システムアーキテクト試験とは?傾向は?過去問は役に立つ?AIに予想問題を作らせてみた

システムアーキテクト試験とは?傾向は?過去問は役に立つ?AIに予想問題を作らせてみた

システムアーキテクト(通称:SA)は、企業や組織の事業戦略を深く理解し、それを実現するための情報システム全体を設計する「アーキテクチャ」に関する高度な知識と技能を証明する、情報処理技術者試験の中でも特に難易度が高い「高度試験」の一つです。

システムアーキテクトは、単にプログラムを書いたり、データベースを設計したりするだけでなく、経営者や利用者の視点に立ち、ビジネスの要求(要件)を技術的な仕様に落とし込み、全体として最適なシステムを創り上げることが求められます。この「全体最適」を追求する役割が、この資格の大きな特徴です。

新しい情報システムの企画・要件定義、システム全体の構造(アーキテクチャ)設計、ソフトウェアの方式設計、そして開発の効率化や品質向上に向けた技術的な判断など、多岐にわたる専門的な知識が問われます。この資格は、ビジネスと技術を結びつけ、システム開発の成否を左右する総合的な能力を証明するものです。

試験の難易度と合格率について

システムアーキテクト試験は、情報処理技術者試験の中でも、特に専門性が高い「スペシャリスト系」の高度試験に位置づけられています。合格率は毎回変動しますが、一般的に10%から15%前後で推移しており、非常に難易度が高い試験として知られています。この合格率からも、合格するためには、表面的な知識だけでなく、深い理解と実践的な応用力が不可欠であることがお分かりいただけるかと思います。


 

試験の出題傾向はどのように変わってきていますか?

システムアーキテクト試験の出題傾向は、近年のITトレンドや、新しい開発手法の登場に合わせて、常に変化しています。単に過去の知識を問うのではなく、現代のビジネス課題をITで解決するための思考力や判断力を試す問題が増えているのが特徴です。

午前問題の傾向

午前問題は、選択式の四肢択一形式で、システムアーキテクチャに関する広範な知識が問われます。

  • 午前Ⅰ: 応用情報技術者試験の午前問題とほぼ同じレベルの内容が出題されます。マネジメント、テクノロジ、ストラテジの分野から幅広く出題され、基礎的な知識が問われます。
  • 午前Ⅱ: システムアーキテクチャに特化した専門的な知識が中心となります。システム開発のプロセス、設計手法、モデリング、オブジェクト指向、データベース、ネットワークなど、幅広い技術知識が問われます。近年では、クラウドネイティブアーキテクチャ、マイクロサービス、API連携、AI/機械学習の活用といった、新しい技術トレンドに関する問題も増えています。

これらの問題は、単に用語を覚えるだけでなく、その技術がどのような場面で使われるのか、どのような効果があるのかといった深い理解が求められます。

午後問題の傾向

午後問題は、記述式と論述式で構成されており、システムアーキテクチャの知識を具体的な事例に当てはめて、論理的に回答する形式です。これがこの試験の最大の難関と言えるでしょう。

  • 午後Ⅰ: 企業の業務要件や課題を読み解き、最適なシステムアーキテクチャを設計する能力が問われます。例えば、既存システムの課題を分析し、新しいシステムの全体構成(方式)や、移行計画を提案する問題などが出題されます。
  • 午後Ⅱ: システムアーキテクチャに関するテーマについて、自身の経験や知識を基に論述する形式です。例えば、「新しい技術を活用したシステムアーキテクチャの設計について述べよ」といったテーマや、「システムの非機能要件(性能、可用性、セキュリティなど)を満たすための工夫」など、システムアーキテクトとしての視点や考え方を問う問題が出題されます。

午後問題の傾向として、単一の技術だけでなく、複数の技術要素やビジネスの観点を統合的に考慮し、システム全体を俯瞰した回答を求められる問題が増えています。また、近年のITトレンドを反映し、アジャイル開発でのアーキテクチャ設計や、クラウド環境でのシステム構築など、より実践的で応用的な内容が問われるようになっています。

過去問は試験対策に役立ちますか?

過去問はシステムアーキテクト試験の対策において、非常に重要な役割を果たします。過去問を解くことは、単に問題の答えを覚えるためだけではなく、以下のような、より深い学習効果をもたらします。

  • 出題傾向と形式の把握: 過去問を解くことで、どのような分野からどのような形式で問題が出題されるのか、その傾向を肌で感じることができます。特に午後Ⅰの記述問題や午後Ⅱの論述問題では、問題文の読み方、設問の意図の汲み取り方、論理的な文章の構成方法など、独特のコツが必要になります。
  • 時間配分の練習: 試験本番では、限られた時間内に膨大な量の問題を解き進める必要があります。特に午後問題は時間が足りなくなることが多いので、過去問を解くことで、どのくらいのペースで進めればよいのか、時間配分の感覚を養うことができます。
  • 知識の定着と応用力の強化: 過去問を解いて間違えた問題は、ご自身の弱点を知る良い機会になります。解説をしっかり読み込むことで、なぜその答えになるのかを深く理解し、知識を定着させることができます。また、似たような問題でも少し視点を変えて出題されることが多いため、過去問を通して、学んだ知識を応用する力を鍛えることができます。

ただ、過去問をただ漫然と解くだけでは、十分な効果は得られません。大切なのは、「なぜその答えになるのか」を深く考察し、解説をしっかり読み込むことです。特に午後Ⅱの論述問題では、過去の模範解答を読み解き、論理的な構成や説得力のある表現方法を学ぶことが、合格への近道になります。


効果的な学習対策はありますか?

システムアーキテクト試験に合格するためには、計画的で効率的な学習が不可欠です。以下に、おすすめの学習方法をいくつかご紹介しますね。

1. 午前問題対策の進め方

  • 基礎知識の定着: まずは、午前Ⅰで問われる応用情報技術者試験レベルの基礎知識をしっかりと固めましょう。もし応用情報技術者試験に合格済みであれば、午前Ⅰは免除される場合がありますので、ご自身の状況を確認してみてください。
  • 専門知識のインプット: 午前Ⅱ対策としては、システム開発のプロセスや、設計手法、モデリングに関する専門書や参考書を使って、体系的に知識をインプットすることが大切です。特に、UML(統一モデリング言語)やオブジェクト指向、データベース設計、ネットワーク技術は、システムアーキテクトの基盤となる知識なので、重点的に学習しましょう。
  • 繰り返し問題を解く: 過去問や予想問題集を繰り返し解くことで、知識を定着させます。間違えた問題は、解説を読み、なぜ間違えたのかを理解することが重要です。

 

2. 午後問題対策の進め方

午後問題は、単なる知識問題ではないため、特別な対策が必要です。

  • 過去問を徹底的に分析: 午後問題の対策は、何よりも過去問が最も重要です。過去5年分程度の過去問を、時間を測って実際に解いてみましょう。
  • 解答の思考プロセスを学ぶ: 午後Ⅰは、解説を丁寧に読み込み、正解に至るまでの思考プロセスを理解することが大切です。
  • 論述練習: 午後Ⅱの論述問題は、実際に手を動かして文章を書く練習が不可欠です。過去の出題テーマを基に、ご自身の経験や知識を当てはめて、80分という制限時間内に論理的な文章を書き上げる練習を重ねましょう。
  • 論文添削サービスやスクールの活用: 独学で論文を書くのが難しい場合は、専門の添削サービスやスクールを利用するのも一つの手です。客観的な視点からフィードバックをもらうことで、ご自身の弱点を克服することができます。

 

3. 専門用語を分かりやすく理解する

この試験には多くの専門用語が出てきます。例えば、「SOA」や「マイクロサービス」、「非機能要件」、「UML」などです。これらの用語をただ覚えるだけでなく、どのような仕組みで、何のために使われているのかを、身近な例え話などを交えて理解すると、記憶に残りやすくなります。

例えば、「非機能要件」は、家を建てる際の「住み心地」に関する要件のようなものだと考えてみましょう。「部屋の数はいくつ必要か」は機能要件ですが、「耐震性はどのくらいか」「断熱性能はどのくらいか」「デザインはどのような雰囲気がいいか」といった、直接的な機能ではないけれど、その家の品質や使い勝手を左右する要件が非機能要件です。システムにおける「性能」「可用性」「セキュリティ」などもこれと同じで、ユーザーにとっての「使いやすさ」や「安心感」を左右する重要な要件なのです。このように、専門用語を自分の言葉で説明できるようになることが、深い理解につながります。


 

どのような仕事に役立ちますか?

システムアーキテクトの資格は、幅広い職種や業務であなたの専門性を証明し、キャリアアップに繋がります。

1. システムアーキテクト/ITアーキテクト

最も直接的に役立つのがこの職種です。ITプロジェクトの全体設計を担い、技術的な専門家として、国が認めた能力を証明する大きな武器となります。

2. ITコンサルタント

お客様の経営課題を分析し、最適なIT戦略やシステム構成を提案する仕事です。この資格を持つことで、技術的な裏付けに基づいた、説得力のある提案ができるようになり、お客様からの信頼を得やすくなります。

3. プロジェクトマネージャ/プロジェクトリーダー

システムアーキテクトの知識は、プロジェクトマネジメントにも非常に有用です。技術的な実現可能性を深く理解した上で、現実的な計画を立て、プロジェクトを成功に導くことができます。

4. システムエンジニア

システムアーキテクトの資格は、システムエンジニアとして働く上でも大きな強みになります。単に要件通りに設計するだけでなく、将来的な拡張性や保守性を考慮した、より質の高いシステム設計ができるようになります。

5. 企業のIT部門の責任者

情報システム部門の責任者として、複数のシステムの全体最適化や、新しい技術の導入を判断する際にも、この資格で得られる知識は非常に役立ちます。組織全体のIT戦略を成功に導くための基盤となります。


転職時には有利になりますか?

システムアーキテクトの資格は、転職活動において非常に有利に働きます。特に、システムインテグレーター、ソフトウェア開発企業、そして事業会社のIT部門への転職を考えている方にとっては、大きな武器となります。

1. 専門性の証明

履歴書にこの資格を記載することで、あなたがシステム設計に関する専門的な知識と実践的な能力を持っていることを、明確にアピールできます。これは、採用担当者にとって、あなたのスキルレベルを判断する上で非常に分かりやすい指標となります。

2. 企業からの高い需要

近年、企業のDXが進む中で、複雑なシステムを全体最適の視点で設計できる人材の需要は非常に高まっています。しかし、こうした高いスキルを持つ人材は限られているのが現状です。そのため、システムアーキテクトの資格を持つ人材は、多くの企業で求められています。

3. 信頼性の向上

この資格は、国が認定する国家資格であるため、その信頼性は非常に高いです。お客様や取引先に対しても、あなたの専門家としての信頼性をアピールすることができ、ビジネスの場で有利に働くことがあります。

4. キャリアチェンジのきっかけに

今とは少し違う分野、例えば、プログラマーから上流工程の設計担当へのキャリアチェンジを考えている場合、この資格は、その第一歩を踏み出すための強力な後押しとなります。

ただし、資格を持っているだけでは十分ではありません。資格に加えて、これまでの実務経験や、ご自身がどのようにシステムアーキテクチャの知識を活かしてきたのかを、具体的なエピソードを交えて説明できるよう準備しておくことが大切です。


 

AIに奪われる可能性は?これからも必要とされますか?

「AIが発展したら、システム設計の仕事もAIに取って代わられるのでは?」というご不安は、多くの方がお持ちだと思います。結論から申し上げますと、システムアーキテクトのような専門家は、これからも必要とされ続ける可能性が非常に高いです。むしろ、AIの進化によって、その役割はより重要になっていくと私は考えています。

 

AIとシステムアーキテクチャの関係

たしかに、AIは膨大な既存のシステム設計事例を分析し、特定の要件に合ったシステム構成を提案したり、コードを自動生成したりする能力に長けています。すでに多くの開発ツールにAIが活用されており、定型的な設計業務の一部はAIが担うようになっていくでしょう。

しかし、システムアーキテクトが担う仕事は、単に設計図を描くことだけではありません。

  • ビジネス戦略の理解と要件定義: AIは、企業のビジョンや、市場の動向、そしてお客様が本当に解決したい課題を深く理解した上で、最適なシステム要件を定義することは難しいです。
  • 複雑な課題解決と折衝: システムアーキテクトは、性能、セキュリティ、コスト、そして開発期間といった、相反する要件を調整し、最適な妥協点を見つける必要があります。このプロセスでは、複数の関係者の利害を調整する「人間力」や、深い洞察力が不可欠です。
  • 新しい技術の統合と創造性: AIは、既存の技術の組み合わせを最適化することは得意でも、まだ誰も考えたことのないような、革新的なシステムアーキテクチャをゼロから生み出す創造性は、人間にしかできない仕事です。

 

これからのシステムアーキテクトの役割

AIの進化は、システムアーキテクトの仕事を奪うのではなく、むしろ、より高度で戦略的な業務に集中できる環境を整えてくれるものと捉えるべきです。

これからのシステムアーキテクトは、AIを「ツール」として使いこなしながら、以下のような役割を担っていくことになります。

  • AIを活用した設計の検証者: AIが生成した設計案が、ビジネス要件や非機能要件といった厳しい要件を満たしているかを、専門家として評価・検証する役割です。
  • AIが作り出したシステムの全体設計者: AIが生成した複数のコンポーネントを、全体として調和の取れた一つのシステムに統合する、高度なアーキテクチャ設計を行う役割です。
  • ビジネスとITの橋渡し役: 経営層と技術者をつなぎ、ビジネスの課題をAIを含めた最新のIT技術でどう解決するかという、より大きな視点での戦略を立案する役割です。

このように、AIが進化すればするほど、その技術を深く理解し、適切に活用し、そして複雑なビジネス課題を解決できる、システムアーキテクトのような専門家の価値は、ますます高まっていくと私は考えています。


 

情報のまとめと次に進むためのアドバイス

システムアーキテクト試験について、幅広くご説明してまいりました。最後に、これまでの内容を整理し、あなたがこれからの一歩を踏み出すためのアドバイスをお伝えしますね。

この記事の主要なポイント

  • システムアーキテクトとは: ビジネスと技術を結びつけ、システム全体を設計する専門家として、国が認める国家資格です。
  • 試験の傾向: 近年のクラウドやマイクロサービスを反映した、より実践的な知識や思考力が問われる問題が増加しています。
  • 過去問の活用: 単に問題を解くのではなく、論理的な文章の構成方法や思考プロセスを学ぶことが非常に重要です。
  • キャリアへのメリット: 専門性の証明、転職での優位性、そして幅広い職種での活躍が期待できます。
  • AIとの未来: AIはツールであり、システムアーキテクトはAIを使いこなし、より高度で戦略的な役割を担うことで、これからも必要とされる存在であり続けます。

もし、あなたがこの資格に少しでも興味を持たれたのでしたら、まずは情報処理推進機構(IPA)の公式サイトで、過去の試験問題やシラバス(出題範囲)をご覧になってみてください。特に午後Ⅱの論述問題のテーマに目を通すだけでも、「どのような視点が問われるのだな」という具体的なイメージが掴めるかと思います。

 

システムアーキテクト試験の想定演習問題(AI作成)

  1. タイトル:要件定義の成果物
    問題文:要件定義で確定すべきものとして最も適切なのはどれか。
    A. クラス図 B. 詳細設計書 C. 非機能要件 D. 単体テスト仕様
    解答:C
    解説:要件定義は何を実現するかの合意。機能要件と非機能要件(性能・可用性・セキュリティ等)を確定する。
  2. タイトル:非機能要件の分類
    問題文:次のうち「可用性」に該当する要求はどれか。
    A. 同時1000ユーザ B. 稼働率99.95% C. SQL応答200ms D. AES-256で暗号化
    解答:B
    解説:可用性は稼働のしやすさ・停止のしにくさの指標。AとCは性能、Dはセキュリティ。
  3. タイトル:RTOとRPO
    問題文:災害対策で「RPO」を最も適切に表す説明はどれか。
    A. 復旧目標時間 B. 復旧時点目標 C. 復旧費用上限 D. 復旧に必要な人員
    解答:B
    解説:RPOは許容できるデータの巻き戻り量(どの時点まで戻ればよいか)。RTOはサービス復旧までの時間。
  4. タイトル:稼働率の算出
    問題文:MTBF=1000時間、MTTR=2時間の稼働率はどれか(小数第3位四捨五入)。
    A. 99.5% B. 99.8% C. 99.9% D. 99.2%
    解答:B
    解説:可用性=MTBF/(MTBF+MTTR)=1000/1002≈0.998=99.8%。
  5. タイトル:直列構成の可用性
    問題文:可用性が各99.9%の2要素を直列接続すると、全体可用性はどれか。
    A. 約99.9% B. 約99.8% C. 約99.7% D. 約99.5%
    解答:B
    解説:直列は積。0.999×0.999=0.998001→約99.8%。
  6. タイトル:キャパシティ計画とリトルの法則
    問題文:平均到着率λ=50req/s、平均応答時間W=0.2sの平均滞在数Lは。
    A. 5 B. 10 C. 15 D. 20
    解答:B
    解説:リトルの法則L=λW=50×0.2=10。
  7. タイトル:スケールアップ/アウト
    問題文:水平分割しやすいセッションレスWeb層に適した拡張はどれか。
    A. スケールアップ B. スケールアウト C. 垂直分割 D. シャーディング禁止
    解答:B
    解説:セッションを外出しすればWeb層は台数で水平拡張しやすい。
  8. タイトル:キャッシュ戦略
    問題文:データはDBを正とし、読み込み時だけキャッシュする方式はどれか。
    A. ライトスルー B. ライトバック C. キャッシュアサイド D. ライトアラウンド
    解答:C
    解説:アプリが必要時に読み→キャッシュへ載せる。書き込みはDBへ直接。
  9. タイトル:DB正規化
    問題文:同じ顧客住所を複数行に重複保持し更新漏れが起きる。解決の第一歩はどれか。
    A. 第1正規化 B. 第2正規化 C. 第3正規化 D. 逆正規化
    解答:C
    解説:非キー属性が他の非キー属性を決定する推移的従属の排除=第3正規化。
  10. タイトル:トランザクション分離レベル
    問題文:ダーティリードは防ぐがファントムリードは残るレベルはどれか。
    A. READ UNCOMMITTED B. READ COMMITTED C. REPEATABLE READ D. SERIALIZABLE
    解答:C
    解説:REPEATABLE READは繰り返し読みに同一結果を保証。ファントムは防げない実装が多い。
  11. タイトル:ACIDの説明
    問題文:ACIDの「I」を最も適切に表すのはどれか。
    A. 可逆性 B. 独立性 C. 一貫性 D. 隔離性
    解答:D
    解説:I=Isolation(隔離性)。他トランザクションからの影響遮断。
  12. タイトル:イベント駆動と冪等性
    問題文:少なくとも一度配送のMQで重複処理を避ける設計方針はどれか。
    A. 再帰呼び出し B. 冪等なハンドラ C. 同期RPC D. 即時コミット禁止
    解答:B
    解説:同じメッセージでも結果が変わらない処理にする。
  13. タイトル:RESTとgRPC
    問題文:低遅延・双方向ストリーミングに適したAPI技術はどれか。
    A. REST+JSON B. REST+XML C. gRPC D. SOAP
    解答:C
    解説:gRPCはHTTP/2を活用しストリーミングとバイナリ効率に優れる。
  14. タイトル:APIバージョニング
    問題文:RESTの安定公開に一般的な方針はどれか。
    A. パスにvを含める B. ヘッダのみ C. クエリ文字列のみ D. バージョン非公開
    解答:A
    解説:/v1などのパス版は認知しやすく運用しやすい(他方でヘッダ型もある)。
  15. タイトル:ゼロトラストの考え方
    問題文:最も適切な説明はどれか。
    A. 社内からの通信は全許可 B. 一度認証すれば無期限許可
    C. ネットワーク境界より主体・コンテキストを継続検証 D. VPNあれば不要
    解答:C
    解説:信頼しないを前提に認証・認可・端末状態を都度評価する。
  16. タイトル:OAuth 2.0の選択
    問題文:SPAが自サーバを介さずに認可コードを扱う安全な方法はどれか。
    A. Implicit B. Resource Owner Password C. Client Credentials D. Authorization Code+PKCE
    解答:D
    解説:PKCEによりコード奪取耐性を高める。SPAではImplicitは推奨されない。
  17. タイトル:OIDCのIDトークン
    問題文:IDトークンに主に含まれるのはどれか。
    A. リソースアクセス権 B. ユーザの認証情報主張 C. 監査ログ D. CSRFトークン
    解答:B
    解説:IDトークンはユーザが誰かの主張(認証結果)をJWTで伝える。
  18. タイトル:WAFとIDS/IPS
    問題文:アプリ層の攻撃(SQLi等)を遮断する主目的の機器はどれか。
    A. IDS B. IPS C. WAF D. SIEM
    解答:C
    解説:WAFはHTTP(S)アプリ層の防御が主用途。
  19. タイトル:脅威モデリング
    問題文:STRIDEの「T」を最も適切に表すのはどれか。
    A. Tampering(改ざん) B. Tunneling C. Tracking D. Taint
    解答:A
    解説:STRIDEはSpoofing, Tampering, Repudiation, Information disclosure, DoS, Elevation。
  20. タイトル:個人情報の最小化
    問題文:設計でプライバシーリスク低減の基本原則はどれか。
    A. 無制限収集 B. 目的外利用可 C. 収集最小化と保持期間短縮 D. 無期限保存
    解答:C
    解説:必要最小限の収集・利用・保存が原則。
  21. タイトル:ログ設計(可観測性)
    問題文:可観測性の3本柱として最も一般的な組み合わせはどれか。
    A. メトリクス・ログ・トレース B. CPU・メモリ・ディスク C. Ping・SNMP・RMON D. BI・ETL・DWH
    解答:A
    解説:M(L)Tの相互補完で分析・原因追跡が可能。
  22. タイトル:RED/USE指標
    問題文:ユーザ視点のサービス品質監視に適した指標集合はどれか。
    A. RED(Rate, Errors, Duration) B. USE C. MTBF/MTTR D. ROI
    解答:A
    解説:リクエスト率・エラー率・レイテンシを観測する。
  23. タイトル:バックオフ戦略
    問題文:一時的な失敗に対する推奨再試行方式はどれか。
    A. 即時連打 B. 固定間隔 C. 指数バックオフ+ジッタ D. 手動のみ
    解答:C
    解説:同時集中を避け収束させるため指数間隔とジッタが有効。
  24. タイトル:サーキットブレーカ
    問題文:依存先が不安定な時の目的はどれか。
    A. 常時リトライ B. 失敗を早期に遮断し自己保護 C. 無限待機 D. 例外無視
    解答:B
    解説:連鎖障害を防ぎ回復を待つためのパターン。
  25. タイトル:デプロイ戦略
    問題文:新旧を同時稼働し切替を一気に行う方式はどれか。
    A. ローリング B. カナリア C. ブルーグリーン D. A/Bテスト
    解答:C
    解説:BlueとGreenを並走させ、切替点でトラフィックを一気に反転する。
  26. タイトル:CAP定理の直感
    問題文:広域分散でネット分断中に整合性優先ならどうするか。
    A. 書込みを停止・遅延 B. どんどん書く C. 自動で矛盾解消 D. 何もしない
    解答:A
    解説:分断下で整合性を保つには可用性を犠牲に書込みを制限する。
  27. タイトル:分散トランザクション代替
    問題文:マイクロサービス間の長業務に適したパターンはどれか。
    A. 2PC固定 B. サガパターン C. 単一巨大DB D. バッチのみ
    解答:B
    解説:局所トランザクションと補償で一貫性を保つ。
  28. タイトル:データ分割
    問題文:巨大テーブルを日時で分け古い領域を低コストにする手法はどれか。
    A. 正規化 B. 水平パーティション C. 垂直分割 D. インデックス削除
    解答:B
    解説:水平パーティションは行の範囲で分け、アーカイブ・性能に有効。
  29. タイトル:インデックスの選択
    問題文:等価検索が多くカーディナリティが高い列に有効なのはどれか。
    A. フルテーブルスキャン B. B+木インデックス C. ビットマップ D. ヒント禁止
    解答:B
    解説:B+木は高選択性の等価・範囲検索に適する。ビットマップは低選択性向け。
  30. タイトル:メッセージ順序
    問題文:厳密な順序が必要な請求処理に適したキューはどれか。
    A. ベストエフォート B. FIFOキュー C. トピックブロードキャスト D. 遅延キューのみ
    解答:B
    解説:順序保証が要件ならFIFO型を使う。
  31. タイトル:クラウド費用
    問題文:初期投資を抑え利用分で費用化する考え方はどれか。
    A. CAPEX B. OPEX C. 減価償却 D. 残存価値
    解答:B
    解説:運用費(OPEX)中心で弾力的に支払うのがクラウドの特徴。
  32. タイトル:CIDRの基礎
    問題文:/26ネットワークの利用可能ホスト数はどれか。
    A. 62 B. 64 C. 126 D. 254
    解答:A
    解説:/26は64アドレス、ネットワーク・ブロードキャストを除き62。
  33. タイトル:L4とL7ロードバランサ
    問題文:HTTPヘッダでルーティングしたい場合に必要なのはどれか。
    A. L2スイッチ B. L3ルータ C. L4LB D. L7LB
    解答:D
    解説:アプリ層情報に基づく分岐はL7が必要。
  34. タイトル:CDNキャッシュ制御
    問題文:ブラウザ・CDNにキャッシュ不可を指示するヘッダはどれか。
    A. ETag B. Cache-Control: no-store C. Last-Modified D. Expires: 将来時刻
    解答:B
    解説:no-storeは保存禁止。ETag等は再検証用。
  35. タイトル:HTTPステータス
    問題文:リソースが作成され、その場所を返す際のコードはどれか。
    A. 200 B. 201 C. 202 D. 204
    解答:B
    解説:201 Created。LocationヘッダでURIを返すのが通例。
  36. タイトル:UMLダイアグラム選択
    問題文:オブジェクト間の時間的なやり取りを表すのに適した図はどれか。
    A. ユースケース図 B. アクティビティ図 C. シーケンス図 D. 状態機械図
    解答:C
    解説:呼び出し順やライフラインを示すのはシーケンス図。
  37. タイトル:状態と活動
    問題文:オブジェクトの状態遷移に適した図はどれか。
    A. アクティビティ図 B. 状態機械図 C. コンポーネント図 D. 配置図
    解答:B
    解説:イベントに応じた状態変化を表す。
  38. タイトル:ERモデリングの多重度
    問題文:顧客1人が複数注文を持つ関係の表現として適切なのはどれか。
    A. 1:1 B. 1:N C. N:M D. 0:0
    解答:B
    解説:顧客1に対して注文Nの1対多。
  39. タイトル:DFDのレベル分割
    問題文:コンテキスト図の特徴として正しいものはどれか。
    A. 内部プロセス詳細を記載 B. 外部実体とデータフローのみ C. テーブル列まで記載 D. 物理構成を記載
    解答:B
    解説:全体境界と入出力にフォーカス。詳細は下位レベルで表す。
  40. タイトル:SLAとSLO
    問題文:サービス内部目標(プロダクトチームの自己約束)を指すのはどれか。
    A. SLA B. SLO C. OLA D. KPI
    解答:B
    解説:SLOは内部運用目標、SLAは顧客との契約値。
  41. タイトル:エラーバジェット
    問題文:SLO99.9%の月間で許容ダウンタイムに近いものはどれか(30日)。
    A. 約10分 B. 約43分 C. 約7時間 C. 約3日
    解答:B
    解説:30日=43200分。0.1%は約43.2分。
  42. タイトル:IaCの利点
    問題文:Infrastructure as Codeの主要な利点はどれか。
    A. 設定は担当者の記憶 B. 再現性・レビュー可能 C. 変更は口頭伝達 D. GUIのみ
    解答:B
    解説:コード化により再現性・自動化・差分管理が可能。
  43. タイトル:コンテナオーケストレーション
    問題文:Kubernetesの基本単位として適切なのはどれか。
    A. サービス B. デプロイメント C. ポッド D. ノードプール
    解答:C
    解説:ポッドは1つ以上のコンテナを束ねる最小実行単位。
  44. タイトル:エッジとCDN
    問題文:世界中のユーザへ静的資産を高速配信する設計要素はどれか。
    A. 単一リージョン B. CDNキャッシュ C. 専用線のみ D. バッチ配信
    解答:B
    解説:地理的に近いエッジから配信し遅延を低減。
  45. タイトル:バッチかストリームか
    問題文:ほぼリアルタイムで閾値超過を検知したい場合の処理方式はどれか。
    A. 夜間バッチ B. ストリーム処理 C. 週次集計 D. 月次ETL
    解答:B
    解説:イベント到着都度に連続処理する。
  46. タイトル:見積り(FP法の直感)
    問題文:外部入力・出力・照会・内部論理ファイル・外部インターフェースの数から規模を推定する技法はどれか。
    A. COCOMO B. ファンクションポイント法 C. PERT D. WBS分割のみ
    解答:B
    解説:機能の外部視点から規模を見積もる。
  47. タイトル:スループットと同時実行
    問題文:平均応答時間0.5秒で同時処理数が200のとき、おおよそのスループットは。
    A. 100req/s B. 200req/s C. 300req/s D. 400req/s
    解答:A
    解説:同時数≈到着率×応答時間→到着率≈200/0.5=400req/s…に見えるが、これは平均滞在数。ここは注意問題。正しくはL=λW、L=200、W=0.5→λ=400req/s。選択肢にないため最も近いのはDの400req/s。訂正:解答D。解説:リトルの法則でλ=200/0.5=400。
  48. タイトル:障害ドメイン
    問題文:同一ラック内の多重化で回避できないリスクはどれか。
    A. 単一サーバ故障 B. ラック電源断 C. プロセス落ち D. NIC片系断
    解答:B
    解説:ラック共有電源・配線断は同時に影響。ゾーンやラック分散が必要。
  49. タイトル:監査ログの要件
    問題文:改ざん耐性を高める設計として最も適切なのはどれか。
    A. 書換可のテキスト B. 管理者が自由編集 C. 追記のみ・ハッシュ鎖 D. ログ削除で軽量化
    解答:C
    解説:WORMやチェーンで完全性を担保する。
  50. タイトル:事例・要件の優先順位付け
    問題文:新基幹システムで「決算期のピーク時性能」「月額コスト上限」「個人情報の漏えい防止」が提示された。優先順位の付け方として適切なのはどれか。
    A. まずコストのみ最小化 B. 性能・コスト・セキュリティは同格で妥協点なし
    C. セキュリティを必須(制約)とし、その上で性能とコストのトレードオフを検討
    D. 性能を必須とし他は後回し
    解答:C
    解説:漏えい防止は法令・信用に直結する非機能の制約。制約の上で他のKPIを最適化するのが定石。

——

以下、短い事例形式(全10題)を追加します。

  1. タイトル:事例・スパイクトラフィック
    問題文:チケット販売開始直後に急増。最小コストで耐えたい。最適解はどれか。
    A. 常時最大台数を確保 B. メモリ増設のみ C. オートスケール+キューで平準化 D. 手動再起動
    解答:C
    解説:短時間のスパイクはバースト吸収(キュー)と動的スケールが有効。
  2. タイトル:事例・レガシー移行
    問題文:モノリスの一部だけ頻繁に変更。移行の第一歩はどれか。
    A. 全機能一括MS化 B. 変更頻度高い境界から疎結合化しアンチコラプション層を設置 C. DB先行分割 D. UI刷新のみ
    解答:B
    解説:境界づけられたコンテキストを切り出し、相互汚染防止層を置く。
  3. タイトル:事例・レイテンシ劣化
    問題文:外部API待ちで遅い。最も影響が小さい改善はどれか。
    A. 同期のまま並列数無制限 B. 非同期化し結果は後追い通知 C. タイムアウトを無限 D. リトライ連打
    解答:B
    解説:ユーザ体感を保ちながら外部依存を切り離す。
  4. タイトル:事例・多言語検索
    問題文:全文検索のひらがな/カタカナ/漢字揺れ対応。手段はどれか。
    A. 完全一致のみ B. N-gramや形態素・正規化辞書を導入 C. インデックス撤廃 D. RDB LIKEのみ
    解答:B
    解説:日本語は形態素解析や表記正規化で検索品質を上げる。
  5. タイトル:事例・コンプライアンス
    問題文:ログに個人情報が混入。対策の優先はどれか。
    A. まず保存量削減 B. マスキング/トークナイズとアクセス権限の最小化 C. 監査まで保留 D. 全削除のみ
    解答:B
    解説:露出面を下げ(不要項目削除も含む)、閲覧を最小権限に制御。
  6. タイトル:事例・費用最適化
    問題文:夜間はアクセス少。費用削減策はどれか。
    A. 常時最大スケール B. 時間帯スケジューリングでスケールダウン C. 監視停止 D. 冗長性削除
    解答:B
    解説:需要に合わせて縮退させる。可用性要件は維持。
  7. タイトル:事例・データ統合
    問題文:業務SaaSが複数。横断レポート要件。設計はどれか。
    A. 各SaaSの画面を手入力統合 B. 直接本番DBへ都度接続 C. ETL/ELTでDWHへ集約 D. 日次CSVメール
    解答:C
    解説:スキーマ統合・履歴保持・品質管理が行いやすい。
  8. タイトル:事例・在庫整合性
    問題文:EC在庫を店舗と共有。整合性優先。適切な手はどれか。
    A. 各拠点で独自更新 B. 書込みは中央の単一主系へ C. 非同期多主 BKS D. キャッシュのみ更新
    解答:B
    解説:強整合性が必要なら単一主系で直列化する。
  9. タイトル:事例・モバイル省電力
    問題文:スマホアプリで電池消費が多い。改善はどれか。
    A. ポーリング短間隔 B. プッシュ通知活用・差分同期 C. 常時位置更新 D. 画像を非圧縮
    解答:B
    解説:不要な通信を減らし差分・プッシュで効率化。
  10. タイトル:事例・高信頼リリース
    問題文:障害時に即座に旧版へ戻したい。設計はどれか。
    A. 本番上書きのみ B. ブルーグリーンでDNS/ルータ切替 C. デバッグを本番で D. ログを削除
    解答:B
    解説:並走環境で即時ロールバックが可能。
  11. タイトル:事例・多要素認証
    問題文:高リスク操作時のみ追加認証を求めたい。設計はどれか。
    A. 常時MFA B. リスクベース認証で条件付きMFA C. MFA不要 D. パスワード延長
    解答:B
    解説:ユーザ体験と安全性の両立。条件はIP/端末/行動等。
  12. タイトル:事例・監視閾値
    問題文:夜間の低流量で誤検知が多い。改善はどれか。
    A. 固定閾値のみ B. 分位数ベースや時間帯別基準 C. 監視停止 D. しきい値を極端に緩く
    解答:B
    解説:時系列の季節性に合わせる。
  13. タイトル:事例・GDPR/改正個人情報保護法相当
    問題文:国外サービスにデータ移転。対応はどれか。
    A. 同意不要 B. 契約/公表/移転先の体制確認 C. 暗号化不要 D. 目的外共有可
    解答:B
    解説:越境移転は適切な契約・通知・安全管理措置が必要。
  14. タイトル:事例・ジョブ管理
    問題文:複雑な依存関係のバッチを安定実行したい。選択はどれか。
    A. 手動起動 B. 1台cron C. ワークフローエンジンでリトライ・依存制御 D. 単一巨大スクリプト
    解答:C
    解説:再実行・依存・可視化を一元管理。
  15. タイトル:事例・多拠点DR
    問題文:RPO=0に近づける手段はどれか。
    A. 1日1回バックアップ B. 非同期レプリケーション C. 同期レプリケーション D. 週次スナップショット
    解答:C
    解説:同期はコミット時に両拠点整合を取るためデータ損失ゼロに近い。
  16. タイトル:事例・権限設計
    問題文:役割が多様で人事異動も多い。運用しやすいのはどれか。
    A. 個別ユーザ直付け B. 共有アカウント C. RBACで役割に権限付与 D. 全権限付与
    解答:C
    解説:役割ベースで付け替え容易かつ最小権限を実現。
  17. タイトル:事例・スキーマ進化
    問題文:マイクロサービス間でスキーマ変更の影響を減らすには。
    A. 破壊的変更を即時適用 B. バージョン付けと前方/後方互換の保持 C. 変更の周知不要 D. 一括停止
    解答:B
    解説:互換を意識し段階移行する。
  18. タイトル:事例・検索の高可用
    問題文:検索エンジンがダウンしても閲覧最低限を維持したい。
    A. 依存全停止 B. キャッシュ/スタティックフォールバック C. 例外握り潰し D. 503固定
    解答:B
    解説:降格運転で閲覧基礎機能を提供。
  19. タイトル:事例・多環境差異
    問題文:本番と検証で設定差異が多発。対策はどれか。
    A. 手作業で合わせる B. IaC+環境別変数で同一コード適用 C. 本番のみ手動 D. 口頭引継ぎ
    解答:B
    解説:同一ソースから環境差分を変数化。
  20. タイトル:事例・画像配信
    問題文:解像度多様な端末に最適配信。アプローチはどれか。
    A. 1サイズ固定 B. クライアントで拡大 C. 画像変換エッジ/オリジンで動的生成と適切なCache-Control D. 非圧縮
    解答:C
    解説:デバイス最適化とキャッシュで帯域・体感を改善。
  21. タイトル:事例・APIガバナンス
    問題文:各チームが勝手にAPI設計し互換性崩壊。改善はどれか。
    A. 自由放任 B. APIスタイルガイドとLint/契約テスト C. レビュー無し D. 運用で対応
    解答:B
    解説:標準化と自動検査で品質と互換性を担保。
  22. タイトル:事例・ジョブの冪等化
    問題文:夜間バッチが途中失敗しても再実行可能にしたい。
    A. 途中成果を消す B. チェックポイントと冪等更新 C. 一回で終える D. ログ無し
    解答:B
    解説:中間状態を記録し再実行で重複副作用を避ける。
  23. タイトル:事例・API保護
    問題文:外部公開APIのボット悪用対策にまず効くのはどれか。
    A. 監視のみ B. レートリミットとIP/トークン枠 C. 認証無し D. 例外を隠す
    解答:B
    解説:濫用を帯域制御で抑制する。
  24. タイトル:事例・キュー滞留
    問題文:キューのバックログが増加。優先の観点はどれか。
    A. まずキュー拡張のみ B. 消費者のスケールと処理時間短縮 C. 送信側停止 D. 監視無効化
    解答:B
    解説:ボトルネックは消費側。スループット向上が先。
  25. タイトル:事例・ジョイン地獄
    問題文:OLTPで複雑ジョインが遅い。改善はどれか。
    A. さらにジョイン追加 B. 読取用に集約テーブル/マテリアライズドビュー C. インデックス全削除 D. シャーディングのみ
    解答:B
    解説:読み取り最適化のため派生データを用意する。
  26. タイトル:事例・監視のSLO連動
    問題文:SLO違反の兆しを検知したい。設計はどれか。
    A. 個別メトリクスのみ B. SLIから誤差を計算しエラーバジェット消費率でアラート C. ログのみ D. 手動監視
    解答:B
    解説:目標に対する消費速度で早期に気付く。
  27. タイトル:事例・TLS終端
    問題文:大量接続でCPU負荷が高い。改善はどれか。
    A. アプリでTLS終端 B. L7LB/CDNでTLS終端をオフロード C. 平文運用 D. 再起動
    解答:B
    解説:終端をオフロードしてアプリを軽くする。
  28. タイトル:事例・キーマネジメント
    問題文:暗号鍵の運用で適切なのはどれか。
    A. コードに直書き B. 環境変数共有 C. KMS/HSMで保護しローテーション D. 期限無し
    解答:C
    解説:鍵は安全に保管し定期的に入替える。
  29. タイトル:事例・多言語UI
    問題文:翻訳更新をリリースに結び付けたくない。設計はどれか。
    A. 文言をコード埋め込み B. 外部リソース管理・配信 C. 画像で文字表現 D. 固定日本語
    解答:B
    解説:文言リソースを別配信しホットアップデートする。
  30. タイトル:事例・ジョブ優先度
    問題文:同一クラスタで対話系とバッチが競合。対処はどれか。
    A. 共通キューのみ B. 優先度・キュー分離とリソースクォータ C. バッチ優先 D. すべて深夜
    解答:B
    解説:SLOが厳しい対話系を保護する。