スネイプを見た時、なんでハリーポッターの傷が痛んだの?

スネイプを見た時、なんで傷が痛んだの?

ハリーの傷が「ちくっ」と痛んだ最初の場面って?

ホグワーツの大広間に入って、ハリー・ポッターが初めてスネイプ先生を見たとき、額の稲妻型の傷が「ちくり」と痛むんです。その瞬間、多くの読者が「あれ?スネイプってヴォルデモートの仲間だったの?」って思ってしまったと思います。実際、ハリー自身も直感で「この人は自分を嫌っているし、きっと悪い人だ」って感じてしまいます。でも、実はその瞬間、スネイプじゃなくてクィレル先生が本当の理由だったというのが、後で明らかになるんですよね。

傷が痛むのはヴォルデモートのせいだった

ハリーの傷は、ヴォルデモートの魂のかけらが宿っている証。そのかけらは、ヴォルデモートが自分の一部を知らないうちにハリーに移してしまったものです。ヴォルデモートの感情が強くなると、ハリーの傷も反応してしまうんです。だから、ヴォルデモートが怒っていたり、憎しみを燃やしているときほど、痛みが強くなる。実はこの場面、大広間の席からスネイプを見たように見えて、隣に座っていたクィレルの後ろに隠れていたヴォルデモートの存在が、ハリーの傷を刺激していたということが後にわかります。

クィレルの頭の裏にいた「彼」が原因だった

これは第1巻『賢者の石』のラストで明かされるんですが、実はクィレル先生の後頭部に、ヴォルデモートの顔が憑依していたんです。スネイプはたまたまそのタイミングで視線が合っただけで、実際にハリーの傷が反応していたのはヴォルデモートの強い存在感でした。この時のヴォルデモートは、まだ肉体を持っていないけど、精神体として強い力を発していて、それにハリーの傷が「反応」してしまったんですね。

映画でもちゃんとその描写がある?

映画版でも、ハリーがスネイプの視線を感じた瞬間に、顔をしかめて傷を手で触るシーンがしっかり描かれています。ただし、映画では「クィレルの後ろにいたヴォルデモートの影」が直接描かれているわけではないので、初見ではちょっとわかりにくいかもしれません。でも、その「違和感」が後に繋がる伏線として、とても大事なシーンになっています。

スネイプじゃないのに、なぜスネイプだと思った?

ハリーにとって、スネイプは「見るからに不気味で怖い先生」でしたし、最初の授業でもすごく冷たくあたられてしまいますよね。だからこそ、傷が痛んだ原因を「きっとこの人のせいだ」と無意識に決めつけてしまったのかもしれません。でも読者も同じように感じてしまうくらい、スネイプには「何か裏がある」ように描かれていたのがポイントです。

作者の伏線づくりが見事すぎる

J.K.ローリングさんは、こうした「先入観で人を決めつける危険さ」も物語に込めていたと考えられます。スネイプは見た目や態度で誤解されがちだけど、実は誰よりも深くて複雑な人物。その反対に、クィレルは表面上は優しそうに見えて、本当は悪意を隠していた。このコントラストが物語全体にすごく大きな意味を持っています。

呪いの子での「傷の痛み」再登場

『呪いの子』では、ハリーの傷が再び痛むシーンが登場します。これは、ヴォルデモートの魔力がまた世界に影響を与え始めたサイン。つまり、「傷の痛み」は単なる物理的な反応ではなく、ヴォルデモートの魂の断片に対するセンサーのようなものなんです。この設定は、小説だけでなく『呪いの子』でもしっかり活かされています。

 

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