Teamsでディスク領域の状態が異常です!原因・改善方法を分かりやすく説明

Teamsで「ディスク領域の状態が異常です」?その原因と解決策を徹底解説!

Microsoft Teamsを使っていると、画面のどこかに「ディスク領域の状態が異常です」といった警告メッセージが表示されたり、Teamsアプリの動作が遅くなったり、ファイルがダウンロードできなかったり…そんな経験はありませんか? 特にTeamsは、チャット履歴、共有ファイル、会議のキャッシュなど、使えば使うほど多くのデータをPCのディスク領域に保存していきます。ディスク領域の不足は、Teamsの動作だけでなく、PC全体のパフォーマンスにも悪影響を及ぼし、業務に大きな支障が出てしまいますよね。まるで、大切な書類を保管するキャビネットがもういっぱいで、新しい書類をどこにも置けないような状態です。

この「Teamsでディスク領域の状態が異常です」という問題は、多くのユーザーが遭遇しやすいトラブルの一つですが、いくつかの原因が考えられます。そして、その多くは適切な対処法で解決できます。


 

ディスク領域が異常となるのはなぜ?

Teamsで「ディスク領域の状態が異常です」というメッセージが表示される原因は、主にあなたのPCのストレージ(HDDやSSD)の空き容量不足にあります。これは、Teamsアプリ自体が多くのデータを保存しているだけでなく、PC全体の他のデータやアプリケーションが原因となっていることもあります。まるで、家の倉庫がいっぱいになる原因が、Teamsという段ボール箱がたくさんあるだけでなく、他の趣味の道具や古い家具が山積みにされているようなものです。ここでは、よくある原因をいくつかご紹介しますので、あなたの状況に当てはまるものがないか確認してみてください。

パソコンの「ストレージ空き容量」が本当に足りないかも?

これは最も直接的な原因です。Teamsアプリが動作するためには、ある程度の空き容量が必要です。また、チャット履歴、ダウンロードされたファイル、会議のキャッシュなどがPCのディスクに保存されるため、これらが蓄積されると空き容量を圧迫します。もしPC全体のストレージの空き容量が著しく少ない場合、この警告が表示されます。

Teamsアプリの「キャッシュ」が大きくなりすぎているかも?

Teamsアプリは、過去のチャット履歴、ダウンロードしたファイルの一部、会議のログなど、さまざまなデータを一時ファイル(キャッシュ)としてPCのディスクに保存しています。Teamsを長く使っていると、このキャッシュが非常に大きくなり、GB単位の容量を占めることがあります。これがディスク領域を圧迫する主な原因の一つです。

「ダウンロード」したファイルが溜まっているかも?

Teamsで共有されたファイルをダウンロードするたびに、それらのファイルはPCの「ダウンロード」フォルダなどに保存されます。これらのファイルを整理せずに放置していると、知らず知らずのうちにディスク領域を消費してしまいます。

他のアプリケーションやデータが「大容量」かも?

Teamsの問題だけでなく、PCにインストールされている他のアプリケーション(特に動画編集ソフト、ゲームなど)や、保存されている大量の個人データ(写真、動画、大容量のドキュメント)が、ディスク領域の大部分を占めている可能性があります。

WindowsやmacOSの「一時ファイル」が溜まっているかも?

OS自体も、アップデートの残骸や一時的な作業ファイルなど、不要なファイルをディスクに保存していきます。これらが定期的にクリーンアップされていないと、ディスク領域を圧迫することがあります。


まず試したい!簡単な解決方法

Teamsで「ディスク領域の状態が異常です」と出た時に、まず試してほしい基本的な解決方法をご紹介します。焦らず、一つずつ確認してみてください。多くの場合、これらの簡単な手順で問題が解消されます。

パソコンの「空き容量」を確認してみよう

まず、あなたのPCの現在の空き容量がどれくらいあるかを確認しましょう。警告が出ているということは、かなり少ない状態である可能性が高いです。

Windowsの空き容量確認方法例

  1. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. システム」をクリックし、左側メニューで「ストレージ」を選択します。
  3. ここで、Cドライブなどの各ドライブの使用状況と空き容量が表示されます。どの種類のファイルがどれくらいの容量を占めているかも確認できます。

macOSの空き容量確認方法例

  1. Macのアップルメニューから「このMacについて」を開きます。
  2. ストレージ」タブをクリックします。
  3. 各カテゴリーの使用量と、空き容量が表示されます。

Teamsアプリの「キャッシュ」を消してみよう(最重要!)

「ディスク領域の状態が異常」問題の解決に、Teamsアプリのキャッシュクリアが非常に効果的です。Teamsのキャッシュは非常に大きくなる傾向があるため、これを削除するだけで劇的に空き容量が増えることがあります。

Teamsキャッシュのクリア方法例

Windowsの場合

  1. Teamsアプリを完全に終了させます(タスクマネージャーからも終了していることを確認)。
  2. ファイルエクスプローラーを開き、アドレスバーに %appdata%\Microsoft\Teams と入力してEnterキーを押します。
  3. 開いたフォルダ内の「Cache」フォルダと「GPUCache」フォルダ、さらに「IndexedDB」フォルダの内容(IndexedDBフォルダ自体ではなくその中のファイル)を削除します。重要なファイルは含まれていませんのでご安心ください。
  4. パソコンを再起動し、Teamsを再度起動して警告が消えるか確認してみてください。

Macの場合

  1. Teamsアプリを完全に終了させます。
  2. Finderを開き、「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択します。
  3. ボックスに ~/Library/Application Support/Microsoft/Teams と入力して「移動」をクリックします。
  4. 開いたフォルダ内の「Application Cache」「Cache」「Code Cache」「GPUCache」「IndexedDB」などの全てのフォルダを削除します。
  5. パソコンを再起動し、Teamsを再度起動して警告が消えるか確認してみてください。

ダウンロードフォルダを「整理」してみよう

Teamsでダウンロードしたファイルや、ウェブからダウンロードしたファイルは、PCの「ダウンロード」フォルダに溜まっていることが多いです。このフォルダの中身を確認し、不要なファイルを削除したり、クラウドストレージ(OneDriveなど)に移動したりしましょう。

パソコンをもう一度立ち上げ直してみよう

一番手軽で、意外と効果があるのがPCの再起動です。PCを再起動することで、一時的なシステムの不具合やディスクの使用状況のリフレッシュが行われ、問題が解決することがあります。


もっと深く!原因を探る改善策

簡単な方法で解決しない場合は、もう少し深く原因を探り、それに応じた改善策を試してみましょう。まるで、専門家がより詳細にディスクの分析を行うようなものです。

「ディスククリーンアップ」を実行してみよう

Windowsには、不要な一時ファイルやシステムファイルを自動的に削除してくれる「ディスククリーンアップ」というツールが標準で搭載されています。これを実行することで、手動では見つけにくい不要なファイルを削除し、空き容量を増やせます。

ディスククリーンアップの実行方法例(Windows)

  1. Windowsの検索バーに「ディスククリーンアップ」と入力し、検索結果から選択して開きます。
  2. クリーンアップしたいドライブ(通常はCドライブ)を選択し、「OK」をクリックします。
  3. 分析が完了すると、削除できるファイルの種類と容量が表示されます。
  4. 「システムファイルのクリーンアップ」をクリックすると、Windows Updateの残骸など、さらに多くのファイルを削除できるようになります。
  5. 削除したい項目にチェックを入れ、「OK」をクリックしてクリーンアップを実行します。

 

「不要なアプリ」をアンインストールしてみよう

長期間使っていないアプリケーションや、大容量のアプリケーションがあれば、アンインストールを検討しましょう。特にゲームや動画編集ソフトなどは、多くのディスク領域を消費します。

アプリのアンインストール方法例(Windows)

  1. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「アプリと機能」を選択します。
  2. アプリの一覧が表示されるので、サイズが大きいアプリや不要なアプリを探し、選択して「アンインストール」をクリックします。

OneDriveと同期しているフォルダを確認しよう

もしOneDriveとPCの特定のフォルダを同期している場合、そのフォルダのファイルはPCのディスク領域を消費します。OneDriveの「ファイルオンデマンド」機能を活用することで、PCのディスク領域を節約できます。

OneDriveのファイルオンデマンド設定確認方法例

  1. WindowsのタスクバーにあるOneDriveの雲アイコンを右クリックします。
  2. 設定」を選択します。
  3. 同期とバックアップ」タブの「詳細設定」にある「ファイル オンデマンド」セクションを確認します。
  4. 容量を解放する」というオプションが有効になっていることを確認します。これにより、必要なファイルのみPCにダウンロードされ、それ以外のファイルはクラウド上にのみ保存されます(アイコン表示は残る)。

クラウドストレージの活用を徹底しよう

PCのディスク領域を節約するためには、できるだけファイルをクラウドストレージ(OneDrive for Business、SharePointなど)に保存し、PCには重要なファイルや頻繁にアクセスするファイルのみを同期するようにしましょう。

Teamsアプリをもう一度入れ直してみよう

キャッシュクリアやディスククリーンアップを試しても警告が消えない場合、Teamsアプリのプログラムファイル自体に何らかの問題がある可能性もゼロではありません。この場合は、Teamsの再インストールが最も確実な解決策です。


組織のIT管理者向け!さらに詳細な原因と解決策

この問題がユーザーのPCだけでなく、組織全体のMicrosoft 365環境におけるストレージ管理やPCの展開に関わる可能性もあるため、IT管理者の方による確認と調整が必要になることがあります。

ユーザーのOneDriveストレージ上限を確認しよう(IT管理者向け)

Teamsチャットのファイルは、OneDrive for Businessに保存されます。ユーザーのOneDriveストレージ上限が低い、または使用率が高い場合、アップロードが制限される可能性があります。

確認方法(IT管理者向け): Microsoft 365 管理センターadmin.microsoft.com)にサインインし、「ユーザー」>「アクティブなユーザー」から対象ユーザーを選択し、「OneDrive」タブでストレージの使用状況と上限を確認します。必要に応じて上限を引き上げます。

Microsoft 365のサービス正常性を確認しよう(IT管理者向け)

ごく稀にですが、Microsoft側のOneDriveサービス自体に一時的な障害が発生していることがあります。これにより、ファイルの同期やキャッシュの管理に問題が生じ、Teamsの動作に影響が出ることがあります。

確認方法(IT管理者向け): Microsoft 365 管理センターadmin.microsoft.com)にサインインし、左側のメニューで「正常性」>「サービス正常性」に移動します。OneDrive for Businessのサービスに、現在進行中の障害やインシデントがないか確認します。もし障害が発生していれば、Microsoft側での復旧を待つ必要があります。

デバイスのストレージ監視とクリーンアップツールを検討しよう(IT管理者向け)

大規模な組織では、Intuneなどのデバイス管理ツールを使用して、各PCのストレージ使用状況を監視したり、リモートでディスククリーンアップを実行したり、特定のキャッシュをクリアするスクリプトを展開したりすることを検討できます。

組織全体でのファイル保存ポリシーを検討しよう(IT管理者向け)

ユーザーが個人のPCに大量のファイルを保存することを避け、SharePointチームサイトやOneDrive for Businessなどのクラウドストレージを積極的に利用するよう、組織全体でのファイル保存に関するポリシーやガイドラインを策定し、周知することも重要です。

ディスク領域の問題を解決し、Teamsを快適に利用!

Teamsで「ディスク領域の状態が異常です」という警告が表示される問題は、PCのパフォーマンス低下やファイル操作の妨げとなり、業務に大きな影響を与えかねません。しかし、今回ご紹介した「PCの空き容量確認」「Teamsキャッシュのクリア」「ダウンロードフォルダの整理」「不要なアプリのアンインストール」「ディスククリーンアップの実行」といった簡単な対処法から、IT管理者による「OneDriveストレージ上限の確認」「サービス正常性の確認」「デバイスのストレージ監視」といったより専門的な原因と改善方法があることをご理解いただけたかと思います。

多くの場合、Teamsアプリのキャッシュ肥大化や、PC全体のストレージ不足が原因であるため、まずはこれらの簡単な手順から試してみてください。それでも解決しない場合は、迷わずIT管理者に相談し、組織のMicrosoft 365環境やデバイス管理ポリシーを確認してもらうのが最も確実な解決策となります。