「ぷっすま」とは?草彅剛とユースケサンタマリア(彅スケ)どうして終わった?江頭は?何した?

「ぷっすま」とは?草彅剛とユースケサンタマリア(彅スケ)どうして終わった?江頭は?何した?

「ぷっすま」が教えてくれたこと:深夜番組の枠を超えた奇跡のバラエティ

深夜、テレビのチャンネルを回していると、そこにはいつも温かい笑いと予想外の展開が待っていた。2018年に惜しまれつつも最終回を迎えたテレビ朝日系の人気バラエティ番組『「ぷっ」すま』は、単なる深夜番組の枠を超え、多くの視聴者の記憶に深く刻まれている。草彅剛とユースケ・サンタマリアという異色のコンビが織りなす独特の世界観は、まさに唯一無二。今回は、『「ぷっ」すま』がなぜこれほどまでに愛され続けたのか、その魅力を最大限に掘り下げていきたい。

「剛とユースケ」奇跡のコンビネーションが織りなす化学反応

『「ぷっ」すま』の最大の魅力は、やはり草彅剛ユースケ・サンタマリアの2人が生み出す圧倒的な化学反応に尽きるだろう。

草塜剛の持つ天然で純粋なキャラクターは、時に周囲を巻き込む予測不能な行動に出るが、それがまた視聴者の笑いを誘った。彼の真面目さゆえのズレや、意外な一面が垣間見える瞬間に、多くの人が親近感を覚えたはずだ。

一方、ユースケ・サンタマリアは、そんな草塜剛の個性を最大限に引き出しつつ、番組全体を巧みにコントロールするMCとしての役割を果たした。彼のウィットに富んだトーク、時には辛辣ながらも愛のあるツッコミは、番組に心地よいテンポとリズムを与え、視聴者を飽きさせなかった。

2人の関係性は、まるで旧知の友人のようであり、時には兄弟のようでもあった。互いを信頼し、尊重し合うからこそ生まれるアドリブやハプニングは、台本では決して生み出せないリアリティと面白さを持っていた。この唯一無二のコンビネーションこそが、『「ぷっ」すま』が長年にわたり支持され続けた最大の理由と言えるだろう。

深夜番組らしからぬ企画の多様性と斬新さ

『「ぷっ」すま』は、その企画力の高さでも群を抜いていた。深夜番組でありながら、その内容は多岐にわたり、常に視聴者を飽きさせない工夫が凝らされていた。

例えば、初期から人気を博した「ザ・ギリギリマスター」では、芸能人が様々なことに挑戦し、ギリギリの限界を見極めるというシンプルながらもハラハラドキドキの企画だった。他にも、有名人の自宅を訪問し、そこにあるものを当てる「物件拝見トレジャーボックス」や、料理の腕前を競う「ぷっ」すまクッキングバトルなど、数々の人気企画が生まれた。

これらの企画は、単に笑いを追求するだけでなく、出演者の意外な才能や人間性を引き出すことにも成功していた。深夜ならではのゆるさの中に、時に真剣勝負が繰り広げられるというギャップもまた、視聴者を惹きつける要因だった。一般的なバラエティ番組では見られないような、実験的かつ挑戦的な企画の数々は、『「ぷっ」すま』が常に進化し続けていた証拠と言えるだろう。

予測不能なハプニングと生まれる奇跡の瞬間

『「ぷっ」すま』の醍醐味は、やはり予測不能なハプニングから生まれる奇跡の瞬間だった。台本通りに進まない展開こそが、この番組の真骨頂だった。

草塜剛の突拍子もない行動や、ゲストの意外な反応、そしてそれに柔軟に対応するユースケ・サンタマリアの瞬時の判断力。これらが複雑に絡み合うことで、予定調和ではない、まさに「生」の面白さが生み出されていた。

例えば、企画中に起こるアクシデントや、出演者の素顔が垣間見える瞬間。これらは計算されたものではなく、その場で起きる偶然の産物だった。だからこそ、視聴者は「次は何が起こるんだろう」と期待し、時には爆笑し、時には感動すら覚えることができたのだ。こうした予測不能な展開こそが、『「ぷっ」すま』を他のバラエティ番組と一線を画す存在にしていた。

愛され続けた『「ぷっ」すま』が残したもの

『「ぷっ」すま』は、単なるバラエティ番組としてだけでなく、視聴者に温かい時間と笑顔を提供し続けてくれた。深夜にゆるりと、しかし確実に視聴者の心を掴むそのスタイルは、多くの後続番組にも影響を与えたことだろう。

草塜剛とユースケ・サンタマリアという唯一無二のコンビ、斬新な企画、そして予測不能なハプニング。これら全ての要素が複雑に絡み合い、奇跡のような番組『「ぷっ」すま』が誕生した。

テレビの多様化が進む現代において、これほどまでに愛され、語り継がれる番組はそう多くはない。私たちに笑いと感動を与えてくれた『「ぷっ」すま』は、今後も色褪せることのない輝きを放ち続けるだろう。

あなたにとって、『「ぷっ」すま』の一番の思い出は何ですか?

江頭2:50が『ぷっ』すまで残した「伝説」:予測不能な破壊者にして哲学者の顔

 

江頭2:50さん(以下、エガちゃん)は、テレビ朝日系列で放送された人気バラエティ番組『ぷっ』すまにおいて、まさに「伝説」的な存在でした。彼の登場は番組のハイライトであり、視聴者は「今回は何をやってくれるのだろうか」と期待に胸を膨らませていました。その伝説は、主に以下の要素によって形作られていきました。

 

「押入れの住人」としての衝撃登場と「ほぼ全裸」芸

 

エガちゃんの代名詞とも言えるのが、番組の企画「芸能人ザ・プレッシャー!クイズ」などで、「押入れの住人」として突如現れるシチュエーションでした。チームがクイズに正解したり、特定の条件を満たしたりすると、閉ざされた扉の奥から彼が飛び出してくるのがお決まりのパターン。

  • 伝説の光景: 扉が開くと同時に、彼のトレードマークである黒いスパッツ一枚、またはそれに近い「ほぼ全裸」ともいえる姿で、奇妙なポーズを取りながら猛烈な勢いで飛び出してくるのです。その瞬間、スタジオは悲鳴と爆笑に包まれます。特に女性ゲストの「キャー!」という悲鳴と、それに動じず、あるいはむしろ楽しそうに自分の世界に入り込むエガちゃんの姿は、彼の登場回を象徴する「伝説の光景」として語り継がれています。
    • なぜ伝説なのか: この登場方法は、単なる裸芸ではなく、「期待と裏切り」の究極の形でした。何が出てくるのかと期待している視聴者や共演者の予想を、常に良い意味で裏切り、想像を絶するインパクトを与える。そして、その衝撃的な登場から繰り広げられる、予測不能な彼の「芸」が、さらに伝説を深めていきました。彼の「ほぼ全裸」は、単なる露出ではなく、彼が持つ「破壊衝動」と「解放」の象徴として受け止められました。

 

予測不能な身体を張ったギャグと共演者との化学反応

 

登場後のエガちゃんは、自分の持ちギャグや、その場の状況に合わせた身体を張った芸を次々と繰り出しました。

  • 「江頭スペシャル」や「○○の刑」: 特定のキーワードや状況に反応し、奇妙な動きや体勢で共演者に迫る「江頭スペシャル」や、罰ゲームなどで課せられる「○○の刑」と称した過激なパフォーマンスは、毎回、番組の放送コードぎりぎりのラインを攻めるものでした。股間を強調したり、独特のステップを踏んだり、時には共演者(特に女性ゲスト)に絡みつき、悲鳴を上げさせることもありました。
    • なぜ伝説なのか: これらの芸は、見る者をハラハラさせながらも、最終的には爆笑へと導く彼の圧倒的な力量があってこそ成立しました。ユースケ・サンタマリアさんが「やめろ!」「こっち来んな!」と絶叫し、草彅剛さんが困惑しつつも笑いをこらえきれない姿は、エガちゃんの暴走を最高に引き立てる絶妙なリアクションでした。彼の芸は、共演者との間に生まれる予測不能な化学反応によって、さらに輝きを増し、記憶に残る「伝説のやり取り」を生み出しました。
  • 「水落ち」や「破壊」: 屋外企画では、突然水中に飛び込んだり、セットを破壊しにかかったりする暴走も。計算された台本があると思いきや、本気の暴走としか思えない行動に、スタッフも共演者も振り回される様子が面白さとなっていました。
    • なぜ伝説なのか: 彼の芸は、常に「命がけ」に見えるほど体を張っていました。その必死さと、時に常識を逸脱した行動は、多くの視聴者に強烈なインパクトを与え、「この人、本当に何でもやるんだな」という驚きと尊敬の念を抱かせました。

 

 芸の裏に垣間見える「哲学」と「名言」

エガちゃんの「伝説」は、単なる破天荒な行動に留まりませんでした。彼の過激な芸の合間に、時折見せる真剣な眼差しや、彼の人生観・芸人観が凝縮された「名言」は、多くの視聴者の心に深く響きました。

  • 伝説の名言:
    • 「俺は、売れるためにやってんじゃない。目の前の人を笑わせるためにやってんだ。」
    • 「人生は、やりたいことリストで埋め尽くせ!」
    • 「人の評価を気にするな。自分の信じた道を貫け。」
    • 「1度きりの人生、ぶっつけ本番!」
    • これらの言葉は、彼の過激なパフォーマンスとは裏腹に、非常にストイックで、真摯な芸への向き合い方を示していました。
    • なぜ伝説なのか: テレビの枠を超えて、彼の言葉は多くの人々に勇気や示唆を与えました。彼の「やらかし」というイメージが強いだけに、その裏側にある「哲学」や「人間性」が垣間見えた時、視聴者はより一層彼に魅力を感じ、深く共感しました。このギャップこそが、彼の「伝説」を多層的にし、単なるお笑い芸人以上の存在として語り継がれる要因となりました。

 

江頭2:50の「伝説」

エガちゃんが『ぷっ』すまで残した「伝説」が今もなお検索され、語り継がれる理由はいくつか考えられます。

  1. 唯一無二の存在感: 彼の芸は、他の誰にも真似できない唯一無二のものです。彼のパフォーマンスは、まさに「江頭2:50にしかできない」ものであり、そのインパクトは色褪せることがありません。
  2. テレビの限界に挑戦: 彼の「やらかし」は、常に当時のテレビの自主規制や常識の限界に挑むものでした。そのスリルと、それを乗り越えて笑いを届ける彼の姿は、視聴者を強く惹きつけました。
  3. 人間的魅力: 過激な芸の裏にある、真面目さ、優しさ、そして芸への情熱といった人間的な魅力が、多くのファンを獲得しました。彼の伝説は、彼の芸だけでなく、その人間性を含めて語られているのです。
  4. 「記憶に残る」パフォーマンス: 彼が出演した回は、良くも悪くも強烈な記憶を残しました。「あの時のエガちゃん、すごかったよね!」と、多くの人が友人や家族との会話の中で彼の話題を出すほど、鮮烈な印象を与えたのです。

江頭2:50は、『ぷっ』すまにおいて単なるゲストや準レギュラーではなく、番組のカラーを決定づける重要な「伝説製造機」でした。彼の残した数々の「やらかし」や「名言」は、今後も長く語り継がれることでしょう。


 

『「ぷっ」すま』が突然の終焉を迎えた理由:どうして終わったの?

 

深夜バラエティの金字塔として、約20年にわたり多くの視聴者に愛され続けたテレビ朝日系『「ぷっ」すま』。草彅剛とユースケ・サンタマリアという唯一無二のコンビが織りなす温かい笑いと予測不能な展開は、金曜の深夜に欠かせない存在でした。しかし、2018年3月30日、番組は突然その歴史に幕を下ろします。公式には「20年をひとつの区切りに」と説明されましたが、その裏には、芸能界の複雑な力関係が大きく影響していたと考えられています。

 

惜しまれつつも突然の最終回

『「ぷっ」すま』が最終回を迎えた際、多くのファンが驚き、そして悲しみました。長寿番組として安定した人気を誇り、マンネリ化とは無縁のユニークな企画を連発していただけに、その終了は寝耳に水だったからです。当時、テレビ朝日からは「20年という節目を区切りに、番組の新しい形を模索する」といった趣旨の公式発表がありましたが、具体的な後番組の発表はなく、視聴者からは疑問の声が上がりました。

SMAP解散とジャニーズ事務所の影響

番組終了の最も大きな要因として指摘されているのが、SMAPの解散と、それに伴うジャニーズ事務所(現:STARTO ENTERTAINMENT)との関係性の変化です。

2016年末に国民的グループSMAPが解散。その後、中心メンバーであった草彅剛さん、香取慎吾さん、稲垣吾郎さんの3人は、2017年9月にジャニーズ事務所を退所し、新しい地図として活動を開始しました。

この退所劇は、彼らがレギュラー出演していたテレビ番組に大きな影響を与えました。香取慎吾さんの『SmaSTATION!!』はSMAP解散直後に終了が発表され、稲垣吾郎さんの『ゴロウ・デラックス』は継続したものの、テレビ出演が大幅に減少する事態となりました。

『「ぷっ」すま』もまた、草彅剛さんがメインMCを務める番組であったため、その動向が注目されました。当初は、ジャニーズ事務所退所後も番組継続が発表され、ファンは胸をなでおろしました。しかし、そのわずか数ヶ月後に、突然の終了が決定されたのです。

「大人の事情」と外部からの圧力

この不可解な終了の背景には、テレビ局と芸能事務所の間に横たわる「大人の事情」があったと強く推測されています。特に、退所したタレントがテレビ番組に出演し続けることに対し、ジャニーズ事務所からの「忖度」があったのではないかという見方が根強く存在しました。

実際に、後日、『「ぷっ」すま』の元ディレクターが、番組終了についてメディアのインタビューで「“終わらされた”という空気以外考えられない」「やり方が汚い」といった非常に強い言葉で不満を表明しています。これは、番組制作側の意向に反して、外部からの圧力によって番組が打ち切られたことを示唆するものでした。視聴率が好調で、スタッフや出演者のモチベーションも高かったにもかかわらず、急な終了が決定されたことからも、番組自体の問題ではなく、より大きな力が働いたと考えるのが自然でしょう。

芸能界の慣習と公正な競争の阻害

『「ぷっ」すま』の終了は、日本の芸能界における特異な慣習と、それが公正な競争を阻害しているのではないかという議論を巻き起こしました。大手芸能事務所の意向が、テレビ番組の編成やタレントの起用に大きな影響を与える現状が浮き彫になった形です。

視聴者にとっては、ただ純粋に楽しみにしていた番組が、自分たちには見えない「大人の事情」で消えていくことに、大きな戸惑いと不満が残りました。草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんの絆が生み出す唯一無二の空気感は、他の番組では決して再現できないものであり、その喪失は日本のお茶の間にとって大きな損失だったと言えるでしょう。

愛された番組が残した問いかけ

『「ぷっ」すま』の終了は、単なる一つの番組の終わりにとどまらず、日本のテレビ業界と芸能界の構造的な問題を浮き彫にした出来事でした。視聴者の支持や番組の質ではなく、見えない力が優先される現実は、メディアとしてのテレビの在り方、そしてタレントの活動の自由に対する問いかけを私たちに残しました。

『「ぷっ」すま』は、惜しまれつつも幕を閉じましたが、その記憶と、草彅剛とユースケ・サンタマリアのコンビが教えてくれた温かい笑いは、多くのファンの心に深く刻まれ続けることでしょう。

彅スケとは?

「彅スケ(なぎすけ)」とは、草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんの二人組の愛称です。

これは、彼らが長年共演していたテレビ朝日系のバラエティ番組『「ぷっ」すま』において、視聴者や番組スタッフ、そして本人たち自身にも親しまれて使われていた呼び名です。

『「ぷっ」すま』の魅力の根幹にあったのが、草彅剛さんの天然で純粋なキャラクターと、ユースケ・サンタマリアさんのそれを巧みに引き出し、時にツッコミを入れる司会ぶりでした。この二人の絶妙な掛け合いと信頼関係から生まれる空気感が、番組を唯一無二のものにしていました。

「彅スケ」という呼び名は、この二人組のコンビネーションの良さ、親密さ、そしてファンからの愛着が込められた言葉と言えるでしょう。番組終了後も、彼らの共演を望む声が多く、その際にこの「彅スケ」という言葉が使われることがあります。

「彅スケ」こと草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんが共演していた主な番組

  • 『「ぷっ」すま』 (テレビ朝日系)1998年から2018年まで約20年間放送された、二人の代表的なバラエティ番組です。この番組で「彅スケ」という愛称が定着しました。
  • 『なぎスケ!』 (Amazon Prime Video)『「ぷっ」すま』終了後の2019年12月からAmazon Prime Videoで独占配信された番組です。再び「なぎスケ」コンビが復活し、大人の趣味を増やしていくリアル型バラエティとして人気を博しました。シーズン2も配信されています。

「ぷっ」すま』を揺るがした衝撃:草彅剛、あの「やらかし」事件の詳細と番組の対応

深夜バラエティの金字塔として多くの視聴者に愛された『「ぷっ」すま』。その歴史の中で、番組を、そしてメインMCの一人である草彅剛氏のキャリアを大きく揺るがす衝撃的な出来事がありました。それは、2009年4月23日に発生した、草彅剛氏の公然わいせつ容疑での現行犯逮捕事件。通称「ツヨシがやらかしましたね」として語り継がれるこの一件は、『「ぷっ」すま』、ひいては日本の芸能界にどのような影響を与えたのでしょうか。

「ツヨシがやらかしましたね」

2009年4月23日未明、東京都港区赤坂にある檜町公園で、泥酔状態の男性が全裸で騒いでいるという通報が警視庁に入りました。駆けつけた警察官が確認したところ、その男性は他ならぬSMAPのメンバーであり、『「ぷっ」すま』のメインMCである草彅剛氏でした。

草彅氏は、酩酊状態のまま「裸になって何が悪い!」「信じられるかい!」などと叫んでいたと報じられ、駆けつけた警察官によって公然わいせつの容疑で現行犯逮捕されました。警察の取り調べに対し、草彅氏は「全裸になったことは覚えていないが、今は反省している」と供述。呼気からは酒気帯び運転の基準値を大幅に超えるアルコールが検出されました。

この事件は、国民的アイドルグループのメンバーが起こした不祥事として、瞬く間に全国に報じられ、社会に大きな衝撃を与えました。

『「ぷっ」すま』への直撃:番組存続の危機と苦渋の対応

草彅氏の逮捕は、『「ぷっ」すま』に即座に深刻な影響を及ぼしました。

逮捕翌日の24日には、テレビ朝日は番組の放送自粛を決定。すでに収録済みだった回は放送見合わせとなり、代わりに過去の傑作選や、草彅氏が出演していない別の番組の再放送などで穴埋めが行われました。CM契約にも影響が出始め、草彅氏が出演する複数のCMが放送中止・差し替えとなる事態に発展しました。

番組スタッフは、まさに青天の霹靂とも言える事態に直面し、番組存続そのものが危ぶまれる状況となりました。視聴者からも、逮捕された草彅氏に対する厳しい声が上がる一方で、「『ぷっすま』は続けてほしい」という番組への根強い支持の声も多数寄せられました。

ユースケ・サンタマリアと制作陣の奮闘、そして草彅剛の復帰

番組が最大の危機に瀕する中、『「ぷっ」すま』のもう一人のMCであるユースケ・サンタマリア氏と制作陣は、困難な選択を迫られました。

ユースケ氏は、草彅氏が謹慎期間中も、ラジオ番組などで草彅氏への言及を避けることなく、彼を気遣う姿勢を見せていました。これは、長年の相方への深い信頼と友情を示すものであり、ファンに安堵感を与えました。

そして、逮捕から約1ヶ月後、草彅剛氏は自宅で謝罪会見を開き、深々と頭を下げて謝罪しました。そして、この事件に関して具体的な罪状は問われず、処分保留で釈放されました。

世間の動向を見極めながら、テレビ朝日は、5月28日の放送で『「ぷっ」すま』の放送を再開することを決定。草彅氏は、謹慎期間を経て6月4日の放送回から番組に復帰しました。

復帰回の冒頭、草彅氏は深々と頭を下げ、「この度は、大変お騒がせして、本当に申し訳ありませんでした」と視聴者に直接謝罪。その隣には、彼を優しく見守るユースケ・サンタマリア氏の姿がありました。ユースケ氏は、あえて事件を直接いじることはせず、普段通りの軽妙なトークで草彅氏を自然に番組の輪に戻そうとしました。この対応は、多くの視聴者から「さすが」と称賛され、二人の揺るぎない絆を再確認させるものでした。

「やらかし」が『「ぷっ」すま』と「彅スケ」に与えた影響

この「やらかし」事件は、草彅剛氏のキャリアに一時的な暗い影を落としましたが、『「ぷっ」すま』という番組と「彅スケ」というコンビには、ある意味でより強固な絆をもたらしたとも言えます。

  • コンビの絆の再確認: 困難な時期を共に乗り越えたことで、草彅氏とユースケ氏の関係性はより強固なものとなりました。ユースケ氏の温かいサポートは、草彅氏の復帰をスムーズにし、二人の信頼関係の深さを視聴者に示したのです。
  • 視聴者の温かい視線: 厳しい批判もあった一方で、困難な状況から立ち直ろうとする草彅氏と、それを支える番組に対する視聴者の温かい視線も高まりました。これにより、『「ぷっ」すま』は単なるバラエティ番組以上の、ある種の「人間ドラマ」としての側面を持つようになったとも言えます。
  • 草彅氏のイメージ変化: この事件をきっかけに、草彅氏の「天然で純粋」というイメージに、どこか危うさや人間臭さといった側面が加わり、彼のキャラクターに深みを与えたと見る向きもあります。

結果として、『「ぷっ」すま』は「ツヨシがやらかしましたね」事件という大きな困難を乗り越え、その後も約9年間、番組を継続させることができました。この出来事は、番組の歴史において忘れられない一ページとして刻まれるとともに、草彅剛氏の芸能人生における大きな転換点となったのです。

「ぷっ」すまツヨシはダンスをやっているからな

 

「ぷっすまのツヨシはダンスをやっているからな」。この言葉、実は草彅剛さんの多才な一面、そして彼が持つ独特のリズム感が番組にもたらした影響を的確に捉えています。SMAPのメンバーとして、草彅剛さんが卓越したダンススキルを持っているのは周知の事実ですが、それが『「ぷっ」すま』というバラエティ番組の中でどのように輝き、魅力となっていたのかを掘り下げてみましょう。

SMAPとしてのダンススキルと『「ぷっ」すま』での意外性

草彅剛さんは、SMAPのコンサートや歌番組では常にキレのあるパフォーマンスを見せてきました。彼のダンスは、力強さの中にしなやかさがあり、特にアクロバティックな動きや、体全体を使った表現力は高く評価されていました。

しかし、『「ぷっ」すま』では、そのプロフェッショナルなダンサーとしての顔とは一転、予測不能な動きや、天然ゆえの独特なリズム感が前面に出てくることが多々ありました。例えば、企画中に突然踊り出したり、体を動かすゲームで意外な才能を見せたりと、彼のダンススキルが予期せぬ形で発揮される瞬間は、番組の大きな見どころの一つでした。

これは、バラエティ番組だからこそ見られる草彅さんの「素」の姿であり、完璧なパフォーマンスを見せるアイドルとは異なる、人間味あふれる魅力として視聴者に受け入れられていたのです。

ダンスがもたらした『「ぷっ」すま』の「ハプニング性」

草彅さんのダンススキル、そしてそれをバラエティで発揮する際の彼の「天然」な側面は、『「ぷっ」すま』の番組カラーであるハプニング性と見事に融合していました。

例えば、

  • 「ザ・ギリギリマスター」のような身体能力を試す企画では、一見不器用に見えて、実は驚くべきバランス感覚や瞬発力で成功を収めることがありました。その成功の陰には、長年培ってきた身体能力、つまりダンスで培った身体の使い方が活かされていたのでしょう。
  • 「芸能人記憶力絵心クイズ」やその他のトーク企画中でも、感情が高ぶると自然と体が動き出したり、リズムを取り始めたりする場面が見られました。これは彼のダンスが単なる技術ではなく、表現の一部として体にしみついている証拠であり、番組に予測不能な面白さを加えていました。
  • 共演者であるユースケ・サンタマリアさんとの掛け合いの中で、草彅さんの動きやダンスがツッコミの対象になったり、逆にユースケさんがそれに乗っかったりすることで、独特の「間」や「空気感」が生まれていました。

これらの要素が積み重なることで、『「ぷっ」すま』は台本通りではない、生きた面白さを持つ番組として視聴者の心を掴んでいたのです。草彅さんのダンススキルは、単なる特技として披露されるだけでなく、彼の人間性や番組の化学反応の一部として、欠かせない魅力となっていたと言えるでしょう。

『「ぷっ」すま』における「ダンス万能説」とは、

MCの一人である草彅剛さんの持つダンススキル(そしてそれから派生する身体能力やリズム感)が、番組内の様々な企画や状況において、まるで何でも解決できるかのように、あるいはあらゆることに応用できるかのように扱われる、一種のユーモラスな概念を指します。

これは、実際に草彅さんがダンスで培った能力が活かされることもあれば、彼の独特な動きやリアクションを、ユースケ・サンタマリアさんや他の共演者、あるいは番組スタッフが「ダンスをやっているから」という理由に結びつけて面白がる、という使われ方をしました。

具体的には以下のような点が挙げられます。

  1. 身体能力の高さの裏付け:草彅さんはSMAPのパフォーマーとして、非常に高い身体能力を持っています。バランス感覚、瞬発力、リズム感、そして体幹の強さなど、ダンスで培われたこれらの能力は、番組内で要求される様々な身体を使ったゲームやチャレンジにおいて、しばしば驚くべき結果を生み出しました。例えば、不安定な足場を渡る、微妙な力加減を要する、素早い反応が求められるといった企画で、彼が成功すると「やっぱりダンスやってるから」という形で、その能力が讃えられました。
  2. 「天然」な動きの解釈:草彅さんの持つ独特の「天然」なキャラクターは、『「ぷっ」すま』の大きな魅力でした。彼が企画中に見せる予測不能な動きや、時に奇妙に見える行動、あるいは無意識のうちにリズムを取ってしまうような仕草までもが、「ダンスをやっているから」という文脈でユーモラスに解釈されることがありました。本人は特に意識していなくても、ユースケさんなどが「ほら、踊り出してるよ」「さすがダンサーは違うね」といった形でいじることで、笑いが生まれるのです。
  3. ユーモアとコンビの連携:この「ダンス万能説」は、特にユースケ・サンタマリアさんとの掛け合いの中で真価を発揮しました。ユースケさんが草彅さんの動きやリアクションを「ダンス」に結びつけて茶化したり、逆に「ダンスで鍛えられてるからね!」と持ち上げたりすることで、二人の間の信頼感とユーモラスな関係性が際立ちました。視聴者も、「また『ダンス万能説』出た!」と、お決まりのパターンとして楽しんでいました。

要するに「ダンス万能説」とは、草彅剛さんの本物のダンススキルを土台としつつも、それを番組のバラエティ要素や彼自身のユニークなキャラクターと結びつけ、どんな状況でも「ダンス」という彼の強みが何かしら活かされている(または活かされているように見える)という、番組ならではの誇張された、しかし愛着のこもった見方だったと言えるでしょう。これにより、番組に予測不能な面白さと、「彅スケ」コンビの唯一無二の魅力がさらに深まりました。

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