中学受験|小学5年生で急に伸び悩み落ち込んでいます。対策と何をすべきか?

中学受験|小学5年生で急に伸び悩み落ち込んでいます。対策と何をすべきか?

なぜ小5で伸び悩むのか?

学習内容の難化・負担増

小5で中学受験対策が本格化するため、塾の進度や宿題量が一気に増える

  • 4年生までは“小学生レベルの発展”程度だった問題が、5年生になると“中学受験の核心”に踏み込む単元が増え、難易度が跳ね上がることが多い。
  • したがって、4年生では順調に成績が伸びていても、5年生で急激に内容が難しくなり、子どもが追いつききれず伸び悩むパターンは珍しくない。

学習時間や演習量が追いつかない

子どもの体力・集中力の限界が近づく

塾の宿題や予習復習、学校の課題などをこなす時間が膨大になり、子どもの疲れが蓄積してしまう。睡眠不足やストレスが増え、やる気をなくすケース。

家庭学習の管理が甘いままだと、未消化のまま内容が積み重なる

“苦手単元を放置”“宿題を適当にやるだけ”が続くと、理解の穴が大きくなり、テストで結果が出ず落ち込む。

親や周囲の期待が高まり、プレッシャーを感じる

4年生で成績が伸びていたため、「このまま上位校を狙える!」と周囲が期待

子ども自身もその期待を感じ、“今回も高得点取らなきゃ”とプレッシャーを抱きやすい。

5年生の模試や公開テストで思ったより点が取れず、自信を喪失

小4とのギャップが大きく、「もう勉強してもダメなんじゃ…」というネガティブ思考に陥る。

まず親がすべき“基本的な接し方”

子どもの落ち込みを受け止め、一方的に責めない

否定や叱咤ではなく、“苦しいんだね、頑張ってるね”と共感

  • 成績が伸び悩んだ時に「なんで成績落ちたの!?」「もっと努力しなさい!」と強い口調で言うと、子どもの不安と落ち込みがさらに深くなる。
  • まずは子どもの気持ちを肯定し「大変だよね、難しくなってきたもんね」と言葉をかけることで安心感を与え、次の一歩を踏み出しやすくする。

失敗やミスは“改善点を見つけるチャンス”と伝える

  • 子どもがテストで失敗して落ち込む場合、「どこがわからなかったか、一緒に見直そう」「ここを直せば次は大丈夫だよ」と、前向きな解決策に焦点を当てる。
  • 親が冷静にアドバイスすると、子どもは“次にどうすればいいか”を考えられてモチベが回復しやすい。

過度に比較しない――“あの子はできるのに”は逆効果

他の受験生やきょうだいとの比較は、子どものやる気を削ぐ典型

「◯◯ちゃんは同じ塾でトップクラスだってよ?なんであなたは…」などと言われると、子どもが卑屈になったり反発したりする。

目標を“以前の自分よりちょっと成長”に設定

例えば“前回のテストより点数5点アップを目指そう”“ミスを3問減らそう”など、子どもの自己成長を意識させる形が効果的。

 “一緒に作戦を立てる”姿勢でサポート

親が“リーダー”ではなく“パートナー”として関わる

「今の勉強方法をちょっと見直してみようか。どう思う?」と、子どもに意見を聞きながら調整案を考える。

確認テストや宿題管理をサポートするが、最終的には子どもが主体

“宿題をどの順番でやるか”“どのタイミングで休憩するか”を子どもが決め、親はそれを応援&必要時にアドバイスするスタンスが理想。

成績が停滞しているときの“学習面での再点検”

基礎に穴はないか?――小4までの復習・総点検

算数では計算力・基本的な文章題処理を再確認

  • 5年生になって急に難度が上がると、小4レベルの四則演算・小数や分数の取り扱い、図形の基礎などに穴があると応用問題が解けない。
  • 一度小4内容のドリルや塾のテキストの復習をし、“どこでつまずいているか”を洗い出す。

国語は読解の基礎力(語彙・文脈把握)が足りないと伸び悩む

  • 塾の国語で長文読解が出てきたとき、実は語彙力や読解スキル不足で理解が追いつかないことがある。
  • 漢字・語彙・短い文章の要約力を、あらためて補強するための時間を確保。

理科・社会の基礎用語や概念

5年生で急に深い内容に入る前に、“小4までの基礎的知識(地球・身近な生物・地図や日本の都道府県など)”が曖昧になっていないかチェックする

学習時間・演習量・休憩時間のバランスを再検討

塾の宿題だけで手一杯になりすぎていないか?

子どもが宿題をこなすのに精一杯で、理解・復習する余裕がない場合、問題の質より量をこなしているだけの状態に陥る。

休憩や遊びの時間も確保し、脳をリフレッシュ

5年生になると学習時間が長くなるが、休みなしで詰め込めば疲労が溜まり、パフォーマンスが下がる。集中と休息のメリハリをつける。

実際の学習方法を工夫する

“わからない問題にしっかり時間をかけて解説を聞く”

子どもが塾で質問しやすいように親が声をかけたり、家庭学習で分からない問題は必ず親や解説書を活用し再確認する仕組みを整える。

ミスの原因を分析し、同じパターンを繰り返し解く

例えば計算ミスが多いなら“1行計算”“丁寧に書く”など習慣改善、文章読み違いなら“問題文に線を引く”など具体的な対策を実行する。

やる気復活を促す

短期目標設定とごほうび

1週間や2週間単位で小さな目標を立て、それを達成したらご褒美やお楽しみを用意

例えば「算数の計算問題を毎日10分続ける」「次のテストでケアレスミスを3問減らす」などの明確な目標を“自分で決めさせる”とより効果的。

ごほうびは高価なものではなく、子どもが喜ぶものでOK

例えばスイーツや好きな本、ゲーム時間の延長など。達成感を味わえばやる気が続きやすい。

モチベーションを高める“競争”や“仲間と一緒に学ぶ”仕掛け

兄弟や友だちと一緒に同じ問題をやってみる

ライバルや仲間がいると、子どもは負けたくない・一緒に頑張りたいという気持ちが芽生える。

オンライン学習コミュニティやアプリでポイントを集める

最近はゲーミフィケーション要素のある学習サービスも充実している。ポイントやランキングが可視化されると子どもが楽しめる。

親が“子どもの学力向上ぶり”を見える化して褒める

小さな進歩を記録

子どもが以前解けなかった問題を、今は解けるようになった場面で「おー、前は×だったのに今度は◯になったね!」と声かけ。

“成績表”以外の評価基準を設定

塾のクラス順位だけでなく、“計算スピードが早くなった”“読書量が増えた”などプロセスを評価し、子どもに成功体験を積ませる。

小5で落ち込んでいても“受験はまだ狙える”

小6まで1年以上ある――ここから巻き返す例は多い

  • 中学受験のピークは小6の秋から冬。小5の春~夏頃に伸び悩んでも、焦らず地道に対策を続ければ夏期講習や秋以降の過去問演習で一気に成績が上がる子は少なくない。
  • 周囲では「小5でトップ層じゃないとダメ」と言う人もいるが、実際は小5後半や小6で急成長するケースが珍しくない。大事なのは諦めずに対策を継続すること。

学校・塾・家庭で連携し、子どもの苦手強化に集中

塾の先生に“小5で伸び悩んでいる”相談をし、どこがボトルネックかを客観的に教えてもらう

その上で、週末に親子でフォロー学習をしたり、テキストの復習に重点を置いたりして苦手を潰す。

小5の夏期講習や冬期講習を有効活用

そこで“基礎固めと応用力アップ”を集中的に行い、遅れを取り戻す。ちゃんとやれば小6前には手応えが出始める。

小5で成績が伸び悩む子への対応と接し方

落ち込みを理解し、子どもの自己肯定感を守る

親が否定的な言葉を避け、努力の過程を褒めたり励ましたりすることでやる気を再燃させる。

小4までの復習+基礎の穴埋め

急に難化した内容を攻略するには、下の学年の範囲に遅れや不理解がないか再チェック。特に算数の計算や国語の読解は最優先。

学習法を見直し、無理のない計画を立てる

塾の宿題をこなすだけで精一杯な場合、補習や家庭学習の時間配分を工夫して弱点対策を組み込む。

短期目標+ごほうびでモチベアップ

“1週間でこれを達成しよう→ご褒美”など、小さな成功体験を積む。大きな目標だけだと息切れしやすい。

親子のコミュニケーションとフォローを重視

間違いを責めず、「どうやって解決しよう?」と一緒に考える姿勢。自分で考えたアイデアを尊重すると、子どもの自主性が育つ。

小5で伸び悩んでも、まだ巻き返し可能

小6までにしっかり苦手を克服すれば、志望校合格が見えてくる。最後まで可能性を信じ、適切な対策を続けることが鍵。

おわりに

小5で成績が伸び悩んだり、やる気を失ったりするのは、中学受験を目指す子どもによくある“壁”の一つです。4年生までは少しの努力で成果が出たかもしれませんが、5年生で難度と量が急増すると、「こんなに大変なんだ…」というショックや疲れが襲い、テンションが下がることがしばしばあります。
しかし、あまりに親が厳しく追い詰めると、子どもは“勉強=苦痛”と感じ、さらに意欲が低下する危険性があるもの。大切なのは、**「今の苦しさは成長のチャンス」**ととらえ、親子で問題点を分析し、一つずつ克服していく姿勢です。具体的には、基礎力を再確認し、不足部分を補強しながら、短期目標の達成で子どもに成功体験を積ませることが効果的。塾の先生や周囲を頼って情報やアドバイスを得るのもいいでしょう。
また、小5の夏や冬にしっかり復習・演習を行えば、小6で大きく伸びる可能性は十分にあるので、「今の成績が伸びないからもうダメ」と決めつけるのは早計です。親が子どものやる気をサポートし、やり方を工夫し、“失敗や間違いを責めずに一緒に解決する”スタンスを続ければ、子どもも再び前向きな姿勢を取り戻しやすくなります。ぜひ、今回の内容を参考に、子どもを励ましながら学習環境や学習法の見直しを図り、受験をめざす道をサポートしてあげてください

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