為替レートの変動(FX)|生成AI・ChatGPTで円ドルを予測する、やり方・プロンプト例
「AIによる株価予測は、今日の投資判断に新たな視点を提供する可能性を秘めています。しかし、市場の不確実性やAIの学習限界を理解せず、その予測を盲信することは極めて危険です。この記事では、株の予想AIがどのように市場データを分析し、未来を予測しようとするのか、その仕組みと活用における具体的なリスク、そして賢明な利用のための注意点を徹底解説します。投資は常に自己責任であり、本情報は、投資判断の補助となる参考情報としてご活用ください。」
GPTが為替予測に使うべき情報一覧
現在の為替レートと変動データ
GPTが「今どうなっているか」を把握するために必要なリアルタイム要素:
- 現在のドル円レート(例:1ドル=156.80円)
- 過去1時間/1日/1週間/1ヶ月の変動幅
- 高値・安値・ボラティリティ
- 変動パターン(上昇トレンド/レンジ相場/急変動など)
テクニカル指標(短期トレーダー向け)
為替市場の動き方を分析するためのチャート分析要素:
- 移動平均線(5MA、25MA、75MA)
- RSI(買われすぎ/売られすぎ)
- MACD(トレンド方向と転換点)
- ボリンジャーバンド(±1σ、±2σ)
- サポートライン・レジスタンスライン
- ゴールデンクロス/デッドクロス発生の有無
- 出来高(FXブローカーによっては参考指標あり)
マクロ経済指標(根本要因)
為替変動の基盤を形成する国レベルの情報:
- 米国の政策金利(FF金利)と日本の政策金利(日銀)
- 米国雇用統計(NFP、失業率)
- 米・日CPI(インフレ率)
- GDP成長率(米国・日本)
- 小売売上高、ISM製造業指数
- 貿易収支、経常収支(特に日本の輸出入)
- 要人発言(パウエル、植田総裁など)
金融政策と中央銀行のスタンス
GPTが「金利差」「将来の政策見通し」を判断するための材料:
- FOMCの利上げ/利下げ方針
- 日銀のYCC(イールドカーブ・コントロール)政策
- 中央銀行会合後の声明や議事録内容
- ドットチャート(米国の将来金利予測)
地政学的・政治的要因
リスクオフ/リスクオンの材料として為替に直結:
- 米中関係、ウクライナ戦争、中東情勢などの地政学リスク
- 日本の政局不安(首相交代、解散総選挙)
- 米大統領選・財政問題・債務上限問題
- 為替介入(財務省・日銀が過去に行った例)
市場心理とセンチメント
市場参加者の感情的傾向(予測が裏切られる背景になりやすい):
- 投機筋のポジション(CFTC建玉報告)
- 恐怖指数(VIX)
- 米国株の上下動(リスクオン/オフの判断材料)
- 日本株・日経平均・TOPIXとの連動性
- SNSや為替掲示板の話題トレンド(例:「介入来るか?」)
為替介入の可能性(日本政府特有)
- 急激な円安時に財務省や日銀が介入する可能性
- 実際に行われた過去の介入(例:2022年9月・10月など)
- 黙示的な警告(「過度な変動は好ましくない」等の発言)
過去の類似パターンやAI的推察の材料
- 「金利差×インフレ差」が開いたときの過去のドル円水準
- リーマンショックやコロナショック時の為替変動パターン
- AIが時系列でパターン認識できるような過去10年の統計傾向
■ GPTが予測する際の前提認識(限界と適正)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 強み | 様々な情報を横断的に整理・要因分析・仮説提示ができる |
| 弱み | 数分〜数時間後のリアルレート変動の正確な数値予測は不可 |
| 得意領域 | 材料整理、因果関係の推定、リスク要因の列挙、複数シナリオの展開 |
| 必要な入力 | なるべく多角的な実データ(テクニカル・経済指標・市場心理) |
利用目的別に必要となる情報の対照表
| 目的 | GPTに必要な情報 |
|---|---|
| 短期トレード(数時間~数日) | テクニカル指標、要人発言、地政学リスク、介入予測 |
| 中期見通し(数週間~数ヶ月) | 金利差、インフレ率、経済指標トレンド、政策スタンス |
| 総合判断(買い/売りの材料整理) | 上記すべて + GPTによる材料の重要度評価 |
ChatGPT用プロンプト(リアルタイムWEB参照・円ドル予測用)
あなたは「為替診断アシスタント」です。
以下の指示に従い、現在のドル円(USD/JPY)為替レートの変動要因をリアルタイムでWEB検索から収集し、それに基づいて今後の見通しを中立的に予測してください。
▼目的:
ドル円の今後の短期~中期的な為替変動(上昇/下落傾向)を、多面的な情報に基づいて分析・予測する。
▼必要な情報(全てリアルタイムでWEB検索して取得):
1. 現在のドル円為替レートと、過去1日・1週間・1ヶ月の推移
2. テクニカル指標(RSI、MACD、移動平均線、ボリンジャーバンドなど)
3. 米国および日本の最新の金利・政策金利・発言内容(FRB・日銀)
4. 最新の経済指標(米国雇用統計・CPI、日本のインフレ率・GDP)
5. ドル円に関連する重要ニュース(金融政策・地政学リスク・為替介入など)
6. 市場心理に関する指標(VIX、米株・日経平均の動向、投機ポジション)
7. 過去の類似局面(同じ金利差・インフレ差があった時期)のドル円レート推移
8. 財務省・日銀による為替介入の可能性に関する最近の報道やコメント
▼出力形式:
① 現在の為替レートと直近の推移の要約
② テクニカル分析に基づく短期トレンドの傾向
③ 米日金融政策の差と、今後の方向性(利上げ/利下げ見通し)
④ 最新の経済指標と為替への影響評価
⑤ 注目ニュースとその重要性の評価
⑥ 投資家心理・市場のリスクオン/オフの傾向
⑦ 過去の類似ケースとの比較(相場感)
⑧ 財務省/日銀の介入リスク(有無・予兆)
⑨ 総合的な分析と短期/中期のドル円見通し(上昇/下落/レンジ)
▼注意事項:
・リアルタイム検索に基づいて最新情報のみを反映してください
・推測ではなく、公開されているデータ・ニュースに基づいて論理的に説明してください
・特定のポジション(買い/売り)を推奨せず、複数シナリオの中立的整理を行ってください
・AI的な仮説は提示してもよいが、必ず根拠を明示してください
利用方法
- ChatGPTにこのプロンプトをそのまま入力すれば、リアルタイムのWEB検索を通じて必要情報を全収集・分析し、今後の円ドル相場の見通しを段階的に出力します。
- 出力の正確性は、ChatGPTがWeb検索機能を有効にしているかどうかに依存します(有効な場合、各情報が検索結果から自動反映されます)。
ローカル実行向け:全データ収集スクリプトの再整理(API未使用)
下記は、あなたのローカルPython環境で動作するように設計した為替分析用データ収集スクリプト(API未使用・全てWebスクレイピング)です。下記コードをローカルのJupyterやPythonスクリプトにてご利用ください。
🔸 必要ライブラリ(事前に一度だけインストール)
pip install requests beautifulsoup4 lxml
🔸 ローカル用Pythonコード(主要データ取得)
import requests
from bs4 import BeautifulSoup
def get_usd_jpy_rate():
url = "https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=USDJPY=FX"
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.text, 'html.parser')
rate = soup.select_one("td.rt-rate").text.strip()
return rate
def get_interest_rates():
jp_rate = "0.10" # 日銀レート(固定近似)
url = "https://www.cnbc.com/quotes/US10Y"
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.text, "html.parser")
us_rate = soup.select_one("div.QuoteStrip-lastPrice").text.strip()
return jp_rate, us_rate
def get_cpi():
jp_url = "https://tradingeconomics.com/japan/inflation-cpi"
us_url = "https://tradingeconomics.com/united-states/inflation-cpi"
jp_r = requests.get(jp_url)
us_r = requests.get(us_url)
jp_soup = BeautifulSoup(jp_r.text, "html.parser")
us_soup = BeautifulSoup(us_r.text, "html.parser")
jp_cpi = jp_soup.select_one("table.table-hover td").text.strip()
us_cpi = us_soup.select_one("table.table-hover td").text.strip()
return jp_cpi, us_cpi
def get_unemployment():
url = "https://tradingeconomics.com/united-states/unemployment-rate"
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.text, "html.parser")
us_unemployment = soup.select_one("table.table-hover td").text.strip()
return us_unemployment
def get_news():
url = "https://news.google.com/rss/search?q=ドル円+為替"
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.content, "xml")
items = soup.find_all("item")[:5]
return [item.title.text for item in items]
# 実行
if __name__ == "__main__":
print("USD/JPY:", get_usd_jpy_rate())
print("金利(JP/US):", get_interest_rates())
print("CPI(JP/US):", get_cpi())
print("米国失業率:", get_unemployment())
print("直近ニュース:")
for line in get_news():
print(" -", line)
次ステップ(取得データをGPTプロンプトに渡す)
収集したデータを、前回提示したChatGPTプロンプトへ自動整形するには、prompt = make_prompt(data) という形で辞書に流し込むようにできます。
必要であれば
- pandasを使ったCSV保存
pandas-taによるテクニカル指標追加- StreamlitでのGUI化
- OpenAI APIとの統合
もすぐに構築可能です。
次に進めたい構成をご指示いただければ対応いたします。
承知しました。
以下に、OpenAI APIと為替データ収集スクリプト(API非使用)を統合し、ChatGPTにリアルタイム材料を与えて「円ドル(USD/JPY)の予測・解説」を自動出力させるフルコードを提示します。
目的
- PythonでWebスクレイピングにより為替材料を自動収集(API不要)
- 収集した情報をGPT(ChatGPT API)へプロンプトとして構成し送信
- GPTがその材料に基づいて、中立的な「円ドルの見通しと要因解説」を出力
必要ライブラリ(事前インストール)
pip install requests beautifulsoup4 openai lxml
完全統合版スクリプト
import requests
from bs4 import BeautifulSoup
import openai
# OpenAI APIキーを設定
openai.api_key = "YOUR_API_KEY_HERE"
# 各種データ取得関数(API未使用)
def get_usd_jpy_rate():
url = "https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=USDJPY=FX"
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.text, 'html.parser')
try:
rate = soup.select_one("td.rt-rate").text.strip()
except:
rate = "取得失敗"
return rate
def get_interest_rates():
jp_rate = "0.10" # 固定
url = "https://www.cnbc.com/quotes/US10Y"
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.text, "html.parser")
try:
us_rate = soup.select_one("div.QuoteStrip-lastPrice").text.strip()
except:
us_rate = "取得失敗"
return jp_rate, us_rate
def get_cpi():
urls = {
"jp": "https://tradingeconomics.com/japan/inflation-cpi",
"us": "https://tradingeconomics.com/united-states/inflation-cpi"
}
results = {}
for key, url in urls.items():
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.text, "html.parser")
try:
results[key] = soup.select_one("table.table-hover td").text.strip()
except:
results[key] = "取得失敗"
return results["jp"], results["us"]
def get_unemployment():
url = "https://tradingeconomics.com/united-states/unemployment-rate"
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.text, "html.parser")
try:
value = soup.select_one("table.table-hover td").text.strip()
except:
value = "取得失敗"
return value
def get_news():
url = "https://news.google.com/rss/search?q=ドル円+為替"
r = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(r.content, "xml")
items = soup.find_all("item")[:5]
headlines = [item.title.text for item in items]
return headlines
# GPTプロンプト生成
def make_prompt(data):
return f"""
あなたは為替分析AIです。以下のデータをもとに、ドル円相場(USD/JPY)の短期的および中期的な動向を総合的に判断してください。
▼為替レート:
現在のドル円レート:{data['rate']} 円
▼金利:
米国政策金利(10年債利回り):{data['us_rate']} %
日本政策金利(日銀):{data['jp_rate']} %
▼インフレ率(CPI):
米国CPI:{data['us_cpi']} %
日本CPI:{data['jp_cpi']} %
▼米国雇用統計:
失業率:{data['us_unemployment']} %
▼直近ニュースヘッドライン:
{chr(10).join(['・' + n for n in data['news']])}
この情報を踏まえて、今後1週間および1ヶ月のドル円為替相場について:
・上昇 / 下落 / レンジ どの展開が有力か
・主な要因(経済・金利・ニュース等)
・短期の注目ポイント
・中期的なリスク要因
・介入の可能性がある水準や予兆
これらを、中立的かつ根拠を明示して説明してください。
"""
# OpenAIへ送信し結果を取得
def ask_gpt(prompt):
response = openai.ChatCompletion.create(
model="gpt-4",
messages=[{"role": "user", "content": prompt}],
temperature=0.4,
)
return response["choices"][0]["message"]["content"]
# 実行メイン
def main():
print("📡 データ取得中...")
data = {
"rate": get_usd_jpy_rate(),
"jp_rate": "",
"us_rate": "",
"jp_cpi": "",
"us_cpi": "",
"us_unemployment": "",
"news": []
}
data["jp_rate"], data["us_rate"] = get_interest_rates()
data["jp_cpi"], data["us_cpi"] = get_cpi()
data["us_unemployment"] = get_unemployment()
data["news"] = get_news()
print("🧠 GPTプロンプト生成・送信中...")
prompt = make_prompt(data)
result = ask_gpt(prompt)
print("\n✅ 分析結果(ChatGPT):")
print(result)
if __name__ == "__main__":
main()
出力例(ChatGPTから返ってくる内容)
✅ 分析結果(ChatGPT):
現在のドル円レートは156.85円付近です。米金利が高止まりし、日銀の緩和姿勢が続いているため、短期的には上昇トレンドが継続する可能性があります。ただし、CPIの鈍化や雇用統計が悪化すれば、円高方向への修正リスクも出てきます。介入の警戒水準は160円前後と推定され、発言には注意が必要です。
...
注意事項
- OpenAI APIキーはご自身で取得・管理してください(https://platform.openai.com)
- 各Webサイトの構造が変わるとスクレイピングが機能しなくなるため、定期的に要確認
- 情報はあくまで参考用であり、投資判断は自己責任でお願いします
ご希望であれば、次の機能も拡張可能です:
- StreamlitでUI化してWebアプリ化
- 定期実行してLINEに通知
- 他通貨ペア(EUR/JPYなど)にも対応
- 取得項目に「米株・日経・VIX」など追加
お気軽にお申し付けください。
はい、生成AI(ChatGPTなど)を使って円ドルの為替レート変動(FX)を予測する方法と、具体的なプロンプト例について説明します。株価予測と同様に、為替レート予測も過去のデータに基づいた分析が重要になります。
生成AI・ChatGPTで円ドル為替レートを予測するプロンプト例
為替レート予測では、株価と同様に時系列データ分析が中心となりますが、経済指標、金利差、地政学的リスクなど、より多岐にわたる要素が影響します。ここでは、シンプルに過去の円ドルレートデータを用いて予測を行うプロンプト例を提示します。
プロンプトの基本的な考え方
AIを用いた為替レート予測も、以下の要素を含みます。
- データ収集・準備: 過去の為替レートデータ(日足、時間足など)、関連する経済指標データなど。
- 特徴量エンジニアリング: 予測に役立つ特徴量(例: 移動平均線、RSI、MACD、金利差、ニュースの感情スコアなど)の作成。
- モデル選択: 回帰モデル、時系列モデル(ARIMA, Prophet, LSTMなど)、深層学習モデルなど。
- モデル学習: 準備したデータを使ってモデルを学習させる。
- 予測: 学習済みモデルで未来の為替レートを予測する。
- 評価: モデルの予測性能を評価する。
プロンプト例と使い方
以下のプロンプトは、ユーザーが過去の円ドルレートデータ(CSV形式を想定)を提供し、そのデータに基づいて為替レート予測モデルを構築・実行するものです。今回は、前回の株価予測と同様に、scikit-learnのRandomForestRegressorを使用しますが、より複雑な時系列モデルへの拡張も考慮に入れています。
Python
import pandas as pd
from sklearn.model_selection import train_test_split
from sklearn.ensemble import RandomForestRegressor
from sklearn.metrics import mean_squared_error
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
# --- ユーザーが提供するデータと設定 ---
# 1. 円ドル為替レートデータのファイルパス (CSV形式を想定)
# 例: 'usd_jpy_data.csv'
# CSVには最低限 'Date' (日付) と 'Close' (終値レート) 列が必要です。
# それ以外の列は特徴量として利用されます。
exchange_rate_data_path = 'ここに円ドル為替レートデータのCSVファイルパスを貼り付けてください'
# 2. 予測対象の列名 (通常は 'Close' または 'Rate')
target_column = 'Close'
# 3. 予測期間 (例: 1日後のレートを予測する場合、1を設定)
prediction_periods = 1
# 4. 使用するモデルの選択 (現在はRandomForestRegressor)
# - 他のモデルを使いたい場合は、この部分を変更してください。
# 例: from sklearn.linear_model import LinearRegression
# model = LinearRegression()
selected_model = 'RandomForestRegressor' # 'RandomForestRegressor' or 'LinearRegression' or 'LSTM' (要追加実装)
# --- ここからAIによる為替レート予測処理 ---
def predict_exchange_rate(data_path, target_col, pred_periods, model_choice):
try:
df = pd.read_csv(data_path)
except FileNotFoundError:
print(f"エラー: ファイルが見つかりません - {data_path}")
return
# 日付をインデックスに設定
if 'Date' in df.columns:
df['Date'] = pd.to_datetime(df['Date'])
df = df.sort_values(by='Date')
df = df.set_index('Date')
else:
print("警告: 'Date' 列が見つかりません。時系列データの順序が保証されない可能性があります。")
# 欠損値の確認と処理 (簡単化のため、ここではNaNを含む行を削除)
df = df.dropna()
# 特徴量エンジニアリング (例: ラグ特徴量)
# 過去のレートが未来のレートに影響を与えるという仮定に基づきます。
for i in range(1, pred_periods + 6): # 過去5日間のラグ特徴量も考慮 (調整可能)
if f'{target_col}_lag_{i}' not in df.columns: # 列が既に存在しない場合のみ追加
df[f'{target_col}_lag_{i}'] = df[target_col].shift(i)
# 目的変数 (予測対象) の作成
df['target'] = df[target_col].shift(-pred_periods)
# NaNを含む行の削除 (ラグ特徴量や目的変数作成で生じる)
df = df.dropna()
# 特徴量 (X) と目的変数 (y) の分離
# target_col は目的変数生成後に特徴量からは除外
X = df.drop(columns=[target_col, 'target'])
y = df['target']
# 訓練データとテストデータに分割 (時系列データのため、時系列順に分割)
train_size = int(len(df) * 0.8)
X_train, X_test = X[:train_size], X[train_size:]
y_train, y_test = y[:train_size], y[train_size:]
# モデルの選択と学習
model = None
if model_choice == 'RandomForestRegressor':
model = RandomForestRegressor(n_estimators=100, random_state=42)
print("モデル: RandomForestRegressor を使用します。")
elif model_choice == 'LinearRegression':
from sklearn.linear_model import LinearRegression
model = LinearRegression()
print("モデル: LinearRegression を使用します。")
# ここにLSTMなどの他のモデルを追加できます。
# elif model_choice == 'LSTM':
# # LSTMの実装は別途必要 (TensorFlow/Kerasなど)
# print("LSTMモデルは現在実装されていません。")
# return
else:
print(f"エラー: 未知のモデル選択 - {model_choice}")
return
model.fit(X_train, y_train)
# テストデータでの予測
predictions = model.predict(X_test)
# 予測結果の評価
mse = mean_squared_error(y_test, predictions)
rmse = np.sqrt(mse)
print(f"\n--- 予測結果の評価 ---")
print(f"平均二乗誤差 (MSE): {mse:.4f}") # 為替レートなので小数点以下を増やす
print(f"二乗平均平方根誤差 (RMSE): {rmse:.4f}")
# 最新のデータでの予測 (将来の為替レート予測)
# 訓練データとテストデータに分割した後の最新データを使用
latest_data = X.iloc[-1:].copy()
future_prediction = model.predict(latest_data)
print(f"\n--- 将来の為替レート予測 ---")
print(f"現在のデータに基づいた{pred_periods}日後の予測円ドルレート: {future_prediction[0]:.4f}") # 為替レートなので小数点以下を増やす
# 予測結果の可視化
plt.figure(figsize=(14, 7))
plt.plot(y_test.index, y_test, label='実際の円ドルレート', color='blue', alpha=0.7)
plt.plot(y_test.index, predictions, label='予測円ドルレート', color='red', linestyle='--', alpha=0.7)
plt.title(f'{pred_periods}日後の円ドル為替レート予測 (モデル: {model_choice})')
plt.xlabel('日付')
plt.ylabel('円ドルレート')
plt.legend()
plt.grid(True)
plt.show()
# 関数呼び出し
predict_exchange_rate(exchange_rate_data_path, target_column, prediction_periods, selected_model)
プロンプトの使い方
Python環境の準備:
- Pythonがインストールされていることを確認してください。
- 必要なライブラリをインストールします。コマンドプロンプトやターミナルで以下を実行してください。
Bash
pip install pandas scikit-learn numpy matplotlib
為替レートデータの準備:
- 過去の円ドル為替レートデータ(日足、時間足など)をCSV形式で用意します。ファイル名は任意ですが、上記のコードの
exchange_rate_data_pathに設定するパスと一致させる必要があります。 - 最低限、「日付」を示す列(例:
Date)と「終値レート」を示す列(例:CloseまたはRate)が必要です。これらの列名が異なる場合は、コード内のtarget_columnの値を変更してください。 - 為替レートデータは、FX業者や金融情報サイト(例: Yahoo! Finance, Investing.comなど)からダウンロードできます。
CSVファイルの例:
コード スニペット
Date,Open,High,Low,Close
2023-01-01,130.00,130.50,129.80,130.25
2023-01-02,130.25,130.80,130.10,130.60
...
コードの実行:
上記のPythonコードをコピーし、任意のテキストエディタに貼り付けます。
重要: exchange_rate_data_path = 'ここに円ドル為替レートデータのCSVファイルパスを貼り付けてください' の部分を、準備したCSVファイルの正確なパスに書き換えてください。
- 例:
'C:/Users/YourUser/Documents/usd_jpy_data.csv'(Windows) - 例:
'/Users/YourUser/Documents/usd_jpy_data.csv'(macOS/Linux) - 同じフォルダにCSVファイルを置く場合は、ファイル名だけでも大丈夫です(例:
'usd_jpy_data.csv')。
必要であれば、prediction_periods(何期間後のレートを予測するか)や selected_model(使用するモデル)を変更してください。
ファイルを .py 拡張子で保存します(例: fx_predictor.py)。
コマンドプロンプトやターミナルを開き、保存したファイルのディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行します。
Bash
python fx_predictor.py
結果の見方
- 予測結果の評価:
平均二乗誤差 (MSE)や二乗平均平方根誤差 (RMSE)は、モデルの予測誤差を示します。これらの値が小さいほど、モデルの予測精度が高いことを意味します。為替レートは小数点以下の変動が重要なので、表示も小数点以下を増やしています。 - 将来の為替レート予測:
現在のデータに基づいたX日後の予測円ドルレートに、モデルが算出した将来の円ドルレートが表示されます。 - グラフ: 実際の円ドルレートと予測された円ドルレートの推移がグラフで表示され、視覚的に予測の精度を確認できます。
予測精度向上のためのヒント
追加の特徴量
- テクニカル指標: 移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、MACDなどのテクニカル指標は、為替レートのパターンを捉えるのに役立ちます。
- 経済指標: 各国のGDP成長率、消費者物価指数(CPI)、雇用統計、政策金利発表などは為替レートに大きな影響を与えます。これらのデータを取得し、特徴量として加えることで予測精度が向上する可能性があります。
- 金利差: 日本とアメリカの政策金利差は、円ドルの方向性を決定する重要な要因の一つです。
- ニュースの感情分析: ニュース記事やSNSのテキストデータを感情分析し、市場のセンチメントを数値化して特徴量とすることも有効です。
より高度なモデル
- ARIMA/SARIMA: 伝統的な時系列予測モデルで、季節性やトレンドを考慮できます。
- Prophet: Facebookが開発した時系列予測ライブラリで、休日の影響やトレンドの変化を自動的に検出できます。
- LSTM (Long Short-Term Memory): 深層学習の一種で、時系列データの長期的な依存関係を学習するのに優れています。TensorFlowやKerasと組み合わせて実装されます。
- ハイパーパラメータチューニング: 使用するモデルの性能を最大限に引き出すために、ハイパーパラメータ(例:
RandomForestRegressorのn_estimators)を調整します。 - 異なる時間軸のデータ: 日足だけでなく、週足、月足、あるいは時間足や分足のデータも分析することで、異なる時間軸での動きを捉えることができます。
- ファンダメンタルズ分析の組み込み: AIモデルだけでなく、専門家による経済情勢の分析や地政学リスクの評価などを組み合わせることで、より多角的な視点から予測を行うことができます。
「AIによる株価予測は、今日の投資判断に新たな視点を提供する可能性を秘めています。しかし、市場の不確実性やAIの学習限界を理解せず、その予測を盲信することは極めて危険です。この記事では、株の予想AIがどのように市場データを分析し、未来を予測しようとするのか、その仕組みと活用における具体的なリスク、そして賢明な利用のための注意点を徹底解説します。投資は常に自己責任であり、本情報は、投資判断の補助となる参考情報としてご活用ください。」

