いじめをする子(幼稚園)の親の特徴は?チェックリスト付き
家庭内で日常的に怒鳴り声や叱責が飛び交う(親が感情的に叱る)
- 親が高圧的・攻撃的な言葉を使うと、子どもは「強い言葉や態度で相手をコントロールする」手段を学習しやすい。
- 幼稚園などで嫌なことがあると、同じように乱暴な言葉や脅しを使ってしまう。
親自身が他人や社会への不満・悪口を子どもの前で多く言う
- 「あの人はバカ」「あの家は変」など、否定的・排他的な言葉を子どもが日常的に聞いていると、人を見下したり排除する態度を学ぶ。
- 子どもは「嫌いな人は仲間外れにしてもいい」という誤った価値観を育てかねない。
子どもが“相手を叩く・物を取る”等の行為をしても、親が大して注意せず笑って済ませる
- いじめの“行動の芽”を放置することで、子どもは「こういう行動は許される」と捉え、エスカレートしやすい。
- 幼稚園児のうちから問題行動に一貫してストップをかけないと、攻撃性が習慣化してしまう。
過度に競争意識を煽り、「勝たなきゃダメ」「強くならないとバカにされる」と言う
- こうした家庭では、子どもが“他者より上に立つこと”を過剰に追い求め、手段を選ばずに相手を排除・侮辱する可能性がある。
- 勝つことが正義、負けは悪という二極思考になり、弱い子をいじめることで優位に立とうとしがち。
兄弟間で“強い方が勝ち”といったやり取りを黙認している(力関係で決着させる)
- 家庭内で兄弟ケンカが暴力的になっても、「放っておく」「力が強い子が勝つ」状態が当たり前だと、子どもは暴力が物事を解決する手段だと誤解する。
- 幼稚園でも力や暴力で問題を解決しようとする行動が現れやすい。
親が子どもの気持ちに寄り添う場面が少なく、一方的に命令・禁止を多用する
- 子どもの意見や感情が無視されると、子どもも他人の感情に無関心になりやすい。
- “共感力”が育ちにくく、相手が嫌がっていても平気でいじめをする。
“お前なんか”“あんたはダメ”など、人格否定的な言い方をしてしまう親
- こうした否定言葉を浴びている子は、自分が傷ついた分、他者を傷つける言動にも抵抗がなくなる場合がある。
- 相手を傷つける言葉が日常化しやすい。
子どもが反社会的な行動(盗みや乱暴など)をしても、親が“うちの子はそんなことしない”と問題を認めない
- 問題を隠蔽・否定する姿勢だと、子どもがいじめ行為を続けても周囲が注意できず被害が拡大する。
- 子どもは“バレなきゃOK”という感覚を持ち、反省が育たない。
親自身が他人への配慮がなく、マナー違反や非常識な行動を平然とする
- 子どもは“他人を思いやる・礼儀を守る”というモデルを見られず、乱暴・無遠慮な振る舞いをコピーしがち。
- 特に幼稚園児は親の行動を模倣するので、配慮のない親だと子も他者への攻撃や無神経さが増す。
過干渉or放任の極端な育児をしている
- 過干渉だと子どもがストレスを抱え、いじめという形で発散することがある。
- 放任だと暴力的行動やいじめを誰も止めないため、そのまま続行される。
なぜこうなるのか? 背景や心理面
親自身のストレスや家庭環境の問題
- 経済的困難、ワンオペ育児、夫婦関係の不和などで親がイライラしやすい。
- その態度を子どもが学習し、幼稚園で他の子に当たる場合がある。
コミュニケーション不足・共感の欠如
“子どもの気持ちを聞く”場面が少ないため、子どもも他者の気持ちを考えずに行動するようになる。
育児やしつけの方法を学ぶ機会の不足
- どう対応していいか分からず、手っ取り早く大声や力で解決している。
- それを子どもに見せ続けると“力や脅しが通用する”と思い込む。
対処法・改善のポイント
親自身が行動を改める
感情的に叱らず、行動の問題点を言葉で説明する
- すぐに怒鳴ったり叩いたりせず、「なぜダメなのか」を子どもに分かる形で伝える。
- 相手の気持ちを想像する質問も交えて、「もし○○されたらどう?」と問いかける。
子どもが良い行動をしたら大きめに褒める
- いじめや暴力でなく、仲良く遊べた時や相手を助けた時に、「それはすごいね」「嬉しいよ」と褒める。
- 正の強化を増やせば、乱暴行動をする必要が減る。
家族や幼稚園との連携
幼稚園の先生と情報共有し、一貫した指導を
- 子どもが園でいじめ傾向を示すなら、家庭と幼稚園が連携して対処。親が家庭でフォローし、先生も園で見守り注意する。
- 子どもに混乱を与えないよう、同じルール・同じ価値観を伝える。
家庭内でのコミュニケーション改善
- 夫婦や他の家族とも「暴力はだめ」「困った時は言葉で説明する」など共通方針を話し合う。
- 親族同士で子どもの乱暴行動を認識し、対策を相談する。
必要に応じて専門家に相談
いじめや攻撃性が激しく、改善が見られない場合
- 子どもの発達特性や心理的課題が影響していることもある。
- 児童相談所や心理カウンセラー、発達クリニックなどでアセスメントを受けると対処法が見つかる場合が多い。
結論
幼稚園でいじめをする子を持つ親に多い特徴として、以下のようなチェックリスト(全10項目)が参考になります。
- 親がすぐ大声で叱り、感情的なしかり方をする
- 体罰や手をあげるしつけが頻繁で、子どもの乱暴を黙認しがち
- 命令・否定が多く、ほめる機会が少ない
- 子どもと向き合う時間やスキンシップが不足している
- 親自身が物や人に当たるなど、感情コントロールせず爆発させる
- 家の中で“力関係”が当たり前(兄弟ケンカも放任)
- 夫婦げんかや家族内衝突が子どもの前で激しい
- 「男児(女児)だから乱暴でもいい」と放任している
- 過度に競争意識を煽り、“勝つためなら仕方ない”風潮を作っている
- 子どもの行動をトラブルとして認めず、「うちの子は悪くない」と問題を否定する
こうした要因が重なると、子どもは“乱暴に振る舞えば自分が優位に立てる・問題を解決できる”と学んでしまうため幼稚園でいじめや攻撃的行動に走りやすくなります
改善策として
- 親がまず怒鳴る・叩くなどの行動を改め、子どもに「言葉で伝える大切さ」を示す。
- 子どもの良い行動を褒め、乱暴行動はその場で冷静に止める。
- 幼稚園の先生や家族と連携し、一貫したルールと対応で子どもが混乱しないようにする。
- 深刻な場合は専門家の助けを求め、子どもの心理や家庭環境を総合的にフォローしていくことが必要です。

