Teams|会議の録画データがどこに保存されるか分からない、、どこ?

Teams会議の録画データ、どこに保存されるの?基本の「キ」

Teams会議の録画データがどこに保存されるかを知る上で、まず最も基本的なルールを理解することが重要です。Teams会議の録画は、基本的にはMicrosoft 365のストレージサービスに保存されます。

 

録画データの保存先は「Microsoft Stream」から「OneDrive for Business」または「SharePoint Online」へ移行済み

以前のTeams会議録画データは、主に「Microsoft Stream(クラシック)」という専用のビデオサービスに保存されていました。しかし、2020年後半からMicrosoftの方針が変わり、録画データの保存先は「Microsoft Stream (on SharePoint)」、つまりOneDrive for BusinessまたはSharePoint Onlineへと順次移行されています。

この移行により、録画データは通常のOfficeドキュメントと同じように扱われるようになり、アクセス権限の管理や共有、検索がより柔軟かつ容易になりました。現在、ほとんどの組織では新しい保存方法が適用されています。

保存場所を決定する主要な要因:会議の種類と主催者

録画データの具体的な保存場所は、主に以下の2つの要因によって決まります。

会議の種類

  • 通常の定例会議(チャネル会議ではないもの)やプライベート会議: 主催者のOneDrive for Businessに保存されます。
  • チャネル会議(特定のTeamsチャネル内でスケジュールされた会議): そのチャネルに紐づくSharePoint Onlineのサイトに保存されます。

会議の主催者

録画を開始した人が誰であるかに関わらず、会議の主催者(会議を作成した人)のストレージに保存されるのが原則です。

この基本的なルールを頭に入れておくと、録画データを探しやすくなります。


録画データを探しに行こう!具体的な保存場所の見つけ方

それでは、実際に録画データがどこに保存されているのか、具体的な手順を追って見つけ方を確認していきましょう。

Teams会議チャットからのアクセス(最も簡単で確実な方法)

これが、録画データにアクセスする最も簡単で一般的な方法です。

  • 会議が終了した後: 会議が終了すると、その会議のチャット(または会議の詳細画面)に、録画データへのリンクが自動的に投稿されます。
  • チャット履歴を確認:
    1. Teamsアプリを開き、対象の会議が行われたチャットを探します。(会議のタイトルで検索すると見つけやすいです。)
    2. 会議のチャット履歴に、以下のようなメッセージと共に録画データへのリンクが投稿されているはずです。
      • 「録画は停止されました。この会議の録画はOneDriveに保存されています。」(通常の会議の場合)
      • 「録画は停止されました。この会議の録画はSharePointに保存されています。」(チャネル会議の場合)
    3. このリンクをクリックすると、直接録画データにアクセスし、再生したり、ダウンロードしたりできます。

OneDrive for Businessからのアクセス(通常の会議の場合)

チャットからリンクが見つからない、または通常の会議を録画した場合は、会議の主催者のOneDrive for Businessを確認します。

  • 会議の主催者としてOneDriveにアクセス:
    1. WebブラウザでMicrosoft 365のポータルサイト (https://www.google.com/search?q=portal.office.com) にアクセスし、自分のアカウントでサインインします。
    2. アプリランチャー(左上の9つの点アイコン)から「OneDrive」を選択し、OneDrive for Businessを開きます。
    3. OneDriveのファイル一覧に、「Recordings」(録画)というフォルダが自動的に作成されています。
    4. この「Recordings」フォルダの中に、録画データ(ファイル名:会議名-日付-時刻.mp4)が保存されているはずです。
  • 他の参加者としてOneDrive経由でアクセス:
    • もしあなたが会議の主催者ではない場合でも、録画が開始されると主催者のOneDriveにファイルが保存され、そのファイルへの「閲覧権限」が自動的に会議参加者に付与されます。
    • そのため、主催者から共有されたリンク、またはTeams会議チャットのリンクからアクセスできます。直接他の人のOneDriveの中を検索することはできません。

SharePoint Onlineからのアクセス(チャネル会議の場合)

特定のTeamsチャネル内で開催された会議を録画した場合は、そのチャネルに紐づくSharePointサイトを確認します。

  • TeamsアプリからSharePointにアクセス:
    1. Teamsアプリを開き、録画された会議が行われたチャネル(例:「全社連絡」チャネル)を選択します。
    2. チャネルの上部にあるタブの中から「ファイル」タブをクリックします。
    3. 「ファイル」タブの中に、「Recordings」(録画)というフォルダが自動的に作成されているはずです。
    4. この「Recordings」フォルダの中に、録画データ(ファイル名:会議名-日付-時刻.mp4)が保存されています。
  • WebブラウザからSharePointにアクセス:
    1. WebブラウザでMicrosoft 365のポータルサイト (https://www.google.com/search?q=portal.office.com) にアクセスし、自分のアカウントでサインインします。
    2. アプリランチャーから「SharePoint」を選択し、SharePointのホーム画面を開きます。
    3. 該当のTeamsチームに紐づくSharePointサイト(通常、Teamsチーム名と同じ名前のサイトがあります)を探してクリックします。
    4. サイトの左側のナビゲーションメニューで「ドキュメント」をクリックします。
    5. 「ドキュメント」の中に、Teamsチャネル名と同じ名前のフォルダ(例:「全社連絡」チャネルなら「全社連絡」フォルダ)があるはずです。
    6. そのチャネル名のフォルダの中に、「Recordings」(録画)フォルダがあり、その中に録画データが保存されています。

録画データが見つからない?考えられる原因と対処法

上記の基本的な場所を探しても録画データが見つからない場合、いくつかの原因が考えられます。

そもそも録画が正常に開始・終了されていなかった

  • 録画開始ボタンを押し忘れた: 単純なミスですが、録画開始ボタンを押し忘れて会議を始めてしまうことがあります。
  • 録画開始・停止の確認メッセージを見逃した: 録画を開始すると「録画が開始されました」という通知が、停止すると「録画は停止されました」という通知が画面上部に表示されます。これらを見逃している可能性があります。
  • インターネット接続が不安定だった: 録画中にインターネット接続が不安定になると、録画が中断されたり、正常に保存されなかったりする場合があります。

保存処理に時間がかかっている

  • 会議の長さや参加人数、録画データのサイズによっては、録画が終了してからデータがOneDrive/SharePointにアップロードされ、処理が完了するまでに時間がかかることがあります。特に長時間の会議や、インターネット回線が混雑している場合は、数時間かかることもあります。
  • 対処法: 少し時間をおいてから再度確認してみましょう。

保存容量の上限に達している

  • OneDrive for BusinessやSharePoint Onlineには、組織や個人のライセンスに応じた保存容量の上限があります。上限に達している場合、新しい録画データが保存できないことがあります。
  • 対処法: ストレージの使用状況を確認し、不要なファイルを削除するか、IT管理者に問い合わせて容量の増設を検討しましょう。

組織のポリシーで録画が制限されている、または自動削除されている

  • 一部の組織では、セキュリティやプライバシーの観点から、Teams会議の録画機能自体を無効にしていたり、録画データが一定期間後に自動的に削除されるポリシーを設定していたりする場合があります。
  • 対処法: IT管理者や情報システム部門に、組織のTeams録画に関するポリシーを確認してください。

録画を開始したユーザーが会議の「主催者」ではなかった

  • 繰り返しになりますが、録画データは会議の主催者(会議を作成した人)のストレージに保存されるのが原則です。
  • 例えば、Aさんが会議を主催し、Bさんが録画を開始した場合、録画データはAさんのOneDriveまたはSharePointに保存されます。BさんのOneDriveには保存されません。
  • 対処法: 会議の主催者に録画データの保存場所を確認してもらうのが最も確実です。

ファイルの名前変更や移動、削除がされている

  • 録画データがOneDrive/SharePointに保存された後、誰かが誤ってファイル名を変更したり、別のフォルダに移動したり、あるいは削除してしまった可能性があります。
  • 対処法: OneDrive/SharePointの「ごみ箱」を確認してみましょう。また、共有しているメンバーにファイルの変更履歴や所在を確認してみてください。

 

録画データをより効率的に管理・活用するためのヒント

録画データを見つけるだけでなく、今後もスムーズに活用していくためのヒントをいくつかご紹介します。

録画を開始する前に「誰が主催者か」を意識する

チャネル会議以外の場合、録画データは主催者のOneDriveに保存されます。そのため、誰が録画データにアクセスする必要があるかを考慮し、適切な人が会議を主催するように調整しましょう。例えば、プロジェクトの録画はプロジェクトリーダーが主催するなどです。

録画終了後はチャットのリンクを必ず確認する

録画が終了した際にチャットに投稿されるリンクは、最も直接的なアクセス方法です。このリンクをすぐにクリックして、データが正常に保存されていることを確認する習慣をつけましょう。

録画データを整理するための命名規則を決める

保存された録画データは「会議名-日付-時刻.mp4」のようなファイル名になりますが、これだけでは後から何の会議か分かりにくいことがあります。

  • 会議終了後、ファイル名を分かりやすいものに変更する習慣をつけましょう。(例:「プロジェクトX定例_20250731_議事録」)
  • SharePointの「Recordings」フォルダの中に、さらに「2025年度」や「プロジェクトX」といったサブフォルダを作成し、整理することも有効です。

録画データのアクセス権限を管理する

OneDriveやSharePointに保存された録画データは、通常のファイルと同じようにアクセス権限を管理できます。

  • 特定のメンバーにだけ共有したい場合: 録画ファイルの共有設定を変更し、閲覧・編集を許可するメンバーを限定できます。
  • 全社に共有したい場合: リンクを知っている全員が閲覧できるように設定することも可能ですが、情報漏洩のリスクも考慮し、慎重に設定しましょう。

Microsoft Stream (on SharePoint) の機能を活用する

録画データがOneDrive/SharePointに保存されるようになったことで、動画ファイルに対する様々な機能が利用できます。

  • 再生速度の変更: 長時間の会議でも、倍速再生で効率的に確認できます。
  • トランスクリプト(文字起こし)とキーワード検索: 録画データには自動で文字起こし(トランスクリプト)が生成されることがあり、キーワードで会議の内容を検索できます。これにより、特定の話題がどこで話されたかを瞬時に見つけ出すことが可能です。(組織の設定で有効になっている必要があります。)
  • チャプターの追加: 長い録画データにチャプターを追加することで、重要なポイントに素早くジャンプできます。

ストレージ容量とポリシーをIT管理者と確認する

組織内でTeams会議の録画を積極的に活用するのであれば、IT管理者に以下の点を確認しておきましょう。

  • 録画データの保存期間ポリシー: 自動削除される期間が設定されているか。
  • ストレージ容量の上限: チームのSharePointサイトや個人のOneDriveの残容量。
  • ゲストユーザーへの録画共有ポリシー: ゲストユーザーが録画データにアクセスできるか、どのような権限が与えられるか。

Teams会議の録画データは、会議の議事録代わりになったり、欠席者への情報共有、新入社員のオンボーディングなど、多岐にわたる場面で活用できる貴重な資産です。録画データの保存場所を正確に理解し、適切に管理することで、その価値を最大限に引き出すことができるでしょう。