SharePointからファイルダウンロード時に文字化けしてしまう!?対処法を徹底解説!
SharePointをお使いの皆さん、ダウンロードしたファイルを開いたら、ファイル名や内容が文字化けしてしまって困った経験はありませんか?せっかくダウンロードしたのに、文字化けのせいで使えない…これでは業務が滞ってしまいますよね。特に、日本語や特定の記号が含まれるファイル名や、古い形式のファイルで発生しやすいこの文字化け問題は、多くのユーザーが直面する課題です。
SharePointからのファイルダウンロード時に文字化けが発生する原因はいくつかありますが、多くの場合、適切な対処法を講じることで解決できます。この記事では、文字化けが発生する主な原因を分かりやすく解説し、それぞれの具体的な対処法をステップバイステップでご紹介します。さらに、文字化けを未然に防ぐための予防策や、困った時のトラブルシューティングまで、この記事一つで全てがわかるように、詳しく説明していきますね。
SharePointからファイルダウンロード時に文字化けする主な原因
ファイルが文字化けする原因は、主に「文字コード」の不一致や、ファイル名のエンコード(符号化)の問題にあります。特にWeb環境であるSharePointとローカル環境のパソコンの間で、情報が正しくやり取りされない場合に発生します。
1. ファイル名に日本語や特殊文字が含まれている
これが最も一般的な文字化けの原因です。
原因: ファイル名に日本語(全角文字)や、OS・ファイルシステムによっては扱いにくい特殊文字(例: &, , !, #, %, +, ?, スペースなど)が含まれている場合、ダウンロード時にこれらの文字が正しくエンコード(符号化)されず、受け取ったパソコン側でデコード(復号化)できないために文字化けします。
2. ブラウザとサーバー間の文字コードの不一致
稀に、Webブラウザ(Chrome, Edgeなど)とSharePointサーバーの間で、ファイルのメタデータ(ファイル名など)をやり取りする際の文字コードの認識がずれることがあります。
原因: 主に古いブラウザや、ブラウザの文字コード設定が不適切な場合に発生することがあります。
3. 圧縮(ZIP)ダウンロード時のエンコード問題
複数のファイルをまとめてZIP形式でダウンロードする際に、ZIPファイルの内部でファイル名を圧縮・エンコードする方法が、OSや解凍ソフトと合致しない場合があります。
原因: Windows標準のZIP解凍機能が特定の文字コード(Shift-JISなど)に最適化されているため、SharePointがUTF-8でファイル名をエンコードしたZIPを生成すると、文字化けが発生することがあります。特にMacで作成されたZIPをWindowsで開く、あるいはその逆の場合に顕著です。
4. ファイルの内容が文字化けする(テキストファイル・CSVファイルなど)
ファイル名ではなく、ダウンロードしたテキストファイル(.txt)やCSVファイル(.csv)の中身が文字化けする場合があります。
原因: これらは、ファイル自体が持つ「文字コード」(例: UTF-8, Shift-JIS, EUC-JPなど)が、ファイルを開くソフトウェア(テキストエディタ、Excelなど)が想定している文字コードと異なる場合に発生します。
文字化けの具体的な対処法を試してみよう!
原因に応じて、いくつか試せる対処法があります。簡単なものから順番に試してみるのがおすすめです。
対処法1:ファイル名をシンプルにする(最も効果的)
文字化けの原因の多くはファイル名にあります。まずはこれから試してみましょう。
やり方
SharePoint上で、文字化けしてしまうファイルのファイル名を半角英数字とハイフン(-)やアンダースコア(_)のみで構成される、シンプルな名前に変更します。
例: 提案書 2025年度 第1回.docx → Teiansho-2025-01.docx
ファイル名を変更した後、再度ダウンロードを試します。
ポイント: ファイル名に日本語やスペース、特殊文字が含まれないようにするだけで、多くの文字化け問題は解決します。
対処法2:別のWebブラウザを試す
使用しているブラウザの文字コード解釈の問題や、一時的な不具合の可能性があります。
やり方
普段使っているブラウザ(例: Chrome)で文字化けする場合、別のブラウザ(例: Microsoft Edge、Firefox)でSharePointサイトを開き、ダウンロードを試します。
ポイント: 最新版のブラウザを使用することも重要です。ブラウザのバージョンが古いと、最新のエンコード方式に正しく対応できないことがあります。
対処法3:ZIPダウンロード時の解凍ソフトを変える(ZIP化されたファイルが文字化けする場合)
Windows標準のZIP解凍機能で文字化けする場合、高機能な解凍ソフトを試すことで解決することがあります。
やり方
- 7-Zip (セブンジップ) や Lhaplus (ラプラス) などの、サードパーティ製の高機能な解凍ソフトをパソコンにインストールします。
- ダウンロードしたZIPファイルを、これらのソフトで解凍します。
ポイント: これらのソフトは、様々な文字コードのZIPファイルに対応しているため、標準機能では解凍できなかった文字化けファイルを正しく扱えることがあります。
対処法4:OneDrive同期機能を使う(最も確実で便利な方法)
ファイルを個別にダウンロードするのではなく、SharePointのドキュメントライブラリ全体をパソコンのフォルダーと同期させる「OneDrive同期機能」は、文字化け問題に対して非常に有効です。
やり方
- SharePointのドキュメントライブラリの画面上部にある「同期」ボタンをクリックします。
- OneDriveクライアントが起動し、SharePoint上のファイルが皆さんのパソコンのフォルダーに自動的に同期されます。
ポイント: 同期機能は、ファイル名や内容の文字コードをOneDriveクライアントが適切に処理するため、ほとんどの文字化け問題が発生しません。また、常に最新のファイルがパソコンに反映されるため、手動ダウンロードの手間も省けて非常に便利です。
詳しい設定方法は、以前の回答(「SharePointでファイルダウンロードをすると文字化けしてしまう」)の「方法2:OneDrive同期機能を使ってパソコンに常時同期する」のセクションを参照してください。
対処法5:ファイルの内容が文字化けする場合の文字コード指定(テキストファイル・CSVファイルなど)
ファイル名ではなく、ダウンロードしたテキストファイルやCSVファイルの中身が文字化けする場合の対処法です。
やり方
ExcelでCSVファイルを開く場合
- Excelを直接開き、「データ」タブ → 「テキストまたはCSVから」を選択します。
- ダウンロードしたCSVファイルを選びます。
- 「データの変換」画面で、「ファイルの元の形式」(または「元のファイル」)のドロップダウンメニューから、適切な文字コード(例: UTF-8、Shift-JISなど)を選んでプレビューが正しく表示されるか試します。
- プレビューが直ったら、「読み込み」をクリックします。
テキストエディタでテキストファイルを開く場合:
- メモ帳 (Windows) の場合: ファイルをメモ帳で開いた後、「ファイル」メニュー → 「名前を付けて保存」を選択します。保存ダイアログの下部にある「文字コード」のドロップダウンから、様々な文字コード(例: UTF-8、ANSI、Unicodeなど)を試して保存し直すと、正しく表示されるようになることがあります。
- 高機能テキストエディタ (例: VS Code, サクラエディタ) の場合: これらのエディタには、ファイルを開く際に文字コードを自動判別したり、手動で指定して開き直したりする機能があります。メニューから「文字コード」や「エンコーディング」の項目を探して試してみましょう。
ポイント: 共有元がどの文字コードでファイルを保存しているか確認できると、一番早く正しい文字コードを見つけられます。
文字化けを未然に防ぐための予防策
文字化けが発生してから対処するよりも、最初から文字化けしないように予防策を講じる方が、ずっと効率的です。
1. ファイル名は半角英数字でシンプルに統一する
これは最も基本的な予防策であり、最も効果的です。
- やり方: ファイル名には、日本語を使わず、半角英数字(a-z, A-Z, 0-9)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、ピリオド(.)のみを使用するルールをチーム内で徹底しましょう。スペースも避けるのが無難です。
- ポイント: 共有元が外部パートナーなどコントロールできない場合は難しいですが、社内での運用であればこのルールを徹底することで、ほとんどのファイル名に関する文字化けは防げます。
2. 最新のブラウザとOSを使用する
古いバージョンのブラウザやOSは、新しい文字コードのエンコード・デコードに対応していなかったり、不具合があったりする可能性があります。
- やり方: 使用しているWebブラウザ(Chrome, Edge, Firefoxなど)とPCのOS(Windows, macOS)を常に最新のバージョンにアップデートしておきましょう。
- ポイント: 定期的なアップデートは、セキュリティ対策としても非常に重要です。
3. OneDrive同期機能を積極的に利用する
継続的にSharePoint上のファイルを扱う必要がある場合は、ダウンロードではなくOneDrive同期機能をメインで利用しましょう。
- やり方: SharePointのドキュメントライブラリの「同期」ボタンをクリックして、ファイルをパソコンに同期します。
- ポイント: この方法であれば、OneDriveクライアントが文字コードの変換を適切に行ってくれるため、文字化けのリスクが非常に低くなります。また、常に最新のファイルが手元にあるため、手動でダウンロードし直す手間も省けます。
4. ファイルの内容の文字コードをUTF-8に統一する(テキスト・CSVファイルの場合)
SharePointでテキストファイルやCSVファイルを保存する際、文字コードを「UTF-8」で保存するように統一すると、開く側での文字化けが起こりにくくなります。
やり方
- テキストファイルやCSVファイルを作成・編集する際に、エディタの「名前を付けて保存」オプションで「文字コード(エンコーディング)」を「UTF-8」に指定して保存します。
- ExcelでCSVファイルを保存する際も、「CSV (コンマ区切り)(.csv)」ではなく、「**CSV UTF-8 (コンマ区切り)(.csv)**」を選んで保存するようにしましょう。
ポイント: UTF-8は国際的に最も広く使われている文字コードであり、異なるOSやソフトウェア間での互換性が高いです。
まとめ
SharePointからのファイルダウンロード時に文字化けが発生する問題は、多くの場合、ファイル名のエンコードや、ファイル内容の文字コードの不一致が原因です。
対処法としては、以下の点を試してみてください:
- ファイル名を半角英数字のみのシンプルな名前に変更して再ダウンロード(最も効果的)
- 別のWebブラウザを試す
- ZIPダウンロードの場合は、7-Zipなどの高機能な解凍ソフトを試す
- OneDrive同期機能を活用する(最も確実で便利な予防・対処法)
- テキストファイルやCSVファイルの中身が文字化けする場合は、Excelやテキストエディタで文字コードを「UTF-8」など正しく指定して開き直す
文字化けを未然に防ぐための予防策としては、以下の点を心がけましょう:
- ファイル名は常に半角英数字でシンプルに統一する。
- WebブラウザやOSは常に最新の状態に保つ。
- ファイルを継続的に使う場合は、積極的にOneDrive同期機能を利用する。
- テキストファイルやCSVファイルはUTF-8で保存するよう統一する。
これらの対処法と予防策を実践することで、皆さんのSharePointからのファイルダウンロードが、文字化けのストレスなく、よりスムーズに行えるようになるはずです。ぜひ試してみてくださいね!

