自転車違反いつから?違反の一覧は?一発赤切符?前科つくの?
| 違反行為 | 分類 | 反則金・罰則 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 携帯電話使用等(ながら運転) | 青切符 | 1万2000円 | 停止中は除く |
| 遮断踏切立入り | 青切符 | 7000円 | 赤切符対象の場合あり(危険度に応じて) |
| 信号無視 | 青切符 | 6000円 | 歩行者・車両の安全に関わるため危険 |
| 通行区分違反(逆走・歩道通行) | 青切符 | 6000円 | 車道・歩道の区分違反 |
| 指定場所一時不停止 | 青切符 | 5000円 | 「止まれ」の標識で停止しない場合 |
| 制動装置不良(ブレーキ不良など) | 青切符 | 5000円 | 安全運転義務違反 |
| 傘を差しながらの運転 | 青切符 | 5000円 | 視界不良・片手運転の危険 |
| 並進禁止 | 青切符 | 3000円 | 2人以上での横並び走行 |
| 2人乗り | 青切符 | 3000円 | 1人乗りの義務に違反 |
| 酒酔い運転 | 赤切符 | 3年以下の懲役または50万円以下の罰金 | 命に関わる重大違反 |
| 危険運転や事故につながる重大違反 | 赤切符 | 刑事罰 | 遮断踏切侵入や著しいスピード違反など |
補足情報
- 反則金(青切符):支払えば刑事罰にならず、前科はつきません。
- 赤切符:刑事罰対象で裁判所で判断される可能性があります。
- 自転車運転者講習:15項目の危険行為を3年以内に2回以上違反した場合、講習の受講義務あり。違反すると5万円以下の罰金。
- 保険加入:事故時の賠償や医療費をカバーするため、自治体で義務化されている場合もあり。
自転車の交通違反ルールが変わる理由と今後のポイント
自転車に乗る人が多い一方で、事故やトラブルも年々増えています。そうした背景から、2026年4月1日から新しい制度が導入されることになりました。
青切符による反則金制度は、自転車でも「信号無視」や「ながら運転」など、特に危険性が高い行為をしっかり取り締まるために始まります。今まで「注意されるだけ」で済んでいた違反も、お金がかかる仕組みになることで、より安全な社会を目指しています。
今回の改正では、16歳以上が対象となることや、一部の違反では刑事罰もあることなど、守るべきポイントがたくさん増えました。
これからの時代、自転車に乗ることがさらに身近になる分、ルールも知っておきたいですね。
なぜ今ルールが厳しくなるのか
自転車による事故やトラブルが急増していることが大きな理由です。実際に、信号無視や歩道での危険な運転など、小さな違反から大きな事故につながるケースが増えています。警察庁のデータでも、近年は自転車と歩行者の接触事故や、スマートフォンを操作しながら運転していたケースが目立つようになりました。
また、自動車と同じようにルールを守ることが求められるようになってきた背景には、「弱い立場の人」を守る社会づくりという流れもあります。誰もが安心して通れる道を守るため、ルールの見直しが進められてきました。
青切符制度ってどういうもの?
青切符(交通反則通告制度)は、いきなり大きな罰ではなく、まずはお金を払うことで解決する仕組みです。
従来の自動車と同じように、自転車も青切符が導入されることで、より「違反が見える化」されます。これまでは警察官に口頭で注意されて終わることが多かったですが、今後はその場で青切符を受け取ることになります。違反行為の内容に応じて、3,000円から最大12,000円まで反則金が科せられるため、「うっかり」では済まなくなります。
ちなみに青切符が導入される違反は、主に危険性の高いものに限定されています。特に、信号無視やながら運転が対象となっているので、普段から意識して運転したいところですね。
赤切符との違いを押さえよう
青切符と赤切符は、聞いたことがあっても違いがよく分からない方も多いかもしれません。青切符は「反則金」を払えば刑事罰にならない制度ですが、赤切符は「重大な違反」に出され、最終的には裁判所で判断される場合もあります。
例えば「酒酔い運転」や「遮断踏切への進入」などは赤切符の対象です。青切符よりもずっと重く、場合によっては「前科」がつく可能性もあります。特に酒酔い運転は懲役や高額な罰金も科されるため、絶対にしてはいけません。
どの違反が青切符か赤切符か、区別しておくことは、思わぬトラブルを防ぐためにも役立ちます。
知っておきたい「反則金」と「罰金」の違い
「反則金」と「罰金」は似ているようで全く違うものです。
反則金は、青切符に対応するもので、指定された金額を納めれば刑事事件にはなりません。つまり、前科もつきません。しかし、赤切符で課せられる「罰金」は、支払った時点で「刑事罰」として扱われます。この場合、警察に記録も残りますし、場合によっては裁判所に呼ばれることもあります。
どちらも金額的な負担はありますが、社会的な影響まで考えると、罰金はより重いものといえるでしょう。
信号無視やながら運転など、よくある自転車違反
普段から何気なくやってしまいがちな自転車の違反行為ですが、ひとつひとつにしっかりとした理由があります。どれも自分自身や周りの人の安全のために守るべきものです。新しい制度で注目される「ながら運転」や「信号無視」はもちろん、それ以外にも見落としやすい違反がたくさんあるので、少しだけでも意識することで危険を減らすことができるでしょう。
信号無視

信号無視は自転車に乗っていると意外と身近な違反です。つい「車も来ていないから」と赤信号を無視してしまう方もいますが、これは大変危険な行為です。車が見えていなくても、急に人が横断してくることや、交差点で見通しが悪い場合など、事故のリスクが大きくなります。
実際に、信号無視による事故は全国的にも多く、最悪の場合は自分だけでなく歩行者や他の自転車の命を奪ってしまうこともあるのです。反則金は6,000円と決して安くありませんので、信号を守る意識を常に持って運転していただきたいものです。
ながら運転の罰則
「ながら運転」とは、自転車に乗りながらスマートフォンを操作したり、音楽を聴いたりする行為を指します。2024年11月1日から法律で明確に禁止され、違反すれば反則金の対象となります。特に「スマートフォンを見ながら」「イヤホンをつけて音楽を聴きながら」運転していると、周囲の音が聞こえず、危険を察知できなくなります。
反則金は1万2000円と高額で、これは「危険度がとても高い」と判断されているからです。「自分だけは大丈夫」という気持ちが、一瞬で重大な事故を生む場合もあります。停止中なら許されますが、走行中の「ながら運転」は絶対に避けましょう。

傘を差しながら運転のリスク
雨の日によく見かけるのが、傘を差しながら片手で自転車を運転する姿です。しかし、片手運転になることで、急にハンドルを切ったり、ブレーキをかける動作が不安定になります。しかも、視界も遮られるため、周囲の危険を見逃しやすくなってしまいます。
この行為は「安全運転義務違反」に当たり、反則金は5,000円です。急な雨だとつい傘を使いたくなりますが、自転車用のレインコートやポンチョを利用すると、安全かつ違反にもなりません。

指定場所一時不停止や並走などの違反
「指定場所一時不停止」とは、止まれの標識がある場所で一度も止まらずに通過してしまう行為です。これは思ったより多く見かけますが、事故の危険性が高いため5,000円の反則金が科されます。また、複数人で並んで自転車を走らせる「並進」も違反です。道路によっては二人並んで走ること自体が禁止されているところも多く、違反すれば3,000円となります。
これらの行為は、本人だけでなく歩行者や他の自転車にも危険が及ぶため、「ついやってしまいがち」な内容ほど注意したいですね。

新しく導入される反則金の仕組みと支払い方法、注意点
2026年4月1日から、自転車の交通違反に対して「青切符」が発行されるようになり、反則金の支払いが義務づけられます。今までよりもずっと厳しく、目に見える形でルールを守る大切さが問われる時代になるでしょう。ここでは、反則金の流れや支払い方法、知っておきたい注意点をまとめてお伝えしていきます。
反則金の流れと納付方法
青切符を受け取った場合、警察官から違反内容を説明されたうえで、反則金を支払う案内が渡されます。納付書には指定された金額と、納付期限が記載されています。納付は金融機関(銀行や郵便局)や一部のコンビニで行えます。
期限内に支払えば、それ以上の処分はありません。ただし、支払いを怠ると、最終的には「刑事手続き」へ進む可能性がありますので、忘れずに対応しましょう。反則金は違反の種類ごとに決められているので、納付書をしっかり確認していただきたいところです。
反則金と刑事罰の境界
反則金を支払えば刑事事件にはなりませんが、反則金を支払わなかった場合や重大な違反を繰り返した場合には、赤切符が発行される可能性もあります。赤切符になると、刑事罰が科され、裁判所での手続きや罰金、さらには前科がつくこともあります。
青切符で済むうちは「反則金のみ」と覚えておくとわかりやすいでしょう。しかし「これくらいなら…」と放置することで、より重い罰則が待っていることもあるため、油断しないことが大切です。
反則金の金額と主な違反行為
今回導入される反則金の金額は違反内容によって異なります。
・携帯電話を使いながら運転:1万2000円
・遮断踏切立ち入り:7000円
・信号無視:6000円
・通行区分違反(歩道通行や逆走):6000円
・指定場所一時不停止:5000円
・制動装置(ブレーキ)不良:5000円
・傘差し運転など:5000円
・並進禁止:3000円
・2人乗り:3000円
反則金が高いものほど、事故の危険性や社会への影響が大きいと考えられている内容です。「つい」や「うっかり」でも簡単に済まされなくなりますので、細かい金額まで知っておくと無駄な出費を防げます。
反則金の支払いが難しい場合や相談窓口
もし反則金の支払いが難しい場合や、納付方法に不安がある時は、迷わず相談することが大切です。各都道府県の警察署や交通課では、支払い方法や納付期限の延長、分割払いの相談なども受け付けています。
また、不当な違反だと思う場合も、その場で感情的にならずに、きちんと警察署で説明を受けましょう。理不尽だと感じても、そのまま支払いを拒否すると刑事手続きに進むことがあるため、必ず相談してから動くのが賢明です。
赤切符が発行される重大違反とそのリスク
自転車の違反でも、命に関わる重大なものには「赤切符」が発行されます。これは通常の反則金(青切符)とは異なり、刑事事件として取り扱われるため、人生に大きな影響が及ぶ場合もあります。軽い気持ちでは済まされない違反なので、特に注意したいところです。
赤切符の対象となる主な違反
赤切符は、主に人の命に関わるような重大な違反行為に対して発行されます。
具体的には「酒酔い運転」や「遮断踏切への進入」、「著しく危険な速度での運転」などが該当します。たとえば酒に酔った状態で自転車に乗った場合、たとえ事故がなくても警察官が危険と判断すれば、赤切符の対象となり、その後刑事手続きへ進むことになります。
酒酔い運転の罰則と社会的影響
自転車の酒酔い運転は、法律でとても重い罰則が定められています。
罰則内容は「3年以下の懲役」または「50万円以下の罰金」となり、これは自動車と同じ水準の重さです。酒酔い運転が事故につながれば、さらに厳しい責任を問われることになります。社会的にも大きな信用を失う原因になるため、絶対に避けたい行為です。
一度前科がつくと、就職や生活にも影響する可能性がありますので、万が一のためにも「飲んだら乗らない」を徹底したいですね。
遮断踏切への進入など危険行為
遮断機が下りている踏切に入る行為や、信号無視の中でも特に危険性の高い場合なども、赤切符が出される対象です。
こうした行為は、自分だけでなく周囲の人にも命の危険を及ぼすため、法律でも厳しく処罰されます。たとえば遮断踏切に入ってしまった場合、通常の反則金だけでなく、刑事罰まで問われることがあるので注意が必要です。
赤切符を受けた場合の流れと影響
赤切符が発行された場合、警察署で取り調べを受けたあと、裁判所での手続きが進みます。その結果、罰金や懲役など刑事罰が確定すると「前科」がつくことになります。
青切符と違い、「支払えば終わり」というわけではありません。刑事事件として扱われるため、記録が残り、就職活動や将来の生活にも支障が出ることも考えられます。
さらに、重い違反の場合は保険金が支払われないこともありますので、何気ない行為が大きなリスクになる点も知っておきたいところです。
繰り返す違反者や危険運転に対する自転車運転者講習の義務と内容
自転車のルールを守らないまま、危険な運転や違反を繰り返してしまう場合、反則金だけでは済まなくなります。警察が「このままでは危ない」と判断した時には、「自転車運転者講習」の受講が義務づけられます。この講習は、罰を与えるためのものというよりも、命や社会を守るための知識を再確認し、これからの安全な運転につなげるために行われています。
講習受講の条件と対象者
自転車運転者講習を受ける必要があるのは、主に「15項目の危険行為」を3年以内に2回以上繰り返した14歳以上の方です。この15項目には、信号無視や酒酔い運転、ながら運転だけでなく、ブレーキが壊れている自転車の運転、歩行者への無理な追い越しなども含まれています。
一度違反しただけでは講習の対象になりませんが、何度も同じような違反を繰り返した場合、「安全運転に問題がある」と判断されるのです。
講習の内容と時間
自転車運転者講習は、約3時間程度行われます。講習では、法律や交通ルールについての説明だけでなく、実際の事故例や安全な運転のための心構えなども扱われます。また、映像を見ながら危険性を体験的に学んだり、警察官から直接アドバイスを受けたりすることもあります。
内容は一方的な座学だけではなく、実際の自転車の使い方についても確認できるので、日常生活にもすぐ役立つ情報が多く盛り込まれています。
講習を受けない場合のペナルティ
講習を受けるように指示されたにも関わらず、正当な理由なく受講しなかった場合、「5万円以下の罰金」が科されます。この金額は違反そのものより高くなる場合もあるため、「忙しいから」や「面倒だから」と後回しにすることは避けたいところです。
講習は安全のための再確認という意味合いもあるので、指示があれば必ず受講するようにしましょう。
社会人にとっての講習義務の影響
社会人の場合、仕事や家庭の都合で「講習に行く時間がない」と感じることも多いでしょう。しかし、講習を受けないことが記録に残ると、後々のトラブルや信用問題につながることもあります。違反歴が重なることで、保険の利用に制限が生じたり、場合によっては会社にも知られてしまうケースもゼロではありません。
安全な自転車利用は「自分のため」だけでなく「周りの人のため」でもあるので、講習をしっかり受けることで自信を持って運転できるようになりたいですね。
自転車保険の必要性と各自治体の加入義務、選び方
自転車は便利な移動手段ですが、事故を起こした場合の損害や医療費は決して軽くありません。万が一の時に自分も相手も守るため、自転車保険の加入は今や必須といえる状況です。自治体によっては加入が義務化されている場合もあり、社会人としても安心して運転するために知っておきたいポイントです。
自転車保険が必要な理由
自転車事故による賠償責任は、数百万円単位になることもあります。例えば、歩行者にぶつかって骨折させてしまった場合、治療費や慰謝料を全額自己負担することになるケースがあります。こうしたリスクに備えるのが自転車保険です。
保険があれば、事故による医療費や損害賠償金をカバーできるため、突然の出費に困らずに済みます。特に社会人の場合、家計や仕事への影響も考えると、加入しておく価値は非常に高いといえるでしょう。
自治体による加入義務の状況
全国の多くの自治体では、自転車保険の加入を義務化しているか、加入を推奨しています。義務化されている場合、加入していないと指導や罰則の対象になることもあります。
義務化の内容は自治体ごとに異なり、「賠償責任保険への加入を義務付ける」「加入証明書の提出を求める」などの形式があります。自分の住んでいる地域のルールを事前に確認しておくことが大切です。
保険選びのポイント
自転車保険を選ぶ際には、以下のポイントを確認すると安心です。
- 対人賠償の上限額:事故で相手に与える損害をカバーできる額か
- 自分のケガの補償:事故で自分が入院や通院した場合の保障
- 日常生活での補償:買い物中や通勤・通学時の事故にも対応しているか
- 保険料と契約期間:無理なく継続できる料金かどうか
これらを比較することで、自分に合った保険を選ぶことができます。
社会人が加入する際の注意点
社会人の場合、会社や家族との関係で保険の補償範囲をしっかり確認することが重要です。たとえば、仕事中の自転車利用が多い場合、業務中の事故にも対応しているかどうかを確認しておく必要があります。
また、家族全員で自転車を利用する場合は、家族全員を対象とした保険に加入することで、手続きや管理が簡単になり安心です。万が一の事故に備えて、契約内容や免責条件もよく読んでおくことをおすすめします。
安全に自転車を使うための日常の注意と生活での意識ポイント
自転車は便利で身近な移動手段ですが、ちょっとした気の緩みが事故や違反につながることがあります。反則金や刑事罰のリスクだけでなく、自分や周囲の安全を守るため、日常から意識して運転することが大切です。
出発前の自転車点検
毎日の運転前には、自転車の簡単な点検を習慣にしましょう。ブレーキやタイヤの空気圧、ライトやベルの動作確認は特に重要です。制動装置不良は反則金5,000円の対象になるため、点検を怠ると金銭的にもリスクが生じます。
また、荷物が多い場合は、重さや積み方にも注意が必要です。安定した走行を心がけることで、事故を未然に防ぐことができます。
信号や標識の遵守
信号無視や一時停止違反は、反則金だけでなく事故のリスクも非常に高い行為です。交差点では特に注意し、歩行者や他の自転車の動きをよく確認しましょう。
また、道路標識や歩道通行のルールも守ることが大切です。「つい右折だけ」「ちょっとだけ歩道を通る」などの軽い気持ちでも、反則金や事故につながる可能性があります。

ながら運転の徹底禁止
スマートフォンやイヤホンを使いながらの運転は、法律で禁止されているだけでなく、事故の危険性が非常に高い行為です。道路上では、常に前方と周囲の状況に注意を払いましょう。
運転中に情報を確認したい場合は、安全な場所に停車してから操作することが鉄則です。特に忙しい社会人の方でも、短時間の停車でリスクを大幅に減らせます。
生活全体での安全意識
自転車の安全は、運転中だけでなく生活全体の意識にも関係します。疲れているときや飲酒後は運転を避け、無理のないスケジュールで移動することが大切です。また、夜間はライトを必ず点灯し、反射材を身につけることで事故防止につながります。
さらに、自転車保険の加入や講習の受講など、制度を活用することも安全な運転の一部です。こうした日常的な注意が、事故や違反のリスクを大きく減らすことになります。
