乱暴な子(幼稚園)に育つのは親のせい?親の特徴は?チェックリスト付き
子どもの失敗やわがままに対して、すぐ大声で叱る・罵声を浴びせがち
- 親自身が感情的に対応すると、子どもも“怒りや不満は大声や手を出すことで発散する”と学習しやすい。
- 日常的に怒鳴り声を聞いて育つため、「乱暴な表現=普通」と思う可能性がある。
しつけとして体罰・手をあげることが多い
- 「叩いてしつける」型の家庭で、子どもは“相手を叩いてもいい”と認識する危険性がある。
- 幼稚園児は親の行動を模倣しやすく、“嫌なことがあると手が出る”というパターンを真似してしまう。
日頃から「○○しなさい」「ダメ!」など命令や否定が多く、褒める機会が少ない
- 親が子どもを肯定する場面が少なく、否定や命令が多いと、子どもはストレスやフラストレーションを溜めやすい。
- そのエネルギーが“乱暴な行動”として外に出る可能性が高まる。
子どもと向き合う時間が少なく、スキンシップもあまりない
- 親子のスキンシップや会話が十分でないと、子どもが安心感を得にくい。
- 心の不安を解消できず、荒々しい行動で注目を引こうとする場合も。
親自身が苛立ちを物や他人にぶつける(怒ると物を投げる、強い口調で責めるなど)
- 親が“感情をコントロールせず爆発させる”姿を見せていると、子どもも「そういう発散方法があるんだ」と学んでしまう。
- 幼稚園児は模倣の時期なので、親の行動がダイレクトに反映される。
家庭で“話し合い”より“力関係”が優先されがち
- 子どもの言い分を聞かずに力づく・上から押さえつけるしつけを続けると、子どもも“力で相手を黙らせる”手法を取りがち。
- 幼稚園など集団の場面でも、力を使って自分の思い通りにしようとする。
夫婦げんかなど家族同士の衝突が多く、子どもの前で激しい言い争いをする
- 家庭内の雰囲気が常にピリピリしていると、子どもは緊張感を抱き、攻撃的になりやすい。
- 親同士の言い争いが激しいと、“言葉での丁寧なコミュニケーション”を学ぶ機会が少なくなる。
親が“男の子(あるいは女の子)なら多少乱暴でも普通”と放任している
- 「男児だからやんちゃでいい」「元気なら暴力もOK」と誤った考えで適切に止めないと、子どもは暴力と元気を混同してしまう。
- “乱暴な行動が受け入れられるんだ”と勘違いしてエスカレートする恐れがある。
過度な競争意識や学習プレッシャーを子どもに与えている
- 幼稚園児なのに塾や習い事を詰め込み、「他人に負けるな」と煽ると、子どもがストレスを暴力的な形で発散する場合がある。
- 攻撃性が高まったり、心が落ち着かずすぐ手が出る子に育つリスク。
子どもの話を聞かず、一方的に指示やダメ出しをすることが常態化している
- “自分の気持ちを聞いてもらえない”フラストレーションが、幼稚園などで他者にぶつかる。
- 親のコミュニケーションが“命令・否定”中心だと、子どもも「思い通りにならないなら力ずく」となりやすい。
どうして乱暴な子になってしまう?(親の環境)
親の育児ストレスや忙しさ
- ワンオペ育児や睡眠不足、経済的な心配などが重なり、親自身が心の余裕を失う。
- 子どもの行動を丁寧に指導する余裕がなく、怒鳴って済ませがちになり、子どもも乱暴になる傾向。
親自身が“乱暴な方法”を受けて育った経験
親が幼少期から叩かれたり怒鳴られたりする環境で育つと、同じ手法が当たり前と感じて子どもを扱うこともある。
しつけの一環で体罰を容認している
「殴ってでも言うことを聞かせるのが正しい」と思い込んでいるため、子どもも暴力を正当化するようになる。
周囲の協力や情報不足
- 育児のベストプラクティスや対応法を学ぶ機会がなく、勢いでやってしまうケース。
- 誰にも相談できず、イライラや困惑がたまって家庭内が荒れやすい。
乱暴な子への対処・改善ポイント
親がまず自分の態度を見直す
すぐ叩く・大声で怒鳴るなどがないか、チェック。落ち着いて言葉で伝え、子どもの気持ちを聞く姿勢を持つ。
子どもの荒い行動をその都度止め、「なぜダメか」を説明する
暴力や乱暴に対して、放任しない。「痛いよ」「友だちが嫌がるからやめよう」と、相手の気持ちを伝えて共感力を育てる。
ポジティブな関わり・褒める機会を増やす
乱暴でない行動や優しい面が見えたらすかさず褒める。“こうすれば褒められるんだ”と子どもが感じれば、乱暴行動が減りやすい。
家族や保育者と連携し、一貫した対応を取る
- 幼稚園の先生、祖父母などがバラバラのしつけ法だと子どもが混乱する。
- 「乱暴は一貫して止める」「言葉で伝える練習をする」など、周囲で共通方針を持つ。
専門家に相談
極端に乱暴がエスカレートしている場合、発達面や家庭環境に深い問題があるかもしれない。児童相談所やカウンセラーに早めに相談するのも選択肢。
まとめ
「乱暴な子(幼稚園児)」の親に見られやすい特徴をチェックリストとしてまとめると、以下のような項目が挙げられます
- すぐ大声で叱る・怒鳴る場面が多い
- 体罰や手をあげることでしつける
- 普段の言葉が命令や否定ばかりで、褒める時間が少ない
- 子どもとあまり向き合わず、スキンシップや会話が不足
- 親自身が物や人に当たるなど、感情的な発散をしている
- 家族間で力づくのしつけが普通になっている
- 夫婦げんかや家族同士の衝突が子どもの前で激しく行われる
- 男児だから・やんちゃだからと乱暴を黙認・放任
- 学習競争や厳しい目標を押し付け、ストレスを溜めさせている
- 指示・命令が一方的で、子どもの言い分や理由をあまり聞かない
なぜ子どもが乱暴になる?
- 親から受ける怒鳴り声や体罰を「手本」として学び、自分も乱暴な手段を取るようになる。
- 家庭内で十分な愛情や安定感が得られず、不安・ストレスを他者への攻撃で発散する。
どう改善する?
- 親自身が衝動的に怒らず、言葉で理由を説明する。
- 乱暴な行動があればその場で止め、「相手の気持ち」「痛み」を教える。
- 良い行動は積極的に褒めて、褒めることで子どもの自己肯定感を高める。
- 家族全体で一貫した方針を持ち、時には専門家(カウンセラー、医療機関など)に相談しつつ、子どもの乱暴行動がエスカレートしないよう早期から対応する。
最終的に、「乱暴な子」の背景には親の育児ストレスや過激なしつけなどが絡んでいる可能性があるため、一方的に子どもを責めるのではなく、家庭環境や親の行動を振り返りながらアプローチしていくことが肝心と言えます

