「用件のみにて失礼いたします」丁寧にビジネスメール例文・書き出しと結びの挨拶・英訳付き

「用件のみにて失礼いたします」丁寧にビジネスメール例文・書き出しと結びの挨拶・英訳付き

メールにおいて「用件のみにて失礼いたします」と書く際は、まず相手への敬意をしっかりと伝えることが大切です。簡潔な内容にすること自体は悪いことではありませんが、書き方によっては「冷たい印象」や「ぞんざいな対応」と受け取られてしまう恐れがあります。相手の立場や忙しさを配慮し、「あえて簡潔にしている」という意図が伝わるように前後の文で説明を加えることで、失礼のない印象に整えることができます。また、簡潔な文章の中にも、最低限の感謝や気遣いの言葉を添えることで、メール全体に温かみが生まれます。

この言葉を英語で言うと、
“Please excuse the brevity of this message.”
または
“I apologize for the brevity of my message.”
と表現できます。


用件のみにて失礼いたしますが使われる場面

・相手が非常に多忙で、短い連絡のほうが好まれるとき
・緊急の連絡で、すぐに要点だけ伝える必要があるとき
・やりとりが頻繁な相手で、補足が不要な内容の場合
・定期報告や通知などで形式的な情報だけを伝えるとき
・内容に誤解が生じる余地がなく、簡潔に伝える方が効率的なとき


用件のみにて失礼いたします失礼がない伝え方・目上・取引先に送る場合

・平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。ご多用のところ恐縮ではございますが、取り急ぎご報告申し上げます。
(Thank you very much for your continued support. I apologize for the interruption during your busy time, but allow me to report briefly.)

・いつもお世話になっております。大変恐れ入りますが、要点のみをまとめた内容にて失礼させていただきます。
(I truly appreciate your continued assistance. I apologize for keeping this message brief with only the essential points.)

・日頃よりご高配を賜り、誠にありがとうございます。本日は要件のみをお伝えする内容で恐縮ではございますが、ご確認いただけますと幸いです。
(Thank you very much for your constant support. I regret to send a brief message with only the necessary details, but I would appreciate your review.)

・お忙しい中大変恐縮ですが、内容を簡潔にまとめたご連絡を差し上げます。何卒ご容赦くださいませ。
(I am very sorry to disturb you during your busy schedule. Please allow me to share this concise message and I hope for your understanding.)

・突然のご連絡をお許しいただき、まずは要点のみを簡単にお知らせ申し上げます。後日、改めて詳細をご説明いたします。
(Please forgive the sudden message. Allow me to first inform you of the main points briefly, and I will provide further details later.)


用件のみにて失礼いたします社内メールでの使用例

・お疲れ様です。業務の都合上、簡潔に要点のみ記載しております。ご確認のほどお願いいたします。
(Thank you for your continued efforts. Please note that I have written only the main points due to operational priorities.)

・お忙しいところ恐縮ですが、取り急ぎ必要事項を記載しましたのでご確認ください。
(I apologize for taking your time, but I have noted the necessary information only. Please have a look.)

・簡略な内容にて失礼いたしますが、至急共有すべき情報がございます。
(I apologize for the brevity of this message, but there is information that needs to be urgently shared.)

・資料の確認をお願いいたします。詳細は別途ご案内いたしますので、まずはこちらをご確認ください。
(Please review the attached document. I will provide further details separately, but kindly check this first.)

・急ぎのご連絡のため、最低限の内容にて送信いたします。不明点がありましたらご連絡ください。
(This message is sent urgently and includes only the minimum necessary. Please feel free to contact me if you have any questions.)


適した書き出しの挨拶と締めの挨拶は?

「用件のみにて失礼いたします」は、簡潔であるがゆえに、冷たく感じられたり無愛想な印象を与えてしまう恐れがあります。そのため、書き出しや締めの挨拶はとても大切です。まず書き出しでは、相手への感謝や配慮の言葉をしっかり入れ、「本当は丁寧に伝えたいけれど、今回は急を要する」といった意図を自然な形で伝えるようにします。

締めの挨拶では、要点だけを伝えることへの謝意と、引き続きのご理解・ご協力をお願いする内容を盛り込むことで、全体の印象がやわらぎ、関係性の悪化を防ぐことができます。これらを怠ると、機械的で一方的な連絡に見えてしまい、信頼を損なう結果にもつながりかねません。簡潔なメールであっても、丁寧な心遣いを忘れないようにしましょう。


用件のみにて失礼いたしますに適した書き出し

・いつもお世話になっております。ご多忙のところ恐縮ではございますが、取り急ぎご連絡申し上げます。
(Thank you always for your kind assistance. I apologize for contacting you during your busy schedule, but allow me to reach out urgently.)

・大変恐れ入りますが、まずは要点のみを簡単にご連絡いたします。
(I sincerely apologize, but I would like to first inform you briefly of the main points.)

・突然のご連絡となり申し訳ありません。急ぎのご報告を差し上げます。
(My apologies for contacting you unexpectedly. I would like to provide a quick report.)

・いつもご指導いただきありがとうございます。今回は要件のみにて簡単にご報告させていただきます。
(Thank you very much for your guidance as always. I will briefly report only the key matters this time.)

・お疲れのところ恐れ入ります。重要事項のみお伝えさせていただきます。
(I appreciate your hard work. Please allow me to share only the essential matters.)


用件のみにて失礼いたしますに適した締めの挨拶

・以上、要点のみのご連絡にて失礼いたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
(I apologize for keeping this message to the point, and I sincerely ask for your kind understanding.)

・何卒ご確認のほどよろしくお願いいたします。ご不明な点はお知らせください。
(Please kindly review the information. Feel free to contact me with any questions.)

・取り急ぎご報告までとさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(That concludes my brief report. Thank you for your continued support.)

・簡略なご連絡となりましたが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
(Though this message is brief, I hope for your kind understanding.)

・失礼ながら要点のみお伝えいたしました。引き続き何卒よろしくお願いいたします。
(Please excuse the brevity of this message. I kindly ask for your continued cooperation.)


用件のみにて失礼いたしますを使用した本文

・先日ご相談いただきました件につきまして、現時点での進捗を取り急ぎご報告申し上げます。詳細は別途ご案内いたしますので、まずはご確認いただけますと幸いです。
(Regarding the matter you consulted about the other day, I would like to urgently inform you of the current progress. I will provide details separately.)

・本日は急ぎのため、要点のみをまとめた形でご連絡させていただきました。何かご不明点等ございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。
(Due to urgency, I am contacting you today with only the main points. Please feel free to reach out with any questions.)

・ご多忙のところ恐縮ではございますが、簡潔にご報告をさせていただきます。後ほど補足資料をお送りいたします。
(I understand you are busy, and I apologize, but I will provide a brief report. Supplementary materials will follow.)

・業務の関係上、まずは必要な事項を優先してご連絡いたしました。詳細な内容は明日以降ご説明させていただきます。
(Due to business urgency, I have prioritized sending only the essential information. I will explain the details from tomorrow onward.)

・急ぎのご報告につき、簡単なご案内となっております。恐れ入りますが、何卒ご容赦くださいませ。
(Since this is an urgent report, the message is brief. I kindly ask for your understanding.)


用件のみにて失礼いたしますをメールで使用すると不適切な場面は?

相手との関係が浅い、または初めてのやり取りである場合には、この表現は避けたほうが良いでしょう。相手の立場や期待に応じた丁寧な説明が求められる場面で、いきなり要点だけを伝える形は、そっけなく冷たい印象を与えてしまいます。また、感謝や謝罪の気持ちをきちんと伝えるべき場面で使うと、「心がこもっていない」と受け取られ、相手の信頼を損ねる恐れがあります。そのため、関係性や内容の重要度に応じて慎重に使う必要があります。


用件のみにて失礼いたします細心の注意を払い誰にでも不快感を与えない伝え方

・ご多忙のところ恐れ入りますが、まずは必要な点だけをお伝えいたします。何卒よろしくお願い申し上げます。
(I sincerely apologize for reaching out during your busy time. Please allow me to share only the key points.)

・簡潔な内容で恐縮ですが、重要な事項に限ってお知らせしております。ご確認いただけますと幸いです。
(I regret the brevity, but I have limited this message to essential matters. Your review would be appreciated.)

・失礼ながら、要点のみにてご連絡申し上げます。お時間のある際にご確認いただければと存じます。
(Please excuse this message being limited to key points. Kindly check when convenient for you.)

・本日は急ぎのため、簡単な連絡となってしまいましたことをお詫び申し上げます。
(I apologize for this being a brief message due to the urgency today.)

・詳細は改めてご連絡いたしますが、まずは必要事項のみをお知らせさせていただきます。
(Further details will follow, but allow me to inform you of the essentials first.)


メール例文集

目上の方・取引先の企業へ言い換え適したメール例文

急ぎの報告をまとめて伝える

いつもお世話になっております。ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、本件に関して至急お知らせすべき事項がございましたので、まずは簡潔に要点のみをまとめてご報告申し上げます。詳細につきましては後ほど別途ご案内いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

最小限の報告で失礼しつつも敬意を保つ

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。大変恐縮ではございますが、本日は要件のみを記載させていただきました。ご不明な点などございましたら、お手数をおかけいたしますがご一報いただければ幸いです。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


顧客・お客様へ言い換え適したメール例文

サービスの案内を簡潔に伝える

このたびは弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。急ぎのご案内につき、大変恐縮ではございますが、必要な内容に限って記載させていただきました。今後ともお客様にご満足いただけるよう努めてまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

トラブル対応の連絡として

お客様にはいつもご愛顧賜り、心より感謝申し上げます。本日は、先日お問い合わせいただきました件に関して、取り急ぎご報告すべき内容のみをお知らせ申し上げます。ご不明な点などございましたら、何なりとご連絡くださいませ。


社内メールで使う際に言い換え適したメール例文

業務連絡を簡潔に共有する

皆様、お疲れ様です。表題の件について、必要な情報を簡潔に整理いたしましたので、まずはご確認のほどお願いいたします。詳細の説明が必要な方は個別にご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。

部署内での確認依頼として

お世話になっております。先ほどの打ち合わせを受けて、必要事項のみをまとめた資料を共有いたします。ご確認いただき、不明点などがあればお知らせいただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。


用件のみにて失礼いたします相手に送る際の注意点・まとめ

「用件のみにて失礼いたします」は、便利で簡潔な言葉である一方で、使い方によっては相手に「冷たい」「手を抜いている」「配慮がない」といった印象を与えるリスクもあります。特に、相手との信頼関係がまだできていないときや、丁寧な説明が求められる場面では避けるべき表現です。

また、この言葉自体は失礼を詫びるためのクッションですが、それを補う形で丁寧な書き出しや締めの挨拶が添えられていなければ、誠意が伝わらず逆効果になってしまいます。メール全体のバランスを見て、相手が「きちんと考えたうえで簡潔にしてくれている」と感じられるように心を配ることが大切です。言葉を選ぶ際は、相手への敬意と、読みやすさ、温かさを常に意識して使用するようにしましょう。