「すごい」意味は?言い換えは?ビジネスでも使える?深読みされない失礼がない使い方例文
「すごい」という言葉は、感動や驚きを表す時によく使われる形容詞で、非常に強い印象を与える特徴があります。人の行動や物事の結果、自然の力などに対して、その大きさや素晴らしさ、時には恐ろしさまでを含んで感情を強く表現する際に使われます。この言葉は場面に応じて、肯定的な意味だけでなく、否定的な印象にも使われることがあり、非常に幅広い用途があります。英語に訳すと、文脈により “amazing”、”incredible”、”awesome”、”terrific”、”fantastic” などが当てはまります。これらの英語も驚きや感動を伴う場合に使われますが、「すごい」ほど意味の広さや柔軟さを持っているわけではないため、使い分けが重要になります。たとえば「すごい雨」と言えば大雨の激しさを、「すごい努力」と言えば感心するほどの努力量を示します。また、「すごい顔」と言えば驚くような表情など、物理的にも感情的にも極端さや印象の強さを示すことが多いです。さらに、近年では若者言葉として、何でも良いものに対してとりあえず「すごい」と言う傾向も見られ、文法的に修飾語として他の形容詞にかぶせて「すごくおいしい」や「すごくきれい」など、副詞的にも使われるようになっています。
「すごい」の一般的な使い方と英語で言うと
- あの人のプレゼンはすごく説得力があって、全員が引き込まれていました。最後の結論も完璧で、参加者全員が納得していました。
(His presentation was incredibly persuasive, and everyone was completely drawn in. The conclusion was perfect, and all attendees were convinced.) - 昨日の夜に見た映画はすごく感動的で、エンディングでは涙が止まりませんでした。何日経っても余韻が残る作品でした。
(The movie I watched last night was incredibly moving, and I couldn’t stop crying at the ending. It’s the kind of film that stays with you for days.) - このプロジェクトはすごいスピードで進んでいて、想定よりも早く成果が出そうです。チーム全員の努力に感謝しています。
(This project is progressing at an amazing speed, and we’re likely to see results earlier than expected. I appreciate the team’s efforts.) - 彼の記憶力はすごいですね。一度読んだだけで長文をほぼ完璧に暗記してしまうのには驚かされました。
(His memory is amazing. I was surprised that he could memorize a long passage almost perfectly after reading it just once.) - この料理、すごくおいしいです。味のバランスもよくて、何回でも食べたくなる味ですね。
(This dish is incredibly delicious. The flavor balance is excellent, and it’s something I’d love to eat again and again.)
似ている言い回しと失礼がない言い回し
- とても素晴らしい:丁寧で広く使える表現
- 大変優れている:ビジネスの場でも安心して使える
- 印象的:感情を交えず客観的に伝えられる
- 目を見張るほどの:驚きと称賛を伝えられる
- 格別に優秀:個人の能力や成果に対して使いやすい
性格や人格として言われた場合は?
「すごい人」と言われると、その人の能力や行動が他の人を圧倒するほど優れているという意味で使われます。これは必ずしも「優しい」や「真面目」といった内面的な評価ではなく、突出した能力や個性、努力を指すことが多いです。たとえば「すごく仕事ができる人」や「すごく頭がいい人」というように、周囲から見て際立った特徴を持っていることが前提です。中には、「あの人ってすごいけど、ちょっと変わってるよね」というように、独特すぎて近づきがたい意味合いで使われる場合もあり、言い方や状況には注意が必要です。
「すごい」をビジネスで使う場合はどういう意味か?
ビジネスの場では、「すごい」はそのまま使うとややカジュアルな印象を与えるため、具体的な事実や成果を含めて説明することが求められます。単に「すごい結果」ではなく、「前年度比200%を達成するという優れた結果」などと補足を加えるのが適切です。
- 貴社の取り組みは、他に例を見ないほど革新的で、まさに先進的な施策と言えるでしょう。
(Your initiatives are remarkably innovative and can truly be described as cutting-edge.) - 短期間でここまで改善できたのは、すごい努力の賜物だと感じております。
(I believe such rapid improvement is a result of tremendous effort.) - 彼の発想力には感心しました。あの提案はとても実現性が高く、今後の参考になります。
(I was impressed by his creativity. That proposal is very feasible and will serve as a reference going forward.) - 業務の効率が大幅に向上しており、想像以上の成果が出ている点に驚きました。
(The operational efficiency has improved significantly, and the results have exceeded expectations.) - プロジェクトの成功は、皆さまの優れた判断と的確な対応のおかげです。
(The success of the project is thanks to your excellent judgment and precise actions.)
「すごい」は目上の方にそのまま使ってよい?
「すごい」という言葉は非常にカジュアルな印象があり、目上の方や取引先との会話や文面においては使用を避けるのが一般的です。特にメールや正式な場では、丁寧で具体的な表現に置き換えることが重要です。相手への敬意をしっかり伝えるためには、「素晴らしいご功績」や「大変印象的な成果」など、文脈に応じて語彙を選ぶ必要があります。直接的に「すごい」と伝えると、失礼と受け取られる場合もありますので、敬意を込めた語句に置き換えた方が安全です。
- カジュアルすぎて誤解される可能性がある
- 敬語として成り立たないため不適切
- 相手の立場によっては軽く見える可能性がある
- 状況に応じて言い換える方が安心
- 直接的な感嘆よりも具体的な実績を示す方が効果的
「すごい」の失礼がない言い換え
- いつもながら大変見事なご対応をいただき、誠にありがとうございました。
- ご提案の内容は非常に優れており、今後の施策に大いに参考となります。
- 大変素晴らしいご功績を拝見し、深く感銘を受けました。
- 迅速かつ的確なご対応に、心より感謝申し上げます。
- 御社の技術力には、常に感心しております。今後の発展を心より期待しております。
注意する状況・場面は?
「すごい」という言葉は便利な一方で、使い方を間違えると相手に誤解や不快感を与える可能性もあります。特にビジネスの場面や丁寧さが求められる相手に対しては注意が必要です。例えば、褒め言葉として使ったつもりでも、内容が曖昧すぎて本気度が伝わらなかったり、カジュアルすぎて軽く見られてしまったりすることがあります。また、「すごいですね」と言っただけでは、具体的に何がどうすごいのかが伝わらず、相手に評価の中身が伝わらないことがあります。
- 目上の方に対して「すごい」とだけ言うと失礼になる
- 内容が抽象的すぎて、評価の意味が伝わりにくい
- 丁寧な場では、「とても○○です」と言い換えた方が良い
- ビジネス文書で使用すると軽薄な印象を与える
- 関係性が浅い相手には慎重に使うべき
「すごい」のまとめ・注意点
「すごい」という言葉は、感動や驚き、尊敬の気持ちを表す際に非常に便利で、多くの場面で使用されています。ただし、その便利さゆえに安易に多用すると、かえって伝えたい内容が薄れてしまったり、相手に軽く見られる可能性もあるため注意が必要です。特に、目上の方やビジネス上の相手には、言葉を慎重に選び、丁寧で具体的な表現に置き換えることが大切です。「すごい」を使う際には、何がどうすごいのかをきちんと伝える工夫をすると、相手にも誠意が伝わりやすくなります。また、若者の会話では「すごい」が万能語のように使われていますが、それがすべての人に通じるわけではないという認識も重要です。言葉は状況に応じて選ぶことで、伝わり方が大きく変わります。したがって、「すごい」を使う際は、相手や場の空気を読み、適切な言い換えや補足を添えることで、より良いコミュニケーションが可能になります。
形容詞とは?
形容詞とは、ものや人の「ようす」をあらわすことばです
形容詞とは、色・大きさ・こころの動きなど、名詞のようすを説明することばでございます。
- 例:
- 青い 空 → 空の色を言います。
- 大きい ケーキ → ケーキの大きさを言います。
- うれしい 気持ち → 心の感じを言います。
おもに二つのグループがあります
| グループ | 例 | 名詞につけるとき | 文の終わりで使うとき |
|---|---|---|---|
| –い形容詞 | あたらしい、たかい | い をそのまま残します例:あたらしい 本 | 語尾をかえて活用します例:本があたらしかった です。 |
| –な形容詞 | しずかな、べんりな | 名詞の前で な を付けます例:しずかな 公園 | 文の終わりでは な が消えます例:公園はしずかです。 |
ポイント
- –い形容詞は語尾の「い」を変えて過去形(~かった)、否定形(~くない)などにできます。
- –な形容詞は「な」を取り、後ろに「です/でした/ではありません」などを付けます。
言葉の裏にあるニュアンス:形容詞を使うときに気をつけたいこと
日常会話の中で、何気なく使っている「形容詞」。
「かっこいい」「ヤバい」「うざい」「エモい」など、感情や印象を端的に伝えられる便利な言葉ですよね。
でも実はこの形容詞、文脈や相手との関係性によって、思わぬ誤解を招くことがあるって知っていますか?
同じ言葉でも「良い意味」「悪い意味」がある
たとえばこんな言葉。
- 「ヤバい」:
「この映画、マジでヤバい!」 → 最高!という意味。
「それはヤバいな…」 → 危ない・悪いという意味。 - 「エグい」:
「スキルがエグい!」 → めっちゃ上手い!
「その話エグいな…」 → きつすぎる、気持ち悪い。
こういった形容詞は、一見フランクで面白く感じられますが、相手が意味を取り違えると「失礼」に聞こえることも。
形容詞は「相手の価値観」によって刺さり方が変わる
ある人にとって「派手」は褒め言葉でも、別の人にとっては「悪口」に聞こえることがあります。
また、「細い」「オタクっぽい」「変わってる」など、善悪の評価が分かれる言葉は特に注意が必要です。
安心・信頼関係のある相手ならOK?でも…
たしかに、友達同士や同じノリの仲間内では、多少のスラングや誇張表現も通じやすいです。
しかし、たとえ仲のいい相手でも「言葉の選び方ひとつで、空気が変わる」ことはよくあります。
気持ちよく話すために:形容詞の選び方を見直そう
- 相手の反応を見ながら使う
相手が笑ってる?引いてる?微妙な表情?表情を読み取る力が大事です。 - 初対面やフォーマルな場では避ける
「スラング形容詞」はカジュアルすぎる印象を与えることがあります。 - 置き換えの語彙を持つ
「ヤバい」ばかりに頼らず、「印象的だった」「衝撃的」「クオリティが高い」など、場面に合わせた言い換えができると大人の余裕を感じさせます。
形容詞は、相手の気分を明るくもできるし、逆に傷つけてしまうこともあるデリケートな言葉。
だからこそ、「誰に・どんな場面で・どう使うか」を意識して使うことで、より伝わる言葉、より伝わる人間関係が築けるはずです。

