「お間違えのないようお願いします」目上にも使えるビジネスメール例文・書き出しと締めの挨拶

相手に確認を促し、誤りを防ぐために使われます。特に、重要な情報を伝える際や、手続きを確実に行ってほしい場合に適しています。例えば、会議の日時や場所、金額、数量、契約内容、申し込みの締め切りなど、間違えると大きな影響が出るような事項を案内するときに用いることが一般的です

また取引先や顧客に対して使用する際は、相手にプレッシャーを与えず、自然に確認を促すことが大切です。そのため、言葉遣いや文脈に気を配りながら、相手が快く確認できるような表現を心がけるとよいでしょう。

「お間違えのないようお願いします」使うときに気をつけること

相手に対して命令口調にならないよう注意が必要です。「お間違えのないようお願いします」と伝えるだけでは、相手によっては指示されているように感じてしまうことがあります。そのため、できるだけ柔らかい表現を用いたり、「念のため、再度ご確認いただけますでしょうか」といったクッション言葉を加えたりすることで、より丁寧な印象を与えることができます。

またメールや文書で使う場合、誤解を招かないように具体的な内容を添えることが重要です。「お間違えのないようお願いします」とだけ書かれていると、何を確認すればよいのか分かりにくくなってしまいます。例えば、「〇月〇日の会議は〇時開始です。お間違えのないようお願いします。」のように、必要な情報を明記することで、相手がスムーズに確認できるようになります。

「お間違えのないようお願いします」ほかの失礼がない言いかえ

「念のため、ご確認をお願いいたします。」
「お手数ですが、ご確認いただけますでしょうか。」
「ご案内の内容に誤りがないか、ご確認をお願いいたします。」
「何かご不明な点がございましたら、お知らせください。」
「誤りを防ぐため、今一度ご確認をお願いいたします。」

「お間違えのないようお願いします」書き出しと締めの挨拶

書き出しの挨拶

「お世話になっております。」
「いつもお力添えをいただき、誠にありがとうございます。」
「平素よりご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。」
「先日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。」
「日頃より大変お世話になっております。」

締めの挨拶

「何卒よろしくお願い申し上げます。」
「ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。」
「お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどお願いいたします。」
「今後ともよろしくお願い申し上げます。」
「引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。」

「お間違えのないようお願いします」例文

会議の日時を案内する場合
「次回の会議は〇月〇日〇時より開催予定です。お間違えのないようお願いいたします。」

納品日を伝える場合
「ご注文いただきました商品は〇月〇日に発送予定です。お間違えのないようご確認をお願いいたします。」

振込先の情報を送る場合
「お振込先の情報をお知らせいたしますので、お間違えのないようお願いいたします。」

申し込み期限を知らせる場合
「お申し込みの締め切りは〇月〇日となっております。お間違えのないようお願いいたします。」

契約内容を確認してもらう場合
「契約内容をご確認のうえ、お間違えのないようお願いいたします。」

「お間違えのないようお願いします」使ってはいけない場面

相手に確認を促すためのものですが、不適切な場面で使用すると、相手に不快な印象を与えてしまうことがあります。例えば、相手のミスを指摘する際に「お間違えのないようお願いします」と伝えると、責任を押し付けるような印象になってしまいます。そのような場合は、「誤解を招いてしまったかもしれませんが」など、柔らかい表現を使うとよいでしょう

またカジュアルな会話や社内のやり取りでは、過剰にかしこまった印象を与えてしまうことがあるため、「念のため確認をお願いします」など、状況に応じた表現にすることが望ましいです。

ふさわしい言葉に言い換えた例

相手のミスを指摘する場合
✖「お間違えのないようお願いします。」
〇「念のため、今一度ご確認いただけますでしょうか。」
社内のやり取りで伝える場合
✖「お間違えのないようお願いします。」
〇「念のため確認してもらえますか？」
業務指示を出す場合
✖「お間違えのないようお願いします。」
〇「正確な情報で進めるため、確認をお願いいたします。」
顧客への連絡で使用する場合
✖「お間違えのないようお願いします。」
〇「万が一ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。」
メールの締めくくりで使用する場合
✖「お間違えのないようお願いします。」
〇「何かございましたら、お気軽にご連絡ください。」

目上の方へ「お間違えのないようお願いします」を用いたメール例文

迅速なご確認を賜りますよう

いつも大変お世話になっております。先日ご依頼いただいた案件につきまして、改めて資料一式を添付いたしましたので、細部にわたる内容に誤りがないか慎重にご確認いただければと存じます。なお、各項目の記載内容に万が一の見落としや不備がございましたら、早急にご指摘いただけますようお願い申し上げます。今後の業務進行に支障が生じないよう、何卒お間違えのないようご留意くださいますよう、重ねてお願い申し上げます。お忙しい中恐縮ではございますが、ご高配賜りますようお願い申し上げます。

ご高配をお願い申し上げます

いつも格別のご指導をいただき、誠にありがとうございます。この度、先般お伝えいたしました案件の詳細について再度ご説明申し上げたく、添付資料とともにご送付いたしました。各項目の内容につきましては、正確を期すために万全の注意を払っておりますが、万一不明瞭な点や記載ミスがございましたら、何なりとご教示いただければ幸いです。貴重なお時間を割いてのご確認となりますが、今後の業務運営上、細心の注意を払っていただき、お間違えのないようお願い申し上げます。引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

正確なご認識のために

いつもご指導ご鞭撻を賜り、心より感謝申し上げます。先日お伝えいたしました案件に関し、再確認のための資料を改めてお送りいたしました。各項目につきましては、十分に検討の上で記載いたしましたが、万が一内容に齟齬や誤解が生じる可能性がある場合には、どうかご遠慮なくご指摘くださいますようお願い申し上げます。貴重なご経験と豊富な知見を背景に、何卒お間違えのないようご留意いただき、今後のご判断に反映いただけますと幸いです。お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。

何卒ご留意くださいますよう

いつも大変お世話になっております。この度は、重要事項を含む資料をお送りさせていただきましたので、各内容に誤りが生じておりませんか、何卒ご確認いただきたく存じます。特に、数値データや日付に関しましては、正確な情報を基に作成いたしましたが、微細な点において異なる見解がある可能性も否めません。お忙しい折恐縮ではございますが、慎重なご検討の上、万全の確認をお願い申し上げる次第です。今後とも変わらぬご指導をお願い申し上げます。

慎重なご確認を重ねてお願い申し上げます

日頃より大変お世話になっております。このたびお送りいたしました資料に関し、各項目の記載内容が正確かつ網羅的であるかどうか、改めてご確認いただけますようお願い申し上げます。特に、業務の進行上重要な情報につきましては、再度の点検により誤解のないようお願いする次第です。ご多忙中のところ誠に恐縮ではございますが、何卒お間違えのないよう細心の注意を払ってご査収くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

取引先の企業へ「お間違えのないようお願いします」を用いたメール例文

正確なご確認をお願い申し上げます

平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。先般ご依頼いただきました案件につきまして、詳細資料を添付の上、再確認をお願い申し上げる次第です。各項目につきましては、十分な検証を経た上で記載しておりますが、万一の誤りや不備がございましたら、速やかにご連絡いただければ幸いです。今後の円滑な業務推進のためにも、どうかお間違えのないようご留意いただけますようお願い申し上げます。何卒ご高配のほどよろしくお願い申し上げます。

ご確認のほどお願い申し上げます

いつもお世話になっております。先日ご送付させていただきました各種資料に関しまして、内容の正確性を再度ご確認いただきたく、改めてメールにてご案内申し上げます。特に、重要な数値や日程につきましては、万全の確認を行っておりますが、細部にわたり再検証していただけると安心いたします。ご不明点等がございましたら、遠慮なくお知らせくださいますようお願い申し上げ、今後ともお間違えのないようご注意いただけますと幸いです。

丁寧なご査収をお願い申し上げます

日頃よりお引き立てをいただき、誠にありがとうございます。この度、弊社よりご送付いたしました資料に関して、各項目の記載に誤りがないかを再度ご確認いただきたく、ご連絡差し上げました。重要な案件でございますため、細心の注意を払いながらご査収いただき、もし疑義が生じた場合は速やかにご指摘いただけますと大変助かります。何卒、お間違えのないようご留意の上、今後とも円滑な取引を進めさせていただければと存じます。

ご一読の上ご確認いただければ幸いです

平素より大変お世話になっております。先日お送りいたしました案件関連の資料において、各項目の正確性につきまして、再度ご確認をお願い申し上げたくメールいたしました。資料内容の確認にあたり、万全の注意を払っておりますが、細部において万一の誤りが含まれている可能性も否めません。お手数をおかけいたしますが、どうかお間違えのないようご留意いただき、必要に応じてご指摘いただけますようお願い申し上げます。

ご査収のほど重ねてお願い申し上げます

いつも格別のお引き立てをいただき、心より感謝申し上げます。弊社よりご送付いたしました書類につきまして、各項目に誤りがないかどうか、再度ご確認いただけますようお願い申し上げる次第です。お忙しい中、大変恐縮ではございますが、万全の内容確認を実施していただき、万一疑問点や誤記がございましたらお知らせくださいますようお願い申し上げます。今後の円滑な業務進行のためにも、何卒お間違えのないようご留意いただけますと幸いです。

新規取引先へ「お間違えのないようお願いします」を用いたメール例文

誠意を込めたご確認のお願い

初めまして。この度はお取引の機会を賜り、誠にありがとうございます。早速ですが、先日ご依頼いただきました案件につきまして、詳細な資料を添付いたしましたので、ご確認いただきたくご連絡差し上げました。各項目は入念な検証の上で記載しておりますが、万が一、誤解や不備が生じている場合は、速やかにご指摘いただければ幸いです。今後の良好な取引関係を構築するためにも、何卒お間違えのないようご留意いただけますようお願い申し上げます。ご多忙のところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

丁寧なご確認をお願い申し上げます

このたびは新たなお取引先としてご縁をいただき、心より感謝申し上げます。先般ご送付いたしました各種資料に関し、内容の正確性と整合性について再度ご確認いただきたく、メールにてご案内申し上げます。各項目の記載につきましては、最新の情報に基づいておりますが、細部において万全ではない可能性もございます。何卒お間違えのないようご留意の上、ご査収いただけますようお願い申し上げ、今後とも円滑な業務連携を図らせていただければと存じます。

安心のためのご確認のお願い

初めまして。貴社との新規のお取引開始にあたり、弊社より重要事項をまとめた資料を添付いたしました。各項目の記載内容に関しましては、慎重に検証を重ねた結果でございますが、万一にも誤解が生じることがないよう、再確認いただけますようお願い申し上げます。お忙しい中誠に恐縮ですが、何卒お間違えのないようご留意いただき、疑義がございましたらご遠慮なくご連絡くださいますようお願い申し上げます。今後とも信頼関係の構築に努めてまいります。

ご確認とご指摘のお願い

初めまして。このたびは弊社との新規取引にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。先にお送りいたしました案件に関する資料につきまして、記載内容の正確性を再度ご確認いただければと存じます。各項目において万全の確認を行っておりますが、細部にわたる内容確認のため、万が一お間違いがございましたら、何なりとご指摘いただければ幸いです。今後のスムーズな業務遂行のためにも、何卒お間違えのないようお願い申し上げます。

細部のご確認をお願い申し上げます

初めまして。貴社との新たな協力関係を築かせていただくにあたり、先般ご案内させていただきました案件の詳細資料を添付いたしました。各項目につきましては、慎重に作成した内容でございますが、万が一不明瞭な点や誤記が生じている場合には、どうかご確認いただきご指摘くださいますようお願い申し上げます。今後ともお互いに正確な情報共有を図るため、何卒お間違えのないようご留意の上、ご査収いただけますようお願い申し上げます。

顧客・お客様へ「お間違えのないようお願いします」を用いたメール例文

安心してご利用いただくために

日頃より格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。このたび、弊社からご提供しておりますサービスに関する重要なお知らせを添付資料にてご送付いたしました。内容の各項目につきましては、十分な確認作業を実施しておりますが、万が一の誤りがございましたら、お手数をおかけいたしますがご一報いただければと存じます。お客様に安心してご利用いただくためにも、何卒お間違えのないようご留意くださいますようお願い申し上げます。引き続き変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

正確な情報提供のお願い

いつも弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。先般ご案内申し上げました内容に関し、添付資料にて詳細情報をお送りいたしました。各項目はお客様に誤解が生じないよう入念に確認を行った上で記載しておりますが、万全を期するためにも、再度のご確認をお願い申し上げます。万一内容に不備がございました場合は、速やかにご連絡いただけますと幸いです。お客様にご安心いただけるよう、何卒お間違えのないようご注意くださいますようお願い申し上げます。

安心のための再確認のお願い

平素より弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。先日ご案内いたしましたお知らせに関し、添付しております資料内の各情報につきまして、改めて正確性のご確認をお願い申し上げます。お客様に混乱やご不便をおかけすることのないよう、万全のチェックを実施いたしましたが、万一の不備が発見された場合には、お手数ではございますがご指摘いただければと存じます。何卒お間違えのないよう、今後とも安心してご利用いただける環境づくりに努めてまいります。

ご確認とご理解のお願い

いつも弊社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。この度、重要な変更点につきまして詳しく記載した資料を添付させていただきました。各項目につきましては、最新の情報に基づいて正確に記載しておりますが、万が一誤解を招く可能性がある部分がございましたら、どうかご確認いただきご理解いただけますようお願い申し上げます。お客様にご安心いただけるよう、何卒お間違えのないよう十分にご留意くださいますようお願い申し上げます。

徹底した内容確認のお願い

日頃より弊社のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。先にお送りいたしましたお知らせに関して、各項目の正確性と詳細について、再度ご確認いただければと存じます。お客様に混乱が生じることのないよう、細心の注意を払って記載いたしましたが、万一の不備や不明瞭な点がございましたら、ご遠慮なくご連絡くださいますようお願い申し上げます。何卒お間違えのないよう、安心してご利用いただける環境作りに努めてまいります。

社内メールで「お間違えのないようお願いします」を用いたメール例文

正確な確認のお願いと連携の強化について

いつもお疲れ様です。先ほど送付いたしましたプロジェクト関連の資料につきまして、各自ご確認いただき、記載内容に誤りがないか十分にチェックしていただけますようお願い申し上げます。特に、各部署間での連携が重要な案件ですので、情報の正確性を保つためにも、何卒お間違えのないよう十分にご留意くださいますようお願いいたします。万一修正が必要な箇所がございましたら、早急にご報告くださいますようよろしくお願いいたします。

情報共有の徹底をお願い申し上げます

お疲れ様です。各担当者にご連絡させていただいております件ですが、本日改めて関連資料を全員に共有いたしました。各自、細部にわたり内容をご確認いただき、業務進行上の不備がないかチェックしていただけますようお願い申し上げます。特に、今回の案件は各部署の連携が求められておりますため、何卒お間違えのないよう、慎重なご確認とご対応をお願いできればと思います。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

業務内容の正確性を重ねてお願い申し上げます

お疲れ様です。先ほど配信いたしました内部連絡に関し、各自担当箇所の情報について、再度ご確認をお願い申し上げます。業務遂行上、細かい部分において誤認や記載ミスがないかどうか、皆様のご確認が非常に重要となりますので、何卒お間違えのないようご留意の上、必要に応じたご指摘を賜れれば幸いです。今後ともスムーズな業務運営のために、連携を深めて参りましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

各自の確認を重視したお願い

いつもお疲れ様です。本日、各担当部門に送信した業務資料について、記載内容の正確性を再確認いただけますようお願い申し上げます。今後の作業の円滑な進行を図るため、各自が担当する部分に誤りがないか、また他部門との整合性が保たれているかを十分にチェックしていただきたく存じます。お忙しいところ恐縮ではございますが、何卒お間違えのないよう細心の注意を払ってご確認いただけますよう、よろしくお願いいたします。

内部情報の精査をお願い申し上げます

お疲れ様です。先ほど全体へ配布した最新の業務資料につきまして、各自ご確認いただき、万一の誤りや不明点がございましたら速やかにご報告くださいますようお願い申し上げます。業務の正確な遂行を目指すため、資料内容の精査と各項目の確認を徹底いただくことが不可欠です。何卒お間違えのないよう、十分なご留意とご対応をお願い申し上げます。引き続き、円滑な情報共有と連携に努めてまいりましょう。

「お間違えのないようお願いします」を使用する際の注意点、まとめ

内容の再確認を促す目的の明確化
使用する際は、単に注意を促すだけでなく、確認すべき具体的な内容や資料の詳細について明確に示すことが重要です。
相手の立場に応じた丁寧な言葉遣い
目上の方、取引先、新規のお取引先、顧客、および社内の関係者それぞれに適した敬意と配慮のある文章を心がけ、読み手が不快感を感じないように配慮する必要があります。
具体的な確認項目の提示
資料や案件に関して、どの部分に注意してほしいか具体的に記載することで、受け手が確認しやすく、誤解や誤認を防ぐ効果が期待できます。
修正依頼や問い合わせ先の明示
万一誤りや疑問点があった場合に、どのように連絡すればよいか、対応窓口や担当者を明記することで、迅速な対応が図れるようにすることが望ましいです。
全体の調和と業務進行への影響を考慮
正確な情報共有は業務の円滑な進行に直結するため、内容の正確性や確認の徹底が、全体の調和を保つために不可欠であることを再認識し、相手に対して丁寧に依頼する姿勢を示すことが大切です。
過度な強調を避け、柔らかい依頼文にまとめる
注意喚起の内容であっても、あくまで依頼の立場として柔らかく伝えることで、相手に対する配慮と信頼関係の維持が図れるように心がける必要があります。