Teamsで以前のチームが見当たらない?その原因と解決策を徹底解説!
Microsoft Teamsを使っていると、「あれ?以前参加していたはずのチームがリストに見当たらないぞ…」と困った経験はありませんか? プロジェクトの資料を確認したい、昔のやり取りを見返したい、と思っていたのに、肝心のチームが表示されないと、仕事が滞ってしまいますよね。まるで、昔のクラスメートのアルバムを見つけたいのに、本棚のどこを探しても見つからないような状態です。
この「以前参加したチームが表示されない」という問題は、Teamsユーザーが遭遇しやすいトラブルの一つですが、いくつかの原因が考えられます。そして、その多くは適切な対処法で解決できます。この記事では、Teamsで以前参加したチームが表示されない主な原因を分かりやすく解説し改善策をご紹介していきます。
チームが表示されないのはなぜ?
Teamsで以前参加したチームが表示されない原因は、チームが非表示になっている、削除された、あなたのアカウントに問題がある、あるいはTeamsアプリの不具合まで、多岐にわたります。まるで、探し物が見つからない時に、それが隠れているのか、しまってあるのか、誰かが持っていってしまったのか、あるいはもう存在しないのか…と色々考えるようなものです。ここでは、よくある原因をいくつかご紹介しますので、あなたの状況に当てはまるものがないか確認してみてください。
チームが「非表示」になっているかも?
Teamsでは、参加しているチームが多くなると、一部のチームが自動的に「非表示」セクションに格納されることがあります。これは、チームリストを整理するための機能ですが、見慣れないとチームが消えてしまったように感じることがあります。
あなたがチームから削除されたかも?
何らかの理由で、あなたがそのチームから削除されてしまった可能性があります。これは、プロジェクトの終了、組織変更、あるいは誤操作などによって起こり得ます。チームから削除されると、そのチームはあなたのリストには表示されなくなります。
チームが「アーカイブ」されたかも?
Teamsのチームは、活動が終了した後や、特定の期間が過ぎた後に「アーカイブ」されることがあります。アーカイブされたチームは、通常のチームリストには表示されなくなりますが、コンテンツは保持されており、閲覧は可能です。
チーム自体が「削除」されたかも?
チームが完全に削除されてしまった可能性もゼロではありません。これは、プロジェクトが完全に終了し、関連する情報も不要になった場合などに、チームの所有者やIT管理者によって行われることがあります。削除されたチームは、復元されない限り表示されません。
あなたが別のMicrosoftアカウントでサインインしているかも?
もしあなたのPCで複数のMicrosoftアカウント(仕事用と個人用など)を使っていて、意図せず別のMicrosoftアカウントでTeamsにサインインしている場合、そのアカウントでは以前参加したはずのチームが表示されないことがあります。
Teamsアプリのキャッシュが古いままかも?
Teamsアプリは、動作を速くするためにチームリストなどのデータをパソコンに一時的に保存しています(キャッシュ)。このキャッシュが古いままだと、実際のチームリストとアプリの表示が一致せず、一部のチームが表示されないことがあります。
まず試したい!簡単な解決方法
Teamsで以前のチームが見つからない時に、まず試してほしい基本的な解決方法をご紹介します。焦らず、一つずつ確認してみてください。多くの場合、これらの簡単な手順で問題が解消されます。
「非表示のチーム」を確認してみよう
Teamsのチームリストを下までスクロールすると、「非表示のチーム」というセクションがあるはずです。ここをクリックして展開し、目的のチームがないか確認してみてください。これが最もよくある原因です。
非表示のチームを確認する方法例
- Teamsアプリの左側にある「チーム」アイコンをクリックし、チームリストを表示します。
- リストを一番下までスクロールします。
- 「非表示のチーム」という項目が見つかったら、その右側にある「>」マーク(または「v」マーク)をクリックして展開します。
- 展開されたリストの中に、探しているチームがないか確認します。
- もし見つかったら、チーム名の横にある「…(その他のオプション)」をクリックし、「表示」を選択すると、通常のチームリストに戻せます。
別のMicrosoftアカウントでサインインしていないか確認しよう
Teamsアプリの画面右上にあるあなたのプロフィールアイコンをクリックしてみてください。そこに表示されているアカウント名が、以前チームに参加していた時のものと一致しているか確認します。もし違うアカウントでサインインしている場合は、一度サインアウトして、正しいアカウントでサインインし直しましょう。
サインアウト/サインインし直し手順例
- Teamsアプリの画面右上にあるあなたのプロフィールアイコンをクリックします。
- ドロップダウンメニューの中から「サインアウト」を選択します。
- アプリが閉じるので、再度Teamsを起動し、正しいMicrosoftアカウント(組織のアカウント)でサインインし直してチームが表示されるか確認します。
パソコンをもう一度立ち上げ直してみよう
一番手軽で、意外と効果があるのがPCの再起動です。PCを再起動することで、一時的なシステムの不具合やTeamsアプリのメモリ解放が行われ、最新のチームリストが取得されるようになることがあります。
Teamsアプリを完全に閉じてから開いてみよう
Teamsアプリがフリーズしているだけの場合や、一時的な不具合が発生している場合、一度完全に終了させてから再度起動することで問題が解決することがあります。単にウィンドウを閉じるだけでなく、タスクマネージャー(Windowsの場合: Ctrl + Shift + Esc、Macの場合: Command + Option + Esc)からTeamsのプロセスを終了させると確実です。
もっと深く!原因を探る改善策
簡単な方法で解決しない場合は、もう少し深く原因を探り、それに応じた改善策を試してみましょう。まるで、専門家がより詳細なトラブルシューティングを行うようなものです。
Teamsアプリのキャッシュを消してみよう(効果的!)
「以前参加したチームが表示されない」問題の解決に、Teamsアプリのキャッシュクリアが非常に効果的です。Teamsアプリは、動作を速くするためにチームリストなどのデータを一時的に保存しています。このキャッシュが古いままだと、実際のチームリストとアプリの表示が一致せず、一部のチームが表示されないことがあります。
Teamsキャッシュのクリア方法例
Windowsの場合
- Teamsアプリを完全に終了させます(タスクマネージャーからも終了していることを確認)。
- ファイルエクスプローラーを開き、アドレスバーに
%appdata%\Microsoft\Teamsと入力してEnterキーを押します。 - 開いたフォルダ内の「Cache」フォルダと「GPUCache」フォルダ、さらに「IndexedDB」フォルダの内容(
IndexedDBフォルダ自体ではなくその中のファイル)を削除します。重要なファイルは含まれていませんのでご安心ください。 - パソコンを再起動し、Teamsを再度起動してチームが表示されるか確認してみてください。
Macの場合
- Teamsアプリを完全に終了させます。
- Finderを開き、「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択します。
- ボックスに
~/Library/Application Support/Microsoft/Teamsと入力して「移動」をクリックします。 - 開いたフォルダ内の「Application Cache」「Cache」「Code Cache」「GPUCache」「IndexedDB」などの全てのフォルダを削除します。
- パソコンを再起動し、Teamsを再度起動してチームが表示されるか確認してみてください。
チーム所有者や同僚に確認してみよう
もしあなたがチームから削除されたり、チームがアーカイブされたり、あるいは削除されたりした可能性がある場合、そのチームの所有者(オーナー)や、同じチームの同僚に直接確認してみるのが最も手っ取り早いです。
- 「〇〇プロジェクトのTeamsチームって、まだありますか?」
- 「もしあれば、私はまだメンバーになっていますか?」
- 「チームがアーカイブされたり、削除されたりした覚えはありますか?」
Teamsアプリをもう一度入れ直してみよう
キャッシュのクリアなどで解決しない場合、Teamsアプリのプログラムファイル自体が破損している可能性もゼロではありません。この場合は、再インストールが最も確実な解決策です。一度Teamsをアンインストールし、Microsoftの公式サイトから最新版をダウンロードして再インストールしてみてください。
組織のIT管理者向け!さらに詳細な原因と解決策
この問題がユーザー側で解決できない場合、組織全体のMicrosoft 365環境におけるチームの管理状態に関わる可能性が高いため、Microsoft 365/Azure ADを管理しているIT管理者の方による確認と調整が必要になります。
Microsoft 365グループのメンバーシップを確認しよう
Teamsのチームは、Microsoft 365グループに紐付けられています。Azure ADでそのMicrosoft 365グループのメンバーシップを確認することで、あなたがまだそのグループのメンバーであるかどうかがわかります。
Microsoft 365グループのメンバーシップ確認(IT管理者向け)
- Microsoft 365 管理センター(
admin.microsoft.com)にサインインします。 - 左側のメニューで「チームとグループ」>「アクティブなチームとグループ」に移動します。
- 検索バーで該当するチーム名を検索し、チーム(Microsoft 365グループ)を選択します。
- 「メンバー」タブを開き、対象ユーザーがメンバーリストに含まれているか確認します。
- もしメンバーに含まれていない場合は、そこからユーザーを再度追加できます。
アーカイブされたチームを確認しよう
チーム所有者やIT管理者は、アーカイブされたチームも確認できます。
アーカイブされたチームの確認方法例(IT管理者向け)
- Microsoft Teams管理センター(
admin.teams.microsoft.com)にサインインします。 - 左側のメニューで「Teams」>「チームを管理」に移動します。
- リストをスクロールするか、フィルターオプションを使用して「アーカイブ済み」のチームを探します。
- もしアーカイブされたチームが見つかったら、そのチームを選択し、「チームの復元」オプションを選択して、通常のチームとしてアクティブに戻すことができます。
削除されたチームを復元してみよう
チームが最近削除された場合、通常は一定期間(通常30日間)は復元可能です。
確認方法(IT管理者向け): Microsoft 365 管理センター(admin.microsoft.com)の「チームとグループ」>「削除されたグループ」にアクセスし、該当のチーム(Microsoft 365グループ)がないか確認します。もしあれば、そこから復元できる可能性があります。
監査ログで詳細な情報を確認しよう(IT管理者向け)
ユーザーがチームから削除されたり、チーム自体が削除されたりした場合、Microsoft 365の監査ログにその情報が記録されています。これにより、誰がいつ、どのような操作を行ったかを特定できます。
確認方法(IT管理者向け): Microsoft 365 管理センターから「コンプライアンス」または「セキュリティとコンプライアンス」にアクセスし、監査ログ検索機能を使用して、チームメンバーシップの変更やチームの削除に関するイベントを検索します。
Teamsのウェブ版を試してみよう
デスクトップアプリでチームが表示されない場合でも、慌てる必要はありません。Teamsにはウェブ版があります。ウェブ版であれば、アプリ側の問題や、デスクトップアプリのキャッシュの影響を受けずに、最新のチームリストを表示できることがあります。問題の切り分けにも役立ちます。
ウェブブラウザからTeamsを使ってみよう
お使いのウェブブラウザ(Google Chrome, Microsoft Edge, Mozilla Firefoxなど)を開き、アドレスバーに teams.microsoft.com と入力してEnterキーを押します。Microsoftアカウントでサインインすることで、デスクトップアプリとほぼ同じ機能を利用できます。
Teamsウェブ版へのアクセス方法例
- お好みのウェブブラウザを開く。
- アドレスバーに
teams.microsoft.comと入力し、Enterキーを押す。 - Microsoftアカウントでサインインする。
ウェブ版で問題なければデスクトップアプリまたはPC環境に原因あり
もしウェブ版のTeamsで問題なくチームが表示されるのであれば、原因はデスクトップアプリ自体にあるか、あなたのPCのキャッシュの問題にあります。この場合、前述のキャッシュクリア、再インストールなどが有効な解決策となります。
見当たらないチームを見つけて、スムーズな業務再開を!
Teamsで以前参加したチームが表示されないという問題は、情報へのアクセスを妨げ、業務に大きな影響を与えかねません。しかし、今回ご紹介した「非表示のチームを確認」「正しいアカウントでサインインし直し」「キャッシュのクリア」といった簡単な対処法から、「チーム所有者や同僚への確認」「IT管理者への相談」といったより専門的な原因と改善方法があることをご理解いただけたかと思います。
多くの場合、チームが非表示になっているか、キャッシュが原因であることが多いため、まずはこれらの簡単な手順から試してみてください。それでも解決しない場合は、迷わずIT管理者に相談し、チームの状態やあなたのメンバーシップを確認してもらうのが最も確実な解決策となります。

