとえ子どもが使っていても、意図せず不適切な広告が表示されてしまうことが珍しくありません。
まず知っておきたい!広告が表示される仕組みを優しく解説
お子さまがインターネットを使っているときに、どうして子どもにはふさわしくない広告が表示されてしまうんだろう…と、不思議に思ったことはありませんか? 私たちは、テレビ番組の間に流れるCMのように、インターネットの広告もランダムに表示されていると思いがちですが、実はそうではありません。多くの場合、私たちが普段どんなサイトを見たり、どんな言葉を検索したりしているかという情報をもとに、「あなたはこの広告に興味があるかもしれませんよ」と、自動的に表示されるようになっているのです。このような仕組みを理解することは、広告を効果的に減らすための第一歩となります。なぜなら、広告が表示される原因を知ることで、その原因を一つひとつ取り除くための具体的な対策が見えてくるからです。たとえば、過去に検索した内容が原因であれば、その情報を消去することで、関連する広告が表示されにくくなります。
あなたにぴったりの広告が届くカラクリとは?
- ウェブサイトの閲覧履歴: 私たちが過去に訪問したウェブサイトの情報が記録されています。たとえば、大人が興味を持つような特定のキーワードを検索したり、関連サイトを閲覧したりすると、その情報がブラウザに保存されます。広告配信システムは、この履歴を参照し、「この人は〇〇に興味があるようだ」と判断して、関連する広告を優先的に表示します。お子さまが保護者のスマートフォンやパソコンを使用する際、保護者の閲覧履歴から不適切な広告が表示される可能性があるのは、この仕組みが原因です。
- 検索キーワード: GoogleやYahoo!などの検索エンジンで入力したキーワードも、広告の表示に大きく影響します。たとえば、ある特定の商品の名前を検索すると、その後、その商品や類似商品の広告が頻繁に表示されるようになります。子どもがたまたま不適切なキーワードを入力してしまったり、大人が使ったキーワードが残っていたりすると、それが広告表示のきっかけになることがあります。
- クッキー(Cookie): ウェブサイトを訪問したときに、ウェブサイトが利用者のブラウザに一時的に保存する小さな情報ファイルのことです。このクッキーには、訪問履歴やログイン情報などが含まれており、これによりサイト側は利用者ごとに最適な情報を表示できるようになります。広告配信業者もこのクッキーを利用して、利用者の興味・関心に合わせた広告を配信しています。
- アプリの利用情報: スマートフォンやタブレットのアプリも、利用者の行動データを収集しています。たとえば、特定のジャンルのゲームアプリをよく遊んでいると、そのジャンルに関連する広告が表示されやすくなります。これは、アプリの利用規約でデータの収集・利用に同意していることが多いためです。
- 位置情報: 端末の位置情報も、広告配信に利用されることがあります。たとえば、特定の地域にあるお店の近くにいると、そのお店の広告が表示されることがあります。これは、地域密着型の広告を効果的に届けるための仕組みですが、これも利用者のプライバシーに関わる情報の一つです。
広告の種類を知っておくと対策しやすくなる
- バナー広告: ウェブサイトやアプリの画面の上下などに表示される、画像や動画の広告です。これは最も一般的な広告の一つで、子どもが見るウェブサイトやゲームアプリにもよく表示されます。
- ポップアップ広告: ウェブサイトを閲覧中に、突然画面全体や一部に表示される広告です。誤ってタップしてしまうことも多く、子どもが意図せず別のウェブサイトに誘導されてしまう原因になることがあります。
- 動画広告: YouTubeなどの動画サイトで、動画の再生前や再生中に流れる広告です。動画の内容に関連した広告が表示されることが多いですが、意図しない内容の広告が表示されることもあります。
- インフィード広告: SNSやニュースサイトなどで、投稿や記事の間に自然な形で挿入される広告です。一見すると普通の投稿のように見えるため、広告だと気づきにくいのが特徴です。
- リターゲティング広告: 一度特定のウェブサイトを訪問したことがある利用者に対して、別のサイトを閲覧しているときでも同じ商品の広告を表示するものです。これは、購入を検討している利用者に再度アプローチするための広告手法です。
子どもに広告を見せないための基本的な考え方
- まずは原因を探る: どんなウェブサイトやアプリを使っているときに広告が表示されるのか、まずは注意深く観察してみましょう。原因が分かれば、対策を講じやすくなります。
- 情報源を断つ: 広告が表示される原因となる、閲覧履歴や検索履歴、クッキーなどの情報を定期的に削除することが基本的な対策です。これにより、広告配信システムが利用者の興味・関心を把握しにくくなります。
- フィルタリング機能を活用する: 多くのスマートフォンやパソコンには、不適切なコンテンツをブロックする「フィルタリング機能」が備わっています。これを活用することで、ウェブサイトやアプリ自体を制限し、不適切な広告が表示される機会を減らすことができます。
- 専用のツールを使う: 広告をブロックするためのアプリやブラウザを利用することも有効な手段です。これにより、ウェブサイトやアプリに表示される広告を根本から非表示にできます。
- 子どもとの対話: 最も大切なのは、広告がなぜ表示されるのか、なぜ不適切な広告を見てはいけないのかを、お子さまと一緒に話し合うことです。デジタルリテラシーを高めることで、子ども自身が危険を回避できるようになります。
知らず知らずのうちに情報が収集されている現実
- 個人情報の提供: アプリをインストールする際やウェブサイトに登録する際に、「利用規約」や「プライバシーポリシー」に同意することが求められます。ここに、個人情報や行動データの収集・利用について記載されていることがほとんどです。私たちが何気なく同意していることが、広告配信につながっているのです。
- 連携サービスの利用: SNSのアカウントを使って他のサービスにログインする際、そのサービスがSNS上の情報(友達リストや「いいね」した内容など)を取得することに同意している場合があります。これも、広告配信の精度を高めるために利用されることがあります。
- デバイス情報: 使用しているスマートフォンの機種やOSのバージョン、位置情報なども、広告配信システムに利用されることがあります。これらの情報は、特定の地域や特定の層に絞って広告を配信するために使われます。
- データ連携の仕組み: 複数のウェブサイトやアプリ間で、利用者の行動データが連携されることもあります。これにより、あるサイトで見た商品の広告が、別のサイトやアプリでも表示される、ということが起こります。これは、広告配信業者が複数のサイトと連携してデータを共有しているためです。
- プライバシー設定の重要性: これらの情報収集を完全に防ぐことは難しいですが、スマートフォンの設定やアプリの設定から、できる限り個人情報の収集を制限することは可能です。次の章以降で、具体的な設定方法についても詳しくお話ししていきます。
広告を完全に消すことはできる?
- 難しい理由: 結論から言うと、インターネット上の広告を完全にゼロにすることは非常に難しいです。多くのウェブサイトやサービスは、広告収入によって運営されています。そのため、完全に広告を非表示にすると、そのサービス自体が成り立たなくなってしまうからです。
- 目指すべきは「不適切な広告を減らすこと」: 私たちが目指すべきなのは、「すべての広告を消すこと」ではなく、「子どもにとって不適切な広告をできる限り減らすこと」です。
- 広告のフィルタリング: 広告ブロックアプリやブラウザの機能を使えば、多くの広告を非表示にできます。特に、迷惑なポップアップ広告や、不適切な内容の広告は効果的にブロックできます。
- 広告配信設定の変更: GoogleやSNSなど、主要なサービスでは、利用者の興味・関心に基づいた広告表示をある程度コントロールできる設定が用意されています。これにより、不適切な広告が表示されにくくなります。
- 複数の対策を組み合わせる: 一つの対策だけで完璧に広告を消すことはできませんが、いくつかの対策を組み合わせることで、効果を最大限に高めることができます。この後お話しするさまざまな方法を試して、ご家庭に合った対策を見つけてください。
一番手軽で簡単!広告をブロックするアプリや機能の活用方法
お子さまがインターネットに触れる機会が増える中で、やはり一番手軽に、そしてすぐに効果を実感できるのが、広告をブロックするアプリやブラウザの機能を使う方法です。新しい設定をいくつも覚えたり、難しい操作をしたりする必要がないので、パソコンやスマホの操作が苦手な方でも安心して取り組むことができます。こうしたアプリや機能は、ウェブサイトを開いたときに表示されるバナー広告や、画面全体に広がるポップアップ広告などを、自動的に非表示にしてくれます。これにより、不意に不適切な広告が目に飛び込んでくる可能性がぐっと減り、お子さまがインターネットをより安心して楽しめる環境を整えることができます。
広告ブロックアプリ(AdBlocker)の選び方
- 無料か有料か: 無料のアプリでも、基本的な広告ブロック機能は十分果たせます。しかし、有料のアプリは、より強力なフィルタリング機能や、特定のアプリ内の広告をブロックする機能、悪意のあるサイトへのアクセスを防ぐセキュリティ機能などが充実していることが多いです。
- 対応OS: スマートフォンはiOSとAndroidで、パソコンはWindowsとMacで、それぞれ利用できるアプリが異なります。ご自身が使っている端末のOSに対応しているか、必ず確認しましょう。
- ブラウザとの連携: 広告ブロックアプリには、ブラウザの機能として追加する「拡張機能」タイプと、端末全体に影響を与える「システムワイド」タイプがあります。後者のタイプは、ブラウザだけでなく、アプリ内の広告もブロックできる場合があります。
- 使いやすさ: 設定が複雑だと、途中で挫折してしまうかもしれません。アプリをインストールするだけで基本的な機能が使えるものや、シンプルで分かりやすいインターフェースのものを選ぶと良いでしょう。
- レビューや評判: アプリストアのレビューや、専門のウェブサイトでの評価を参考にしましょう。多くのユーザーが使っていて、良い評価を得ているアプリは、信頼性が高いと言えます。
無料で使えるおすすめの広告ブロックアプリ
- AdGuard: iOSとAndroidの両方に対応しており、ブラウザの広告だけでなく、多くのアプリ内の広告もブロックできるのが特徴です。無料版でも十分な機能を持っていますが、有料版にするとさらに詳細な設定やセキュリティ機能が利用できます。
- Brave: 広告を自動的にブロックしてくれる、高性能なブラウザです。このブラウザ自体が広告ブロック機能を持っているため、別途アプリをインストールする必要がありません。高速なウェブサイトの表示も魅力の一つです。
- Firefox Focus: プライバシー保護に特化したブラウザで、デフォルトでトラッカー(追跡機能)や広告をブロックしてくれます。一時的なウェブサイトの閲覧や、お子さまに一時的にスマホを貸す際などにとても便利です。
- Opera: このブラウザにも、広告ブロック機能が標準で搭載されています。設定から簡単にオン・オフを切り替えることができ、使いやすさが魅力です。
- Ghostery: 主に追跡型の広告(リターゲティング広告など)やトラッカーをブロックする拡張機能です。どの広告主が自分のデータを追跡しているのかを可視化する機能も持っています。
有料でより強力に広告をブロックするアプリ
- AdGuard Pro: 無料版よりもさらに強力なブロック機能と、独自のフィルタリング設定が可能です。DNSフィルタリング機能を利用することで、より多くの広告を根本からブロックし、セキュリティも向上させることができます。
- 1Blocker: iOS専用の広告ブロックアプリです。広告だけでなく、SNSのボタンやウェブサイトの追跡機能など、さまざまな要素を個別にブロックできるのが特徴です。有料版では、より多くのカスタマイズが可能になります。
- NextDNS: これは厳密には広告ブロックアプリとは少し異なりますが、DNS(ドメインネームシステム)というインターネットの仕組みを利用して、広告や悪意のあるサイトへのアクセスをブロックするサービスです。複数のデバイスで設定を共有できるため、家庭内のすべての端末を一括で保護するのに便利です。
- 有料ブラウザ: SafariやChromeなどの主要ブラウザの有料版や、プライバシー保護に特化した有料ブラウザも存在します。これらは広告ブロックだけでなく、VPN機能(インターネット上の通信を暗号化する機能)や、個人情報保護のための機能も備えていることが多いです。
- セキュリティソフトの機能: ウイルス対策ソフトや総合的なセキュリティソフトには、ウェブサイトの広告や不正なポップアップをブロックする機能が搭載されているものがあります。こうしたソフトを導入することで、広告対策だけでなく、総合的なセキュリティ対策も同時に行えます。
ブラウザの拡張機能として広告ブロック機能を使う
- Google Chromeの拡張機能: Chromeのウェブストアには、「AdBlock」「AdBlock Plus」など、数多くの広告ブロック拡張機能があります。これらをインストールするだけで、Chromeでのウェブサイト閲覧時の広告を非表示にできます。
- Firefoxの拡張機能: Firefoxも同様に、独自の拡張機能ストアを持っており、広告ブロック機能を追加できます。Mozilla(Firefoxの開発元)が推奨する拡張機能を選ぶと、より安心して利用できます。
- Microsoft Edgeの拡張機能: EdgeもChromeと同じ拡張機能ストアを利用できるため、Chromeと同じ広告ブロック拡張機能をインストールできます。
- 注意点: 拡張機能は、ブラウザの性能を少し遅くする可能性があることや、まれにウェブサイトの表示を崩してしまうことがあります。また、拡張機能が端末の情報を収集する可能性もゼロではありませんので、信頼できる提供元からインストールすることが大切です。
- Safariのコンテンツブロッカー: iPhoneやiPadのSafariには、「コンテンツブロッカー」という広告ブロック機能があります。設定から有効にすることで、特定の広告ブロックアプリと連携して、Safari上での広告表示を制限できます。
広告ブロックアプリのメリットとデメリット
メリット
- 手軽さ: 多くのアプリはインストールするだけで効果を発揮します。
- 快適な閲覧: 広告がなくなることで、ウェブサイトの表示速度が速くなり、画面が見やすくなります。
- 安心感: 不適切な広告が表示されなくなることで、お子さまが誤ってタップしてしまうリスクを減らせます。
- バッテリー節約: 広告の読み込みがなくなるため、バッテリーの消費を抑えられる効果もあります。
- セキュリティ向上: 悪意のある広告やポップアップをブロックすることで、不正なウェブサイトへのアクセスを防げます。
デメリット
- ウェブサイトの表示崩れ: 一部のウェブサイトでは、広告が非表示になることで、レイアウトが崩れてしまったり、特定の機能が使えなくなったりすることがあります。
- アプリ内広告のブロックの限界: 一部のアプリ内広告は、ブラウザの広告と異なり、ブロックするのが難しい場合があります。
- 無料アプリの安全性: 中には、個人情報を収集する悪質なアプリも存在するため、信頼できるものを選ぶ必要があります。
- 有料アプリの費用: 高機能なアプリは月額や年額の費用がかかります。
- ウェブサイト運営者への影響: 多くのウェブサイトは広告収入で運営されているため、広告をブロックすることで、応援したいサイトの収益を減らしてしまうことになります。
ブラウザを変えるだけで広告は減らせる?おすすめの選び方
「広告をブロックするアプリを入れるのは少し面倒だな…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方におすすめなのが、そもそも広告をブロックする機能があらかじめ備わっているブラウザを使う方法です。お子さまが普段使っているブラウザを、そうした機能を持つものに切り替えるだけで、手間をかけずに不適切な広告が表示されにくくなります。特に、スマホやタブレットを新しく購入したときなど、最初に設定するブラウザを変えるだけで、その後のネット利用がぐっと安心できるものになるでしょう。こうしたブラウザは、広告を非表示にするだけでなく、利用者のプライバシー保護に力を入れているものが多いため、お子さまがインターネットの世界で安心して過ごすための大きな味方になってくれます。
この見出しでは、広告ブロック機能が標準で搭載されているおすすめのブラウザをいくつかご紹介します。それぞれの特徴を比較して、ご家庭にぴったりのブラウザを見つけてみてくださいね。
広告ブロック機能付きブラウザのメリットとデメリット
メリット
- 手軽さ: アプリを追加でインストールする必要がなく、ブラウザをダウンロードして使うだけで広告ブロックが始まります。
- パフォーマンス向上: ブラウザ自体が広告をブロックするため、ウェブサイトの読み込みが速くなり、サクサクと快適にウェブサイトを閲覧できます。
- セキュリティ強化: 多くのブラウザは、悪意のあるウェブサイトや追跡型の広告もブロックしてくれるため、セキュリティ面でも安心です。
- 統一された体験: どのウェブサイトを見ても同じように広告がブロックされるため、一貫した利用体験が得られます。
- バッテリーの節約: 広告のデータ通信や読み込みがなくなるため、スマートフォンのバッテリー消費を抑える効果が期待できます。
デメリット
- 機能の制限: ブラウザによっては、広告ブロックのカスタマイズができなかったり、一部のウェブサイトで機能がうまく動作しなかったりすることがあります。
- 慣れが必要: 長年使い慣れたブラウザから切り替える場合、新しいブラウザの操作方法に慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
- ウェブサイトの表示崩れ: まれに、広告が非表示になることで、ウェブサイトのレイアウトが崩れたり、画像が表示されなくなったりすることがあります。
- 全ての広告は消せない: アプリ内の広告など、ブラウザの外で表示される広告はブロックできない場合があります。
- ウェブサイト運営者への影響: 広告収入で運営されているサイトの収益が減ることで、そのサイトの運営が難しくなる可能性があります。
無料で使える広告ブロック機能付きブラウザ
- Brave: 広告だけでなく、追跡機能も自動的にブロックしてくれる、プライバシー保護に特化したブラウザです。高速なウェブサイト表示が最大の魅力で、バッテリー消費も抑えられます。
- Firefox Focus: 履歴やクッキーなどを自動的に削除する機能があり、一時的なウェブサイト閲覧に非常に便利です。広告やトラッカーをブロックし、プライバシーをしっかり守りたい方におすすめです。
- Opera: 広告ブロック機能が標準搭載されており、ワンクリックで有効化できます。VPN機能も無料で使えるため、公共のWi-Fiなどを利用する際にも安心です。
- DuckDuckGo: 検索エンジンとしても有名なDuckDuckGoは、プライバシーを最優先にしたブラウザも提供しています。広告をブロックし、ウェブサイトの追跡から身を守ることができます。
- Vivaldi: 細かいカスタマイズが可能なブラウザで、広告ブロック機能も標準で搭載されています。タブの管理やメモ機能など、便利な機能もたくさんあります。
有料サービスを組み合わせる場合のブラウザ活用法
- Safariとコンテンツブロッカー: iPhoneやiPadの標準ブラウザであるSafariは、専用の「コンテンツブロッカー」アプリと組み合わせることで、強力な広告ブロック機能を追加できます。App Storeで提供されている有料のコンテンツブロッカーアプリをインストールし、Safariの設定から有効化することで、Safari上での広告表示を制限できます。
- Chromeと拡張機能: Google Chromeは、広告ブロック機能が標準では搭載されていませんが、豊富な拡張機能を利用することで、自分好みの広告ブロック環境を構築できます。有料の広告ブロック拡張機能も存在し、より詳細な設定や強力なフィルタリングが可能です。
- プライバシー保護に特化した有料ブラウザ: 「Ghostery」など、プライバシー保護に特化した有料のブラウザも存在します。これらのブラウザは、広告ブロックだけでなく、ウェブサイトの追跡を阻止したり、個人情報漏洩を防いだりする機能が充実しています。
- VPNサービスとの連携: 有料のVPNサービスには、広告ブロック機能が含まれているものが多くあります。VPNアプリをインストールすると、ブラウザの種類に関わらず、端末全体の広告や追跡をブロックできるようになります。
- セキュリティソフトとの連携: ウイルス対策ソフトや総合セキュリティソフトには、安全なブラウジングを支援する機能が搭載されているものがあります。これにより、ブラウザに特別な設定を加えなくても、広告や不正なウェブサイトから保護されます。
子どもが使うブラウザを設定するときの注意点
- アカウントの使い分け: お子さまが使うスマートフォンやタブレットに、保護者の方のGoogleアカウントやApple IDを共有している場合、保護者の閲覧履歴や検索履歴がお子さまのブラウザに影響する可能性があります。できる限り、お子さま専用のアカウントを作成し、ブラウザも個別に設定することをおすすめします。
- プライバシー設定の確認: ブラウザには、プライバシー保護のための設定がたくさんあります。「追跡をしない」設定や、「サードパーティのクッキーをブロックする」設定などを有効にすることで、広告の表示をさらに減らすことができます。
- 子ども向けブラウザの活用: 「Yahoo!きっず」など、子ども向けのウェブサイトやサービスは、不適切な広告が表示されにくいように配慮されています。こうしたサービスを積極的に利用することで、安全なネット環境を保てます。
- パスワードの設定: ブラウザの履歴や設定が勝手に変更されないよう、お子さまがブラウザの設定画面を触れないように、パスワードなどで保護することも大切です。
- 定期的なメンテナンス: どんなに良いブラウザを使っていても、ウェブサイトの閲覧履歴やキャッシュ、クッキーは溜まっていきます。これらを定期的に削除することで、広告の表示をリフレッシュし、効果を持続させることができます。
広告ブロックブラウザに切り替える際の家族への伝え方
- まずはメリットから: 「このブラウザにすると、ゲームの広告が早く終わるんだよ」「ウェブサイトがもっとサクサク見れるようになるよ」と、お子さまにとってのメリットを伝えてあげると、納得しやすくなります。
- 安全を伝える: 「変な広告が表示されなくなるから、安心してインターネットを楽しめるようになるんだよ」と、お子さまの安全を守るためであることを伝えます。
- 一緒に設定する: 一緒に新しいブラウザをダウンロードし、使い方を教えてあげることで、お子さまも新しいブラウザに親しみを感じやすくなります。
- 質問に答える: 「なんでこのブラウザじゃないといけないの?」と聞かれたら、誠実に答えてあげましょう。「大人の世界には、子どもにはまだ見せたくない広告がたくさんあるから、お父さんやお母さんが守ってあげたいんだ」と伝えると、理解を深めてくれます。
- コミュニケーションを大切に: ブラウザを切り替えるだけでなく、日頃からインターネットの使い方について家族で話し合う時間を設けることが大切です。「もし変な広告が出てきたら、すぐに教えてね」と約束しておくことで、いざというときに助けを求めやすくなります。
スマホやタブレットの設定で広告表示をコントロールする方法
「アプリを新しく入れるのは抵抗があるし、ブラウザを変えるのもちょっと…」という方でも、ご安心ください。実は、今お使いのスマホやタブレットそのものに備わっている設定機能を使って、広告の表示をコントロールすることができます。これは、端末のシステムレベルで広告の表示を制限する設定なので、効果が非常に高い場合が多いです。iOS(iPhoneやiPad)やAndroidの端末には、利用者のプライバシーを保護するための機能がたくさんあり、その中には広告配信に関わる設定も含まれています。これらの設定を少し見直すだけで、不適切な広告が表示される可能性をぐっと減らすことができるんですよ。
この見出しでは、難しい言葉は使わず、誰でもすぐにマネできるような、具体的な設定方法を、iPhoneとAndroidに分けてお話ししていきます。
iPhoneやiPadでできる広告対策設定
追跡型広告の制限
- 「設定」アプリを開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
- 「Appleの広告」をタップし、「パーソナライズされた広告」をオフにします。 この設定をオフにすることで、Appleが提供する広告サービスにおいて、あなたの興味・関心に基づいた広告が表示されにくくなります。
アプリの追跡を許可しない
- 「設定」アプリを開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
- 「トラッキング」をタップし、「Appからのトラッキング要求を許可」をオフにします。 この設定をオフにすると、アプリが他のアプリやウェブサイトをまたいであなたの行動を追跡することができなくなり、追跡型の広告が表示されにくくなります。
Safariの広告ブロック機能
- 「設定」アプリを開きます。
- 「Safari」をタップします。
- 「コンテンツブロッカー」の項目で、対応するアプリ(App Storeからダウンロード)を有効にします。
- また、「ポップアップブロック」をオンにすることで、ポップアップ広告が表示されなくなります。
DNS設定の変更
- 「設定」アプリを開きます。
- 「Wi-Fi」をタップし、接続中のWi-Fiネットワークの「i」マークをタップします。
- 「DNSを構成」をタップし、「手動」を選択します。
- 「サーバを追加」から、広告ブロック機能を持つDNSサーバ(例:AdGuard DNSなど)のアドレスを入力します。 この設定は少し専門的ですが、Wi-Fiに接続しているすべての端末で広告をブロックする効果があります。
プライバシーレポートの活用
- 「設定」アプリを開きます。
- 「Safari」をタップします。
- 「プライバシーレポート」をオンにすると、ウェブサイトがどれくらいのトラッカー(追跡機能)をブロックしたかを確認できます。
Androidでできる広告対策設定
広告IDのリセット
- 「設定」アプリを開きます。
- 「Google」をタップします。
- 「広告」をタップします。
- 「広告IDをリセット」を選択します。 広告IDは、利用者の興味・関心に基づいて広告を配信するための識別子です。これをリセットすることで、過去の行動に基づいた広告が表示されにくくなります。
広告のパーソナライズを無効にする
- 「設定」アプリを開きます。
- 「Google」をタップします。
- 「広告」をタップします。
- 「広告のパーソナライズを無効にする」をオンにします。 この設定をオンにすることで、Googleの広告サービスにおいて、利用者の興味・関心に基づいた広告の表示を制限できます。
Chromeのプライバシー設定
- Chromeアプリを開きます。
- 右上の三つの点をタップし、「設定」を開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
- 「トラッキング拒否」をオンにしたり、「サイト設定」から「ポップアップとリダイレクト」をブロックしたりすることで、広告を制限できます。
DNS設定の変更
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ネットワークとインターネット」をタップします。
- 「プライベートDNS」をタップします。
- 「プライベートDNSプロバイダのホスト名」を選択し、広告ブロック機能を持つDNSサーバのアドレス(例:dns.adguard.com)を入力します。 この設定は、Wi-Fiだけでなくモバイルデータ通信時にも広告をブロックできるため、非常に効果的です。
アプリごとの権限設定
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリ」をタップし、広告が多いと感じるアプリを選択します。
- 「権限」や「モバイルデータとWi-Fi」などの項目を確認し、不要な権限やバックグラウンドでのデータ通信を制限することで、広告の表示を減らせる場合があります。
アカウント設定を見直して広告をコントロール
Googleアカウントの広告設定
- Googleアカウントの「広告設定」ページにアクセスします。
- 「広告のパーソナライズ」をオフにします。
- これにより、Googleのさまざまなサービス(YouTube、Gmail、検索など)で表示される広告が、あなたの興味・関心に基づいたものではなくなります。
SNSの広告設定
- Facebook、Instagram、X(旧Twitter)などのSNSには、それぞれ広告設定の項目があります。
- これらの設定から、「興味・関心」に基づく広告をオフにしたり、特定の広告主からの広告を非表示にしたりできます。
AmazonなどのECサイト
- AmazonなどのECサイトでも、閲覧履歴や購入履歴に基づいた広告が表示されます。
- アカウントの設定から、広告のパーソナライズを無効にする設定が用意されている場合があります。
Yahoo! JAPANの広告設定
- Yahoo! JAPANのアカウント設定にも、広告表示をコントロールする項目があります。
- 「プライバシー」や「広告設定」の項目から、行動履歴に基づいた広告を制限できます。
子ども専用アカウントの利用
- もし可能であれば、お子さま専用のGoogleアカウントやApple IDを作成し、親のアカウントとは切り離して利用することをおすすめします。
- これにより、親の閲覧履歴や興味・関心が、お子さまに表示される広告に影響を与えるのを防ぐことができます。
端末設定を子どもが勝手に変えないための工夫
スクリーンタイム(iPhone/iPad)
- 「設定」アプリを開きます。
- 「スクリーンタイム」をタップします。
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにし、パスコードを設定します。
- これにより、アプリのインストールや削除、プライバシー設定の変更などをパスコードなしでは行えなくすることができます。
デジタルウェルビーイング(Android)
- 「設定」アプリを開きます。
- 「デジタルウェルビーイングと保護者による使用制限」をタップします。
- これにより、アプリの利用時間を制限したり、保護者による使用制限を設定したりできます。
パスワードや指紋認証の設定
端末のロック解除だけでなく、アプリのインストールや設定変更にもパスワードや指紋認証を求める設定をしておくことで、子どもが勝手に設定を変えることを防げます。
子どもに設定の重要性を伝える
- なぜこれらの設定が必要なのか、子どもに分かりやすく説明してあげることが大切です。
- 「この設定をしておけば、安心してゲームや動画を見られるんだよ」と、ポジティブな理由を伝えてあげると、子どもも納得しやすくなります。
定期的な確認
- 子どもが端末を使う環境を、定期的に見直すことも大切です。
- 新しいアプリをインストールした際は、そのアプリの権限設定などを一緒に確認してあげましょう。
端末の設定変更で知っておきたいこと
- すべての広告は消せない: 端末の設定変更だけでは、ウェブサイトやアプリ内のすべての広告を消すことはできません。しかし、ターゲティング広告(利用者の興味・関心に基づいた広告)は大幅に減らすことができます。
- 設定の場所: Androidは機種やOSのバージョンによって設定画面の表記や場所が異なる場合があります。見つからない場合は、設定画面の検索機能を利用してみましょう。
- 親子のコミュニケーション: 設定変更は一時的な対策に過ぎません。最も大切なのは、なぜこれらの設定が必要なのかを子どもに伝え、一緒にインターネットの使い方について話し合うことです。
- フィルタリングサービスとの併用: キャリアが提供しているフィルタリングサービスと組み合わせることで、より強固な保護が可能になります。端末の設定変更は、そうしたサービスを補完する役割として考えるのが良いでしょう。
- 誤って重要な設定を変えないように: 端末の設定は、広告対策以外にも多くの重要な項目が含まれています。不明な設定はむやみに変更せず、もし分からないことがあれば、詳しい人に相談するか、インターネットで正しい情報を調べてから変更するようにしましょう。
ゲームアプリ内の広告を減らすにはどうしたらいい?
お子さまが夢中になって遊んでいるゲームアプリ。無料のアプリの多くは、途中で広告が表示されることで収益を得ています。しかし、その広告がお子さまには不適切な内容だったり、ゲームのプレイを妨げるようなものだったりすると、親としてはとても心配になりますよね。アプリの広告は、ウェブサイトの広告とは少し違った仕組みで表示されるため、ブラウザの広告ブロック機能だけでは対応できないことも多いです。でも、ご安心ください。ゲームアプリ内の広告を減らすための、いくつか有効な方法があります。
アプリ内の広告表示の仕組みと種類
- バナー広告: ゲーム画面の上下などに表示される、小さな画像や動画の広告です。ゲームをプレイしている間、常に表示されていることが多いです。
- インタースティシャル広告: ゲームのステージをクリアしたときや、ゲームを一時停止したときなど、画面全体に表示される広告です。広告を閉じるまで、ゲームを再開できません。
- リワード広告: 広告を見ると、ゲーム内のアイテムやコインがもらえる広告です。お子さまが自ら広告を見てしまう可能性があるため、注意が必要です。
- ネイティブ広告: ゲームの世界観に溶け込むようにデザインされた広告です。一見するとゲームのアイテムのように見えるため、広告だと気づきにくいのが特徴です。
- 動画広告: ゲームの起動時や特定の場面で流れる動画広告です。スキップできるものもありますが、最後まで見ないと先に進めないものもあります。
アプリの広告を減らすための無料の工夫
- 機内モードにする: Wi-Fiやモバイルデータ通信を切って、機内モードにすることで、広告の読み込みを防ぐことができます。多くのオフラインで遊べるゲームアプリでは、この方法が有効です。ただし、オンラインでの対戦や、データ通信が必要なゲームでは使えません。
- ゲームをダウンロードしてオフラインで遊ぶ: インターネット接続が必須ではないゲームアプリは、あらかじめダウンロードしておき、Wi-Fi環境のない場所で遊ばせることで、広告が表示されるのを防げます。
- DNS設定を変更する: 前述したように、端末のDNS設定を広告ブロック機能付きのDNSサーバに変更することで、Wi-Fiやモバイルデータ通信を利用している場合でも、アプリ内の広告をブロックできる場合があります。
- フィルタリングアプリの活用: フィルタリングアプリの中には、特定のアプリ内の広告をブロックできる機能を持つものがあります。こうしたアプリを活用することで、ゲーム内の広告を制限できます。
- ゲームのレビューを確認する: アプリをダウンロードする前に、レビューをチェックしましょう。「広告が多い」と書かれているアプリは避ける、というのも一つの手です。
有料版にアップグレードするという選択肢
- 広告非表示の有料オプション: 多くの無料ゲームアプリには、「広告を非表示にする」ための有料オプションが用意されています。これは、数百円から数千円程度の一回限りの支払いで、永久に広告を非表示にできる場合が多いです。
- ゲームの有料版を購入する: 無料版とは別に、最初から広告が表示されない有料版のゲームが販売されていることもあります。お子さまがそのゲームを本当に好きで、長く遊びそうであれば、最初から有料版を購入するのも良い選択です。
- サブスクリプション(月額課金): 一部のゲームは、月額課金で広告を非表示にしたり、特別なアイテムを手に入れたりできるサービスを提供しています。これは毎月費用がかかるため、ご家庭の予算と相談しながら検討しましょう。
- メリットとデメリット:
- メリット:
- 広告が一切表示されなくなるため、不適切な広告の心配がなくなります。
- ゲームのプレイが中断されず、快適に遊べます。
- ゲームによっては、追加の特典が得られることもあります。
- デメリット:
- 費用がかかります。
- お金を払っても、一部の広告(特にリワード広告)は表示されることがあります。
- メリット:
- お金を払うことの学び: 「広告を消すためにお金を払う」という経験は、お金とサービスの価値について、お子さまと一緒に考える良い機会になるかもしれません。
子どもとゲームアプリのルールを決める
- ゲームのダウンロードは親と一緒に行う: 勝手に知らないゲームをダウンロードしないよう、ルールを決めておきましょう。新しいゲームをダウンロードしたいときは、必ず親に相談する、という約束をすることで、不適切なゲームや広告の多いゲームを未然に防げます。
- アプリの権限を確認する: アプリをインストールする際、「カメラへのアクセス」「位置情報」など、不必要な権限を要求していないか、親子で一緒に確認する習慣をつけましょう。
- アプリ内課金の制限: 意図しない有料版の購入や、課金を防ぐために、スマートフォンの設定で「アプリ内課金」を制限しておきましょう。
- アプリの利用時間制限: ゲームに夢中になりすぎないよう、利用時間を決めておくことも大切です。スクリーンタイム(iPhone)やデジタルウェルビーイング(Android)などの機能を活用しましょう。
- 広告が出たらどうするかを話し合う: 「もしゲーム中に変な広告が出てきたら、すぐに画面を閉じて、お父さんやお母さんに教えてね」と、具体的な行動を約束しておくことで、お子さまも安心してゲームを続けられます。
広告非表示設定の落とし穴と注意点
- アプリの更新で設定がリセットされる: アプリがアップデートされると、広告非表示の設定がリセットされてしまうことがあります。定期的に設定が維持されているか確認しましょう。
- ゲームの運営者への配慮: 広告は、多くのゲームアプリの運営者が開発費用をまかなうための大切な収入源です。もしお子さまが本当に気に入っているゲームであれば、有料版の購入を検討するなど、応援する気持ちも大切です。
- 全ての広告は消せない: アプリ内広告の中には、アプリのシステムに深く組み込まれており、広告ブロックアプリでも消せないものがあります。
- 広告ブロックアプリの限界: アプリによっては、広告ブロックアプリを検出して、起動させないようにするものもあります。
- 新しいゲームアプリを探す: どうしても広告が多すぎる、不適切な広告が頻繁に表示される、という場合は、広告が少ない、もしくは最初から有料で広告のない、安全なゲームを探してみるのも一つの解決策です。
子どもが使うYouTubeの広告を上手に管理するやり方
今や、多くのお子さまがYouTubeを楽しんでいます。教育的な動画や楽しいアニメなど、子どもにとって有益なコンテンツがたくさんある一方で、動画の再生前や途中に流れる広告が、子どもには見せたくない内容であることも少なくありません。ウェブサイトの広告と同じく、YouTubeの広告も、視聴履歴や検索履歴に基づいて表示されることが多いため、親の利用状況が子どもの広告に影響してしまうこともあります。しかし、YouTubeにも、お子さまの利用環境を安全に保つための設定や機能が用意されています。
この見出しでは、無料でできる対策から、月額料金を支払うことで広告を完全に非表示にできるサービスまで、YouTubeの広告を上手に管理するための具体的な方法を、一つひとつ丁寧にご紹介します。
YouTubeの広告が表示される仕組みと種類
- インストリーム広告: 動画の再生前や再生中に流れる動画広告です。数秒後にスキップできるものもあれば、最後まで見ないと次の動画に進めないものもあります。
- バンパー広告: 6秒以内の短いインストリーム広告で、スキップすることはできません。
- オーバーレイ広告: 動画を再生中に、動画の下部に表示される画像やテキストの広告です。
- ディスプレイ広告: 動画の右側など、画面の特定の場所に表示される広告です。
- ターゲティング広告: 視聴履歴や検索履歴、登録チャンネルなどの情報に基づいて、個人の興味・関心に合わせた広告が表示される仕組みです。
無料でできるYouTube広告対策の基本
YouTube Kidsの利用
- YouTubeが公式に提供している、子ども向けのアプリです。
- 年齢に合わせたコンテンツが厳選されており、不適切な動画や広告が表示されるリスクが大幅に減ります。
- ペアレンタルコントロール機能も充実しており、視聴時間制限や、視聴履歴の確認などが可能です。
アカウントを使い分ける
- お子さま専用のGoogleアカウントを作成し、そのアカウントでYouTubeを利用させましょう。
- これにより、親の視聴履歴が子どもの広告に影響するのを防ぐことができます。
シークレットモード(プライベートブラウジング)
ブラウザのシークレットモードでYouTubeを視聴することで、視聴履歴が残らず、ターゲティング広告が表示されにくくなります。
再生リストを活用する:
お子さまに見せたい動画だけを集めた再生リストを作成し、そのリストを再生させることで、意図しない動画や広告が表示されるのを防げます。
履歴やキャッシュを削除する:
YouTubeアプリの視聴履歴や検索履歴、ブラウザのキャッシュを定期的に削除することで、ターゲティング広告の精度を下げることができます。
有料サービス「YouTube Premium」で広告を完全にブロック
YouTube Premiumとは
- 月額料金を支払うことで、YouTubeの動画を広告なしで視聴できるサービスです。
- YouTube Music Premiumも利用できるほか、動画のバックグラウンド再生やダウンロードも可能になります。
メリット
- 広告が完全に消える: 動画の再生前や途中に流れる広告が一切表示されなくなるため、お子さまが不適切な広告に触れる心配がなくなります。
- 快適な視聴体験: 広告による中断がなくなり、動画をスムーズに楽しめます。
- YouTube Kidsも広告なし: YouTube Premiumの料金には、YouTube Kidsの広告非表示も含まれます。
デメリット
- 費用がかかる: 月額料金がかかるため、ご家庭の予算と相談する必要があります。
- 本当に必要なのか: 広告を消すためだけに、このサービスが必要かどうかを検討しましょう。
家族で使う「ファミリープラン」
- YouTube Premiumには、6人まで利用できる「ファミリープラン」が用意されています。
- ご家族でYouTubeをよく見るのであれば、一人あたりの料金が安くなるため、お得な選択肢です。
YouTubeの広告設定を見直す
Googleアカウントの広告設定
- 前述したように、Googleアカウントの「広告設定」ページにアクセスし、「広告のパーソナライズ」をオフにすることで、YouTubeの広告もパーソナライズされなくなります。
- これにより、視聴履歴に基づいた広告が表示されにくくなります。
YouTubeアプリの設定
- YouTubeアプリの「設定」から、「プライバシー」の項目を確認してみましょう。
- 「視聴履歴の一時停止」や「検索履歴の一時停止」をオンにすることで、履歴に基づいた広告の表示を制限できます。
子どもにアカウントを管理させる
もしお子さまが小学生以上であれば、アカウントの広告設定を一緒に確認し、「この設定をすることで、変な広告が出なくなるんだよ」と教えてあげることで、子ども自身が安全な利用を意識するきっかけになります。
不適切な広告を報告する:
- もし不適切な広告が表示された場合は、その広告の右下にある「i」マークなどをタップし、「この広告を報告」から報告することができます。
- これにより、広告配信システムがその広告を不適切だと判断する助けになります。
YouTubeの利用に関する家族のルール作り
- 視聴時間を決める: 長時間動画を見続けないよう、1日の視聴時間を決めておきましょう。
- 一緒に見る時間を作る: お子さまが見ている動画に興味を持って、「これはどんな動画なの?」と一緒に見る時間を作ることで、どのようなコンテンツに触れているかを把握できます。
- 「変な動画」の定義を決める: どんな動画や広告が「変」なのか、具体的に話し合っておくことで、子どもが判断に迷ったときに助けを求めやすくなります。
- フィルタリングアプリの活用: YouTubeアプリの利用時間を制限したり、特定のキーワードを含む動画をブロックしたりできる、ペアレンタルコントロール機能を持つフィルタリングアプリを活用することも有効です。
- 動画のダウンロードを活用: 自宅のWi-Fi環境で、子どもに見せたい動画をあらかじめダウンロードしておき、外出先で通信なしで視聴させることで、広告が表示されるのを防げます。
お金をかけずにできる!広告表示を減らす無料対策
「広告対策にわざわざお金をかけるのは…」そうお考えの方も、きっとたくさんいらっしゃると思います。ご安心ください。実は、お金を一切かけなくても、不適切な広告の表示をぐっと減らすための効果的な対策はたくさんあります。これらの対策は、スマホやパソコンの基本的な設定を見直したり、日々の使い方を少し工夫したりするだけで、すぐに実践できるものばかりです。お金をかけずに、お子さまのインターネット利用環境をより安全にできる、こうした方法を知っておくことは、とても心強いことですよね。
DNS設定を変更して広告をブロックする
DNSとは?
インターネット上の住所録のようなものです。ウェブサイトのURLを、コンピューターが理解できる数字の住所(IPアドレス)に変換する役割を担っています。
広告ブロックDNSの仕組み
- 広告ブロック機能を持つDNSサーバは、広告配信サイトの住所をブロックするように設定されています。
- これにより、ウェブサイトが広告を読み込もうとしても、その住所が見つからないため、広告が表示されなくなります。
メリット
- 無料: 多くの広告ブロックDNSは無料で利用できます。
- 端末全体に効果: Wi-Fi設定でDNSを変更すれば、そのWi-Fiに接続しているすべての端末(スマホ、タブレット、パソコンなど)で広告がブロックされます。
- アプリ内広告にも効果: ブラウザだけでなく、アプリ内の広告にも効果がある場合があります。
デメリット
- 少し専門的: 設定方法が少し複雑に感じるかもしれません。
- Wi-Fi環境に限定: Wi-Fi設定で変更した場合は、そのWi-Fi接続時のみ効果があります。モバイルデータ通信時には効果がありません。
設定方法
- iPhone: 「設定」→「Wi-Fi」→接続中のWi-Fiの「i」マーク→「DNSを構成」→「手動」
- Android: 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「プライベートDNS」
- DNSサーバーのアドレスは、「AdGuard DNS」などが有名です。
ブラウザのプライバシー設定を見直す
クッキーをブロックする
- ブラウザの設定から、「サードパーティのクッキーをブロックする」設定をオンにしましょう。
- これにより、広告配信業者があなたの行動を追跡し、ターゲティング広告を表示しにくくなります。
追跡型広告を拒否する
ブラウザによっては、「トラッキング拒否」の設定があります。これをオンにすることで、広告主に対して「私の行動を追跡しないでください」という意思を伝えることができます。
履歴やキャッシュを定期的に削除する:
- 定期的にブラウザの履歴、検索履歴、クッキー、キャッシュを削除しましょう。
- これにより、過去の行動に基づいた広告が表示されにくくなり、端末の動作も軽くなります。
ポップアップをブロックする:
多くのブラウザには、ポップアップ広告をブロックする機能が標準で搭載されています。この設定は必ずオンにしておきましょう。
シークレットモードを活用する:
- お子さまに一時的にスマホやタブレットを貸す際は、ブラウザの「シークレットモード」や「プライベートブラウジング」を利用しましょう。
- これにより、閲覧履歴やクッキーが残らず、親の利用状況がお子さまの広告に影響するのを防げます。
Googleアカウントの広告設定を変更する
Googleアカウントの広告設定:
- ご自身のGoogleアカウントにログインし、「広告設定」ページにアクセスします。
- 「広告のパーソナライズ」をオフにすることで、Googleのサービス(検索、YouTubeなど)で表示される広告が、あなたの興味・関心に基づいたものではなくなります。
広告カスタマイズの項目を削除する:
「広告のパーソナライズ」をオンにしたままでも、特定の興味・関心の項目を削除することで、その分野の広告を減らすことができます。
広告表示のカスタマイズを停止する:
YouTubeやGmailなど、サービスごとに広告表示のカスタマイズを停止することも可能です。
アプリの利用状況を報告する:
Googleアカウントの設定で、アプリの利用状況が広告に利用されるのを制限できます。
なぜこの設定が大切なのか:
お子さまが親のGoogleアカウントでYouTubeや検索を利用すると、親の興味・関心に基づいた広告が表示されてしまいます。この設定を見直すことで、そうした広告がお子さまの目に触れるのを防げます。
SNSの広告設定を見直す
SNSの広告ターゲティング
FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSは、利用者のプロフィール情報、友達リスト、「いいね」した投稿など、膨大なデータを利用して広告を配信しています。
広告設定の変更方法
- 各SNSの「設定」→「広告」や「広告設定」などの項目にアクセスします。
- 「興味・関心に基づく広告」をオフにしたり、「広告主」の項目から特定の広告主からの広告を非表示にしたりできます。
連携アプリの確認
- SNSと連携しているアプリの中には、あなたのデータを広告配信に利用しているものがあります。
- SNSの「設定」から、「アプリとウェブサイト」などの項目を確認し、不要な連携は解除しましょう。
なぜSNSの広告対策も必要なのか
もしお子さまが保護者のスマホでSNSを見る機会がある場合、保護者の興味・関心に基づいた広告が表示され、お子さまが不適切な広告に触れる可能性があります。
子ども専用アカウント
小学生以上のお子さまがSNSを利用する場合、保護者の管理のもと、子ども専用のアカウントを作成し、広告設定を最初から厳しくしておくことを検討しましょう。
普段からできる広告対策の習慣
ウェブサイトのクリーンアップ
週に一度など、定期的にブラウザの閲覧履歴、クッキー、キャッシュを削除する習慣をつけましょう。
不要なアプリの削除
広告が多い、不適切な広告が表示されるアプリは、思い切って削除しましょう。
公共のWi-Fi利用時の注意
公共のWi-Fiはセキュリティが脆弱な場合が多く、不正な広告が表示されるリスクがあります。できる限り利用を避け、利用する際はVPNサービスなどを活用しましょう。
フィルタリングアプリの導入
無料で使えるフィルタリングアプリや、キャリアが提供しているフィルタリングサービスを導入することで、ウェブサイトやアプリ自体を制限できます。
家族での話し合い
- どんな広告を「不適切」と考えるか、家族で話し合う時間を作りましょう。
- 「もし変な広告が出てきたら、お母さんやお父さんにすぐ教えてね」と、約束しておくことで、いざというときに子どもが助けを求めやすくなります。
より安心を求めるなら!有料サービスを活用する選択肢
「お金をかけずにできることは全部試したけれど、やっぱりまだ心配…」「もっと強力に、広告の表示を制限したい」そうお考えの方もいらっしゃると思います。そんな方のために、より高い安心感を得られる有料サービスを活用する方法もあります。有料サービスは、無料の対策ではカバーしきれない部分を補い、さらに強固な保護を提供してくれます。たとえば、広告ブロック機能がより強力だったり、端末全体のセキュリティを向上させてくれたり、家族全員のインターネット環境を一括で管理できたりと、お金をかけるだけのメリットがたくさんあります。
有料の広告ブロックアプリ・サービスの活用
AdGuard Pro
- iOSとAndroidの両方に対応した、有料の広告ブロックアプリです。
- 無料版よりも強力なフィルタリング機能や、DNSレベルでの広告ブロックが可能です。
- 端末全体の広告をブロックできるため、ブラウザだけでなく、多くのアプリ内の広告も非表示にできます。
- 費用は買い切り型や年額制など、いくつかプランがあります。
1Blocker
- iOS専用の広告ブロックアプリです。
- 広告だけでなく、ウェブサイトの追跡機能やSNSボタンなど、さまざまな要素を細かくブロックできます。
- 有料版では、より多くのカスタマイズが可能になり、自分好みのブロック設定を構築できます。
NextDNS
- DNSレベルで広告や追跡をブロックするサービスです。
- 月額料金を支払うことで、より強力なブロック機能や、詳細なログを確認できます。
- 端末ごとに設定するだけでなく、ルーターに設定することで、家庭内のすべての端末を一括で保護できます。
有料版ブラウザ
- Braveの有料版など、プライバシー保護に特化した有料ブラウザも存在します。
- 広告ブロックだけでなく、VPN機能や、個人情報保護のための機能も充実していることが多いです。
メリットとデメリット
メリット
- 無料ではできない、より強力で網羅的な広告ブロックが可能です。
- セキュリティ機能も充実している場合が多く、不正なサイトへのアクセスも防げます。
- サポートが充実しているため、困ったときに相談できます。
デメリット
- 費用がかかります。
- アプリによっては、ウェブサイトの表示が崩れてしまうことがあります。
キャリアのフィルタリングサービスを導入する
キャリアのフィルタリングサービスとは
- NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯電話会社が提供しているサービスです。
- インターネット上の不適切なウェブサイトや、アプリの利用を制限する機能があります。
広告ブロック機能
- 多くのフィルタリングサービスには、不適切な広告をブロックする機能も含まれています。
- サービスによっては、広告を完全に非表示にするのではなく、成人向けコンテンツを含む広告のみをブロックする、といった設定が可能です。
メリット
- 安心感: 携帯電話会社が提供しているサービスなので、安心して利用できます。
- 設定が簡単: 申し込みをするだけで、簡単に利用を開始できます。
- 包括的な保護: 広告だけでなく、不適切なウェブサイトやアプリ自体を制限できるため、包括的な保護が可能です。
デメリット
- 費用がかかる: 月額料金がかかる場合が多いです。
- 制限が厳しすぎる場合も: 設定によっては、子どもに見せたいウェブサイトやアプリまでブロックされてしまうことがあります。
どのような方におすすめか
スマホやパソコンの設定が苦手な方、包括的な保護を求めている方におすすめです。
総合的なセキュリティソフトを活用する
セキュリティソフトとは:
ウイルス対策だけでなく、さまざまなインターネットの脅威から端末を守るソフトです。
広告ブロック機能
- 多くのセキュリティソフトには、ウェブサイトの広告や不正なポップアップをブロックする機能が搭載されています。
- これにより、広告をブロックするだけでなく、広告に隠された悪意のあるプログラムから端末を守ることもできます。
メリット
- 総合的な保護: 広告対策だけでなく、ウイルス対策、フィッシング詐欺対策、プライバシー保護など、さまざまな脅威から端末を守れます。
- 使いやすさ: 一つのソフトで多くの対策ができるため、管理が簡単です。
- 家族で共有: 多くのセキュリティソフトは、複数の端末で利用できるプランが用意されています。
デメリット
- 費用がかかる: 年間や月間の費用がかかります。
- 端末が重くなる可能性: ソフトによっては、端末の動作が少し遅くなることがあります。
どのような方におすすめか
広告対策だけでなく、総合的なセキュリティ対策を考えている方におすすめです。
VPNサービスを利用する
VPNとは?
インターネット上の通信を暗号化し、プライバシーを保護するサービスです。
広告ブロック機能:
- 多くの有料VPNサービスには、広告や追跡機能をブロックする機能が搭載されています。
- これにより、ブラウザやアプリの種類に関わらず、端末全体の広告を制限できます。
メリット
- 高いプライバシー保護: 自分のIPアドレス(インターネット上の住所)を隠すことで、位置情報や個人情報が特定されるのを防げます。
- セキュリティ向上: 公共のWi-Fiなど、セキュリティが脆弱な場所でも安心してインターネットを利用できます。
- 広告ブロック: 広告をブロックし、快適なインターネット利用を可能にします。
デメリット
- 費用がかかる: 月額や年額の費用がかかります。
- 通信速度が遅くなる可能性: VPNを経由して通信するため、通信速度が遅くなることがあります。
どのような方におすすめか
セキュリティ意識が高く、プライバシー保護を徹底したい方におすすめです。
有料サービス導入を検討する際のポイント
- 予算と相談: どのようなサービスに、どれくらいの費用をかけられるかを、ご家庭の予算と相談して決めましょう。
- 無料のお試し期間を活用: 多くの有料サービスには、無料のお試し期間が用意されています。まずは実際に試してみて、効果や使いやすさを確認してみましょう。
- 目的を明確にする: 広告ブロックだけでなく、セキュリティ対策やプライバシー保護など、どのような目的でサービスを導入したいのかを明確にしましょう。
- 家族の意見を聞く: 家族みんなで使う端末であれば、家族の意見も聞いてみましょう。「このアプリを入れたら、ゲームの広告がなくなって嬉しいな」など、ポジティブな意見が出ると、導入がスムーズに進みます。
- サービスの信頼性: 提供元が信頼できる企業であるか、サポート体制は整っているかなどを確認しましょう。
広告対策だけじゃない!家族みんなで考える安全なネット利用の習慣
ここまで、不適切な広告からお子さまを守るためのさまざまな具体的な方法をお伝えしてきました。でも、どんなに素晴らしいツールや設定を使っても、それだけで完璧な安全を保証することはできません。なぜなら、インターネットの世界は常に変化しており、新しい広告の仕組みや、子どもを惹きつけるコンテンツが次々と生まれているからです。最も大切なのは、こうした技術的な対策と同時に、ご家庭でインターネットとの付き合い方について話し合い、子ども自身が「何が安全で、何が危険か」を判断できるようになることです。
なぜ不適切な広告を見てはいけないのかを子どもと話す
対話のきっかけを作る
- 「ねぇ、このゲーム、広告がよく出るよね。あれって何だろうね?」と、お子さまに問いかけてみましょう。
- 広告について話し合うことで、子どもが抱えている疑問や不安を知ることができます。
「なぜ」を分かりやすく伝える
「世の中には、子どもにはまだ見せたくない、大人の人向けの広告があるんだよ。もしそういう広告が出てきたら、お父さんやお母さんにすぐに教えてほしいな」と、子どもが理解しやすい言葉で伝えましょう。
具体的な例を挙げる
「もし、『すぐに強くなれる』とか『無料でアイテムがもらえる』みたいな広告が出てきたら、ちょっと注意が必要かもしれないよ」と、具体的な例を挙げて注意を促しましょう。
約束をする
「もし変な広告が出てきたら、絶対に触らずに画面を閉じること」や、「困ったときはすぐに親に相談すること」など、シンプルな約束を家族で決めましょう。
子どもの気持ちに寄り添う
子どもが「見ちゃった…」と打ち明けてくれたときは、決して叱らずに、「教えてくれてありがとう、大丈夫だよ」と、まずは安心させてあげることが大切です。
子どもと一緒に利用するアプリやサイトを選ぶ
ダウンロードは親子で
新しいアプリをダウンロードする際は、必ず親子で一緒にストアを開き、レビューや対象年齢、アプリ内の広告の有無などを確認する習慣をつけましょう。
信頼できる情報源を選ぶ
- 子ども向けのコンテンツが豊富なウェブサイト(例: YouTube Kids、NHK for Schoolなど)や、教育的なアプリを積極的に活用しましょう。
- 「このサイトは安全だよ」と、信頼できる情報源を教えてあげることも大切です。
フィルタリング機能の活用
フィルタリングアプリの導入を検討し、子どもに見せたくないジャンルのウェブサイトやアプリを制限しましょう。
パスワードの共有
アプリのダウンロードや課金に使うパスワードは、子どもに教えず、親が管理するようにしましょう。
定期的な見直し
子どもが成長するにつれて、興味を持つコンテンツも変化します。それに合わせて、利用するアプリやサイトを定期的に見直し、新しいルールを話し合いましょう。
家族で決めるインターネット利用のルール
利用時間
「1日にゲームや動画を見るのは〇〇分まで」と、利用時間を具体的に決めましょう。
利用場所
「リビングなど、家族の目が届く場所で使うこと」と、利用場所を限定することも有効です。
個人情報の扱い
「インターネットに名前や住所、電話番号などを書き込まないこと」と、個人情報の扱いについて教えましょう。
SNSの利用
小学生以下のお子さまには、SNSの利用を制限する、もしくは保護者の管理のもとで利用させるなど、年齢に合わせたルールを決めましょう。
ルールは一方的に決めない
- ルールは、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に話し合って決めることが大切です。
- 「なぜこのルールが必要なのか」を丁寧に説明し、子どもが納得できるようなルール作りを心がけましょう。
デジタルリテラシーを育むためのヒント
「広告」と「コンテンツ」の違いを教える
- 「これは広告だよ」と、画面に表示されている広告を指差して教えてあげましょう。
- 「これは動画の作者が作った作品で、これは広告という、お金をもらって表示しているものなんだよ」と、違いを説明してあげると、子どもも理解しやすくなります。
「無料で使える」の裏側を話す
「無料でゲームが遊べるのは、広告が流れることでゲームを作った人がお金をもらえるからなんだよ」と、広告の仕組みを教えることで、子どもは「広告=悪いもの」という固定観念を持つことなく、正しい知識を身につけられます。
フェイクニュースや詐欺広告に注意を促す
- 「〇〇が当選しました!」「ウイルスに感染しました!」といったポップアップ広告は、偽物のことが多いことを教えましょう。
- 「もしそういう画面が出てきたら、すぐに消して、お父さんやお母さんに知らせてね」と伝えておくことが大切です。
情報の取捨選択を教える
- インターネット上の情報は、すべてが正しいわけではないことを教えましょう。
- 「たくさんの人が言っていることが必ずしも正しいとは限らないんだよ」と、批判的な視点を持つことの大切さを伝えてあげましょう。
親自身も学ぶ姿勢を持つ
インターネットの世界は常に進化しています。親自身も、新しい情報や技術について学び続ける姿勢を持つことが、子どもの安全を守る上で最も大切なことの一つです。
困ったときの相談相手を持つことの大切さ
学校の先生や教育機関
学校には、インターネットリテラシー教育に詳しい先生や、相談に乗ってくれる専門の部署がある場合があります。
地域の相談窓口
各自治体には、子どものインターネット利用に関する相談窓口が設置されていることがあります。
信頼できる友人や家族
同じように子育てをしている友人や、親戚に相談してみるのも良いでしょう。他のご家庭がどんな対策をしているかを知ることで、ヒントが得られるかもしれません。
専門家や専門機関
どうしても解決できない問題や、深刻な事態に直面した場合は、専門家や専門機関に相談することも視野に入れましょう。
一人で悩まない
お子さまのインターネット利用に関する悩みは、一人で抱え込まず、周りの人を頼ることが大切です。
まとめ
ここまで、お子さまを不適切な広告から守るための、たくさんの具体的な方法についてお話ししてきました。広告が表示される仕組みから、無料・有料の対策、そして家族で考えるべき大切な習慣まで、網羅的にご紹介できたのではないかと思います。
「こんなにたくさんの方法があるんだ…」と、少し圧倒された方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、ご安心ください。大切なのは、すべての方法を一度に試すことではありません。まずは、今日からすぐに始められる簡単な方法から、一つ試してみるだけでも、効果は必ずあります。
たとえば、まずはスマホやパソコンの設定を見直すことから始めてみましょう。Googleアカウントの広告設定を変えるだけでも、表示される広告は大きく変わるはずです。そして、お子さまがよく使うアプリのレビューをチェックしてみたり、YouTube Kidsを試してみたりするのも良いですね。
最も大切なことは、お子さまの安全を守りたいという、親御さんの優しい気持ちです。その気持ちがあれば、どんな小さな一歩でも、お子さまにとってより良いインターネット環境を整えることができます。
どうか、一人で抱え込まず、この記事でご紹介した方法を一つずつ試して、ご家族にとって最も安心できる方法を見つけていってください。
