ウルトラマンの家系図、全シリーズの関係まとめ!複雑な従兄弟関係まで!

ウルトラマンの故郷:光の国ってどんなところ?

ウルトラマンたちが暮らす場所は、遥か彼方の宇宙、M78星雲に位置する光の国という美しい惑星です。この星は、かつて大きな危機に直面していました。元々、光の国は地球と同じような環境を持つ惑星でしたが、彼らの太陽が寿命を迎え、消滅の危機に瀕したのです。このままでは光の国の生命は滅びてしまう。その時、ウルトラ族の優れた科学者たちが英知を結集し、惑星の中心部に人工太陽「プラズマスパーク」を生み出すことに成功しました。

このプラズマスパークの膨大な光エネルギーを浴びたことで、ウルトラ族は現在の巨大で強靭な肉体と、特殊な能力を手に入れました。彼らはこの恩恵に深く感謝し、その力を自分たちだけのものではなく、宇宙全体の平和を守るために使うことを誓いました。そうして結成されたのが、宇宙の秩序を守る精鋭部隊「宇宙警備隊」です。光の国は、ウルトラマンたちの故郷であり、彼らの高度な文明、不屈の科学力、そして何よりも「正義の心」が育まれた、まさに魂の故郷なのです。


 

ウルトラマンの家族:みんな繋がっている!

ウルトラマンたちは、私たち地球人と同じように「家族」という絆を非常に大切にしています。ここで言う「家族」とは、血の繋がりだけでなく、師弟関係や、共に戦う中で培われた深い友情、そして信頼関係も含まれます。彼らにとって、この絆こそが、どんな強大な敵や困難にも立ち向かえる、揺るぎない力の源となっているのです。

盟主:ウルトラマンキング

ウルトラマンキングは、ウルトラ族の歴史上、最も古く、最も尊敬される存在です。彼の年齢は定かではありませんが、30万歳以上とも言われ、その圧倒的な知識と経験、そして全能に近い力は、他のウルトラマンたちをはるかに凌駕します。彼は特定の役職に就いているわけではありませんが、ウルトラ族全体の「長老」として、宇宙全体の平和を静かに見守り続けています。

彼が姿を現すのは、まさに宇宙の存亡に関わるような絶体絶命の危機に陥った時や、ウルトラマンたち自身では解決できない問題が発生した時です。その際には、彼らを救い、時には正しい道を示し、進むべき方向を助言します。ウルトラマンたちにとっては、まさに「究極のおじいちゃん」のような存在であり、彼の言葉や行動は常にウルトラマンたちの規範となっています。

光の国の最高司令官:ウルトラの父とウルトラの母

 

ウルトラの父(ウルトラマンケン)

光の国の宇宙警備隊の最高司令官という、最も重要な役職を担っています。かつてはウルトラ大戦争と呼ばれる、宇宙の命運をかけた壮絶な戦いを指揮し、無数の怪獣や宇宙人を相手に、ウルトラ族を勝利へと導いた伝説的な戦士でもあります。非常に厳格で威厳に満ちた人物ですが、その心にはすべてのウルトラマンと宇宙の生命に対する深い愛情と優しさを秘めています。ウルトラの母の夫であり、ウルトラマンタロウの実の父。彼の存在は、宇宙警備隊のすべてのウルトラマンにとって、精神的な支柱であり、彼に認められることは最高の栄誉とされています。その屈強な肉体と、いざという時の判断力は、まさに宇宙警備隊の柱です。

ウルトラの母(ウルトラウーマンマリー)

光の国の銀十字軍の隊長を務めています。銀十字軍は、宇宙警備隊のウルトラマンたちが負った傷を癒やし、彼らの健康を管理する医療部隊であり、光の国の医療を統括する存在です。ウルトラの母は、その中心で、慈愛に満ちた心で多くのウルトラマンや宇宙の生命を救ってきました。ウルトラの父の妻であり、ウルトラマンタロウの実の母。彼女の存在は、戦場で傷ついたウルトラマンたちの心の拠り所であり、まさにウルトラマンたちの「お母さん」のような存在です。

この二人は、光の国における最も尊敬される夫婦であり、彼らの存在なくして宇宙警備隊の活動は成り立ちません。公私にわたって、ウルトラマンたち全体を支える大黒柱と言えるでしょう

光の国の「王子様」:ウルトラマンタロウ

 

ウルトラマンタロウ

ウルトラの父とウルトラの母の実の息子です。ウルトラマンの中でも特別な存在として扱われ、その生まれながらの素質と、光の国の最高指導者の家庭で育ったという環境から、「光の国の王子様」と呼ばれることもあります。彼は幼い頃から多くのウルトラマンたち、特にウルトラ6兄弟に囲まれ、愛情深く育てられました。非常に高い戦闘能力を持ち、ウルトラの父から受け継いだタロウブレスレットや、母の優しさを象徴するタロウサインなど、特別な能力を多く持っています。その明るく真っ直ぐな性格は、多くのウルトラマンから慕われています。将来の宇宙警備隊のリーダー候補として、大きな期待を背負っており、若手ウルトラマンの指導にもあたっています。

 

頼れる兄弟たち:ウルトラ6兄弟

 

ウルトラの父とウルトラの母には実の子であるタロウ以外にも、血の繋がりはないけれど、強い絆で結ばれた「兄弟」のような存在がいます。彼らは「ウルトラ6兄弟」と呼ばれ、宇宙警備隊の中でも特に優れた戦士として知られています。彼らは地球を含む様々な惑星で平和を守り、共に数々の強敵と戦い抜いてきました。

初代ウルトラマン

地球に最初にやってきたウルトラマンの一人。クールで冷静沈着な性格ですが、内には熱い正義感を秘めています。そのスマートな立ち居振る舞いは、多くのウルトラマンの模範となっています。光の国でも古参の戦士として尊敬されています。

ゾフィー

宇宙警備隊の隊長を務める、ウルトラマンたちの兄貴分的存在。彼の「M87光線」は非常に強力で、数々の危機を救ってきました。ウルトラの父の右腕とも言える存在で、絶大な信頼を寄せられています。彼の判断力とリーダーシップは、ウルトラ6兄弟の中でも群を抜いています。他の兄弟が危機に陥った際には、真っ先に駆けつける頼れる存在です。

ウルトラセブン

アイスラッガーという頭のブーメランが特徴的なウルトラマン。地球ではモロボシ・ダンという人間の姿で地球防衛隊ウルトラ警備隊に所属し、地球を様々な脅威から守りました。彼の人間に対する理解と愛情は深く、地球人の友人も多いです。分析力に長けており、冷静沈着な判断力で多くの危機を乗り越えてきました。

ウルトラマンジャック

ウルトラマンと姿が似ているため、地球では「帰ってきたウルトラマン」と呼ばれました。彼の特徴は、腕に装着されたウルトラブレスレットという万能武器。これを自在に操り、変幻自在な戦法で多くの怪獣や宇宙人と戦いました。地道な努力を惜しまない、真面目な性格です。

ウルトラマンエース

男女が合体して変身する珍しいウルトラマン。光線技のスペシャリストとして知られ、様々な光線バリエーションを使いこなします。彼の必殺技である「メタリウム光線」は、強大な敵をも打ち砕く威力を持っています。他の兄弟と連携した戦法を得意とし、チームワークを重視します。

ウルトラマンタロウ

前述の通り、ウルトラの父とウルトラの母の息子。ウルトラ6兄弟の中では末っ子にあたりますが、その成長ぶりは目覚ましく、実力も他の兄弟に引けを取りません。

この6人は、お互いを深く信頼し、助け合い、宇宙の平和のために協力する、まさに「家族」のような関係です。彼らの絆は、どんな困難も乗り越える力を生み出します。

 

5. セブンの息子:ウルトラマンゼロ

 

ウルトラマンゼロ

ウルトラセブンの実の息子です。父親譲りの高い身体能力と、若さゆえの荒々しさ、そして何よりも熱い正義感を持っています。かつて、若さゆえの過ちからプラズマスパークタワーのエネルギーコアに触れようとしたことで、光の国を追放されそうになりましたが、ウルトラマンレオの厳しい指導のもとで修行を積み、立派なウルトラマンへと成長しました。

彼の活躍の場は光の国だけにとどまらず、アナザースペースと呼ばれる別の宇宙でも、様々な仲間と共に戦っています。そのカリスマ性で多くの若手ウルトラマンを惹きつけ、彼らの「兄貴分」や「師匠」となることも多いです。

 

6. 注目の「いとこ」関係!

ウルトラマンの世界には、実は「いとこ」という関係性のウルトラマンも存在します。これは、ウルトラの父やウルトラの母の兄弟の子ども、という位置づけになります。

ウルトラマンゾフィー

彼はウルトラの父の甥(おい)にあたると言われています。つまり、ウルトラの父に兄弟がおり、その兄弟の息子がゾフィー、という関係性です。そのため、ゾフィーはウルトラマンタロウにとってのいとこであり、ウルトラマンゼロにとっても血縁上のいとこに当たります。ゾフィーがウルトラ6兄弟の筆頭として、ウルトラの父の右腕とも言える存在であるのは、単なる能力だけでなく、こうした血縁関係も無関係ではないのかもしれません。彼はウルトラ族の中でも特に高い地位と信頼を得ています。

 

その他の重要な関係性

ウルトラマンの世界には、他にもたくさんの魅力的なウルトラマンたちがいて、それぞれが深い繋がりを持っています。

ウルトラマンゼット

ウルトラマンゼロの「弟子」です。ゼロを「師匠」と呼び、彼の背中を追いかけながら、日々修行に励んでいます。まだまだ未熟な部分もありますが、師匠譲りの熱い心と、決して諦めない精神を持っています。地球では防衛軍の隊員・ナツカワ ハルキと一体化し、数々の怪獣と戦いながら、ウルトラマンとしての成長を遂げました。

ウルトラマンレオとアストラ

この二人は双子の兄弟です。彼らの故郷である獅子座L77星は、マグマ星人によって滅ぼされてしまい、二人は光の国に身を寄せ、ウルトラセブンやウルトラの父のもとで修行を積みました。レオは、ウルトラセブンが怪我で変身できなくなった際、地球を守るために代わりに戦いました。アストラは、ピンチに陥ったレオを幾度となく救い、兄弟の強い絆を見せつけます。彼らの兄弟愛は、ウルトラマンの中でも特に強調されるテーマの一つであり、苦難を乗り越える力となっています。

ウルトラマンヒカリ

宇宙科学技術局の優秀な研究員であり、ウルトラマンメビウスの師匠のような存在です。メビウスが地球に派遣される際、彼を指導し、地球での任務を成功させるために尽力しました。ヒカリは自らも戦士として戦う一方で、ウルトラマンたちの装備や技術開発にも貢献する、知と武を兼ね備えたウルトラマンです。その冷静な分析力は、多くのウルトラマンを助けてきました。

ウルトラマンメビウス

地球に派遣された若きウルトラマン。ウルトラの父から直々に地球防衛を命じられ、多くの苦難を乗り越えながら成長しました。彼はウルトラ6兄弟とも深く関わり、彼らの教えを受けながら、地球での任務を遂行しました。地球での経験を通じて、ウルトラマンとしての使命感をより強く認識していきました。


 

ウルトラマンシリーズとウルトラ兄弟の関係

ウルトラマンシリーズは、1966年の放送開始から半世紀以上にわたり、日本の特撮ヒーローの最前線を走り続けてきました。その魅力は、単なる巨大ヒーローが怪獣と戦うだけではありません。平和への願い、勇気、友情、そして何よりも「家族」や「仲間」との深い絆が、作品全体を貫く重要なテーマとなっています。

シリーズは大きく分けて、「M78星雲 光の国」を舞台とした共通の世界観を持つシリーズと、各作品ごとに独立した世界観を持つシリーズに分けられます。しかし、近年では、これらの世界観が複雑に絡み合い、歴代ウルトラマンが時空を超えて共演することも珍しくありません。このガイドでは、それぞれのシリーズの核心に触れつつ、ウルトラマンたちの血縁関係、師弟関係、そして仲間としての絆を詳細に紐解いていきましょう。


ウルトラマンの原点

ウルトラマン物語の最も重要な基盤となるのが、遠く離れたM78星雲に存在する光の国を舞台としたシリーズです。ここが、多くのウルトラマンたちの故郷であり、彼らの文化や歴史、そして「正義」の心が育まれた場所です。

光の国の成り立ちとウルトラマンへの進化

かつて、光の国は地球と同じような環境を持つ惑星でした。しかし、彼らの太陽が寿命を迎え、消滅の危機に瀕したことで、惑星全体が闇に包まれ、生命が滅びるという絶望的な状況に陥りました。この未曽有の危機に際し、ウルトラ族の優れた科学者たちは、その英知を結集。惑星の中心部に人工太陽「プラズマスパーク・タワー」を建造し、莫大な光エネルギーを生み出すことに成功しました。

このプラズマスパークの光を浴びたことで、ウルトラ族は現在の巨大で強靭な肉体と、様々な特殊能力を手に入れました。彼らの身体は光エネルギーを効率よく利用できるようになり、皮膚の色が赤や銀になり、活動限界を示すカラータイマーも生まれました。彼らはこの恩恵に深く感謝し、その力を自分たちのためだけでなく、宇宙全体の平和を守るために使うことを誓いました。そうして結成されたのが、宇宙の秩序を守る精鋭部隊「宇宙警備隊」です。光の国は、ウルトラマンたちの故郷であり、彼らの高度な文明、不屈の科学力、そして何よりも「正義の心」が育まれた、まさに魂の故郷なのです。

光の国を支える盟主と指導者たち

光の国には、ウルトラ族全体を導き、支える偉大な存在がいます。

  • ウルトラマンキング: ウルトラマンキングは、ウルトラ族の歴史上、最も古く、最も尊敬される伝説的な存在です。その年齢は定かではありませんが、30万歳以上とも言われ、その圧倒的な知識と経験、そして全能に近い力は、他のウルトラマンたちをはるかに凌駕します。彼は特定の役職に就いているわけではありませんが、ウルトラ族全体の「長老」として、宇宙全体の平和を静かに見守り続けています。 彼が姿を現すのは、まさに宇宙の存亡に関わるような絶体絶命の危機に陥った時や、ウルトラマンたち自身では解決できない問題が発生した時です。その際には、彼らを救い、時には正しい道を示し、進むべき方向を助言します。ウルトラマンたちにとっては、まさに「究極のおじいちゃん」のような存在であり、彼の言葉や行動は常にウルトラマンたちの規範となっています。彼の存在なくして、M78星雲の平和は保てないと言っても過言ではありません。
  • ウルトラの父(ウルトラマンケン): 光の国の宇宙警備隊の最高司令官という、最も重要な役職を担っています。彼はその強靭な肉体と、宇宙警備隊を統率する卓越したリーダーシップで、絶大な信頼を集めています。かつては「ウルトラ大戦争」と呼ばれる、宇宙の命運をかけた壮絶な戦いを指揮し、無数の怪獣や宇宙人を相手に、ウルトラ族を勝利へと導いた伝説的な戦士でもあります。非常に厳格で威厳に満ちた人物ですが、その心にはすべてのウルトラマンと宇宙の生命に対する深い愛情と優しさを秘めています。 彼はウルトラの母の夫であり、ウルトラマンタロウの実の父。彼の存在は、宇宙警備隊のすべてのウルトラマンにとって、精神的な支柱であり、彼に認められることは最高の栄誉とされています。その屈強な肉体と、いざという時の冷静沈着な判断力は、まさに宇宙警備隊の柱です。
  • ウルトラの母(ウルトラウーマンマリー): 光の国の銀十字軍の隊長を務めています。銀十字軍は、宇宙警備隊のウルトラマンたちが負った傷を癒やし、彼らの健康を管理する医療部隊であり、光の国の医療を統括する存在です。ウルトラの母は、その中心で、慈愛に満ちた心で多くのウルトラマンや宇宙の生命を救ってきました。彼女はまた、ウルトラの父の妻であり、ウルトラマンタロウの実の母。彼女の存在は、戦場で傷ついたウルトラマンたちの心の拠り所であり、まさにウルトラマンたちの「お母さん」のような存在です。その優しさと包容力は、M78星雲のウルトラマンたちにとって不可欠なものです。

これら三者は、光の国における最も尊敬される存在であり、彼らの存在なくして宇宙警備隊の活動は成り立ちません。公私にわたって、ウルトラマンたち全体を支える大黒柱と言えるでしょう。

強く結ばれた血縁の絆:ウルトラファミリーの核

光の国のウルトラマンたちは、地球人と同じように「家族」という絆を非常に大切にしています。その中でも、ウルトラの父と母を中心とした直系の血縁は、光の国の象徴的な存在です。

  • ウルトラマンタロウ: ウルトラの父とウルトラの母の実の息子です。ウルトラマンの中でも特別な存在として扱われ、その生まれながらの素質と、光の国の最高指導者の家庭で育ったという環境から、「光の国の王子様」と呼ばれることもあります。彼は幼い頃から多くのウルトラマンたち、特にウルトラ6兄弟に囲まれ、愛情深く育てられました。 非常に高い戦闘能力を持ち、ウルトラの父から受け継いだタロウブレスレットや、母の優しさを象徴するタロウサインなど、特別な能力を多く持っています。その明るく真っ直ぐな性格は、多くのウルトラマンから慕われています。将来の宇宙警備隊のリーダー候補として、大きな期待を背負っており、現在は宇宙警備隊の大隊長として若手ウルトラマンの指導にもあたっています。
  • ウルトラマンゼロ: ウルトラセブンの実の息子です。父親譲りの高い身体能力と、若さゆえの荒々しさ、そして何よりも熱い正義感を持っています。かつて、若さゆえの過ちからプラズマスパークタワーのエネルギーコアに触れようとしたことで、光の国を追放されそうになりましたが、ウルトラマンレオの厳しい指導のもとで修行を積み、立派なウルトラマンへと成長しました。 彼の活躍の場は光の国だけにとどまらず、アナザースペースと呼ばれる別の宇宙でも、様々な仲間と共に戦っています。そのカリスマ性で多くの若手ウルトラマンを惹きつけ、彼らの「兄貴分」「師匠」となることも多いです。
  • ウルトラマンタイガ: ウルトラマンタロウの実の息子です。つまり、ウルトラの父とウルトラの母にとってはにあたり、ウルトラマンゼロにとってはいとこにあたります。彼の胸には、父タロウと同じくカラータイマーの周りにクリスタルが輝いています。まだ若く未熟な部分もありますが、父譲りの正義感と、祖父母から受け継いだ高潔な精神を持っています。地球ではE.G.I.S. (イージス)という組織の一員として、地球を守るために奮闘しました。彼の成長と活躍は、M78星雲の未来を担う存在として期待されています。

固い絆で結ばれた「兄弟」:ウルトラ6兄弟とその他

血の繋がりはなくとも、ウルトラの父と母を中心に、家族のような絆で結ばれた「兄弟」のような存在が多数存在します。

  • ウルトラ6兄弟(ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ): この6人は、宇宙警備隊の中でも特に優れた戦士として知られ、共に数々の強敵と戦い抜いてきました。彼らは、互いを深く信頼し、助け合う、まさに「家族」のような関係です。彼らの絆は、どんな困難も乗り越える力を生み出します。
    • ゾフィー: ウルトラ6兄弟の隊長であり、ウルトラマンたちの兄貴分的存在。彼の「M87光線」は非常に強力で、数々の危機を救ってきました。ウルトラの父の甥(おい)にあたると言われており、そのためウルトラマンタロウにとってはいとこ、ウルトラマンゼロにとっても血縁上のいとこに当たります。この血縁関係も、彼がウルトラの父の右腕とも言える信頼を得ている一因かもしれません。冷静沈着な判断力と、圧倒的な実力で、常に兄弟たちを導いています。
    • 初代ウルトラマン: 地球に最初にやってきたウルトラマンの一人。クールで冷静沈着な性格ですが、内には熱い正義感を秘めています。そのスマートな立ち居振る舞いは、多くのウルトラマンの模範となっています。光の国でも古参の戦士として尊敬されています。地球での経験から、人間への理解が深いウルトラマンです。
    • ウルトラセブン: アイスラッガーという頭のブーメランが特徴的なウルトラマン。地球ではモロボシ・ダンという人間の姿で地球防衛隊ウルトラ警備隊に所属し、地球を様々な脅威から守りました。彼の人間に対する理解と愛情は深く、地球人の友人も多いです。分析力に長けており、冷静沈着な判断力で多くの危機を乗り越えてきました。ウルトラマンゼロの父でもあります。
    • ウルトラマンジャック: ウルトラマンと姿が似ているため、地球では「帰ってきたウルトラマン」と呼ばれました。彼の特徴は、腕に装着されたウルトラブレスレットという万能武器。これを自在に操り、変幻自在な戦法で多くの怪獣や宇宙人と戦いました。地道な努力を惜しまない、真面目な性格で、逆境にも決して屈しません。
    • ウルトラマンエース: 男女が合体して変身する珍しいウルトラマン。光線技のスペシャリストとして知られ、様々な光線バリエーションを使いこなします。彼の必殺技である「メタリウム光線」は、強大な敵をも打ち砕く威力を持っています。他の兄弟と連携した戦法を得意とし、チームワークを重視します。彼の技の多さは、ウルトラ6兄弟の中でも随一です。
  • ウルトラマンレオとアストラ: この二人は双子の兄弟です。彼らの故郷である獅子座L77星は、マグマ星人によって滅ぼされてしまい、二人は光の国に身を寄せ、ウルトラセブンやウルトラの父のもとで修行を積みました。特にレオは、ウルトラセブンが怪我で変身できなくなった際、地球を守るために代わりに戦いました。アストラは、ピンチに陥ったレオを幾度となく救い、兄弟の強い絆を見せつけます。彼らの兄弟愛は、ウルトラマンの中でも特に強調されるテーマの一つであり、苦難を乗り越える力となっています。レオはゼロの修行をつけた師匠でもあります。
  • ウルトラマン80: 地球の学校で教師として活動した異色のウルトラマン。地球人と共に生きることを通じて、平和の尊さを学び、怪獣退治だけでなく、人々の心の闇にも向き合いました。M78星雲のウルトラマンとして、ウルトラの父や母とも交流があります。
  • ウルトラマンユリアン: ウルトラマン80と共に地球に派遣されたウルトラウーマン。80の同僚であり、共に地球の平和を守るために戦いました。彼女もM78星雲出身です。

M78星雲シリーズの主要作品群

M78星雲のウルトラマンたちが活躍するシリーズは、多岐にわたります。

昭和ウルトラマンシリーズ:

  • 『ウルトラマン』(1966)
  • 『ウルトラセブン』(1967)
  • 『帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)』(1971)
  • 『ウルトラマンエース』(1972)
  • 『ウルトラマンタロウ』(1973)
  • 『ウルトラマンレオ』(1974)
  • 『ウルトラマン80』(1980)

M78星雲を舞台にした映画・OV(オリジナルビデオ)作品:

  • 『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士たち』
  • 『ウルトラマン物語』
  • 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006)
  • 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009):ウルトラマンゼロ、ウルトラマンベリアル(悪のウルトラマン)初登場。
  • 『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010)
  • 『ウルトラマンサーガ』(2012):ゼロ、コスモス、ダイナが共演。
  • 『ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』など、多くの作品でM78星雲のウルトラマンたちが共演しています。

 

新たな光と世界観の探求:平成ウルトラマンシリーズ

昭和ウルトラマンシリーズがM78星雲という共通のルーツを持つ一方で、1990年代以降の平成シリーズでは、各作品ごとに独立した世界観を持つことが大きな特徴となりました。これにより、ウルトラマンのデザインや能力、そして物語のテーマも多様化し、新たなファン層を獲得しました。

独立した世界観の確立

  • ウルトラマンティガ(1996): 「超古代文明」をテーマにした革新的な作品。地球から光が失われ、闇の時代が訪れようとしていた現代に、光の巨人として復活したウルトラマン。彼は過去のM78星雲シリーズとは全く異なる世界観で物語が展開されます。ティガはタイプチェンジ能力(マルチタイプ、パワータイプ、スカイタイプ)を持ち、状況に応じて戦い方を変えることができます。人間とウルトラマンの関係性、そして過去の因縁が深く描かれました。
  • ウルトラマンダイナ(1997): ティガの数年後の世界が舞台で、宇宙開拓時代が描かれます。人類が宇宙へ進出し、新たな脅威と遭遇する中で、光を受け継いだ主人公がウルトラマンダイナとして戦います。ティガとは直接的な続編として繋がっており、世界観を共有しています。ダイナもタイプチェンジ能力(フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプ)を持ちます。
  • ウルトラマンガイア(1998):地球そのものが持つ意思(地球の光)から生まれたウルトラマンという、独自の設定が魅力の作品。地球と共生する「アルケミー・スターズ」という科学者集団が活躍します。ガイアとは異なるもう一人のウルトラマン、ウルトラマンアグルも登場し、当初は異なる思想を持ちながらも、最終的には共に地球を守るために共闘しました。この二人のウルトラマンの思想の対立と和解が、物語の重要な軸となっています。M78星雲のウルトラマンとは直接的な繋がりはなく、彼らの存在自体を知らない世界として描かれています。

平成シリーズの特徴と共演の原則

平成シリーズのウルトラマンは、基本的にはそれぞれの作品内で物語が完結し、M78星雲のウルトラマンや他の平成ウルトラマンとは異なる宇宙(パラレルワールド)に存在するという設定がとられています。

しかし、映画作品などでは、特別な事情でこれらのウルトラマンたちが共演することもあります。その場合も、「異なる宇宙から現れた」「時空を超えてやってきた」といった形で、それぞれの世界観が尊重されるように設定が組まれています。例えば、『ウルトラマンサーガ』では、M78星雲のウルトラマンゼロ、ダイナ、そしてコスモスが共演し、異なる宇宙のウルトラマンたちが協力して地球の危機を救いました。


新世代(ニュージェネレーション)ウルトラマンシリーズ:繋がる歴史と新たな進化

2013年の『ウルトラマンギンガ』以降のシリーズは「ニュージェネレーションウルトラマン」と呼ばれ、これまでのM78星雲シリーズと平成シリーズの要素を融合させながら、新たな物語を紡いでいます。このシリーズの大きな特徴は、過去のウルトラマンたちの力が、様々な形で物語に深く関わってくる点です。

 歴代ウルトラマンの力を「借りる」ウルトラマンたち

ウルトラマンギンガ(2013)とウルトラマンビクトリー(2014)

これらのウルトラマンは、歴代のウルトラマンや怪獣の力を封じ込めた「スパークドール」というアイテムを使用することで、その力を発揮します。主人公はスパークドールをリードすることで、そのウルトラマンに変身したり、怪獣を召喚して戦わせたりします。これにより、過去のウルトラマンたちが直接登場しなくても、彼らの存在が物語に色濃く反映されます。

ウルトラマンX(エックス)(2015)

サイバーゴモラなど、怪獣のサイバーカードを読み込むことで、その能力を身につけて戦うウルトラマン。エックスはエックスデバイザーというアイテムを使い、サイバー怪獣のアーマーを装着することで、様々な強化形態に変身します。彼自身はM78星雲のウルトラマンではありませんが、M78星雲のウルトラマンたちとも交流を持つようになります。

ウルトラマンオーブ(2016)

歴代ウルトラマンの力をフュージョン(合体)させて戦う、新たなスタイルのウルトラマン。彼は「ウルトラフュージョンカード」というアイテムを使い、二人のウルトラマンの力を借りることで、様々な姿に変身します。例えば、「スペシウムゼペリオン」は初代ウルトラマンとウルトラマンティガの力を借りた姿です。オーブ自身は惑星O-50出身で、M78星雲とは異なる存在ですが、その旅の途中で多くのウルトラマンと出会い、力を借りていくことで、歴代ウルトラマンとの「絆」が深く描かれます。

ウルトラマンジード(2017)

ウルトラマンベリアルという、M78星雲出身の悪のウルトラマンの息子という衝撃的な設定で登場。M78星雲のウルトラマンとの血縁関係が物語の重要な軸となります。彼は自分の運命に悩みながらも、ベリアルの遺伝子を持つ自分にしかできない戦いがあることを知り、光の道を歩みます。ジードもまた、歴代ウルトラマンの力を宿した「ウルトラカプセル」を使い、様々なフォームチェンジを行います。彼の物語は、血筋に縛られず、自らの選択で運命を切り開くヒーロー像を描いています。

ウルトラマンR/B(ルーブ)(2018)

兄妹で変身するウルトラマン。M78星雲や他のウルトラマンとは直接的な血縁関係は明示されていませんが、ウルトラマンタロウの力を借りた「ルーブコウリン」などのアイテムを使用し、多彩な能力を発揮します。家族の絆や兄弟愛が物語のテーマとなっており、コメディ要素も盛り込まれたユニークな作品です。

ウルトラマンタイガ(2019)

前述の通り、ウルトラマンタロウの実の息子です。そのため、ウルトラの父と母にとってはにあたり、ウルトラマンゼロにとってはいとこにあたります。タイガは、地球で人間と一体化し、父タロウや仲間たちの力を借りながら成長していきます。彼と共に、タイタス、フーマという別の星のウルトラマンも登場し、「トライスクワッド」というチームとして共闘します。M78星雲のウルトラマンの血筋を色濃く受け継ぎながら、新たな世代のウルトラマンたちの活躍を描いています。

ウルトラマンZ(ゼット)(2020)

ウルトラマンゼロの弟子として登場。ゼロから多くのことを学び、成長していきます。ゼロに憧れる未熟な部分もありますが、師匠譲りの熱い心と、決して諦めない精神を持っています。地球では防衛軍の隊員・ナツカワ ハルキと一体化し、数々の怪獣と戦いながら、ウルトラマンとしての成長を遂げました。M78星雲のウルトラマンたちの系譜に連なる存在であり、歴代ウルトラマンのメダルを使ってフォームチェンジする能力も持ちます。

 

平成ウルトラマンの世界観の再構築:新生TDG

ニュージェネレーションシリーズの中には、平成ウルトラマンの世界観をリブート(再構築)した作品も登場しています。

ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA(2021)

『ウルトラマンティガ』の世界観を現代に蘇らせた作品。「NEW GENERATION TIGA」の名の通り、過去のティガの物語をなぞりつつ、現代的な解釈や設定が加えられています。M78星雲のウルトラマンとは独立した世界ですが、歴代のウルトラマンの力を借りる「GUTSハイパーキー」が登場するなど、ニュージェネレーションシリーズの要素も取り入れられています。

ウルトラマンデッカー(2022)

『ウルトラマンダイナ』の世界観を受け継ぎ、『ウルトラマントリガー』の数年後を描く作品。人類が宇宙へと進出し、新たな脅威と戦う姿が描かれます。デッカーもまた、トリガーと同じく、歴代ウルトラマンの力を借りる「ウルトラディメンションカード」を使用します。

ウルトラマンブレーザー(2023)

これまでのウルトラマンシリーズとは一線を画した、より独立性の高い世界観を持つ作品です。主人公の地球防衛隊員と、地球の太古から存在する謎の生命体のようなウルトラマンブレーザーが協力するという異色の設定が特徴です。科学的な兵器で戦う地球防衛隊のリアルな描写と、ウルトラマンの神秘的な存在感が融合した、新たなアプローチの作品として注目を集めています。M78星雲や過去のシリーズとの直接的な関係性は描かれていません。


 

映画シリーズと特別番組

テレビシリーズとは別に、映画や特別番組では、ウルトラマンたちが時空や次元を超えて共演することが頻繁に起こります。これは、通常テレビシリーズでは繋がりのないウルトラマンたちが、映画という特別な舞台で力を合わせることで、「夢の共演」が実現するというものです。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009)

ウルトラマンゼロの初登場作品であり、M78星雲のウルトラマンたちが総出演する大作です。光の国を滅ぼそうとする悪のウルトラマン「ウルトラマンベリアル」との壮絶な戦いが描かれ、ウルトラマンたちの歴史の中でも重要な転換点となりました。この作品で、ベリアルはかつてM78星雲の宇宙警備隊の隊員であったこと、そしてキングに封印された過去が明かされました。

『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010)

ウルトラマンゼロが主役となり、宇宙の別の銀河を舞台に、ベリアルの新たな野望を阻止するために戦います。この作品で、ゼロはミラーナイト、グレンファイヤー、ジャンボットといった新たな仲間たちと出会い、「ウルティメイトフォースゼロ」というチームを結成します。

『ウルトラマンサーガ』(2012)

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンダイナという、異なる宇宙から来た三人のウルトラマンが共演し、それぞれの世界観を超えた繋がりを見せます。絶望的な状況の中で、彼らが力を合わせ、地球の未来を救う物語です。

『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』(2018)

ウルトラマンジードが、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンゼロと共に戦います。ジードが自身の出自と向き合いながら、仲間たちとの絆を深めていく姿が描かれました。

『ウルトラマンZ 劇場版』(仮称)など、今後の展開

ニュージェネレーションウルトラマンの劇場版では、シリーズの垣根を越えて、歴代ウルトラマンが共闘することが恒例となっています。これにより、ファンはそれぞれのシリーズのウルトラマンたちが、互いの世界を尊重しつつ、新たな物語を紡いでいく姿を目にすることができます。


 

5まとめ

ウルトラマンのシリーズは、大きく分けて「M78星雲 光の国」を軸とする共通の世界観を持つ昭和・ニュージェネレーション系と、各作品が独立した世界観を持つ平成系に分類できます。しかし、それぞれのシリーズが完全に孤立しているわけではなく、特にニュージェネレーション以降は、M78星雲のウルトラマンたちとの「繋がり」や「力の継承」が重要なテーマになっています。

パパもこれで、お子さんが「タロウはゼロのいとこ!」とか、「ティガはM78のウルトラマンとは違う世界のウルトラマンだよ!」などと話してきた時に、「そうなんだ!じゃあ、そのウルトラマンはどんな力を使っていたの?」「ティガの世界とM78の世界は、どうして別の世界なのに映画で共演できるの?」なんて、さらに一歩踏み込んだ質問をしてあげると、お子さんもパパのウルトラマン博士っぷりに驚き、ウルトラマンの話に花が咲くはずです!

ウルトラマンの物語は、単に強大な怪獣や宇宙人と戦うだけでなく、家族や仲間との絆、そして勇気や正義の心を教えてくれる、奥深い世界です。それぞれのウルトラマンが持つ個性、そして彼らを支える家族や仲間たちの存在を知ることで、ウルトラマンの世界はさらに深く、面白く感じられるでしょう。

ぜひお子さんと一緒に、この壮大なウルトラマンの世界を心ゆくまで楽しんでくださいね!そして、新たなウルトラマンが誕生するたびに、彼らがどんな絆を持っているのか、どんな歴史を持つのか、ぜひ一緒に調べてみてください。きっと、新たな発見があるはずです!