上の子可愛くない症候群になりやすいママの特徴は?
完璧主義で責任感が強い
すべてを自分でコントロールしたいタイプ
- 家事・育児を完璧にこなそうとして、特に下の子の新生児期など負担が増えた際、疲労とストレスがピークに達しやすい。
- その結果、上の子がちょっと甘えたがるだけでも「今それどころじゃないのに!」とイライラしてしまう。
ミスを許せず、自分を追い詰める
- 「家が散らかっている」「上の子の世話が不十分」と思うと自己嫌悪に陥り、さらに余裕がなくなる。
- 余裕不足により、上の子の些細な行動が目障りになり「可愛くない」と感じてしまう。
サポートを周囲に頼めない人
「自分がやらなきゃ」という思い込み
- 夫や祖父母などの手助けを求めるのが苦手で、一人で全部抱えてしまう。
- 心身ともに余裕がなく、上の子に向き合う余力が残らず「邪魔」「うるさい」と思ってしまう。
周りに頼れる人がいない家庭環境
- 里帰り出産ができない、近くに親族がいないなどで、ワンオペ育児に陥りやすい状況。
- 下の子対応で体力・睡眠不足の中、上の子の相手をするのがしんどくなりがち。
産後うつやホルモンバランスの影響を受けやすい人
メンタル面の起伏がもともと大きい
産後うつになりやすい性格傾向
- 真面目で責任感が強い、完璧主義、頼るのが苦手、元々不安を抱えやすいなど。
- 妊娠・出産によるホルモン変化と育児ストレスが相まって、心理的に不安定になりやすい。
睡眠不足や過度の疲労でうつっぽくなる
下の子の夜泣きで寝不足が続き、日中も上の子の相手をするという状態で心が参ってしまい、イライラや嫌悪感が増幅して「上の子を可愛いと思えない」と感じる。
産後に十分な休養を取れなかった人
退院後すぐに日常育児を再開し、無理をしている
- 下の子を産んだ直後から上の子の世話・家事もフルにこなすと、肉体的・精神的ダメージが大きい。
- そのストレスが上の子への当たりの強さに繋がり、「もう上の子に構いたくない」と感じる可能性が高まる。
兄弟間の年齢差や下の子との接近
年子や年齢が近い場合
短期間に妊娠・出産を重ね、体力的にヘトヘト
- 上の子がまだ幼児(1~2歳)で手がかかるうちに下の子が生まれると、ダブルでお世話が必要に。
- 上の子も下の子の世話と同様にケアが必要だが、現実的に無理で、上の子を「邪魔」「わがままだ」と思いがち。
下の子が特に手がかかるケース
下の子が夜泣き・抱っこ要求が激しいなど
- 下の子のケアに追われる時間が長く、上の子が少し声をかけただけでも「今は無理!」と拒否反応が出る。
- “ただでさえ疲れているのに、上の子がチョロチョロかまってちゃん”と感じてイライラしやすい。
家族観
“長子はしっかり者”という日本の文化的風潮
長子(特に長男・長女)に対する期待が大きい家族観
- 「家を継ぐのは長男」と同様に、「長女なんだから弟妹を面倒見て当たり前」などの考え方が根強い場合がある。
- 親が無自覚にそうした期待を上の子に押し付けることで、自分が疲れているときに上の子への負担も大きくなり、結果として可愛く思えない現象が起きやすい。
世話役・責任を多く負いがちな第一子
親自身が“長女だからこうだった”という体験を持つ場合
- 自分が長女として苦労したため、今度は自分が親の立場になって無意識に上の子に同じパターンを繰り返す可能性も。
- “しっかりしているのが当たり前”という固定観念で、上の子への愛情表現が少なくなりがち。
どんな人が「上の子可愛くない症候群」になりやすい?
完璧主義・責任感が強いタイプ
家事・育児を全て理想的にこなそうとし、イレギュラーに対応できなくなり、上の子の些細な行動にもイライラを感じてしまう。
サポートを頼まずワンオペ育児状態
夫や家族の支援が薄く、下の子の世話でヘトヘトになり、上の子を“可愛い”と思う余裕がなくなる。
産後うつ・ホルモンバランスが不安定
産後間もない期間に上の子のわがままが目立つと、ストレスが爆発しやすい。
年子や子どもの年齢差が小さいため重複育児が大変
- 上の子もまだ幼児で手がかかる状態なのに下の子も新生児で、親の体力と心の余裕が不足。
- 「上の子もまだ赤ちゃん同然なのに、上の子に我慢を強いる」→イライラが募る。
親自身が“長子はしっかりして当然”と思い込んでいる
- 家族文化や地域の慣習で、上の子に過剰な期待・負担をかける。
- その結果、うまくいかないと「可愛くない」と感じる傾向。
対策や改善方法
まず自分の疲れ・ストレスをケア
- 夫や家族、保育サービスを頼る。完璧を目指さず、家事の優先度を下げるなど対処。
- 産後うつの可能性があるなら早めに相談。
上の子に「あなたも大事」と伝える工夫
上の子だけとの特別な時間を作る。短時間でも一緒に遊んだり抱っこしたりして、愛情を伝える言葉をかける。
お手伝いや役割を与え、褒める
- 上の子に下の子のお世話の一部を任せ、「すごく助かった」「ありがとう」と感謝すると、上の子の自己肯定感が高まる。
- 上の子が「自分も家族に必要だ」と感じれば、親自身も“可愛い”と思う瞬間が増えやすい。
親同士の協力・外部のサポートを活用
- 夫婦で育児を分担し、片方が下の子担当、もう片方が上の子担当などバランスを取る。
- 祖父母や一時保育などに下の子を預けて上の子と二人きりの時間を過ごす機会を作る。
まとめ
「上の子可愛くない症候群」に陥る人の特徴・傾向としては、
完璧主義・責任感が強い
育児や家事を自分で抱え込み、ストレスが大きくなりがち。
サポートが少なくワンオペ状態
下の子の手のかかる時期に、上の子にも構わないといけないが物理的にも精神的にも余裕がない。
産後うつ・ホルモンバランスの問題
出産後の体調や睡眠不足でメンタルが不安定になっている。
親自身が“長子はしっかりして当たり前”と無意識に思い込んでいる
そのため上の子に対して冷たくなったり、ちょっとした甘えに対しても「うるさい」と感じてしまう。
子どもたちの年齢差が小さく、育児負担が重複
二人同時に手がかかるので余裕が一切なく、つい上の子に厳しく当たりやすい。
しかし、これは親の性格や家庭の状況が引き起こす一時的な心境であり、「どうしようもない」わけではありません。対策として
- 親自身が休める体制を整える。
- 上の子に愛情を再確認させる時間をしっかり確保する。
- 「しっかりしなくていい、甘えていいよ」とメッセージを伝えるなど、上の子を一人の子どもとしてケア。
- 産後うつや気分の落ち込みが疑われるなら早めに専門家に相談。
こうした工夫をすることで「上の子が可愛く思えない」という感覚を徐々に和らげ、上の子との関係を修復できるでしょう。自分の心の余裕を作ることが最優先とも言えますので、家族や周囲の協力を得て、自分を責めすぎずに前向きに取り組むのが大切です

