スニペットとは?ビジネスでの意味・日本語での言い換え・言い回しての使い方と注意点
ビジネスの現場で「スニペット」という言葉が使われる場面が増えてきました。元々は英語の “snippet” に由来し、「小片」や「断片」といった意味を持つ言葉です。しかし、現代のビジネスの中では、より専門的な意味合いで使われることが多くなっています。
ビジネスの分野で「スニペット」と言う場合、特にWebやIT、マーケティングの現場においては「短いコードの断片」や「簡潔な情報の要約文」として使われます。たとえばWeb開発で言えば、HTMLやJavaScriptの一部分を切り取って再利用できるようにした「コードスニペット」、マーケティングの場では検索結果に表示される説明文(検索スニペット)などがこれにあたります。
また、業務効率化の観点からも、メール文面や定型メッセージ、報告テンプレートなどの「スニペット」を用意しておくことで、繰り返し行う業務のスピードが格段に向上します。たとえば、お客様対応で毎回似た内容の回答を送る場面では、事前に登録された「スニペット」を活用することで、ミスを減らしながらも迅速な対応が可能になります。
さらに、スニペットは「共有知」としての役割も果たします。チームや部署内でよく使われる定型文や手順などを「スニペット」として蓄積・共有することで、業務の属人化を防ぎ、誰が対応しても一定の品質を保つことができるようになります。
つまり、ビジネスの現場での「スニペット」は、ただの短い文章やコードではなく、「情報をコンパクトにまとめた、再利用可能で業務効率に直結する小さな資産」と捉えることができます。
まとめ
- スニペットは短く要点をまとめた情報の断片
- 主にWeb開発、IT、マーケティングで使われる
- コードや文章の再利用により業務効率化が可能
- よく使う文面や手順の共有で属人化を防ぐ
- 検索結果や顧客対応などでも活躍する機能的要素
「スニペット」を英語で言うと?
→ snippet(スニペット)
スニペットの言い換え・言い回しは?
- 簡易文
- 定型文
- 要約文
- コードの一部
- 短縮情報
スニペットが使われる場面
- メールでの定型返信を素早く送る時
- よく使うコードを共有する時
- Web検索で概要を一目で伝えたい時
- 社内マニュアルの一部として共有したい時
- 顧客対応の定番回答を登録する時
スニペットを言い換えて失礼がない伝え方・目上・取引先に送る場合
- よく使用される定型文を利用してご案内差し上げます。
(We will provide the information using a commonly used standard message.) - 簡潔にまとめたご案内文をご参照くださいませ。
(Please refer to the summary guide below.) - 一部内容を抜粋してご案内申し上げます。
(We would like to share a brief excerpt for your reference.) - 過去の事例をもとにご参考情報として抜粋いたしました。
(We have extracted relevant past cases as reference.) - よくあるご質問に対するご案内を添付しております。
(Attached is a guide based on frequently asked questions.)
スニペット・社内メールで言い換えて使用する例文
- この件につきましては、社内で使用している定型文を参考にまとめました。
(Regarding this matter, we have summarized it based on our internal standard template.) - 定型の手順をご確認いただけますと幸いです。
(We would appreciate it if you could check the standard procedure.) - よくあるお問い合わせ内容の文面を共有いたします。
(I’m sharing the usual message we use for similar inquiries.) - 下記に簡潔な説明を記載しておりますのでご参照ください。
(Please refer to the concise description provided below.) - 再利用できる簡易な文章をまとめました。
(I have compiled a reusable simple message.)
スニペットを使用した本文
- ご不明点につきましては、社内で共有している簡易案内文をもとにご説明させていただきます。
(For any unclear points, we will explain based on our internally shared simple guide.) - 以下に、よくある質問に対しての回答文の一部を掲載いたします。
(Below is a part of the response to frequently asked questions.) - ご案内内容については、社内マニュアルの定型文を活用しております。
(The information provided is based on our standard manual message.) - 対応の際には、共有文面をベースに調整のうえお送りしております。
(During responses, we adjust and send based on the shared message.) - 本件は、簡単な要点にまとめた文章でのご案内となります。
(This matter will be communicated using a summary-based message.)
スニペットをメールで使用すると不適切な場面は?
「スニペット」という言葉をそのままメールに記載するのは、相手がITやWeb関連の専門知識を持っていない場合には適切とは言えません。特に、取引先や目上の方、お客様といった、幅広い業種の方に対して使用する際には、「スニペット」という単語自体が専門的すぎて意味が伝わらない恐れがあります。
また、文章の一部を「スニペットとして抜粋します」と記載してしまうと、相手には機械的・事務的な印象を与えてしまい、丁寧さや配慮に欠ける印象を持たれることもあるのです。特に、ビジネスメールでは「誠意」や「わかりやすさ」が大切にされるため、専門用語を使うよりも、誰にでもわかる自然な言い回しに置き換える方が望ましいとされます。
スニペット 細心の注意を払い誰にでも不快感を与えない伝え方
- ご案内の内容につきましては、必要事項を簡潔にまとめた文面で失礼いたします。
(We apologize for the brevity, but the information has been summarized for clarity.) - 以前の内容をもとに、要点を整理してお伝え申し上げます。
(Based on the previous content, we would like to share the key points.) - ご参考までに、過去のお問い合わせ内容より抜粋したものを共有いたします。
(For your reference, we are sharing an excerpt from previous inquiries.) - 本件につきましては、よくあるご質問に基づき簡潔にまとめております。
(This message is a concise summary based on frequently asked questions.) - 社内共有されている内容をもとにご案内させていただきます。
(We will provide information based on our internally shared content.)
スニペット メール例文集
目上の方・取引先の企業へ言い換え適したメール例文
定型文を活用しつつも丁寧さを損なわない案内
いつも大変お世話になっております。お問い合わせいただきました件につきまして、弊社内でのご対応事例をもとに、簡潔に内容を整理させていただきました。お手数をおかけいたしますが、下記のご案内をご一読いただけますと幸いです。ご不明点がございましたら、どのような些細なことでも構いませんのでご連絡くださいませ。
過去の事例を元に丁寧な回答をする
平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。本件に関して、以前のお問い合わせ内容と近しい事例がございましたため、過去の対応を参考にしながらご案内を作成いたしました。詳細につきましては下記をご確認くださいませ。引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
顧客・お客様へ言い換え適したメール例文
よくある質問へのわかりやすい返信
この度はお問い合わせいただき誠にありがとうございます。多くのお客様から似たご質問を頂いておりましたため、要点を整理したご案内文をご用意いたしました。ご確認いただけますと幸いでございます。もしご不明な点がございましたら、いつでもご連絡いただければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
簡潔だが丁寧にご案内する場合
お問い合わせありがとうございます。ご質問の内容に関しましては、弊社でよくいただくお問い合わせ内容に基づき、簡単にまとめたご案内を以下に記載しております。ご不明な点がございましたら遠慮なくご連絡くださいませ。お客様にご満足いただけるよう丁寧な対応に努めてまいります。
社内メールで使う際に言い換え適したメール例文
チーム内共有のための短い説明
お疲れ様です。先日共有された手順について、簡単にまとめた文章を下記に添付しました。業務の際にご参考いただければと思います。ご確認よろしくお願いいたします。
定型文の使いまわしについての連絡
お世話になっております。お問い合わせ対応に使用している文面をまとめたものを、今回も共有いたします。内容に変更が必要な場合はご連絡いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
スニペット 相手に送る際の注意点・まとめ
「スニペット」という言葉は便利な反面、業界や相手によってはなじみがなく、伝わりにくいこともあります。そのため、社外の方や目上の方に向けて使う際には、専門用語であることを意識し、やさしく言い換えることが大切です。たとえば「定型文」や「簡易案内」「抜粋内容」など、相手にとってわかりやすく、親しみやすい言葉を選ぶようにしましょう。
また、「スニペット」として案内を送ることが、自動返信やマニュアル対応のような冷たい印象にならないよう、丁寧な導入や締めの言葉を添えることが重要です。内容そのものが短くても、相手を気遣う言葉を添えるだけで、受け取る印象は大きく変わります。
最後に大切なことは、「スニペット」の活用はあくまで効率化の手段であって、相手との信頼関係を築くためには、温かみのある対応が欠かせないということです。

