リーマス・ルーピンのクズ行動・問題発言・倫理的欠陥まとめ(AI回答)
ルーピン先生っていい人じゃないの?でもなんかモヤモヤするのはなぜ?
リーマス・ルーピン。この名前を聞くと、「やさしそう」「頭よさそう」「かわいそう」って思う人が多いと思う。
実際、ホグワーツで先生をしていたときの彼は、穏やかで、生徒に人気があって、ハリーにとっても大事な人だった。
でも、読み進めたり、見返したりしていくうちに、なんだか心の中にモヤモヤが残る人でもある。
それはきっと、彼がすごく人間っぽいから。
いいところもある。でも、その裏で「大人なのに無責任なところ」「優しいのに黙ってるところ」「かわいそうなのに逃げるところ」が、いろんな場面で顔を出すから。
そしてその矛盾が、一番つらいときに現れて、大切な人を傷つけてしまう。
作者がリーマスに込めたのは、“正しさと弱さの戦い”かもしれない
J.K.ローリングが描いた登場人物たちは、みんな「完全なヒーロー」じゃない。
ハリーも間違えるし、ダンブルドアも嘘をつくし、スネイプも憎しみでいっぱいだし、みんな少しずつ欠けてる。
その中で、リーマスは「人に優しくしたいのに、自分を信じきれない人」として描かれているように思う。
彼は狼人間として差別され、ずっと社会のはじっこにいた。
だからこそ、人にはやさしくなれる。でも、自分にはきびしくて、いつも“どうせ自分は”って思ってる。
そんなふうに、「良心があるのに、行動できない人」の象徴として、ルーピンはずっと存在していた。
けれど、それは言い換えれば「黙ってることで誰かを傷つける」ってことでもある。
そして、ハリーにとっての“父親の代わり”としての存在が、最終的にあまりにもあっけなく消えていったのは、その矛盾が最期まで解けなかったからかもしれない。
小説から読み解くリーマス・ルーピンの“ズルさ”って何だったの?
学生時代、親友たちが人をいじめていても止めなかった
リーマスは、ホグワーツ時代、マローダーズの一員だった。
ジェームズとシリウスがスネイプをいじめていたとき、リーマスはそれを知っていた。でも、止めなかった。
第5巻でスネイプの記憶に出てくるシーンでは、ルーピンは木の下で本を読んでるふりをしてた。
スネイプが辱められているのに、見て見ぬふりをしていた。
「僕は止めるべきだった」って後から言うけど、そのとき止めなかったことは変わらない。
それは、リーマスが「嫌われたくなかったから」「仲間から外されたくなかったから」っていう、すごく小さな保身からきてる。
でも、それで誰かが傷ついたなら、それはもう“やさしさ”じゃない。
スネイプにとっては、ルーピンも“いじめる側”の一人だったと思う。
狼男なのに、自分から言わなかったことが何度もある
リーマスは狼人間であることを、自分から言おうとしなかった。
ホグワーツで教員になったときも、生徒たちは誰もそれを知らなかった。
それがバレたとき、彼はすぐに辞職した。「僕は信頼されない」って。
でも、ほんとうは違う。
信頼されなかったんじゃなくて、「自分から信頼を示さなかった」んだと思う。
自分が先に心を開かなければ、誰かが安心して近づくことなんてできない。
そして、ロンやハリーたちを「スキャバーズ=ピーター」と知っていても、それを決定づける行動にはすぐには出なかった。
その“ためらい”が、シリウスを危険にさらし、子どもたちを混乱させた。
リーマスは「やさしさのふりをした沈黙」で、いくつもの機会を逃してしまっていた。
戦争のとき、なぜリーマスは“家族から逃げようとした”のか?
なぜ「間違いだった」と言ったの?それ、本気で言ってたの?
第7巻では、リーマスが突然ハリーたちのもとを訪れ、「戦いに参加させてほしい」と言う場面がある。
一見すると、「家族を守るために戦う勇気を持った父親」のように見える。
でも、よく読むと、彼の本心はちょっと違う。
リーマスは言った。「結婚したのは間違いだった」「トンクスを不幸にした」「子どもにも病気がうつるかもしれない」。
つまり、自分が家庭を持ったことを、まるごと“なかったことにしたい”って言ってしまったんだ。
もちろん、不安だったんだと思う。狼人間である自分が家族を持っていいのか、自分の存在が子どもを傷つけないか。
でも、それでも、「できるだけそばにいること」が大人の役目だったはず。
リーマスはそこから逃げようとした。しかも、「それが正しい」と思っていた。
ハリーに止められるまで、気づこうとしなかった“無責任”
ハリーは、リーマスのその言葉を聞いて激しく怒った。
「父さんは君を信じてた! だから君がこんなふうになるなんて思わなかった!」と、はっきり言い返した。
ルーピンはその言葉でショックを受け、その後戦場に戻ることを決める。
この場面、ルーピンが目を覚ますシーンに見えるけど、それは「言われなければ気づけなかった」ということでもある。
誰かに「あなたのしてることは間違ってる」って怒られなきゃ、自分で止まれなかった。
それは、“やさしさ”ではなく、“自分で考える力が足りなかった”ことの証明にもなってしまっている。
彼は、自分の不安や弱さを理由に、家族のそばを離れようとした。
それは、他の誰が何を言おうと、許されない行動だったと思う。
『呪いの子』でルーピンのことはほとんど語られない。それが悲しい
名前だけ残されるけど、そこに“父”の存在はない
『呪いの子』では、リーマスの息子・テディのことが少しだけ登場する。
でもリーマス本人のことは、セリフにも回想にもほとんど出てこない。
これは、ルーピンが「語られるには足りない存在」として扱われたということ。
それって、すごくさみしいと思わない?
死んでしまったからじゃない。シリウスやスネイプは、死んでもずっと語られてる。
でもルーピンは違う。それは「何も残せなかった父だった」っていう印象が、たぶん残っているから。
子どもに言葉も、思い出も、遺言も残さずに戦って死んでしまった。
正義のために死んだかもしれないけど、“家族のため”に死んだとは、はっきり言えない。
ハリーが語る父たちのことにも、リーマスは少し距離がある
ハリーは「戦争で失った人たち」のことを大切に語ることがあるけど、リーマスの名前は、ジェームズやシリウスほどの熱量では語られない。
もちろん、嫌っているわけじゃない。
でも、心から「父のような人だった」と言えるほどの存在ではなかったのかもしれない。
それはリーマス自身が、「最後までハリーの本当の父親代わりになりきれなかった」からだと思う。
途中で距離を取ったり、逃げたり、黙っていたり。
それが積み重なって、最後には「思い出としてもあいまいな人」になってしまった。
リーマス・ルーピンという人は、“やさしいけど弱かった人”
ルーピンを嫌いになる必要はない。
でも、「いい人だったよね」で終わらせるのも違う。
だって、彼の“黙っていたこと”“逃げたこと”“失敗したこと”は、周りの人をちゃんと傷つけていたから。
大人として、先生として、父親として。
彼がやるべきだったことをやらなかった瞬間が、たくさんあった。
そして、それが“誰にも思い出されない人”という結末につながった。

